ＢＬ主腐日記

８月の買い物＆評価です。

◎　かなり好き
〇　好き
△　こんなもんかな
× 　好みじゃなかった

＜小説＞

◎略奪者　 　　（岩本薫／蓮川愛）　　ルビー
〇死者の囁き ~アドリアン・イングリッシュ 2~ 　　（ジョシュ・ラニョン/草間さかえ）　　新書館 　　
未読本
・微睡の月の皇子 　　（かわい有美子／カゼキショウ）　　　リンクス

＜コミックス＞

◎LOVE STAGE １・２　 　 （蔵王大志/影木栄喜） 　　角川
◎エイキエイキのぶっちゃけ隊‼　　（影木栄喜）　　新書館
〇胸の鼓動　　　　（国枝彩香）　　　竹書房
△花鳥風月（3） 　　（志水ゆき） 　 　　新書館

＜その他＞

・十二国記　画集　久遠の庭 　　　（山田 章博）　　　新潮社　
・CIEL９月号　　　

★９月の購入予定ブツ

・LOVE STAGE ３・４　 　（蔵王大志/影木栄喜）　 　　角川
・守護者　ロッセリーニ家の息子　 （岩本薫／蓮川 愛） 　　9/1　　ルビー
・捕獲者　ロッセリーニ家の息子　 （岩本薫／蓮川 愛）　　　 9/1　　ルビー
ちょっと気になる本
・ 夏の痣 　　　 （宮本佳野）　　　９/25 　白泉社
・ アーモンドを七粒（1） 　（夏水りつ） 　　　９/30 　　 大洋図書
・月と茉莉花 　　 （佐倉朱里／雪舟　薫）　　　9/ 17 　 ルチル
・水に眠る恋 　　（可南さらさ／円陣闇丸）　　9/17 　ルチル　

＊今月の収穫はLOVE STAGE関係♪先月からアニメにじわじわ嵌って、
ついに原作や雑誌に手を出したあげく、DVD＆5巻を予約するという・・（笑）

小説は読みたいものがなかったので、
散々迷っていたロッセリーニを小冊子のために購入～(^^;

が、来月も新書の文庫化があって、
書下ろし付きだろうから、もうヤメレ・・。

でも佐倉さんと可南さんはこの作品しか嵌ってなくて、私的に一発屋さん。
だからやっぱりＳＳが読みたいっ！

とゆーことで、これらは古本を待とうと思いますが、
減らす方向で動いているのに同じ本が増えて行く現実ww　　

そろそろ電子書籍も考えた方がイイかな～。
（電子は眼が乾くんですけどね）

「LOVE STAGE」のファンブック目当てでCIEL９月号を買いました。

CIEL (シエル) 2014年 09月号 [雑誌] (2014/07/30) 不明 商品詳細を見る

CIELは恐らく購入したことがない？？雑誌で、
先ずは人を殺せそうな厚さに驚きｗｗ

（思えば角川漫画に嵌らない性質・・
手元にあるのはロマンチカ数冊と高永さん数冊とタクミくん　くらい）

で、肝心の付録小冊子はこれ↓



内容は漫画とアニメのキャラ設定資料や制作こぼれ話、
アニメスタッフのコメント、描き下ろしSSマンガ４編、
DAIGOのメッセと影木＆蔵王さんの後書き　等々でけっこう盛りだくさん。

1番よかったのはやはり描き下ろし漫画ですが、
特に気に入ったのが兄弟ラブエピ。二人が小さくて可愛かったですっ。

そして兄弟ラブといえば今回のアニメ8話。

何でもやってあげちゃう過保護なお兄ちゃんエピが面白くて、
ラストも泉水デビューに華を添えてベッタリｗ



相当ビビりながらも芸能界入りした泉水ですが、
記者会見前は女装で・・・ちょいビックリ。

　

でもこれは演出。
龍馬の「俺が守るから」な力強いサポートで無事終了～。

8話も一生懸命王子・龍馬がラブリーでした♪

にしても昔の玲と聖夜さんはなんて萌える出会いなんだろうっ。





この二人がBLでも全然かまわない雰囲気で、
もしや玲は聖湖の顔が聖夜さんに似てるから好きになった？？

そのうち小説も読んでみようと思います（笑）。


て、ファンブックに話を戻します。

ラブステアニメは漫画で掲載しなかったページを採用したり
ララルルの出番が原作より多かったりと、けっこうプラスαが多い。

ライバル・ガガルルの名前は爆笑だし、
マスコットも可愛い。

でも1番驚いたのは蔵王＆影木さんの漫画の描き方。

ネームとコマ割り（アタリ）は影木さん。
下書き、ペン入れは蔵王さん。
仕上げは影木さん。

で、互いの分担が行き詰まると助け合うという・・
スゴイ共同作業。

ほんとに仲良しで作風が似たお二人なんだな～と
地味に感動しました。

アニメ・LOVE STAGEに嵌ったことで、影木＆DAIGO　姉弟に関心がムクムク。
裏話漫画を買ってみました。

エイキエイキのぶっちゃけ隊!! (ウィングス・コミックス) (2009/06/01) 影木 栄貴 商品詳細を見る

予想外に　面白かった～！

大層読みやすくて、絵も可愛くて、ププッと笑えて・・

でも総理の孫という特殊な環境が生み出す苦労や苦悩もよく伝わって
おじいちゃんが亡くなる件には思わず涙　(T_T)

竹下首相が身近に感じられました。

て、このコミックスは＜イイはなし＞本ではなく、一応＜ぶっちゃけ＞本。
なので「へェ～」「ホホォ」な驚きや意外性がたくさん↓

・影木さんは聖〇とか白百〇女子校出身のお嬢さんかと思いきや
わりと庶民な小・中・高出身。
で、驚くほど普通の感覚をお持ちな、地に足がついた努力家。

・テレビとか週刊誌の取材ってかなり突然。アポなしのこともある。
トリビアは出ても出演料ゼロだったとか。
マスコミって上からなんだな～・・。

・竹下総理がけっこう不思議じーちゃん（笑）

・影木さん・母（竹下さん娘）の名前・・まる子って(*_*)

・影木さん・父は母が17歳の時に出会って惚れたらしい（年齢差10歳）
・・は、犯罪・・w

・ご家族がわりと呑気で陽気で出たがり（笑）

・金丸信さんと竹下さんを祖父に持つ従姉がBLや同人の存在を教える。
（セレブに意外と多いのか？腐った人・・）

・DAIGOが恐ろしく前向きで素直で性格がよい～。

・政治家の血縁者なのに影木さんちは家風が自由。
子供に好きなことをとことんやらせてくれる。　
（まあ経済力があるからできる技ですけど）

てなわけで「サザエさんうちあけ話」に匹敵する面白さに
グイグイ一気読み。

影木さんのブラコンぶりもよくわかりww
巻末の画像つき姉弟対談もよかったです（二人とも美人～）。

7月から始まったアニメ「LOVE STAGE！！」にじわじわ嵌っています。



現在７話終了で、残すところあと5話？と思われますが、
とにかく毎回絵がきれい。

蔵王大志さんの元絵がしっかりしてることが原因としても
作画崩壊が一切ない安定のクオリティーにかなり感動。

内容は完全にラブコメですが、演出力＆声優力で毎回２５分がアッという間。

キャラが可愛くて、可笑しくて、
一目惚れで突っ走る攻の軽さというか 実はロリコン気質だろうっ！
・・なんて事も気にならない（笑）。

しかも大好きな＜萌と笑＞が大量で、
キャラの優しさや一生懸命さにもほんわか癒される(^^)

てな訳で原作の１巻につい手を出してしまい・・
読んでみれば今まで何で未読だったんだろう？？　と微妙に後悔。

ＬＯＶＥ　ＳＴＡＧＥ！！　第１巻 　 　 (あすかコミックスCL-DX) (2011/06/01) 蔵王　大志 商品詳細を見る

アニメと同様全く狂いのない絵と巧みなコマ割りで、飽きさせない場面展開。
本当に「漫画が上手い！」と思えるコミックでした♪

で、この１巻はアニメの3話までが収録。
巻末に描き下ろしSSが付いていて、アニメ７話の玲に通じる内容。

やっぱり彼は泉水の親以上に親というか・・お母さん？

玲の外見がもう少し攻臭かったらオカンBLもあり得た筈ww
この二人の関係も面白くて好きです。

さて、蔵王さんと組んでいる原作者の影木栄貴さんはは竹下元総理のお孫さん。
なので弟・DAIGOをモデルに泉水の兄・聖湖が登場してるわけですが・・

首相の孫がBL制作できる日本って素晴らしい～。
言論の自由万歳ww

でもBLキャラにされて抵抗しないDAIGOって相当イイ人（笑）。

本名は大湖さんらしいので、ラブステでは聖湖。
誕生日も4月8日で同じ設定にしてあるし・・なんか爆笑。

アニメでは声優までやってしまい、最初聞いた時はちょっと驚きましたが
DAIGOが二次元で登場していると思えばメチャ面白い。

不覚にも「ウイッシュ」に大ウケして、姉弟の罠に嵌っています(^^;

てな訳で今後はラブステ沼に堕ちる予定。
散財の予感しかしない・・（笑）。

映画「るろうに剣心」の続編・京都大火を見てきました。　（1作目感想はここ）



＜キャスト＞
緋村剣心：佐藤健　　相楽左之助：青木崇高
神谷薫：武井咲　　高荷恵：蒼井優　　明神弥彦： 大八木凱斗
四乃森蒼紫 ： 伊勢谷友介　　翁： 田中泯　　巻町操：土屋太鳳
瀬田宗次郎 ： 神木隆之介　　志々雄真実： 藤原竜也
斎藤一：江口洋介　　師匠：福山雅治　　　他

「京都大火」編は政府転覆を企む志々雄真実との戦いが描かれ、
9/13公開の「伝説の最期」編と合わせて2部作。

2年前と変わらず殺陣の迫力がハンパなくて、
バトルシーンが本当に面白かった。

そして変わらないのは健君の美貌も同様で、
とにかく剣心が美しくて、可愛くて、2次元→3次元反対派なのに
演技もよくて言うことなしっっ。

しかも今回は「龍馬伝」で惚れた伊勢谷さんも登場で、
ひたすら剣心を狙うただの病んでる人でしたが・・

蒼紫さまのイメージにピッタリ～。物凄くカッコよかった！！

更にもう一人イメージどーりだったのが神木隆之介くん。
アニメでゾッとする存在だった宗次郎を色白な神木くんが好演。

江口・斎藤さんも渋さ続行で本当にステキでした♪

一方ちょっと気の毒だったのが藤原竜也さん。
あれだけ包帯グルグルだと誰がやってても分からないとゆーか、
ほぼホラーで、なんだかな・・（笑）

撮影も一度衣装を着てしまうと食事もトイレもままならない状態だったらしく
大変だったと思います。

そして　ラストで大御所登場。
剣心を肩に抱き上げる師匠がイケメン過ぎる！！

前作からずっと＜萌＞を感じなかったこの作品に、
初めて＜腐＞のビッグウェーブがやってきて・・

ここだけ何回でも再生したいっっ。

てなわけで「伝説の最期」編が邪に楽しみ！
後編初日に行ってしまいそうです（笑）。

「耳たぶの理由」の続編「胸の鼓動」を買いました。　（耳たぶの理由レビュはここ）

胸の鼓動 (バンブーコミックス 麗人セレクション) (2014/08/07) 国枝 彩香 商品詳細を見る

前巻から5年ぶりの新刊ですが、
相変わらず極端に愛全開な山口と、極端にツンデレな石川が可笑しいラブコメ。

しかも今回はちょっとしたドッキリも仕込まれて
ウエディング山口や死亡山口には一瞬焦り、
墓場シーンはマジホラーという飽きない場面展開（笑）。

その後に続くSS3編も凶暴な照れ屋さんと
バカがつくほど石川に惚れてるワンコがラブリー。面白かったです♪

「胸の鼓動」はこの他短編が２つ収録。
「高柳家の晩ごはん」は完全コメディな家政夫もの。

「異邦人」は少々重たいお話でしたが、
複雑な関係の二人が幸せになれそうでよかった。

国枝さんが描く金髪さんは美しいので、
外国が舞台のBLが読んでみたくなりました(^^)

海外のBL小説を初めて読んでみました。　（イラスト：草間さかえ　　翻訳：冬斗亜紀）

天使の影 ~アドリアン・イングリッシュ1~ (モノクローム・ロマンス文庫) (2013/12/07) ジョシュ・ラニヨン 商品詳細を見る

著者はジョシュ・ラニョンというゲイのミステリー作家さんで、
あちら（恐らくアメリカ）ではM/Mジャンルを牽引している人なんだそうです。

で、M/Mとは何ぞや？？と調べたら　male/male のことで、
間に入っている　/　は日本の　×　のようですが、受・攻は関係ないらしい。

ちなみに英語圏のBLや801同人誌は「slash」と呼ばれていますw

さて、「アドリアン・イングリッシュ」1巻はゲイの書店店主・アドリアンが
友人の殺人事件に巻き込まれ、犯人と疑いをかけられつつも、
解決の糸口を掴んでいくミステリー。

殺人課の刑事・リオ―ダンとは対立しつつも惹かれあい、
ラストはけっこうドキドキな協力関係。

×××には至りませんが、面白いBLミステリーでした。


そして2巻目の「死者の囁き」はリオ―ダンとの微妙な関係に行き詰まったアドリアンが
祖母から継いだ牧場に出向き、そこで再び殺人事件に巻き込まれるストーリー。

死者の囁き ~アドリアン・イングリッシュ 2~ (モノクローム・ロマンス文庫) (2013/12/07) ジョシュ・ラニヨン 商品詳細を見る

追ってきたリオ―ダンとの仲はやっと進展しますが、恋も事件も少々焦れったかったっ。
なので、全体評価は　1巻＞2巻。　

が、翻訳は2巻の方が違和感がなくなったように思えて、
とりあえず海外BLをうまく訳せる人が増えて欲しいですっ。

このシリーズは作者様がホンモノなせいか、
ゲイの生き辛さや葛藤がわりと前面に出ているリアル小説。

なのでラブラブBLファンタジーを求めると期待はずれです。

＊「アドリアン・イングリッシュ」3巻は8/9発売予定。
読書は評価次第かな・・。

山田章博さんの「十二国記」画集・久遠の庭を買いました。

「十二国記」画集〈第一集〉久遠の庭 (2014/07/31) 山田 章博 商品詳細を見る

　
この画集は第二集も出版されるため、
今回は1991年の「魔性の子」からX文庫の表紙・挿絵がほとんど。

なので目新しいものは少ないですが、
ゲームや北米版表紙、カレンダー、ポストカードなどは初見なものが多く、
描き下ろしは5点と思われます（恐らく表紙、目次、珠晶、蒼猿、ネズミ楽俊）。

で、1番好きなのはX文庫のイラストですが、これは筆で描いているのか？
とにかく線が芸術的で、中国の山水画と漫画が上手く融合した世界。

しかも美しく・可愛く・カッコイイ。
「十二国記」の人気は山田さんが半分担っていると言って過言ではないでしょう。

でも今回1番驚かされたのは山田章博さんの前書き。
どこをどうとは言えませんが、あまりにも文章が巧みで詩的。

イラストの他に文筆活動もされてる方なのかな～と感動しました。


第二集の発売日はまだ未定ですが、
私的に大好きな尚隆を表紙にお願いしたいっ（笑）。

て、景麒・六太・驍宗・泰麒・利広・更夜も好きなので（男キャラばっかw）
この人たちが1枚でも多くありますように。

そして原作の続きも出ますように！（言い続けて早10年・・）


＊「十二国記」画集は第一集刊行を記念して原画展が開かれています。
（情報はここ）　暑いけど・・かなり行ってみたいっ。

今さんの新刊「ホームレス・サラリーマン」を読みました。

ホームレス・サラリーマン (花音コミックス) (2014/07/29) 今 市子 商品詳細を見る

社宅の火事で焼け出された各務ヶ原（カガミガハラ/通称ガミさん）は喫煙者だったため、
火元の疑いをかけられ、現在の部署に不満もあって退職願い。

が、彼を可愛がっていた長森部長の配慮でおんぼろ社員寮の管理人に就任。

そこには火事の被害にあった社員や訳ありの社員が次々と入居し、
各務ヶ原と酒の勢いで×××してしまった後藤（通称・ゴッキー）も同居することに・・。

が、各務ヶ原は記憶が曖昧で、でも後藤の美しさにはクラクラきてて、
一方後藤はホ⚪︎関係をはっきりさせないまま、彼女と別れるという・・何とも言えない仲。

そしてもう1名はっきりしないのが長森部長。
周囲が怪しむほど各務ヶ原を構い倒し、私的にこの部長の方が好みですがｗ
でも恋愛感情なのかが分からず、実は生き別れた兄弟とか？？（笑）

とりあえず部長とゴッキー、どちらとどうなるかは保留ですが、
亀を大量に連れて入居してくる男とか、
セクハラ発言に厳しい女社員とかいろんな人間模様が面白い。

そして1番の謎はガミさんの過去。
なぜ別居中の妻と離婚に漕ぎ着けないのか？？

メガネのガミさん、美しいゴッキー、そして渋い部長が目の保養な
「ホームレス・サラリーマン」1巻でした♪