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はてなキーワード: デギンとは

2026-03-25

ジオン公国統治者デギン・ソド・ザビという男は、政治家というよりも、帳簿を愛する実務家のような人間であった。彼にとって国家とは、家業の延長にすぎず、血族の名を保つための器でしかなかった。

その息子ギレンは、しかし父とまったく異なっていた。理想を語り、歴史法則を信じ、民衆を一つの理念で動かせると信じ込む青年である。父はその息子を見て、ときおり一抹の恐怖を覚えていた。

いつであったかジオン宮殿の執務室で、二人が久しぶりに言葉を交わした。窓の外には宇宙の闇が広がっていたと記録にある。

デギンがふと、「お前はヒトラーという男をどう見るか」と尋ねた。

ギレンはわずかに笑った。

「彼は偉大な思想家でした。しかし、ひとつ誤りを犯した。人類進化の道を誤った。ゆえに敗れたのです。」

デギンはその答えに、暗い底をのぞいた思いがしたのだという。若者が悪を悪と思わぬことほど、老政治家にとって冷たい予感はない。

国家を維持するということは本来老成事業である。そこに理想が混じるとき、国は血を流す。

歴史とは、こうした親子の会話が形を変えて繰り返される営みなのだ

ジオンという国家は、もとより必然産物ではなかった。

それは宇宙移民という人類実験から派生した偶然の王朝であり、国家というより「孤独の集積」であった。地球を離れた人類は、重力とともに歴史の重みをも脱ぎ捨てた。だがその重みこそが、人間謙虚にし、暴走を抑える錘であったとすれば──重力喪失は、精神の軽さとして彼らを蝕んだのかもしれない。

デギン・ソド・ザビは、そのことをうすうす感じ取っていた数少ない政治家であった。彼は暴君ではない。権力を愛したのではなく、権力を恐れた男である。歳を重ねるほどに、その恐れは深くなっていった。

だが家の中に、一人、恐れを知らぬ者がいた。ギレンである

ギレンは父を、時代に取り残された老人と見ていた。そして彼にとって「国家」とは、血族の財産ではなく「種の進化」の道具であった。彼は軍人というより思想家であり、思想家であるがゆえに、もっと危険指導者だったのだ。

父子がともにヒトラーを語った場面は、後に多くの歴史家が注目した。あれは単なる政治談義ではない。そこには、人間という生きものの悲しい構造が見える。

権力とは、若者にとっては情熱であり、老人にとっては責任である若者がそれを理想で満たし、老人がそれを恐れで押さえ込もうとするとき国家は裂ける。

ギレンは、ヒトラーの失敗を人間の愚かさとは見なさなかった。むしろ技術的な誤算だと理解していた。ゆえに彼は、同じ理念をもって、より冷徹成功させようとしたのだ。

デギンは、その息子が「理想家」であると同時に、「神」になりたがる人間であることを見抜いていた。彼の眼には、公国未来が見えた。

――それは光ではなく、焼け焦げた灰であった。

ジオン崩壊予兆は、この父子の対話の中にすでにあったと、後世の史学者は評する。

歴史とは、思想暴走が血と鉄に変わってゆく過程の記録であるギレン・ザビ存在は、その縮図であった。彼はヒトラーの影を学び、超えようとしたが、結果として同じ深淵に落ちた。人間理想があまりに高く掲げられたとき、それは他者踏み台にせざるを得ないかである

デギンが息子に向けた最後の言葉は、政治的な父としての警告であったと伝えられる。だがその言葉が届くより早く、ジオンという国は、燃えつきようとしていた。

歴史家として筆を置くなら、こう言うほかない。――国家とは、ひとりの思想家の夢であってはならない。

それが、ザビ家の悲劇のすべてであった。

2026-02-17

anond:20260217212321

漫画機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ』第5巻、151頁では母親がそれぞれ異なることをデギンがドズルに語っている。

2026-01-14

ガンダムでわかる! 2026年衆院選

解散“根回し”がなかった自民内に混乱 「勝てばよい」高市首相は自信…麻生太郎氏には事後報告(西日本新聞) - Yahoo!ニュース

麻生喫緊経済政策放置して衆院選で信を問う…それは政治家無能を示す事だ」

高市「私に向かってよくおっしゃる。ご覧を」

麻生作戦などいい!」

高市中国から圧力をテコに、強い日本イメージ野党を討つ。この作戦の利点は、経済に疎い国民感情を使い、経費も時間もかけず、信任を得られる点にあります。この計画に、ご認可を」

麻生「やっておいて今更…。高市よ、勝ってどうするつもりだ…?」

高市「せっかく減った中間層です。これ以上増やさず、安価労働力として残します。そのコントロールには、船頭は少ない方がよろしいかと…」

麻生貴公岸信介を知っておるか?」

ギレン「岸? 前世紀の人物ですな」

デギン安倍晋三祖父でな、憲法改正をし切れなかった男だ。貴公岸信介尻尾だな」

ギレン「石破の言う謙虚さによる政治が何を生みます日本はとうに限界を超えていますよ…。ま、勝ってみせます岸信介尻尾の戦いぶり、ご覧ください」

問題はどっちも、こんな賢そうに喋らないんだなあ……。

2025-12-29

ドズル中将がわりとザビ家一家の中では重要な人だったんだろうな。

ドズル中将ソロモンビグザム特攻ガンダムに殺られてなかったら、ギレン・ザビ総帥デギン・ソド・ザビ公王を殺ってなかったんじゃなかったのではないだろうか?

ドズル中将という人がいて、かろうじて「家族」という形態ギリギリ維持していたザビ家一家がドズルというバランサーを失ったことで、父と子、兄と妹、ではなくなってしまったのではないだろうか?

ドズル中将が生きていれば、ギレン・ザビも父デギンをソーラーレイで焼き殺すなんてことはしなかったのではないだろうか?

ドズル中将が、もしソーラーレイデギンが死んだなんてことを知ったときのことを想像したとき、ドズル中将政治的行動としてギレン・ザビ糾弾するのではなく、家族として行動としてギレン・ザビ非難したことだろう。

この感覚をわかってもらえるだろうか?

ギレンとキシリアは結局似た者同士で、彼らは政治家なのだし、野心家なのだ

しかしドズル中将政治家にはならなかったし、野心家でもなかった。

その素朴さが、ときにギレンのような冷酷無比な男でさえ、かろうじて「家族」という構造の枠内に押し留める効果を発揮していたのだ。

しかし、ソロモンでドズル中将が死んだ瞬間に最早、ザビ家とは家族ではなく、ジオン公国という国家内の政治家同士の関係となってしまったのだ。

であるからこその暗殺なのである

2025-09-04

anond:20250904173353

何もないのにグレートデギン爆弾を仕掛けるような予知能力があればそうかもね

ギレンはゲルドルバ照準じゃなくて連邦艦隊をなるべく潰すようにして

グレートデギンには爆弾でもしかときゃよかったんじゃね?

そしたらジオンかなり有利に講和できてただろ

2025-08-23

ザビ家ってヤクザ一家にハマる

デギン親分でギレンが若頭で。

親分が抗争止めようとしてるんだけど

ギレンはやめようとせん。

2025-06-17

anond:20250616201718

クッソ長文で笑った。解像度高いな

キシリアは(文字通り)グルーミング(髪梳き)やってんだけど、たぶん本当にニャアンに愛情感じてんだよな

デギン形見の銃を渡してるから分かる

兄ギレンを殺したのは父殺しが理由なのでキシリアにとって父は大事で、その形見を渡したんだから

一方でニャアンも、好きな人しか作らない料理を食べさせたい相手なわけだし

共依存みたいになってんだよね

んで、前回の話で、大量破壊兵器を手にしてガンダム世界においてもギルティな身になってしまった以上、報いを受けないといけないのがほんとキツイ

キシリアはまあ死ぬでしょうね

ニャアンはどうかな...死ぬんかな?

まずキシリア死んだらめっちゃ悲しみそうだよなぁ

でも意外と立ち直れるかな? また居場所なくなっちゃいましたーって感じで

梳かれた髪がパッと解ける描写でさー

その時マチュが手を差し伸べることができるか?

イズマコロニーでは謝れないクソ女だったけど、ソドンで成長した描写あるしいけるかな?

ほんとニャアンには幸せになって欲しいんだわ

ア・バオア・クー沈めたのは軍事施設からセーフよね?

民間人虐殺したわけじゃないし

(しか連邦軍に核を使ったガトーは報いを受けてるんだよな...)

2025-06-15

anond:20250614144005

ジークアクスの世界線では、デギンが死んだのは戦後なんですよ。

そして、死因はただの病死であり、ギレンはそもそも暗殺などしていないし、暗殺する必要すらない。

ところが、である

暗殺大好きキシリアちゃん思考では、これはギレンが殺ったと勘違いしちゃったんですね。

総帥の父殺しを私は許せぬ」

は完全にキシリア本人の思い込みであり、妄想なのです。

2025-06-14

anond:20250614144005

登場から2分で死亡とか出ん方がマシだったわ

デギンが死んでるならザビ家を継ぐはずのギレンの子供も出てこねぇしよ

ジークアクス10話目を観た所感

今回の話はだいぶ楽しみにしていたんだよ。

ようやくギレンが登場か!って期待して観てみれば初っ端ギレン下げの台詞からまり、ギレン自体も登場してすぐに退場。

正直は?ってなった。

何よりよく分からなかったのは、キシリアがギレンを殺した理由として述べた「総帥の父殺しを私は許せぬ」というこの発言

ジークアクス内でデギンがどのように死んだのかの明確な描写ってあったか

仮にファーストと同じようにソーラ・レイ殺害したのだとすれば、それもまたおかしい話になる。

何故ならデギンがあのとき連邦側と接触したのは連邦との講和交渉に臨むためであり、連邦との講和交渉に臨むに至ったのはデギン自体戦争に嫌気が差していたからで、その嫌気はガルマの死に由来する。

まりガルマが死んでいないジークアクスの世界ではデギン講和交渉に臨むとは考え難い。故に連邦艦隊接触することもなかったはず。ではどのようにデギンをギレンは殺したのか?

実権を握るためにデギン暗殺したとも考え難い。そもそもデギン一年戦争の時点で傀儡のような存在であり、おおよその実権はギレンが握っていた。

そのためわざわざ父殺しをする意味もない。

おそらくだが、ジークアクスにおいてデギンの死が提示されないのは、このような矛盾を表面化させないためではないかと思う。

それにこの10話は他にも違和感は多くて、シャリア・ブルがマチュに木星での出来事を事細かく話すのも意味わからんし、一介の捕虜だった女の子軍人が機密事項であろう内情を暴露しているのはどうして?

シャリア・ブルの吐露には意味があって、こういう話をすることで親近感を抱いてもらい、仲間意識を持たせるため。のような意図もしかしてあるのかもしれない。

でもさ、はっきり言うけど、そういった腹の探り合いのような、業の深き人間のあざとさを嫌ってニュータイプという存在を作ったんじゃないのかよ。

言葉がなくても理解し合うことが出来る。そういった、人類の新たな可能性を期待してニュータイプといった存在を設定したんじゃないのかよ!!

だったらあんな長ったらしく語らずとも、ニュータイプらしいやり方のコミュニケーションがあったのではないだろうか。だからこそファーストシャリア・ブルは寡黙だったはずなのに。

それと、とにかくキシリア持ち上げすぎ。この作品自体キシリア派のプロパガンダ作品か?って思える程キシリアを持ち上げてる。

あとは全12話だからか急に話をまとめ出したなといった印象も強かった。

このままの流れでいくとなんやかんやあって一番最後アムロがちらっと登場して終了…みたいな流れにしそうな気がする。

最後アムロを出しておけばファーストファンは納得するでしょwみたいな感じで。

違うよ…俺はさ…かっこいいギレンが観たかったんだ…天才と称されたギレンの活躍を……!!

2025-05-27

anond:20250527090142

ギレンが悪すぎるから、和平を申し入れにいったデギンや、ギレンを殺したキシリアは「陰謀家だが最低限の一線は弁えていた」くらいの印象になり、ドズルは言うまでもなくファーストでさえ家族思いの硬骨な武人として描かれていたから、「ギレンさえいなければ」になるんじゃないの。

anond:20250527090142

ジオンデギンに殺されたのですぞ」ってジンバ・ラルに幼少期から聞かされたシャアが信じ込んでるだけで本当かなんてわからん

ガンダムって

連邦が正しいかジオンが正しいかについては議論があるものの、間違いなくザビ家はクソ」

で全視聴者が一致するかと思いきや、何故かそうでもないのが怖いとこなんだよな

いやマジでなんで?

ジオン軍の一般兵には擁護余地があったとしても、ザビ家には肯定する要素ゼロじゃない?

よりによってザビ家の一番の被害者であるシャアキャスバル)を推す人達でさえも、何故かザビ家連中と慣れ合わせようとするのがさらに怖い

当人が言ってもいない事であれこれ勝手に決め付ける一方で、何故あれだけ再三に渡って主張しているザビ家嫌いは尊重してやらないのか

ザビ家贔屓は視聴者どころか公式側の人間さえもそうで

キャラデザが描いた漫画ORIGIN諸悪の根源デギンが変に美化されていたのに納得がいかないし

CCA後の設定のユニコーンでミネバが平然と姫様と呼ばれて権力の座に居座っていたのに反吐が出たし

IF世界とはいえジークアクスでキシリア責任感ある指揮官みたいに描かれているのにも納得がいかない

2025-05-20

ガンダム40話まで見た。敵の名目上一番偉い人であるデギン公王はもうこの段階で自分たちが負けることを予期しているのが面白かった。あと後半まで来るとロボットモビルスーツからモビルアーマーになって人の形するのをやめているのがなんか面白かった。ロボアニメだろ!あと本当にいきなり劇中歌が始まる唐突さがあってガンダム伝統なのかと思ったのと、精神世界の話にいきなりなり始めた。

ガンダム41話までみた。今までで一番異常で面白い回。敵と戦闘していたら精神世界で心が通い合ってしまうという話。残り2話。

ガンダム42話まで見た。ラスボスと思ってたギレンが仲間割れで死んでビビった。

ガンダム43話見た。キシリアシャアが倒すし、戦争には勝つがホワイトベースのチームは敗走するという最終回シャアキシリアを打つとき自分が殺したガルマへの手向けとか言う。行動が変な人で何十年も人気になるのがわかった。アムロシャアの対決も決着しないのはすごいなあと思った。有名な「ラストシューティング」が結構どうでもいいシーンだった。しっかり全てのメカを壊すのは潔癖さを感じる。

2025-05-13

anond:20250512230801

キシリアオタクの間で異様に美化されているのが納得いかない。

あいつ人命よりも国家機密が優先するとか言ってマ・クベに引かれながらも兵士がいる基地を爆破しておいて

同じように人命よりも国益重視でデギンを殺したギレンの事は

戦場が混乱するのもお構い無しでその場で射殺した馬鹿だよ?

キシリアといいミネバといい小物なのにザビ家の女だってだけでオタクの間で変に美化して過大評価されてるよな。しか公式から変な二次創作が山盛り出てるからますます洗脳される。

まあジークアクスのスタッフも似たようなものから美化してきそうだけど。

2025-05-07

キシリア兵士殺しとギレンの父殺し

機動戦士ガンダムア・バオア・クーでギレンがデギンを、キシリアがギレンを殺す一連の流れってその周辺回だけで見られがちだけど

実はもっとから伏線が張られていて

地上編の灼熱のアッザムリーダー回でキシリアマ・クベに対し機密保持のため鉱山基地を爆破しろ命令している

まだ兵士が残っているという理由マ・クベから反対されたら

国家機密が優先するとして即座に反論却下している

上辺だけでも苦渋の決断であるように見せかけるといった配慮もしていない


まりキシリアって以前にギレンと同じ事をしていたんだよ

だけどギレンがレビル将軍との和平交渉を阻止するためにデギンを殺したと知った際にはその場でギレンを射殺している

自分は人命よりも国家機密が優先するとして躊躇なく兵士を殺したのに

兄が人命より国益が優先するとして父を殺したのは許せない訳だ

普通にダブスタクソ女である

ガルマの死で急に気落ちするデギンといい姉を意識しすぎのガルマといい妻子を逃がして安心するドズルといい

ザビ家の連中は如何にも独裁国家君主一家らしいというかナチュラルに身内とそれ以外とで命の重さを変えてるので

近代国家指導者として不適格に描かれてると思うんだけど(ギレンはちょっと違うけど人の気持ちが分からないのはやっぱり駄目)

ガノタの間では妙に信奉されてるんだよな

多分ガノタネトウヨが多いのと後付けの公式二次創作で変に美化されまくってるせいだと思うけど

ジークアクスがあくまで一つの出来事の違いか分岐している世界線なら連中の基本的な性根までが変わる訳ないのに

2025-04-19

ジークアクスの世界ってザビ家はまだ生きてるの?

テレビ見た感じだと生きてそうだよね

キシリアやギレンはもちろんデギン公も

ドズルは死んだんだっけ?

ガルマが生きてるんだから

ということは今後ザビ家が出てくる可能性もあるわけだ

シャアが生きてるなら打倒ザビ家に動いてくることも

楽しみだな!

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