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BL主腐日記

BL的<萌>をひたすら叫んでいるブログです。
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10DANCE 3

3年半ぶりの新刊です!!

10dan33.jpg

こんな素晴らしい作家さんを手放すとは
なんて愚かな竹○房。


でも講談社さんから新たな出発で
BLテイストも失わず嬉しい。

年月があいてしまっても美しいダンスシーンと描線、
特別な感情に戸惑う二人の距離感に魅了されました。

今回1番好きなのは#11~#12のラテンをセリフつきで踊る
杉木鈴木

丁寧語ポエマーな杉木が突然オレ様キャラに豹変する流れが痛快で
二人のダンスもエロカッコイイ!

<萌と笑>が絶妙にまじりあい、
かなりドツボでした。

そして杉木の悔恨と彼らの想いが爆発する#15も最高で、
電車の窓ガラスにハッとする演出が堪らない。

4巻は競技もラブも進展しそうですが、
杉木は戦いよりも育成に重きを置いている気がするので、
どうなることやら。

続きが早く読みたいです。
[ 2017/09/26 14:55 ] 井上佐藤 | TB(0) | CM(0)

10DANCE 2

「10DANCE」2巻を読みました。  (1巻感想はここ

10DANCE 2 (バンブーコミックス 麗人セレクション)10DANCE 2 (バンブーコミックス 麗人セレクション)
(2014/04/07)
井上佐藤

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1巻と同じく ものスンゴク面白かったですっっ。

最初から最後まで絵とストーリーにドキドキが止まらず
ダンスシーンの美しさと見せ場作りの上手さが鳥肌もの。

描線も繊細できれいだし、ラブシーンはほとんど無いのに男二人がずっと色っぽい!
で、特に今回メロメロになったのが杉木の帝王モードDANCE

大会のデキレースや女性問題にもめげず、
鈴木だけを見つめるシーンにはもう・・もう・・

漫画読みながら「イヤァ~~」と萌え転がって、
鈴木と一緒にドッドッしましたw

が、ラブの方はキス止まり。でも3回のキスシーンが一々違うシチュで
ちょっとずつ進展するので、そのたびに「フワァァァ」となって、

でも顔がググッとよったり、ダンスポーズとっただけでもウットリしちゃうので
結局ずっと動悸息切れ状態(病)。

ラストの手を取り合うシーンも最高によかったですっ。

この他笑えたのが鈴木の訛った英語で、スペイン語圏の人が話すとあんななの??
聞いても分からないだろうけど、ちょっと知りたくなりました(笑)。

てなわけで2巻もどちらが上か下か結論は出ないままでしたが、
杉木が女王受っぽいと思わせて、やっぱり手玉に取られちゃう可愛い鈴木が受??

て、ときめいたり、嫉妬したりと二人の関係は少しずつ進んでいるので
今のところはっきりしなくても十分満足。

それより男同士で踊る大会があればイイのに・・と真顔で思ってしまう。
10ダンスで競う日がくるのがちょっと辛いです。

にしても、こーゆーのがたまに出るからBL読むのやめられない・・w
小冊子のために麗人5月号も買ってしまい、調子にのった杉木が最高っ。

ペーパーも3種類全て欲しいです!!
[ 2014/04/09 11:22 ] 井上佐藤 | TB(0) | CM(1)

10DANCE

井上佐藤さんの『10DANCE』を読みました。

10DANCE 1 (バンブー・コミックス  麗人セレクション)10DANCE 1 (バンブー・コミックス 麗人セレクション)
(2013/02/16)
井上 佐藤

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「SMOKER」以来の新刊なので1年半ぶりですが・・
(SMOKERの感想はここ

凄く面白かったぁぁぁぁ!!

て、こんな風に手放しで叫べるのって何ヶ月ぶり?

最近繰り返し読みたい漫画にあまり出会えず、
絵がダメな作品も多数で、絵がOKだとストーリーが退屈だったりして・・
そろそろ本物の黄昏か~と思っていたら 引き戻されました(笑)。


お話はソシアルダンスのスタンダード部門ラテン部門のトップを走る二人の男の物語で、
スタンダードの杉木が「10ダンス」で競わないかとラテンの鈴木を勧誘。
*「10ダンス」とは10種類のダンスで戦う競技

鈴木は杉木に反発を覚えつつも話にのってしまい、互いの得意分野を教えあうはめに。
で、夜な夜な男役・女役を交替しながら密着しているうちに、妙な友情と絆が芽生え、
鈴木のスタンダードが伸び悩んでも離れ難い関係に。

なので女性パートナーとの練習風景はほとんど描かれず、
男同士の秘密特訓ばかりが<笑><色気>にまみれながらダンスするステキ本

そして何より面白いのが杉木のキャラ。先ず言葉がデス・マス調で異常に丁寧。

で、鈴木の下品発言が通じない堅物かと思えば、
妙に余裕でラテン男を手玉にとっていたりして・・

杉木リードの帝王ホールドは最高に萌爆笑できましたぁ

それにしても目を引くのはこの表紙

元々脳裏に残るポージングが非常~に上手い作家さんなので、
そんな画力が活きる素晴らしい題材♪

しかも男同士のダンスシーンは何気に王道で、今パッと思いつくだけでも3作品ありますが・・
(「映画シャーロック・ホームズ2」、「切なさは夜の媚薬」和泉桂、「上海」かわい有美子)

この作品はダンスそのものがテーマゆえに井上さんはかなり勉強されている様子。
とにかく未知のソシアルBLが興味深い内容でした。

てな訳で1巻はわりとダンス&コメディ重視。
ラブはこれからという感じですが、この二人はどっちが受なんだろう??

可愛げがあるのは鈴木なので・・こっち??
早く2巻が読みたいですっっ。

*鈴木の下ネタが滑るカバー裏漫画も必見!
[ 2013/02/16 15:40 ] 井上佐藤 | TB(0) | CM(1)

SMOKER 「ボーイズラブって好きですか?(36795)」

井上佐藤さんの新刊『SMOKER』を買いました。
(既刊本の感想はここここ

今回は全部で5つのお話が入った短編集で、
前4作は「ノアー社」を舞台にしたオムニバスストーリー

smoke.jpg

全ての恋にタバコが絡む洒落た作りで、表紙もフェロモ~ン

が、絵柄は相変らず劇画調のガッシリ男がゾロゾロ現れ、
今回もオヤジ率が高いっっ。

それでもタバコを吸う姿や火をつける姿が限りなく色っぽくて
どのお話も満足♪

特に第2話の上司×新人は、想いを諦めようとする受君が
上司の手にキスをするところがドツボ。
上司もしれっとした人で面白かったです。


この「SMOKER」にはは4種類のタバコが出てきますが、<echo>は知らない銘柄。
でも2話目に出てきた<HOPE>は亡くなった祖父と叔父さんが
吸っていたのでちょっと懐かしかった。

タバコは煙いので苦手ですが、2次元では絵になるアイテムです♪


ラストの「麗しのメインクーン」ペットロスの青年と
アニマルシェルターで働く青年のラブストーリー。

猫がたくさん出てくるせいか、私的に1番気に入ったお話で、
受も攻も綺麗系~。

最愛のペットを失った宇津井が切なくて、ラストの幽霊ニャンコも泣けましたが、
そのわりに生きてる猫どもは爆笑。

書下ろし漫画も面白かったです。

*カバー裏漫画も可笑しい。猫たちの擬人化(笑)。
ニャン相が悪い猫は人相もやっぱり強面


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[ 2011/08/18 21:59 ] 井上佐藤 | TB(0) | CM(6)

エンドルフィンマシーン 「ボーイズラブって好きですか?(36795)」

先月出会った「オオカミ」漫画が2冊ともよかったので、
デビュー本の『エンドルフィンマシーン』をゲットしました。
(オオカミ感想はここ

このコミックは2003~2007年までの5作品が収録されている短編集で、
内容と絵が新しいものほどツボ♪

なので1番好きなのは2007年のエンドルフィンマシーンで、
フェロモンむんむん・床上手な整体師さんが超ステキ。 

しかも外見に反して真面目なへタレという性格もギャップ萌えで、
「捨てないで」と泣いてしまう<攻の涙>が堪らなかったです。

そして<攻の涙>といえば「蜜蜂の発見」も同様。
こちらは受の望むままSな言葉を吐き続けていた攻が
「もう酷いことを言いたくない」と泣きだすシーンにキュン。

この他総ホモなアパート物語・「102」受が長身という掟破りのわりに面白かったです。


ところで・・
このデビュー本をゲットしたお陰で「子連れオオカミ」の「201」がやっと理解♪

次は管理人さん主役の話が読んでみたいですが、
デブの柴田は見たくないっ・・です(笑)。


井上佐藤さんの漫画は王道からハズレ気味の変り種が多いですが、
意外性があって独特の味があります。

絵もエロも上手いので、今後の作品も楽しみ♪
できれば挿絵の仕事もやって欲しいですっ。
[ 2010/09/22 15:00 ] 井上佐藤 | TB(0) | CM(6)

井上佐藤さん漫画2冊

麗人9月号の小冊子で見かけた井上佐藤さん。
全く知らない漫画なのにけっこう笑えて、絵も上手いな~と興味津々。

早速「子連れオオカミ」と「オオカミの血族」を購入してみました。

ookami1kan.jpg  ookami2kan.jpg

『子連れ・・』はシングルファザー田所宮本の恋の行く末で、
わりとスピーディに展開。

そのため表題作は1冊の半分を占めるのみですが、内容はかなり充実で
男同士の難しさや、育児の大変さがけっこうリアル。

絵は青年誌風で可愛さはないものの、目つきの色っぽさ
幼児の愛らしさにグイッと引き込まれ、ラブの駆け引きや切なさも上々

が、ちょっと不自然だったのが、子供を簡単に捨てる田所・妻と
二人目を引き取る宮本の現実感の無さ・・。

そして分りにくかったのが子供の髪の色で・・
父親と異なるため、最後まで誰の子か混乱しました~(バカ)。


さて、「子連れ」の続編「オオカミの血族」ですが、
こちらは田所&宮本の息子たち編。

パパ二人という特殊な環境で育った彼らは、宮本長男(チッチ)だけがノンケ。

で、田所長男(あっくん)はかなりの紆余曲折を経て、
父と同じくバツ一のイクメンにっ。 

そこに長年あっくんを想い続けてきた宮本次男(のん)が現れ、
のんにほだされて行くあっくんの心の動きが上手~く描写。

ページ数はとても少ないですが、
のんの執着愛と包容力が非常に好みな年下攻でした。


「子連れオオカミ」と「オオカミの血族」は短編集なため、
2冊とも半分は他の話が収録。

で、強烈で面白かったのが「オオカミの血族」の収録されている
おネエ×税理士 の物語。

かなりマッチョなおネエ宗一郎の過去は女装の子役。

その子役の熱狂的ファンだった税理士の塚本は偶然の出会いから
現在の宗一郎にも惚れてしまい、捨て身の人生へ転進。

自分にどこまでもついてくる塚本を<ファン心理>と信用しない宗一郎ですが、
堅物のオヤジから献身的な男になった彼に少しずつ心を開くオカマくん。

男にも女にもなりきれない宗一郎の生い立ちの複雑さや
母親との会話にも味があって、何だかユニークな物語でした。

にしても「オオカミ」後半のこのストーリーは
ゴッツイおネエ攻×オヤジ受という私的にギリギリな組み合わせ(笑)。

でも、どんな宗一郎も受け入れる塚本のファン根性に深い愛を感じ・・
面白かったです!!


てな訳で、麗人小冊子に載っていた作品内容がやっと理解。
あのサンバコス軍団は宗一郎達だったんですね~。

塚本までアノ格好をしているのが笑えました。

井上さんの漫画はお初でしたが絵も話運びもガッシリ、シッカリしているので
これからも楽しみ♪作家買いできそうです。
[ 2010/08/24 14:12 ] 井上佐藤 | TB(0) | CM(6)
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