沖縄の土地と不発弾
おはようございます。
台風に地震に
何かと忙しい沖縄です。
さて
沖縄は美しい自然が豊富な
観光立国です。
しかし
70年前には
第二次大戦の
激戦地の一つでもありました。
すっかり平和となった今では
そんな意識もすっかり薄れていますが
戦時中につらい経験をされた方々は
当時、遺体がたくさんあったという
海岸線には今でも近づきたくない
という方もいらっしゃいます。
沖縄で戦争があったという事実は
心の中に残っているだけではありません。
先日
近くの建設現場で
戦時中の不発弾が
発見されました。
近くの住民を避難させ
交通規制をした上で
撤去されましたが
近所の人でも
不発弾の処理があったこと自体を
知らなかった人も多いと思います。
「住民に余計な不安を与えない」
という意味では、
それはそれで良いのかも知れませんが
すっかり便利になった
私たちの日常生活の裏側では
70年以上前の戦争時の
忘れ物が今でも普通に出没し
気が付かないうちに処理されているのは
何だか複雑な心境です。
沖縄にかかわらず
不動産業者が
土地の取引きを行う際
土地の状態は
重要な要因です。
軟弱な地質で
基礎の補強が必要なのか、
それとも固い岩盤質の上なのか、
これらは建物を建てる際には
コストに関わってきます。
沖縄にも該当する地域はありますが
地震の際の液状化は
資産価値そのものに関わってきます。
また
沖縄の場合は
ハブの出没の有無も
日常生活に関わってきます。(笑)
これらに加え
沖縄の場合は
不発弾のチェックも必要です。
ちなみに
沖縄の不発弾の
これまでの発見・処理状況や調査状況を
確認できるサイトがあります。
沖縄総合事務局の
沖縄不発弾等事前調査データーベースシステム
というサイトです。
このサイトで
那覇市周辺を見てみます。
中心部分の少し濃い黄色の
色が違うエリアは
今の「新都心(那覇市おもろまち)」と呼ばれる地域で
戦後、米軍施設が返還された際に
磁気調査が実施されたことを
表しています。
これに
不発弾の発見された場所の情報を
重ね合わせると
下記のようになります。
真っ赤っかです。。(苦笑)
地図の縮尺や
不発弾と言っても
手榴弾のような小型のものも
含まれていますが
少なくとも
これを見ると
沖縄では不発弾のリスクも
考慮しておかなければ
ならないようです。。
実際
沖縄では
今でもアチコチの建設現場で
不発弾の処理が行われています。
その期間
当然、
工事は中断することになります。
ちなみに
沖縄県では
不発弾の調査費用を
補助してくれる制度もありますが
申請から実施までに
早くて1ヶ月から
1年近く掛かることもあります。他にも諸条件があります
ですので
まずは
既存のデーターベースを活用して
状況を把握することから
始めるのが良いでしょう。
なお、
私の知っている不動産屋の社長さん人で
子供の頃、
手榴弾や不発弾を集めて
遊んでいた人が
いらっしゃいますが、
危険なので
万が一、発見した際は
最寄りの警察署に
ちゃんと通報しましょう。
ちなみに
私は
昼も夜も
「不発弾」とよく言われます。(笑)
台風に地震に
何かと忙しい沖縄です。
さて
沖縄は美しい自然が豊富な
観光立国です。
しかし
70年前には
第二次大戦の
激戦地の一つでもありました。
すっかり平和となった今では
そんな意識もすっかり薄れていますが
戦時中につらい経験をされた方々は
当時、遺体がたくさんあったという
海岸線には今でも近づきたくない
という方もいらっしゃいます。
沖縄で戦争があったという事実は
心の中に残っているだけではありません。
先日
近くの建設現場で
戦時中の不発弾が
発見されました。
近くの住民を避難させ
交通規制をした上で
撤去されましたが
近所の人でも
不発弾の処理があったこと自体を
知らなかった人も多いと思います。
「住民に余計な不安を与えない」
という意味では、
それはそれで良いのかも知れませんが
すっかり便利になった
私たちの日常生活の裏側では
70年以上前の戦争時の
忘れ物が今でも普通に出没し
気が付かないうちに処理されているのは
何だか複雑な心境です。
沖縄にかかわらず
不動産業者が
土地の取引きを行う際
土地の状態は
重要な要因です。
軟弱な地質で
基礎の補強が必要なのか、
それとも固い岩盤質の上なのか、
これらは建物を建てる際には
コストに関わってきます。
沖縄にも該当する地域はありますが
地震の際の液状化は
資産価値そのものに関わってきます。
また
沖縄の場合は
ハブの出没の有無も
日常生活に関わってきます。(笑)
これらに加え
沖縄の場合は
不発弾のチェックも必要です。
ちなみに
沖縄の不発弾の
これまでの発見・処理状況や調査状況を
確認できるサイトがあります。
沖縄総合事務局の
沖縄不発弾等事前調査データーベースシステム
というサイトです。
このサイトで
那覇市周辺を見てみます。
中心部分の少し濃い黄色の
色が違うエリアは
今の「新都心(那覇市おもろまち)」と呼ばれる地域で
戦後、米軍施設が返還された際に
磁気調査が実施されたことを
表しています。
これに
不発弾の発見された場所の情報を
重ね合わせると
下記のようになります。
真っ赤っかです。。(苦笑)
地図の縮尺や
不発弾と言っても
手榴弾のような小型のものも
含まれていますが
少なくとも
これを見ると
沖縄では不発弾のリスクも
考慮しておかなければ
ならないようです。。
実際
沖縄では
今でもアチコチの建設現場で
不発弾の処理が行われています。
その期間
当然、
工事は中断することになります。
ちなみに
沖縄県では
不発弾の調査費用を
補助してくれる制度もありますが
申請から実施までに
早くて1ヶ月から
1年近く掛かることもあります。他にも諸条件があります
ですので
まずは
既存のデーターベースを活用して
状況を把握することから
始めるのが良いでしょう。
なお、
私の知っている
子供の頃、
手榴弾や不発弾を集めて
遊んでいた人が
いらっしゃいますが、
危険なので
万が一、発見した際は
最寄りの警察署に
ちゃんと通報しましょう。
ちなみに
私は
昼も夜も
「不発弾」とよく言われます。(笑)
この記事へのコメント
不発弾地図これだけ真っ赤とは凄いですね
沖縄の歴史を感じます
木村さん、不発でなくバズーカなんでは?(笑)
沖縄の歴史を感じます
木村さん、不発でなくバズーカなんでは?(笑)
Posted by ろっこうさん at 2016年09月28日 07:41
ろっこうさん
本人は散弾銃のつもりですが
どうやら音だけの空砲のようです。(笑)
本人は散弾銃のつもりですが
どうやら音だけの空砲のようです。(笑)
Posted by takahiro at 2016年09月28日 08:25