「
囀る鳥は羽ばたかない」1~3巻の感想です。
ヨネダ作品は随分前に
「どうしても触れたくない」を読んだのですが、
なぜか嵌らず、絵も好みじゃなくてそれっきり・・。
でも「囀る・・」の評判と表紙の構図に負けて、1巻を試しに購入。
読んでみれば
極道・主従・年の差・年下攻 というドツボな設定てんこ盛り♪
首のラインや描線が苦手・・ とか、そんなことはどうでもよくなり、
久しぶりに繰り返し読みたくなる漫画に出会えて狂喜乱舞っ(≧▽≦)
ドМで
淫乱なヤクザ・
矢代と
不能で寡黙な部下・
百目鬼の関係から目が離せず、
簡単に一線を越えられない二人の状況と感情のやり取りが
エロエロしくもストイックで堪らない。百目鬼への恋心を自覚する日はもうそこなのか?
矢代が自分を大事にできる日はやってくるのか?とりあえずエロ可愛いくて可哀想なオッサンを、誰もがほっておけず、
でも
慕う気持ちを全開にするのは百目鬼だけ。傷害事件で警官から893に堕ちた男は無表情で一途。
矢代のためなら指をも落とし、人だって殺しかねない。
正に鬼のような忠犬。
暗い表情と不器用さが私的に大層好みで、
迷いのない行動と忠義心に萌え転がりました。
4巻で百目鬼は積極的な行動をとることができるのか?
内部抗争が激しい上に、矢代と妹が重なる上手い話運びとなっているため、
想いが通じ合うのは簡単ではないかも・・。
早く次が読みたいですっ。
*百目鬼を見ていると戦国BASARAの小十郎や、
(政宗さまの右眼の役割をはたしている。別名:竜の右眼)緑子シリーズの斎藤(警官から893) を思い出す。
嵌るわけだわw**極道は<攻>というイメージでしたが、意外と<受>な人も多くて
全員もれなく色っぽいし、ちょい変態入ってる・・。
以下の作品を未読な方は是非!(全て小説)
・「聖なる黒夜」&「緑子シリーズ」 (柴田よしき)
・「threesome」 (榎田 尤利)
・「さよならを言う気はない」 「愛してると言う気はない」 (英田サキ)
・「はめてやるっ!」シリーズ (剛しいら)