つい先日「おとうさんは罪つくり」で深井さんのよさを悟った私。
(感想はここ)他にもイロイロ読みたくなって、
ブログコメントやその他レビューを参考にしたところ・・
どーやらこの作家さんは古いREIJIN作品に痛いものが多く、
最近の花音作品は甘甘に近いらしい。 ということが判明。
そんな訳で以下の3冊を選んでみました♪
(全て花音) で、結論から言うと「おとうさん・・」を含む4冊中、
1番好きなのは
『それは僕の愛じゃない』その他はこんな順番となりました。
『おとうさんは罪つくり』>『その唇夜の露』>『はつ恋ものがたり』・『それは僕の愛じゃない』この作品は双子の兄弟
一総と
総太が入れ代わったことで発生する
切ない恋話。
二人の兄弟関係や寂しい家庭環境がストーリーに上手く絡み、
一総に騙されていた作家・
嗣原がラストで一総を選ぶのが感動的
一総と嗣原の
地味で一途なキャラも魅力的でした。
ラストの書き下ろしは双子の見分けが100%できる甘甘エピソードでしたが
ここから総太編に続く模様。早く次巻が読みたいですっ。
「それは僕の・・」は表題作の他に2編収録。
2作品とも明るめなラブストーリーで、
「ウソツキの秘密」の課長がステキ
目の下小皺がナイスでした♪
・『その唇に夜の露』この作品は
ダークでサスペンスな内容。
中学時代に親友・
若江を強○してしまった
和田は、現在はマジメなバスの運転手。
そのバスに偶然若江が乗り合わせたことから彼の復讐が始まり、
今度は
若江が和田を○姦。
誰も居ない終着駅で何度も繰り返される行為が恐ろしいですが、
立場が逆転している上に舞台が
<バス>というのが面白い。
和田の暴走運転シーンも迫力がありました。
が、お互い友情以上の感情が過去にあっただけに切なくて、
そんなエピソードが上手く差し込まれる構成も秀逸。
書き下ろしは今後のイイ関係を予感させる甘甘ラストでホッとしました♪
・『はつ恋ものがたり』この作品は完全に
コメディで、元生徒・
晃太×数学教師・
荒塚。
晃太は荒塚に想いをよせるあまり医務室の担当医として母校に赴任。
荒塚先生を押しの一手で振り向かせますが、基本は優しい熊男
なので、強引愛な晃太とそれにウッカリ流されるツンデレ荒塚の漫才がとにかく面白く、
晃太ビジョンの
天使・荒塚にはかなり爆笑。軽めでよかったです
にしても最初の1冊でつまづいたばかりに、
こんな面白い漫画を今まで無視していたとはっ。やたらと反省です。
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