高遠さんの「
愛と混乱のレストラン」と「
王子様には秘密がある」
を買いました♪
高遠本は「溺れる戀」と「ホテル・ラヴィアンローズ」を読んだことが
ありますが、少々眠くなってそれっきり・・
(オイ)が、先日「愛と混乱」を薦められ、即ゲットしたところ・・
やたらと面白いっっ!!ストーリーは斜陽の仏料理店を立て直しにきた支配人・
理人と
彼に引き抜かれたシェフ・
久我の物語ですが、
脇役まで全員キャラが立っているせいか話に奥行きがあって、更にHも無いのに
飽きない内容中でも1番魅力があるのが
理人で、この人の固くなさや意外な育ちにはちょっと驚き
なので過去が分ってくる後半は理人が
可愛さ丸出しで、とにかく早く2巻が読みたいっ!!
てな訳で早速注文と思ったのですが、どこもかしこも売り切れ状態。
オークションにすら無くて、只今地団駄踏みしめ中~
早急に再版して欲しいです!!さて、理人の他に引きつけられたのはパティシエの
一。
この人の登場シーンはけっこう爆笑で、一瞬
西洋骨董洋菓子店の
千影 かと思いました~
(て、読み進めたら全然違う人物・・/笑)で、最終章はこの一のSSで、彼らはやはりそんな関係なのか??もっと詳しく知りたいですっ。
さてもう1冊は12月の新刊で「王子様には秘密がある」。
こちらは代議士の息子2人の物語で、前編が次男、後編は長男が主役。
次男・
美貴は顔が超絶綺麗なために冷めた内面とのギャプが酷く、
いつも人前では猫かぶり王子
なので、自分の本性を認めてくれた後輩・
沢を好きになりますが、
ある誤解から上手く気持ちが伝わりません。
そんな訳で前編は
我儘な美貴がひたすら可愛いツンデレ物語で、
翻弄される沢も器が大きい正にイイ人
家柄も顔もよいという恵まれた状況は、いらぬ苦労を呼ぶものなんだと納得できる物語でした(笑)
後半の長男・
貴史編は小学校からの同級生・
光輝との20年愛。
とはいえ光輝の異常な執着のせいで18~26歳まではほぼ断絶状態。
貴史は完璧主義の女王タイプで・・でも容姿のよい弟や光輝にコンプレックスあり。
光輝はへタレわんこと見せかけて、実は貴史を独占するためなら暗躍するタイプ。
なのでよい関係が続かず、結局貴史の<結婚>が具体的になった8年後、
再び光輝が行動をおこします。
長男編は次男編と比べると主役2人のキャラ内容が激しいので、面白さは
長男>次男。
特に光輝の二面性が可愛いやら黒いやら・・嵌るキャラでした