桑原先生のデビュー25周年を特集したコバルト11月号を買いました。
(周年と打ったら執念と出た。さすがミラw)お目当てはほたか乱さんの
「のうまくさまんだ」コンプリート小冊子。
でもほんとは
きちんとしたコミックスで出して欲しかった!1冊にページ数が満たないからこの形なのかもしれませんが、
それならイラスト集と一緒にするとか未収録の桑原さんSSと一緒にするとか
いくらでもやりようはあった筈・・。
集英社ってケチなんですかね?
紙質も雑誌と同じだし、もう少し豪華でもいいと思う・・老眼腐女にはちょい辛いサイズでした。
とはいえ1冊にまとまった「のうまくさまんだ」はやっぱり爆笑の嵐。
景虎様の魅力にクラクラしながらも、それを認めない直江が可笑しくて大好き。
直江の
「あなたという人は・・」が常に最高で、
バスケが1番ツボった~(笑)。
ツンデレな景虎、回る直江、単純な晴家、不真面目な長秀、落ち着いた勝長が
ほたかさんの独特な勢いで描かれてイイ味。
たくさん萌笑いできました(^^)
そしてもう一つ爆笑したのが高嶋さんの昭和編イラストで、
最大のネタである
バラ褌が素晴らしい!
いついかなる時代でも直江ってこーゆー扱いで・・wもしや高嶋さんはミラジェンヌ??
よく理解されていると思いました~(笑)
この他表紙をめくった途端目に飛び込む1巻カバーに年月を感じ、
でも東城さんの描き下ろし直高は嬉しかった♪
そして桑原さんのSSはかなりのごった煮で、
シュバルツは未読なので???でしたが、ラストの尚・賢は満足。
直江を年下扱いする景虎の
「尚紀のくせに・・」が気に入りました(^^)
今後昭和編を買い続けるかは分からない私ですが・・(^^;とりあえず番外編の
「夜叉衆ブギウギ」は先月読書~。
(桑原水菜/高嶋上総)で、これを読み終わった直後、
桑原さんは<換生>というシステムをよく考えついたな・・と、改めてつくづく思ってしまい、妙に感動。
輪廻でも永遠の命でもない<換生>という世界観はとても特殊で、
だからこそこんなにも切なくて壮大。
仰木高耶でも橘義明でもない彼らを読んでいるうちに
ミラージュワールドの凄さを実感してしまいました。
さて、「ブギウギ」の中で1番好きなのは晴家の
「恋花火ラプソディー」で
尚紀の前の宿体である山口直江とマリーのやりとりがお気に入り。
やはり直江は年上キャラの方が私的に収まりがよくて、
違和感なく嵌れるのでした(^^)