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ひどいよ!上田市さん

渋沢栄一と力石
03 /23 2021
渋沢栄一の話題が大きくなっています。

その渋沢栄一が持ったかもしれない力石が、
「埼玉県立歴史と民俗の博物館」に展示されていることを

へいへいさんのブログ「栄一の力石」で知りました。

もしやその力石は、長野県上田市のあの力石ではないかと思い、
博物館へ問い合わせたら、やっぱりそうでした。

調査を阻まれて、それを果たせなかった力石です。

とたんに頭に血が上りました。

昔、母が言ってました。

「腹が立った時、すぐ手紙を書いてはいけない。
怒りに任せて書くと、あとで後悔するから」と。

でも、私はその顛末を書くことにしました。

調査に赴こうとした私が、
市の担当者から受けた屈辱は今も忘れられませんし、
妨害する理由に、ある疑念を持ったからです。

あの力石のことは、ずっとずっと心に引っかかったままなのです。

「個人のお宅にある石だから、騒がれるのを嫌っています。
誰にも知られずにそっとしておきたい」

そう言って、調査を拒んだはずの力石が、
遠い埼玉の博物館のガラスケースに置かれているという。

2019年7月、
私は「渋沢栄一伝記資料」の中から、若き日の栄一青年が藍玉の行商先の
上田市神畑村で、村の青年たちと石担ぎに興じた話を見つけました。

その時のブログ記事がこれです。

「力石を担いだ栄一翁」


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コメント

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No title

今日、埼玉県立歴史と民俗博物館に行って
力石をみてきました。
ガラスケースの中にありました。

『若き栄一が藍の行商先である信州の紺屋を訪れた際に、染料とするため藍を敲く石を軽々と持ち上げたという逸話が同家に伝わり、以来「渋沢栄一の力石」と呼ばれている。 重量一〇三Kg。初公開。』
という説明書きがありました。

へいへいさんへ

へいへいさんのブログを見なかったら、このまま知らないままでした。
あまりのことに怒り心頭。市へは質問状を送りました。
お見苦し所をお見せしては、みなさまを不快にさせてしまうと思いつつも、
私の気持ちは収まらず、しばらく当時のことを書き綴ってまいります。

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雨宮清子(ちから姫)

昔の若者たちが力くらべに使った「力石(ちからいし)」の歴史・民俗調査をしています。この消えゆく文化遺産のことをぜひ、知ってください。

ーーー主な著作と入選歴

「東海道ぶらぶら旅日記ー静岡二十二宿」「お母さんの歩いた山道」
「おかあさんは今、山登りに夢中」
「静岡の力石」
週刊金曜日ルポルタージュ大賞 
新日本文学賞 浦安文学賞