看板商法(ハマっちゃった編)
おはようございます。
儲かっている人は
明日から怒涛の11連休ですね。(笑)
さて
昨日の続きです。
タダで看板を設置することをOKした地主さんが
現地に行ってみると
どデカいサイズの看板が
設置されていました。
「こんな大きい看板だとは
想像していなかった・・・」
しかし、ここで
「でも、今さらこれを撤去しろ
と言うのは、相手にも申し訳ないな・・・(撤去するのも大変そうだし)」
と思い、黙認してしまう人もいます。
そして、これは
田舎に住んでいる
心の優しい人ほど
そう思う傾向があります。
しかし、この「優しさ」こそが
看板商法の
つけ込むスキなんです。。
結局
地主さんは
どデカいサイズの看板の設置を
黙認してしまいました。
しかし、地主さんは、その後も
「何であんなに大きい看板の設置をタダでOKしたの!」
とコトあるごとに
身内から文句を言われ続けます。
まずは
身内や親戚間で
関係がギクシャクします。
この状態がしばらく続き
地主さんは
「やっぱりタダで看板を置かすんじゃなかった・・・」
と後悔するようになります。
しかし、
いくら後悔しても
ギクシャクした関係は
改善されないどころか
悪化する一方です。
それから月日が流れ
こんな状況がすっかりイヤになった地主さんは
事態の原因となっている看板を撤去するよう
依頼者に話をしました。
すると
看板の設置のお願いに来た時は
低姿勢で、人あたりの良かったオジサンが
怖いオジサンに豹変します。(笑)
そして
「オタクが了解したから設置したのに
それを急に撤去しろとは何事だ!」
から始まり
「これだけのものを設置するのに
いくらかかったと思ってるんだ!」や
「撤去するのにも費用が掛かる!」とか
「これが無いと営業に支障が出る、補償しろ」とか
「買い取れ!」
もう言いたい放題です。(笑)
そして
何だかんだ言った後に
オジサンからきた請求は
数百万円・・・。
罠にハマったことに
ようやく気が付きますが
もう後の祭りです。
こういった事例が
沖縄でも発生しています。
いや
沖縄は
心の優しい人も多く、
また、田舎でも看板を使った
観光ビジネスで集客できるぶん
これらの被害が発生する環境が
テンコ盛りです。。
ですので
まずは、低姿勢で
すり寄ってくるオジサンには
日頃から気を付けて下さい。とくにナイチャー
もし、それでも
看板商法に引っ掛かってしまった場合は
すぐに看板の撤去を申し出て下さい。
すぐであれば
「話が違う」と主張できますが
時間が経過してしまうと
「今まで何も言わなかったのは
オタクも了解したからでしょ。」
となって、事態の解決がヤヤこしくなります。
看板商法に似たような話は
他にもありますが
いずれも、
「タダほど怖いものは無い」
にもつながります。
また、仮に
タダではなく
月々の設置料をもらった場合でも
確定申告をしないお小遣いにするために
契約書ナシの口頭のみで
OKをした場合でも
同様なことが発生する場合もあります。
タダと欲には注意が必要です。