水壬楓子さんのムーンリットシリーズ第7弾です。
これまで1年1冊ペースだったような気がしますが、前作からたったの4カ月。
このシリーズが大好きなので凄く嬉しかったのですが、
なんと最終巻でしたぁ~~(泣)
キャラも国も多いのでまだまだ続くと思っていたのに・・
東方七都の物語なので7冊みたいです(クスン)。
で、今回は反目しあう二つの国・蓮都とレキ都の王子が結婚するまでの物語。
王子同士で堂々ゴールインしてどーする?! という問題はさておき・・
この二人は両方半獣で
猫と
白虎に変化。
猫・
白蓮は昼は猫型、夜が人型。虎・
暁飛は昼は人型、夜が虎。
というわけで昼夜逆転の二人が人型同士で会う時間は一体どのくらいなのか??
お金を出せば
<延長可能>というわけにはいかないので・・
今後の
××生活が微妙に心配です(笑)
このシリーズの醍醐味はやはり人が獣に変化してしまう部分。
これまで狼・蝙蝠・兎・蛇が登場で、獣に変化すると皆けっこう間抜けで可愛い。
餌に弱く、撫でてもらうとゴロゴロしてしまい、簡単に罠にかかったり、冬眠したり・・
とにかく人間姿とのギャップが面白い。 今回の暁飛は普段不遜な感じでしたが、虎になるとドッシリと優しい。
白連は勝気で好奇心一杯ですが、猫になると可愛く一生懸命。
お互い動物の時は相手に素直に甘えているので、和んだ雰囲気でしたが・・
獣姦第二弾?! (第一弾はムーンリットハンティング)な場面もあり・・ 獣臭かったです(笑)
「ウェディング」でちょっと残念だったのは巻末にオマケ小説がなかったこと。
ハッピーエンドのその後がたいてい書かれているのですが、7巻にはそれが無くて・・
今回は特に策謀シーンや政治的説明が多かったため、甘甘が欲しかったぁ~。
なので、同人誌で是非ともお願いしたいです!!
このシリーズは現在CDが2枚出ていますが、今後も続くのか??
以前リンクス全プレで聞いた中原さん攻がきちんと聞いてみたいです~!
(ムーンリット・プレシャス)中原さんは兎だった・・(笑)。
*シリーズ1~4の感想はここ。5はここ。6はここ。