ＢＬ主腐日記

３月の買い物＆評価です。

◎　かなり好き
〇　好き
△　こんなもんかな
× 　好みじゃなかった

＜小説＞

◎神さまには誓わない　（英田サキ/円陣闇丸）　　リンクス
〇欺かれた男　　　　　　（英田サキ/乃一ミクロ）　キャラ
△流砂の記憶　　　　　　（松岡なつき/彩）　　　　　キャラ

＜コミックス＞

◎このおれがおまえなんか好きなわけない　　（緒川千世）　　大洋図書
〇ラクダ使いと王子の夜　　（緒川千世）　　リブレ

＜CD＞

・シャーロック・ホームズ　（藤原・森川・遊佐）　　フロンティアワークス


★４月の購入予定ブツ

・炎の蜃気楼　昭和編　揚羽蝶ブルース （桑原水菜／高嶋上総）　4/1　コバルト
・10DANCE（2）　　 (井上佐藤）　4/7 　 竹書房
・箱庭 　　（国枝彩香）　　4/10 　 リブレ
・シークレット　ガーディアン （水壬楓子／サマミヤアカザ）　4/30 　 リンクス
・朧小路の恋の花　　（かわい有美子／宮城とおこ）　 4/10 蒼竜社
・オオカミの言い分 （かわい有美子／高峰顕）　3/31 　　リンクス
・妖琦庵夜話 人魚を喰らう者　　（榎田ユウリ/中村明日美子）　4/25　角川
・CD FLESH＆BLOOD 18 4/23 マリンエンタテインメント
ちょっと気になる本
・かわいい男/恋愛前夜２ 　（凪良ゆう／穂波ゆきね）　4/27 キャラ
・君は僕の初恋の人 （高遠琉加／小椋ムク）　　4/28 ガッシュ

＊「10DANCE」がすごく楽しみっ。待ってました！
凪良さんと高遠さんのスピンオフ作品は迷う～。1巻目に嵌らなかったから・・。
水壬さんのはレーターを変更してくれたみたい♪サマミヤさんなら買う！

緒川千世さんの「このおれがおまえなんか好きなわけない」を読みました。

このおれがおまえなんか好きなわけない (H&C Comics ihr HertZシリーズ 131) (2013/02/27) 緒川 千世 商品詳細を見る

緒川さんは先日「ラクダ使いと王子の夜」を表紙買いして知った作家さん。

ラクダ使いと王子の夜 (ビーボーイコミックスデラックス) (ビーボーイコミックスDX) (2014/03/10) 緒川 千世 商品詳細を見る

こちらは全部で４つのお話が入った短編集で、
表題作は期待どーりの癒し系ファンタジー。

ラクダも人間も可愛くて、特にラクダのまつ毛がラブリー。
動物描くのが上手い人だな～と感心しましたっ。

でも少々残念だったのが一緒に収録された他３編。
一つは「Free！」インスパア？？ｗ作品で、あとの二つはちょっとホラー入った近親相〇。

なので「ラクダ」とあまりにも雰囲気が違い過ぎてなんだかな・・。
もし私が編集だったら「マウリと竜」みたいなファンタジー短編集として出版したよ・・
と思ったりｗ

でも絵は好きなタイプだったので、もう１冊読んでみようと「このおれ・・」を購入。
こちらは丸っと１冊同じ話のコメディでしたが

大変面白かったです！！！

緒川さんの狂いのない絵と美しい描線、メリハリのあるコマわりとテンポで
＜漫画＞の楽しさを実感できる１冊。


ストーリーは中学時代自分を相手にしなかった男に復讐を企む大成のドタバタ劇で、
でもデレるスピードがとにかく速いため、可愛さ爆発で爆笑！

復讐の対照にされているムッツリスケ〇な攻・御徒町もイイ味だし、
脇の黒人風ヘアな双子もメチャ可笑しい。

「ラクダ」も「このおれ」も激しいエロは一つもありませんが、
抱擁＆キスシーンが大層上手いのでドキッとキュンの連打。

＜萌と笑＞がたくさん詰まった高校生ストーリーでした(^^)

ドラマCD「シャーロック・ホームズ」を買いました。

ドラマCD シャーロック・ホームズ (2014/03/26) ドラマ、藤原啓治 他 商品詳細を見る

＜出演＞

ホームズ：藤原啓治　　ワトソン：森川智之　　ルパン：遊佐浩二

このドラマCDは映画「シャーロック・ホームズ」の吹き替えを担当する
藤原＆森川さんが出演で、元々映画を見た動機がこの二人だったため、
今回も興味津々。

シャーロック・ホームズ [DVD] (2010/11/23) ロバート・ダウニーJr.、ジュード・ロウ 他 商品詳細を見る

て、制作者が藤原社長なので、わざと相方をモリモリにしたことは明らかｗ
映画にメチャ嵌りのアタシは見事に釣られてしまいました。

さてCDの内容ですが、物語はホームズvsルパンが軸。
ルパンが仕掛けた謎をホームズが解いて行くという展開で２話収録。

1話目は原作が元になっている「花婿失踪事件」。
2話目はジャケイラの黒乃奈々絵さんが原案のミステリー。

が、ルパンとゆーとどうしても三世の威力が凄すぎて、なんか違和感。
敵は素直にモリアーティにして欲しかったかも・・。

でもCVが遊佐さんなので、全体的にはまあまあな仕上がり。

啓治さん＆モリモリの声は当然バッチリで、聞いてる間のビジュアルは
ロバート・ダウニーJr.とジュード・ロウ（笑）。

ただホームズは映画より静かな雰囲気で、
ワトソンは差をあまり感じませんでしたが、映画よりオカンな台詞が多めｗ。

やっぱり補佐・従者なモリモリが大好きだぁぁぁと実感できました(^^)
（コンラッドとか小十郎とかワトソンとかｗ）

この他よかったのはBGM。1番面白かったのはラストの3人トーク（オイ）。
そして残念だったのが2話目の女性声優さん。

役に全くあっていない高いアニメ声で正直演技もウ～ン。
AIR AGENCYのタレントさんなんでしょうけど、
ベテランオヤジ達と絡ませるのはちょっと・・。

この作品は2巻目発売が決定しているようなので、
その辺を社長に改善してもらいたいです（笑）。


にしてもこのCDのせいで映画の３がますます見たくなってきた・・。
いつから制作してくれるのか？て、ほんとに続編できるのかしらんｗ

　「炎の蜃気楼」昭和編記念小冊子が届きました♪

内容は高嶋さんのカラー扉絵、邂逅編のSS、イラスト数枚とタイトルにまつわる漫画少々、
そし坂口君のレポート形式SS2編と他3編のSSで構成。

全体的に重すぎず、軽すぎずそれなりの1冊でしたが、
特に気に入ったのは邂逅編SS「ある正月の風景」とラストの「海とカンカン帽」。

「ある正月・・」は景虎さまが六郎太なので、相変わらず直江がお父さんで可愛い。
おんぶして膝枕して和みまくり。

高耶さんが子供になってる同人誌（千石あかりさん）を昔よく読んだな～と
ちょっと懐かしくなったりして・・

ラストの雪蛇と直江のお風呂シーンｗもホンワカしました。

「海と・・」は直江＆景虎＆晴家の江ノ島ドライブ。

ミラで江ノ島といえば＝直江のカシミアコートですがｗ
今回は扉絵カラーのよーにわりと爽やか。

運転は景虎さまだし、海ではしゃいでいるのは直江とねーさんだし、
宿体の年齢ってちょっとは影響するのねｗ

本編と年が逆転している二人が新鮮で、楽しそうな3人が読めてよかったです♪

この他笑ったのがいのうえさきこさんという人が描いた
桑原先生＆編集者＆いのうえさんのギャグ漫画。

タイトルが魚類だったら・・という思いつきで次々出てくる変なアイディアに爆笑～。
「大王烏賊のセレナーデ」に一番吹いてしまいましたぁ。


*景虎さま繋がりで戦国無双４がやってみたくなりましたが、PS3を買う資金が・・。
なので関東の章をニコ動やユーチューブで見るしかない～。



で、北条三郎はすごくイケメン。なぜプレーキャラじゃないの？
５で昇格するのか？？その時は直江信綱も入れて欲しいですっっ。
（そんなことになったら何万出しても買う！！）

「FLESH＆BLOOD17」を聴きました。　（16感想はここ、原作感想はここ）

ルボー・サウンドコレクション ドラマCD FLESH&BLOOD 17 (2014/02/26) (アニメCD) 商品詳細を見る

＜キャスト＞

海斗：福山潤　和哉：岸尾だいすけ　ジェフリー：諏訪部順一　ナイジェル：小西克幸
ビセンテ：大川透　レオ：宮田幸季　アロンソ：遊佐浩二　フェリペ二世：中田譲治
ゴメス：千葉一伸　J・P：土師考也　ケイシャ：斎藤恵理　東郷友恵：大福弓子　　他

今回は和哉がスーパー病み期突入で、
こんなにもカイトに執着していたのかと驚かされる怖い言動の数々。

なので岸尾さんの演技にほぼ全てを持っていかれる17巻。

特にScene10のホーの丘は怒りと焦りと愛がごちゃ混ぜ。
福山＆岸尾さんの別離シーンが迫力満点でした。

この他よかったのはアロンソ＆ビセンテとジェフリー＆ナイジェルの
ブロマンス。

スペイン側の二人は御者がチラ見するほどイチャつきぶりでｗｗ
遊佐アロンソが異常に可愛いっ。

レオを交えた3人の主従関係も宮田さんのツンデレ加減がよくてイイ感じでした♪

そしてイギリス側はエピローグでようやく登場な二人で・・
カイトの居場所についてのやりとりに激しく鳥肌っ。

恋より友情を選んだナイジェルにジェフリーと一緒に感動～～。
萌え過ぎて涙出そうになりましたっ。

18巻も楽しみです！

＊追記：CD17のアフレココメントがUPされました♪

岸尾さんの「和哉とリバーズのつり橋効果」説に笑い、
遊佐さんの「飲んで吐く」コメントに吹き出しました。
声優さんって面白い人が多い・・ｗ

連日英田本の感想です♪
リンクスの次はキャラ文庫で、この作家さん十八番の警察もの。

でもヤクザは不在で　キャリア・警視×ノンキャリア・刑事。

表紙は葛西リカコさん？と思ったら乃一ミクロさんで、
中のイラストもなんとなく似てました～。

欺かれた男 (キャラ文庫) (2014/02/28) 英田サキ 商品詳細を見る

ストーリーは小さな所轄署に突然配属となった警視・槙野と
ある事件が原因で所轄に飛ばされいる刑事・沢渡の物語。

沢渡は不器用で強面な刑事ですが、根は優しくて仕事に対しても真面目。
なので自殺した同僚の死に納得できず、密かに調査中・・。

が、これになぜか槙野が協力してきて、
沢渡を自分のペースにのせまくったあげく、本気ラブに発展。

敬語で低姿勢でちょっとマヌケに見える槙野でしたが、
実は〇〇でけっこう黒いｗ

でも沢渡に対してはかなり一生懸命な単純ワンコ。
ツンな沢渡も槙野の素直さにはデレてしまうようで・・可愛かったですっ。


そして後半は沢渡の同級生で槙野の上司である藤本を交えた△関係。

できればキャリアvsノンキャリアみたいな事件エピが読みたかったですが、
それだと1冊に収まらないか・・（笑）

とりあえず藤本がちょっと可哀想な書きおろしとなって
槙野の愛全開な直球行動の勝利ｗ（職権濫用したけど）

拳に物を言わせる沢渡がスパッとイイ男でした。

＊槙野視点のSSが「[email protected]」に載っています。
槙野がデレまくっているイチャラブでしたｗ

＊＊2月末に出た「欺かれた男」と「神さまには誓わない」は
英田さんの49、50冊目の本だったそうで、50冊おめでとうございます(^O^)

で、手元に何冊残っているかな～？とブクログを見たら34冊あった。
しかもシリーズ長編が多い。

これからも100冊目指して頑張っていただきたいですっ。

英田さんのお久しぶりの新刊「神さまには誓わない」」を読みました。

神さまには誓わない (リンクスロマンス) (2014/02/28) 英田 サキ 商品詳細を見る

この作品は「ファラウエイ」のスピンオフで　（ファラウエイの感想はここ）
今回はアモンの友人・アシュトレトが主役。

アシュトレトは人間をバカにしている意地悪悪魔ですが、
意外にも甘いもの好きでロリコン気味ｗ

なのでお気に入りのケーキと少女を救うため、事故で死んだ牧師の体に憑依。
ケーキ屋のパティシエ・上総と牧師の娘・マリーの記憶を操作します。

が、予想外に上総と大恋愛、そして子育てに嵌ってしまい、
自分の気持ちに動揺する悪魔さん・・。

冒頭は性格の悪いアシュトレトの言動にププッとなっていましたが、
どんどん健気切なくなって夢中読み。

途中天使軍団の邪魔が入り、どうなることかとハラハラしましたが、
終わってみれば約30年の時間が経過。

巻末にSSもついて、わりとスケールの大きい魂のルフラン。
自分の記憶はリセットできない悪魔たちの辛さと、人に対する本気愛が面白かったです。

てなわけで前作と比べると　ファラウエイ＜神様には誓わない。

攻・上総はやたらと温和な内気男でしたが、
アシュトレトの二重人格（？）ぶりは激しくて・・

SSのラスト呟きには吹き出しました～（笑）。