家賃並みで家が買えちゃう?
おはようございます。
ほぼ一年ぶりに
台風が襲来しそうな沖縄です。
さて
マンションでよく聞く
修繕積立金。
12~15年周期で訪れる
マンションの大規模修繕の実施に備え
お部屋の所有者が
毎月積立てを行っているものです。
しかしながら
この修繕積立金は
毎月発生する費用だけに
マンションの販売会社の立場からすると
少し目障りな存在です。(笑)
とくに
「家賃並みで新築マンションが買えます。」
をうたい文句にしている
販売会社からすると
毎月発生する
修繕積立金・管理費・駐車場代は
余計な存在です。(笑)
なぜならば
「家賃並みで買えます」
と言っているのは
住宅ローンの月々の返済額との
比較のみだからです。
よって
多くの場合、
住宅ローンの返済額に
これらの費用を加えると
家賃を越えてしまい
家賃並みでは
購入できなくなってしまいます。(笑)
そう言った事情もあり
マンションによっては
新築時の修繕積立金を
便宜上安くしているところもあったりします。
そうすると
12年後にいざ大規模修繕を
実施しようと思っても
必要な金額が貯まっていなかった
というケースもタマにあります。
しかし
金額の大小は別として
マンションは
将来、大規模なメンテナンスが必要だという
前提で考えているぶん
まだ良い方です。
これが
一戸建てになると
修繕のための積立て
という考え方は
現状浸透していません。
一戸建てであっても
ある程度の年数が経過すると
マンションションと同様に
外壁や屋根など
大がかりなメンテナンスが
必要になることに
変わりありません。
ですので
一戸建ての場合は
メンテナンスが必要になったときに
その都度、
それなりの金額を準備するか
メンテナンスをしないで
放置プレイのままのどちらかです。(笑)
そんな中、
最近は
一戸建てでも
修繕積立金に変わる仕組みが
色々と考えられています。
住宅メーカーさんが推奨するサービスだったり
保険タイプのモノだったり
未だ創世記の段階ですが
今後、これらの内容も
充実してくることでしょう。
そうすると
住宅販売会社さんの
「家賃並みで一戸建てが買えます。」
といううたい文句も
そろそろ変わって来るかも
知れませんね。(笑)