不動産の取引きと境界ポイント探し
おはようございます。
今日の沖縄は蒸し暑い朝でした。
さて
不動産の取引きで
大切な役割をするものの一つに
境界があります。
境界は、
本来、自分の陣地を示す
大切なものですが
そんな大切なものでも
ちゃんと形に残っているケースと
何も形に残っていないケースがあります。
このうち
形に残っていない方は
人の頭の中にしか残っていない場合も多く、
さらに、それが当事者間で
認識が異なったりするケースも多く
不動産の取引きにおいては
トラブルの原因になったりします。
また、
形に残っているものには
ブロック塀やフェンスが
境界の役割となっている場合も
多いのですが、
そのブロック塀やフェンスでさえも
境界線が壁の中心だったり
壁の内側や外側だったりと
その家々で異なります。
ですので
それを確定させるものとして
境界の杭が打ち込んであったり
また刻印が刻んであったりします。
土地のみの場合でも
考え方は基本的に同じです。
杭などを使って
境界線を示すのですが
土地の場合は
年月が経過すると
木々や雑草が伸びてしまい
過去にあった境界杭が
その中に埋もれてしまうものです。
測量士や家屋調査士さんなど
専門の業者さんに依頼して
その境界ポイントを探し出してもらうことも可能ですが
これらは有償です。
ですので
まだ、売るかどうか分からないような土地で
わざわざお金を出して
境界ポイントを探し出すのは
所有者の方にとっても
負担になります。
ですので
その場合は
手っ取り早く
不動産屋が自分で調べることもあります。(笑)
過去に測量をしたことがある土地で
「測量図」という書類が残っていれば
境界ポイントも
比較的スンナリと見つかります。
しかし
測量図が残っていない場合は
「公図」という書類や「航空写真」等をもとに
スケールを使て距離を推測し
「この辺だろう」と思われるところを
探します。
これが
意外にもピッタリ当たることがあるのですが
その時は快感です。♡ (笑)
そして、
子供時代の
宝探しのように
徐々にハマって行きます。でもハブが出ないか、いつもドキドキ
このように
境界ポイント探しは
意外に楽しい面もありますが
境界ポイントが一つ見つかるたびに
不動産取引のトラブルのリスクも
軽減して行くような
気もするものです。