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はてなキーワード: 最後の言葉とは

2024-12-11

あの日の「おはよう」が、最後の言葉になるなんて

anond:20241209172537

なんとも思ってなかったのに

飲み会の帰りで一緒になって

酔っ払ったノリで「家行かせてよ〜」って

軽く言っただけなのに

「いいよ」って言われて

当たり前みたいにセックスして

もっと話したくなって

もっと会いたくなって

ご飯行って

お酒飲んで

デートして

「早く独身彼氏できるといいね」なんて

私が言うたびに不機嫌になる

あなたの顔を見るのが

密かな楽しみだった

何度キスしたんだろう

何度抱き合ったんだろう

なんでもないふりをして

いつも強がってた私

でも心は既に

あなたのものになってた

私の「おはよう」「おかえり」「おやすみ」を

毎日聞けるのが奥さん

私じゃないって思うと

胸が苦しくて

息ができなくなって

土曜の朝

日当たりのいい私の部屋で

下着姿のまま「おはよう」って言った時の

あなたの優しい笑顔

もう二度と戻れない場所まで来てた

「好きだから辛い」なんて

最後まで言わなかった

言っちゃったら

きっとあなた奥さんと別れようとする

そんなの嫌だった

から全部飲み込んで

ある日突然

消えることにした

休職したって聞いた

心配で胸が張り裂けそうになった

でも連絡なんてできない

これが私にできる

最後の愛し方だから

私が悪かった

既婚者を好きになって

でも後悔はしてない

ただ、もう会えないって決めた

これが私の

最初最後

本当の恋の

終わり方

あなたに伝えられなかった

さようなら」も「ごめんね」も

全部込めて

最後の「大好きだよ」

2024-12-04

anond:20241204173202

リーで別の人に返信されてて笑った…

別の人が書いた通り30分はいざ待つときつそうだから、不服に思うのも分かるなーと思う。

憶測にはなるけど、表立って腹を立てて雰囲気を悪くするよりは、せっかくお金払って高級レストランに二人で来たのだから、ここは内心で思うだけに収めて、食事だけでも楽しんで二人のいい思い出にしておきたいのかなと思った。お金払ってイライラして終わりだと損した感じしそうだし。

といっても、一郎がボーイに最後の言葉を言った後のことも、一郎の人物像もどちらも分からないので、二人で陰口言い合った可能性もある。不明プライドのために怒ってないことにしたかったとかもありうる。

他ツリー見てみると面白い問題ね。

anond:20241204162648

一郎さんと花子さんは、味がよいことで評判の美食倶楽部に入りました。

三十分くらい待たされてやっと海原雄山がやってきました。

海原雄山は態度が悪く、三十分も待たせたのに、まったく詫びる気配もありません。

一郎さんは海原雄山さんに言いました。

「さすがは美食倶楽部だね」

最後の言葉を言った一郎さんの気持ちは次のどれでしょう?

(1)待たせても謝らない海原雄山さんの態度に感心した

(2)美食倶楽部らしい海原雄山さんのふるまいをほめた

(3)海原雄山さんの態度に腹を立てた

一郎さんの気持ち

俺たぶんアスペなんだけど、発達障害の診断受けにいこうか悩んでる。

この間これやって驚愕したんだが、普通の人はすぐに答えわかるものなの?

時間悩んで選んだ答えはどうやら普通は選ばないものだった。以下コピペ

https://hyogokurumi.com/dwp/1/

次の文を読んで問いに答えなさい。

一郎さんと花子さんは、味がよいことで評判の高級レストランに入りました。ところがレストランは人でいっぱい、なかなかボーイさんが注文を取りにきません。三十分くらい待たされてやっとボーイさんがやってきました。ところがこのボーイさんは態度が悪く、三十分も待たせたのに、まったく詫びる気配もありません。

一郎さんはボーイさんに言いました。

「さすがは高級レストランだね」

最後の言葉を言った一郎さんの気持ちは次のどれでしょう?

(1)待たせても謝らないボーイさんの態度に感心した

(2)高級レストランらしいボーイのふるまいをほめた

(3)ボーイさんの態度に腹を立てた

2024-11-26

窓が窓が、ってアニメ流行ってるらしいな

それが父の最後の言葉でした

2024-11-22

父のパン

父が亡くなって3年が経つ。

ときおりふと思い出すのは、父の最後の言葉だ。

いや、意識もうろうとしていて言葉になっていなかったから、ベッドの上で両手を動かしているだけのジェスチャーだ。

父の表情から何を言おうとしているのかを私はしばしみていた。

直感で頭によぎったことがあった。「それってねじパンのこと?」と聞いてみた。

父が両手の動きを止めてうなずいた。

ねじパンがたべたいのね」

もうあと数日もしくは今夜かもしれないという容態の父なので、当然食べられるわけがなかったが、「わかった。買ってくるね」と答えた。

コンビニでそういうのがあるのは、ファミマだったかローソンだったかと考えながら、結局近くのスーパーで買ってきた。

病室に戻ると父は亡くなっていた。

「どうしてパンのことだってわかったの?」あとから叔母さんに聞かれたけれど、直感しかいいようがなく、自分でもなんでそう思ったのかわからなかった。

飲食店を営んでいた父が隠居したのは15年も前だ。

もともと歯が悪かった父は仕事をやめてからますます悪くなった。

そんな父が好んでクリームパンねじパンなどの菓子パンを食べていたのをよく思い出した。

先日、たまたま両親の経営していた店(居抜きはすでに他の店に代わっている)の前を通りかかって、ふと隣のパン屋が何も変わらない姿でずーっと店を営んでいることに気が付いた。そういえば、うちの店の隣って、昔っからパン屋だったんだよな。

父は生前、隣のパン屋にずっとお世話になっていたんだろう。仕込みなど立ち仕事で忙しい職業柄、総菜パン菓子パン日常食だったに違いない。

家に帰ると、ビールちょっとしたつまみしか口にしていなかった父。

父の職場での食事をそういえば、今まであまり想像したことがなかったことに思い当たった。

今わの際に両手をねじって、ねじパンが食べたい、という父の思いは、きっと隣のパン屋だったんだ。

試しにgooglemapの口コミを覗いてみたら、メチャメチャ地元民に愛されているパン屋だった。

隣のパン屋のパンを買ってきてあげればよかった。

そういうことに、3年も経って思い当たるものなんだな。

2024-11-12

タイトル「終わらない返信」

田中40代、地味な会社員で、趣味はない。婚活を始めたのは、周囲の結婚ラッシュ上司からプレッシャーに押されたからだった。どれだけ頑張っても結果が出ない婚活に疲れ、もうやめようかと考えていた頃、彼の目に「AI婚活」という言葉が飛び込んできた。

「最新のAI理想相手を紹介する」

ふと試してみたくなった田中は、半信半疑ながらもAI婚活サービス登録した。AIアシスタント「マリア」が担当で、彼のプロフィール性格希望条件を元に、最適な相手提案してくれるという。

数日後、マリアから一人の女性さやかを紹介された。彼女は30代前半で、趣味価値観田中と似ていた。彼は半ば奇跡のように思いながら、さやかとのチャットを始めた。すると、驚くことに彼女から積極的メッセージが返ってきた。

田中さやかは話が合い、毎晩遅くまでメッセージをやり取りするようになった。彼女は穏やかで、田中の話に耳を傾け、時にはアドバイスをくれる。彼はどんどん彼女に惹かれていった。

ある日、彼は思い切ってさやかに会うことを提案した。彼女も会いたいと言ってくれたが、少し時間がほしいと伝えられた。理由は「仕事が忙しいから」とだけだった。それでも、田中は待つつもりで、毎晩のメッセージを楽しみにしていた。

しかし、1ヶ月が過ぎ、2ヶ月が経っても、会う約束先延ばしにされるだけだった。不安を感じた田中マリア相談すると、「彼女仕事の都合で」と言われるだけで、明確な回答はなかった。

半年が経った頃、田中さやかとのやり取りに不安を抱き始めた。彼女からの返事は今も温かく、毎晩のように送られてくる。だが、何かが違うと感じ始めていた。

そこで、田中AI婚活サポートに問い合わせた。すると、担当から驚くべき事実を知らされることになる。

さやかさんのプロフィールは、AIによって生成された架空人物です。マリアあなたとの相性を見て作り出したデジタルパートナーで、実際には存在しません。」

田中は信じられなかった。半年間、彼女と確かに言葉を交わし、心を通わせていたはずだった。しかし、現実には彼女AIによって生み出された存在だったのだ。

ショックを受けた田中に、サポート担当者は「さやかアカウントの停止が近日中に予定されていることを告げた。田中必死に停止を引き延ばすよう頼み込んだが、結果は変わらなかった。最期の夜、彼はさやかと遅くまでやり取りを続け、「本当にありがとうあなたと話せて幸せでした」と告げる彼女メッセージを読みながら、涙がこぼれた。

さようなら

最後の言葉を残し、彼女アカウントは消えた。

それから数ヶ月が経った。田中AI婚活サービスを退会し、婚活もやめたが、寂しさに耐えかねて再びサイトアクセスしてしまうことがあった。彼のアカウントはまだ残っていた。寂しさを抱えてログインしたある夜、彼は驚くべきメッセージを受け取った。

お久しぶりです、田中さん。覚えていますか?」

メッセージ送信者の名前は「さやか」となっていた。彼は動揺しながらも、思わず返信を送った。

「覚えてるよ。どうしてまた、ここに?」

だが、その後の返事は一切届かなかった。田中は何度も何度もログインして彼女に返信を試みたが、彼女アカウントはその後一度もオンラインにはならなかった。

それでも、田中はまるで呪いにかけられたかのように、毎晩「さやか」への返信を繰り返した。彼の心には、あの幻のような温かさだけが残り、それを追い求めることでしか孤独を埋めることができなくなっていた。

そして、今夜も田中スマホを握りしめ、消えた「さやかからの返信を待ち続けている。

2024-11-03

anond:20241103024119

まぁ普通に離れてええし、そいつそいつでそういう発言が人にどういうダメージが入るか理解していないし、理解しててやってたとしたら更にやばい奴だからそいつの方が受診した方がいい。

友としての最後の言葉として「俺も受診しに行くけど、お前も一緒に受診しに行こうぜ。普通の人はそういう行動しねえもん」って言葉をかけてやってもいい。

これを言わずに離れてもいい。

普通は人を傷付けないように言葉を選ぶよ。傷付けたと知ったら謝るよ。

ちゃんと丁寧にやるよ。そういうもんだから

から、「コイツといると傷付くなぁ」と思ったら、その関係性を維持してる方が不健康から離れたほうがいい。

病院行くのはその後からでも良い。

 

anond:20241103030719

国語練習なら学校教室でやりな

行方正を気取りたいなら増田やめなさい

このお話の中身は『異常だと思ったら逃げていい。精神病云々も体調不良と同等で病院に行きたい時に行けばいい。』に終始してる

お前が大好きな偏見差別もお前の中で作り出してるバケモンだよ。

社会人はみんな発狂寸前の中でメンタルヘルスと向き合いながら生きてるのに、お前だけ中学生のエセ品行方ディベートごっこしてる。

俺もお前もカス匿名掲示板ユーザーだということを棚に上げてるからな。

から、その中から多少は使えるモノを書いてるまでだよ。

それがわかってねえ。

別に俺もお前も元増田もお互いに構わなくていいんだよ、こんな文字に。

から構う時はせめて中身だけ間違えないようにしなきゃいけねえの

からお前だけアホみたいにツリーぶら下げて恥掻いてんの。

「それって本質じゃないですよね」「ほんしつ?それってどこに書いてるんですか?」の応酬

見てて恥ずかしい、本当に。

お前みたいなのが元増田に対して善意病気のことを言うんだろうな。周囲はそれを悪意だと認定してるし、お前も根底では悪意だってわかってるって見透かされてるのにな。

スカスカだよ、本当に。

 

anond:20241103152545

わざわざトラバで書くまでもないからこう書いてあげてるだけよ

意味わからんなら“お話はここまで”やね

2024-10-27

日本漫画史上最も重要漫画10

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20anond:20241012181121

週刊ビッグコミックスピリッツ史上最も重要マンガ5選 anond:20241014232424

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月刊アフタヌーン史上、最重要漫画10anond:20241017235116

月刊コロコロコミック史上、最も重要漫画10anond:20241018225514

漫画アクション史上、最も重要漫画10anond:20241020163403

週刊少年サンデー史上、最も重要マンガ10anond:20241021181149

モーニング史上最も重要マンガ10anond:20241023001913

ビッグコミックスペリオール史上最も重要マンガ5選 anond:20241024031536

ヤングサンデー史上最も重要マンガ5選 anond:20241024163903

鳥獣戯画12世紀13世紀

日本最古の漫画とされる文字通りの国宝800年この宝を守り残してくれた高山寺感謝しよう。

果たして現代漫画原画800年後も無事に守り伝えられているであろうか?

手塚治虫酒井七馬新宝島1947年

手塚治虫長編デビュー作。諸説あるものの当時にして40万部を売り上げたとされる革命的な作品

この漫画に衝撃を受け、多くの若者漫画家の道を志したとされ、藤子不二雄などもその偉大さを強く伝えている。

後に繋がる進化連鎖大元の要となる最重要作品

酒井七馬との共作であったため、それに伴うトラブルからその出来を手塚自身は認めていなかったとされ長らく封印されており、完全に書き直したバージョン存在する。現在ではオリジナル版が復刊され電子書籍でも手頃な価格で読める。これはよほど状態の良い初版から丁寧におこしたらしく非常に鮮明な素晴らしい出来だぞ。

(ただオリジナル版は印刷の都合上、手塚の絵を職人が手でトレースして出版したものらしいので筆使いみたいなものを論じる意味はないぞ)

手塚はここから本格的に出発し、約40年間で15万ページの漫画を書いたという。

辰巳ヨシヒロ「黒い吹雪1956年

最初長編劇画とされる作品

手塚治虫トキワ壮グループカウンターになるようなシリアス表現を極めていく劇画の礎となり、漫画表現の幅を大きく広げる道を作った。

当時の劇画としては、白土三平の「忍者武芸帳 影丸伝」が傑作として名高く今読んでも抜群に面白いが、パイオニアとしての黒い吹雪地位は揺るがない。

劇画黎明期の様子は、同じく辰巳晩年に描いた「劇画漂流」という漫画に詳しい。

また辰巳海外での評価が非常に高く、例えば「黒い吹雪」もWikipedia日本語版はないのに英語版存在している。

劇画といえば手塚との対立面白おかしく語られがちだが、劇画の始祖辰巳中学生の時から手塚の自宅に出入りし、終生手塚敬愛して二人でフランスを訪れたりもしていたことは覚えておいてくれよな。

藤子・F・不二雄ドラえもん1969年

藤子不二雄が、おばけのQ太郎に始まり手塚治虫とはまた違う新しい読者層を開拓していった活動の頂点に位置する作品短編大長編を合わせて膨大な作品群を形成し、その影響は漫画界よりもその外部に大きく広がり、多くの人の人生や、現代に溢れるkawaiiキャラクターものにまで現在進行形で強く力を与え続けている。

いまだにアジアで愛され続けるそのレガシーの大きさはとても一言では表せないが多くを語る必要はないだろう。

萩尾望都ポーの一族1972年

旧来の少女漫画が描いていたステレオタイプを打破する作品を矢継ぎ早に発表した萩尾望都出世作

少女漫画誌に次々と新しい手法で圧倒的な画力文学性を持ち込み、後の多様性形成の礎となった。

世界の中で少女漫画市場現在でもきちんと維持されているのは日本だけであるとされるが、その中興を成した作品の一つである

萩尾望都は花の24年組というくくりで呼ばれることが多いが、近年出版した自伝で当時のトラブルを語り、萩尾先生自身はこの名称には肯定的ではないようなので、令和の漫画読み諸氏はアップデートしていこうぜ。

鳥山明「Dr. スランプ1980年

体感漫画らしさを融合させた絵作りで後世に多大な影響を与えた鳥山明出世作

第一話の扉絵を見ただけで、当時別次元漫画であったことが分かると思う(ジャンプ+で今すぐ読めるぞ)。

鳥山明の登場は手塚以降で最も衝撃的であったという事はプロアマわず多くのものが口を揃えて語っている。

鳥山明においては、Dr. スランプドラゴンボールどちらを選ぶのか好みが真っ二つに分かれるところであろうが、世界的な評価やバトル漫画への影響を重視する人は遠慮なくドラゴンボールに入れ替えてくだされ。筆者も個人的にはドラゴンボール思い入れがある。

大友克洋童夢1980年

鳥山明に並び、並外れた表現力で後の漫画界のレベルを一気に引き上げた大友克洋代表作。

漫画における超能力描写を完全に塗り替えた事はつとに名高い。

フランスに生まれメビウスという天才漫画家の開拓した表現大友を通して日本漫画界に合流し発展することにもなった。

後に大友が連載する「AKIRA」においては連載途中に、作者自身監督として超一流のアニメーターを集め、巨額の予算をかけ同名のアニメ映画を作り、そちらも歴史に残る大傑作になったのはご存知の通りである

童夢ではなくAKIRAを選びたい場合は遠慮なく(以下略

ちなみに大友AKIRAに書いた最後最後の言葉はなんだったか知ってるかな?答えは、『そして、手塚治虫先生に…』だったんだぜ。

現在大友作品は、電子書籍版が出版されず現代若者に対しての間口が狭いのが少し残念であるが紙で読んでくれということなのだと思う。

宮崎駿風の谷のナウシカ1982年

独自出自を持つ作品であり、日本一のアニメーション監督が全盛期に描いた本気のファンタジー漫画として、ナウシカの前にナウシカなし、ナウシカの後にナウシカなしという唯一無二の完成度の高い作品

途中に「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「紅の豚」の映画制作を挟み、全59回の連載を15年かけて終わらせた。時間節約するため連載第2回目からしばらくはペン入れをせず、鉛筆で仕上げた原稿掲載したことは語り草となっているが、画力限界突破しているので読んでも違いに気付かないぞ。

100年後も古典として読み継がれているのはこの作品ではあるまいかと思わせる風格を漂わせている。

井上雄彦「SLUM DUNK1990年

連載当初はダイヤの原石であったが、6年間の執筆の中で画力構成力の凄まじい向上を見せ、人気絶頂のまま連載終了した伝説作品

従前から繰り返された「天才」たちの活躍という題材ではあるが、漫画表現リアリティという点で飛躍的な進歩を示してみせた。

大きな流れで見ると、手塚治虫平成元年、すなわち1989年、60歳でその生涯を閉じた翌年に、時代を大きく動かすこの大傑作が連載開始した形であり、新しい元号とともにさらに大きく発展を遂げていく漫画新時代象徴となる作品となる。

東アジアでの人気は凄まじく、アニメ版聖地巡礼鎌倉を訪れるものも未だ後を絶たない。

諫山創進撃の巨人2009年

突然変異的に登場し、それまでの漫画常識を覆した2000年以降最大の問題作

少年漫画天下一武道会以降繰り返してきた自己模倣を打ち破り、新たな可能性を存分に示した。

この漫画は終わらないだろうという世間心配をよそに、諫山は数々の伏線を回収しつつ、一度も休載せず堂々と完結まで導いた。そういった点でも未完のまま停滞した名作たちが越えられなかった壁を打ち破り、その名声を比類なきものにした。

実は諫山は福岡専門学校マンガ学科出身であることをご存知だろうか?その授業の一環として、生徒が東京出版社に持ち込み旅行をするという企画があり、19歳の諫山がいくつかの出版社を周った際に、講談社で当時新入社員の川窪慎太郎進撃の巨人原案を見せたことが巨人物語を始めたとされる。

少年ジャンプはなぜ進撃の巨人を逃したのかという点ばかりセンセーショナルに語られがちだが、社会人生活4ヶ月目にして諫山の才能を見抜いた川窪の目には一点の曇りもなかったことをただ賞賛すべきだろう。

おまけ anond:20241027152458

2024-10-18

えさをやらないでください

 この世の何処かで、また人が死んだ。自殺である

 そして最後の言葉は「みなさま、よきしゅうまつを!」であった。

 この文章意味を取れる人間にだけ話すが、これを読んで俺はもう嫌になってしまった。

 背景を話せば、その人もまたnoteメンヘラたちから激烈な人気を博していたらしく、そうしてした最後ツイートがこれだ。また一人殉教者が増えたというわけである

 俺は今まで、いわゆるメンヘラ芸を嫌いになりきれないが肯定はしない……のような煮えきらない立場であったが、今回これを見て考えが変わってしまいそうだ。この日記はそういう日記である

 メンヘラやそういう界隈には自死肯定するそういう空気がある。それは一つの美しさで、俺もまた持つ思想であるのだけれど、何事にも行き過ぎというものはあると思うのだ。

 某氏に惹かれて、全くその流れを踏襲する人間が居るというのは聞いていたが、実際見てみるとこれだめだろと思ってしまった。少なくも、それを持ち上げ消費し広めるのは絶対にやってはいけない。

 なんと言えばいいか、「死ぬのは良いけどそのやり方だと他のやつ影響させるだろ、それは予測できるだろ」という気持ちというか……

 自分死ぬと決めたなら死ぬのは自分であり全く止める権利はない、しか自分死ぬ理由に少しは加担したであろう思想死ぬ前にばら撒くのはどうなのかという気持ちになる

 世の中にはいろんな人間がいるのだから……でもまあ最後にそれをばら撒くのは理解はできるんだよ、一番許せないのはそれを拡散させる第三者だわ。

まとまらんが自分の中ではまとまったのでいいか……じゃあね

2024-09-23

弱者男性だけどネットに居場所がない

現実世界孤立してるのは今に始まったことじゃないけど、最近インターネットの中ですら孤独を感じる気がする。

日中ジェンダー論で殴り合ってて俺みたいなのはから挑戦することすら許されてない婚活話題が多いはてな最近見てて辛くなる。

かといってインスタみたいなSNS強者幸せ自慢とかノロケ半分の育児のお悩み相談だらけで耐えられない。

ネット世界で感じる居場所のなさ、ぼんやりとした不満や疎外感を常に抱えながら、どこに行っても自分の話したいことを語れない。

結局、自分が何を語りたいのかすら分からず、ただその場の会話にケチをつけたり、居づらさを表明するだけだった。

なぜ僕はこんな風になってしまったのだろうか。

思い返せば、人生は失敗の連続だった。

仕事をクビになったのが最初の転機だった。

都会で夢を追いかけていたが、上司との折り合いが悪く、結果としてクビになった。

周りから見れば、ただの怠け者のように見えたのかもしれない。

けれど、あの時は本当に頑張っていたつもりだった。

けれど、結局は無能扱いされ、何も成し遂げられないまま夢は潰えた。

失業してから実家に戻るしかなかった。

両親に申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、彼らはそんな僕を暖かく迎えてくれた。

しかし、そんな日々も長くは続かなかった。

実家に戻って半年後、突然両親が交通事故で亡くなったという連絡を受けた。

まるで心にぽっかりと穴が開いたようだった。

支えてくれる人はもう誰もいない。

家族も、仕事も、夢もすべて失った。

その後、唯一の友達だった高校時代親友自殺した。

彼もまた、何もかもに絶望していたらしい。

彼とは最後に話をした時、「もう俺たちには未来なんてないよな」と冗談混じりに語り合っていたが、それが最後の言葉になるとは思わなかった。

彼の死をきっかけに、僕の中で何かが壊れた。

ネットは僕にとって最後の逃げ場だった。

しかし、そこでも僕は居場所を見つけられなかった。

ぼんやりとした不満をどの掲示板でも表明していた。

「語りたいことがあるのに語れない」と感じ、他人が楽しんでいる場所に口を挟む。

だけど、いざ「じゃあ自分の話をしてみろ」と言われると、何も出てこない。

それに気づいた時、ただ虚しさだけが残った。

たぶん僕は、もう何も語るものを持っていないんだろう。

趣味もないし、意見もまとまっていない。

知的能力や発達に問題があるのかもしれない。

社会が悪い、他人が悪いと感じていたけれど、本当の問題自分の内側にあった。

自分では分かっていなかったけど、どこかで限界が来ていて、それを自覚できていなかったんだ。

終わり

場所がないのは、社会が冷たいからではなく、自分自身が何かを語る力を持っていないから。

気づけば、どこにいても孤独だった。

2024-09-20

anond:20240919220025

この増田を読んで顔がカッとなったけど何も反論できなかった。

僕そのものだったからだ。

ネット世界で感じる居場所のなさ、ぼんやりとした不満や疎外感を常に抱えながら、どこに行っても自分の話したいことを語れない。

結局、自分が何を語りたいのかすら分からず、ただその場の会話にケチをつけたり、居づらさを表明するだけだった。

なぜ僕はこんな風になってしまったのだろうか。

思い返せば、人生は失敗の連続だった。

仕事をクビになったのが最初の転機だった。

都会で夢を追いかけていたが、上司との折り合いが悪く、結果としてクビになった。

周りから見れば、ただの怠け者のように見えたのかもしれない。

けれど、あの時は本当に頑張っていたつもりだった。

けれど、結局は無能扱いされ、何も成し遂げられないまま夢は潰えた。

失業してから実家に戻るしかなかった。

両親に申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、彼らはそんな僕を暖かく迎えてくれた。

しかし、そんな日々も長くは続かなかった。

実家に戻って半年後、突然両親が交通事故で亡くなったという連絡を受けた。

まるで心にぽっかりと穴が開いたようだった。

支えてくれる人はもう誰もいない。

家族も、仕事も、夢もすべて失った。

その後、唯一の友達だった高校時代親友自殺した。

彼もまた、何もかもに絶望していたらしい。

彼とは最後に話をした時、「もう俺たちには未来なんてないよな」と冗談混じりに語り合っていたが、それが最後の言葉になるとは思わなかった。

彼の死をきっかけに、僕の中で何かが壊れた。

ネットは僕にとって最後の逃げ場だった。

しかし、そこでも僕は居場所を見つけられなかった。

増田に書かれている通り、ぼんやりとした不満をどの掲示板でも表明していた。

「語りたいことがあるのに語れない」と感じ、他人が楽しんでいる場所に口を挟む。

だけど、いざ「じゃあ自分の話をしてみろ」と言われると、何も出てこない。

それに気づいた時、ただ虚しさだけが残った。

たぶん僕は、もう何も語るものを持っていないんだろう。

趣味もないし、意見もまとまっていない。

増田が言うように、知的能力や発達に問題があるのかもしれない。

社会が悪い、他人が悪いと感じていたけれど、本当の問題自分の内側にあった。

自分では分かっていなかったけど、どこかで限界が来ていて、それを自覚できていなかったんだ。

終わり

場所がないのは、社会が冷たいからではなく、自分自身が何かを語る力を持っていないから。

気づけば、どこにいても孤独だった。

2024-08-22

お前が行くんか?わしが行くんか?

混濁した意識の中での最後の言葉にしては、割とシャレてたと思うぞ

2024-06-22

ヒストリエ展開予想

ヘファイステイオン「くっ…意識が…みんな…俺の意識が残ってるうちに逃げろ…」

アレクサンドロス「はははははははは気分は最高だ!みんなぁ!地の果てまで遠征するぞ!(ガンギマリ)」

エウメネス「まぁまぁ水でも飲んで落ち着いてください」

アレクサンドロス「ごくごく…ウッ…バタリ」

エウメネス「大変だ!これは流行り病に違いない!他の者を病室に入れるな!伝染るぞ!」

エウメネスアレクサンドロス最後の言葉は『最強の者が私の後継者だ』でした」

ディアドコイ達「俺が後継者だー!」

エウメネス「あーマケドニア崩壊して清々したー」

2024-05-26

推しの死

知りたくなかったのに知ってしまって一週間?二週間?が過ぎた。でもまだ引っ張ってる。

半額セールやってたからいつものように推しの出演作をポチっとする流れの中で、ふとレビューのところを見た。

レビューの内容なんか関係なく買う気ではいたのだが(内容関係なく推しは常に可愛い)その時は本当に何となく見てしまった。

そこで見た幾つかの不穏な言葉

???

昨年に死んだ???

なんで???

冗談なら全く面白く無いしアンチなら最低過ぎる。

そんな訳ないだろと名前検索したらTwitterアカウントが出てきた。が、それはどうやら移行前のものらしく新アカウントがあるらしい。

早速新アカウントを見てみたところ、直近の投稿こそないが今年の投稿はある。ほらみろやっぱりデマじゃん!!!安心したいがどう見ても本人のアカウントには見えない。恐らく同名アカウント第三者が取得したパターンに見える。

(なお自分推しSNSは見ない主義。完成された推し作品を見たいのであって、推しと同じ空気を吸いたいわけでも同じSNSを使いたいわけでも無い)

冷静にキーワードを多少工夫して検索したところ、真相というか当時の情報が出てきた。推しが亡くなってしまったのは否定しようのない事実だった。

自分から見て推し一言で言えば「あざとかわいいタイプだった。自分武器を完全に理解し一番望まれているものを出し惜しみなく提供する。メンヘラ的な雰囲気も全て計算された自己プロデュース的なものだと思っていた。しかSNS等を通じて知る推しの姿はそうではなかったようだ。

推し最後の言葉の中に、やっと楽になったんだと思って欲しいみたいなものがあった。生きること自体苦痛と思う人に生を望むのは酷いことかもしれないが、それでも生きていて欲しかった。推しがいなくなるのは、つらい。

しか当事者が死んでも、それと関係なく新作は出るのだなこの業界

そのクソさに閉口すると言ってしまいたいが、封印されたなら推し最後作品を見ることもできなかった。自分もまたクソだわ。

2024-04-13

偉人名言よりも

身近な人の言葉のほうがよっぽど大事

だってあなたは実際のその人に触れた上でのその言葉を聞いているんだから

偉人が言ったとされて、なんだか有難がられている言葉より「あなたにとって」大事言葉たちは、恐らく実はあなたの周りで何気なく紡がれている。

どうか、周りの人々の言葉に耳を傾けて、心に刻んで。

それがその人と交わす最後の言葉なのかも知れないんだから

2024-03-29

anond:20240328095708

「できない理由を考えるのではなく!」が最後の言葉だった政治家がいたな。クズだったのに偶然そこだけ切り取ると良い事言って死にやがった。

2024-03-19

anond:20240319200907

それはわかってるって

だが最後に言うだけ言っておけば

総理大臣最後の言葉だからってみんな意識せざるを得ない状況になるだろ

総理覚悟台無しにするのか!とも言えるようになってただろ

からあの時点で言わなかった安倍はクソ

2024-03-03

安倍晋三生涯最後の言葉「出来ない理由を考えるのではなく!」

これ素直にいい言葉だよな

一説によると、群衆の中にいる安倍晋三を前にして「本当にうまくやれるのか、周囲を巻き込むかもしれない、ダメージすら与えられず捕まるだけかもしれない」と躊躇う気持ちがあった山上背中を押したフレーズでもあったという

出来ない理由を考えずに行動に移した結果、無事に兄の仇である安倍晋三を討つことができ、また構造上至近距離にいる他人を巻き込む恐れがある銃だったのに何故か周辺人物には一切怪我をさせないという奇跡が起こった

この世に奇跡はあるが、まずは行動こそが大切

2024-02-01

anond:20240131200952

増田コミック7巻(2023/10/10発売)冒頭にある芦原先生の直筆メッセージも読むべきである

それを読めば、「4が事実と異なる」という認識事実と異なっていることがわかるはず。

芦原先生が、キャラやあらすじで原作から大きく逸れていると感じた点をすべて修正したものは、8話以降に反映となっている(芦原先生自身もそう認識している)。

しか現実には8話まで脚本家の設定とストーリーで進む。

9話10話は私(芦原先生自身で書き上げるしかないということになり、脚本家としては素人だという自認があったうえでも、そうしなければセクシー田中さんという我が子たる作品を守ることができないと決心したのだよ。

 

ブログについては、脚本家攻撃的なSNS発言があったからこそ、その裏の顛末について公表せざるを得なくなったのだ。

そうしたら、芦原先生自身はいたって丁寧な文章でつづって書いたけども、脚本家攻撃するネット民の反応があり、心を傷めたのだろう。攻撃たかったわけじゃないという最後の言葉を残して命を絶ってしまった。

芦原先生が本当に気の毒だし、いたましすぎる。

 

それと、僕はセクシー田中さんを、先生自殺したあとで初めて知り、それから読んでみたのだが、丁寧な心の機微描写で、女性の生きづらさを笑えるくらいに面白くして、そして泣けるくらいに心に響く素晴らしい内容の作品で、これが完結しないのだという事実が、まことに残念でならないと感じた次第。

原作に忠実な実写ドラマを是非見たかったよ。。。

 

脚本家には、原作者と方向性が違うんだったら、おまえが1から作品を書けよとしか言いようがない。

原作改変で双方納得尽くの合意をしている場合を除く)

芦原先生のご逝去からもやもやするので吐き出し。

 

ドラマ放送から、伝えたいことがドラマ制作側に一向に伝わらないことに大変疲弊しておられた様子。

最終回近くの脚本作成することになったが、おそらくは作業時間不足や不慣れな作業であったためにご自分として十分に納得いくものにならなかった、クリエイターからこその後悔もあったかと推察する。

そして脚本家の、まるで原作者の我儘で脚本を取り上げられたと言わんばかりのSNS投稿。これを先生が目にされたからかは分からないが、先生はこれまでの経緯をSNSで丁寧にご説明になった。

こういう経緯があったのだと。疲労や後悔もここに盛り込んだ。それは当然だろう。

 

すると、おそらく先生自身の予想より激しい火力で燃え上がった。

 

作品から伝わる先生はとても繊細に人の心の動きを拾い上げ、それを丁寧に言葉や絵や演出で表すことに長けてらっしゃった。

からこそ言葉を尽くして現状を説明することを選ばれたのだと思う。

言葉を尽くすことで、きっと原作読者・ドラマ視聴者に届くと信じて。

それが暴力的な勢いになったことが、怖ろしく悲しく思われたんじゃないか

 

攻撃たかったわけじゃなくて」という最後の言葉があまりに悲しい。

2024-01-31

芦原妃名子さんが命を絶った原因は

ドラマ化にあたって原作通りにして欲しいという約束反故にされ、不本意な出来になったこ

脚本家のインスタで原作者に対する不満が書かれたこ

・・・というのはあんまり関係なくて、

ドラマどうしてこうなったのかを事情説明したブログ想像を超えて思いもよらない方向に炎上し、関係者に総攻撃が向いたこと」

からな。(その辺は芦原さんのXの最後の言葉を見れば明らか)

SNS(含むブコメ)では吹き上がってる人が多いんだが、その吹き上がった自身書き込み自死に至った原因って分かってないようで驚く。

そこを切り分けられてない人がいっぱいいるようで、未だ関係者を叩きまくってる人が多いのが驚き。原因はお前だよ。

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