はてなキーワード: 講和とは
多くの人が考えているが、口に出すのをためらっていることを言う。
ウクライナは現在戦争に負けつつあり、抜本的な対策を講じない限り状況は悪化するだろう。
何が敗北で何が勝利かという議論はあり得るし、確かにこれまでのところウクライナが生き残ったことは大きな勝利だ。
しかしたとえロシアが攻勢を止めて守勢に回ったとしても、クリミア侵攻前の国境どころか、2022年の国境まで領土を取り戻すためのリソースはない。
これには多くの要因がある。
動員の遅れ、援助の不足、制裁の弱さ、西側諸国の政治的意思の欠如、軍事的判断の誤り、エスカレーションへの懸念による援助の遅れ。
そしてウクライナの4倍の人口を持ち、ほぼすべての領域で優位に立ち、世界最大級の軍事産業を持つ国と戦っているという純然たる現実だ。
もちろんウクライナ政府はこの問題に対する責任の大部分を負っている。
しかし西側諸国がゼレンスキー大統領が要求した14個旅団の装備を供給できないのであれば、数十万人の徴兵を行っても武器がない。既存の部隊に大量の補給をする必要もある。
正直に言うと、米国や欧州にはこれに資金を提供する意欲はもはやない。
ロシアが領土を獲得すれば、武力による現状変更は許されないとする欧州の安全保障の基本原則が損なわれることになる。
2014年ロシアはこの原則に反し、2022年の侵攻につながった。
そして次の失敗はウクライナだけではない。ロシアを倒せなかったウクライナ、米国、そして西欧諸国の失敗になる。
ウクライナと西側諸国が動員支援のための援助を大幅に増やす真剣な計画を立てない限り。
つまり西側が適切な武装と訓練の提供し、ウクライナがより多くの人々を動員することを約束し、米国がイスラエルに対して行っているのと同じくらい強力な装備を提供しない限り、ウクライナは消耗戦に負けるだろう。
本土決戦ねー。
前の大戦の時もそんな事計画したけど、原爆落とされて腰砕けになってやる前に瓦解したじゃん。
相手が持ってる核使わない事期待してる?
あと、ダウンフォール作戦の時は日本側兵力は400万だったのに対して、今の陸自は15万しかいねーけど全然足りなくない?
おまけに、屍山血河とか勇ましく覚悟してまでやる作戦目的が、非現実的な空自復旧と、他国の判断頼みの米国の援軍待ちって、『一撃加えて有利な条件で講和を〜』とか寝ぼけた事言ってた当時と変わらんな。
中国が来るとしたら米国が参戦しない確信を得てからだって事くらい普通に認識できんかね。
プラハの春や、ウクライナなんかも他国の援軍期待してたなあ(遠い目)。
無くした部品みんなで探す訓練するより、人民解放軍の攻撃に見せかけて米軍基地にロケット弾撃ち込んで米国を巻き込む訓練でもした方が有効なんでない?
それとも、あくまで東部・クリミア半島奪還のために犠牲者が増加することを覚悟の上で、戦争続行するべきか。
ウクライナ側の死傷者が2万人に達したというニュースを読んだ。
ちなみにロシア側の死傷者は約15万人らしい。
今この状況は、ウクライナ側にとって「どちらを選択しても地獄」になっている。
ロシアと講和したら、当然アメリカと欧州は激怒してウクライナへの支援を打ち切るだろう。
これに気を良くしたロシアは、次はカスピ海・中央アジア方面への野心を露わにするだろうし。
戦争を続けるにしても、戦線膠着状態のまま犠牲者だけが増えていく状況はウクライナ国民にとっても我慢の限界にきているはず。
一体何が正解なのだろうか。
少なくとも地球では、ヒトの言語能力が発達した理由は、群れのコミュニケーションを円滑にして群れ全体の生存能力を上げるためです。その際には共感能力、つまり相手の気持ちを自分の身に置き換えて考えて想像する能力、が群れの維持には不可欠です。
暗がりから「お母さん」ってヒトの声真似をする生き物くらいは自然発生してもおかしくないでしょう。ですが、魔族はヒトの貴族を騙しきるほどの服装とコミュニケーション能力を手に入れています。コミュニケーション能力の発達のためには多様な個体との接触、特に大きな群れの維持が必要ですが、共感能力がなくて魔力の大きさだけを尺度にしているような社会は暴力のみが支配するサル山と同じです。人族の貴族を騙しきるだけのコミュニケーション能力が発達する余地はありません。高度なコミュニケーション能力が発達するのは、不可能とは言わないまでも、何らかのメカニズムの存在を示唆しています。
フリーレン世界での食物連鎖の最上位は人族です。大魔族を例外として、ドラゴン等を含め、ある程度大規模な人族の街を滅ぼすことができるような生物は基本的に存在しません。
人族は、仲間が殺されると集団で復讐する習性があります。大陸中に幅広く分布しており、ときおり現れる超強力な個体や、不老不死のエルフなども考えると、はっきり言って人族を食料にする時点で種の長期的な保存が困難になります。人族は文字を使った世代や地域を超えた学習能力も厄介で、数百年の研鑽によって得られた特攻魔法を、数十年で完全に破ってきます。絶滅が嫌なら人族を狙うのをやめるべきです。実際人族よりはるかに強力とされている魔族が滅ぼされつつあります。
そもそも、「人を食う化け物」と言われつつ、描写されるのは人を殺している場面だけで、人を食べるシーンらしきものは一度もありません。ですが、発達した言語能力や、記憶を読んで再現する能力など、ヒトに害をなすことに注力していることは確かです。
これが最大の不思議ポイントです。これは、人族と魔族で根本的に生命としてのあり方が違うことを示唆しています。おそらく魔族はオレオールにも行けないのでしょう。仮に女神を世界の造物主で魔族の作り手でもあるとすると、魔族への扱いがひどすぎます。
これらを踏まえると、魔族は単に「人の悪意が魔力だまりで形をとったもの」みたいなありがちな存在ではなく、人族の敵として上位存在に設計された存在ではないかと考えます。フリーレン世界の上位存在は女神です。女神は人族を愛しているとされており、もしそれが正しいのであれば魔族も人間のため、あるいは世界のために必要な役割を果たしていると考えられます。
話が大きくなってきました。世界のメカニズムに関わるもののうち、おそらく一番大事なのはヒンメルにも抜けなかった勇者の剣です。「勇者の剣を引き抜けるのは、この世界を滅ぼす大いなる災いを撃ち払う勇者のみ」とあるように、女神は世界を滅ぼす災いに備えており、その災いは病気や火山の噴火などではなく、剣で打ち払えるものだ、ということでしょう。
そうなると、人族に害をなす魔族の存在意義は、人族の敵となり、「この世界を滅ぼす大いなる災い」と戦っても勝てるように人族の団結と進化を促すことではないでしょうか。魔族は哀れなピエロです。知的な存在でないと人族に簡単に滅ぼされてしまうけど、知的だと人族と講和してしまうかもしれないので、共感能力の欠如や人族を食べるなどの特徴を付与して、あくまで敵として戦う存在であることを保証したのでしょう。単に目的を果たすためだけの魔法生物なので、人族とは格が違い、死ぬと消えるのでしょう。
こう考えると「人族のことを理解しようとした」魔王の考察も進みます。魔王は、神話の時代の大魔法使いゼーリエをもってしても、「戦いを追い求める」ことでは倒せません。「人族からダメージを受けない魔法」などがあるのかもしれません。では、ヒンメルはどうやって魔王を倒したのか?人族を理解し、人族と講和して共存することを目指した魔王が、高潔なヒンメルとの会話で魔族の種としての限界に気が付き、あるいは、人族の発展により「大いなる災いを撃ち払う」ことのめどがついたと判断して、自ら消滅を選んだのではないか?