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通販「事件」

できごと➁
12 /23 2024
のっけからお見苦しい写真ですみません。

通販で届いた敷マットレスを開けた途端、異様な汚れが…。


コロコロで取ったときのもの。飛び散らないようラップをかけた。
後になって保管したものだから、ゴミは少なくなっているが、それでもまだ。
ニトリ2

それにたくさんの毛髪。
男性を思わせる散髪したてのような1、2㎝ほどの硬そうな毛髪や、
女性のもののような長い髪の毛。太さもいろいろ。
布地が白なので余計目立った。

ニトリ3のAニトリ7

そういえばこの品物は最初から変だった。
包装のビニール袋は2枚。
一枚目の商品名を印刷した袋には裂け目に透明のテープがベタベタ。
剥がすことも出来ず、袋を開けるのに四苦八苦した。

ニトリ9

ようやく取り出すと中の袋は圧縮されていて、
口を開けた途端、マットレスが勢いよく飛び出して広がった。
そこでこの大量の毛髪と得体のしれないゴミに気が付いた。

しまった! 私は目の硝子体注射を受けたばかりで、
万が一、細菌感染して眼内炎を起こしたら失明は免れない。

悪さをするのは瞼やまつ毛、目の表面に付着した
大腸菌、黄色ブドウ球菌、レンサ球菌、カビ、ウイルス、原虫。
どこにでもいる細菌類だから、本当に怖い。まして海外からとなれば…。


布地が綿でなくサラサラした材質だったから、
マットレスが勢いよく飛び出したとき部屋にも散らばった。

とにかく汚い。小物なら当然、袋に入れて突っ返す。
だが一度膨らんだマットレスは大きすぎて入れる袋すらない。
かといってこの状態では、部屋には置いておけない。
とにかくなんとかしなければと、コロコロを掛け、布を剥ぎ、
夜までかかって周囲にあるもの、隣室のものや自分が着ている服など
すべて掃除、消毒、洗濯した。

その日の夜遅く、発送元に連絡すると翌日メールで「写真を送れ」という。

ゴミを見つけた当初はとにかく除去しなければと、コロコロで懸命に取った。
あまりの多さと汚さで二つ折りにして捨てたが、
最後のころになって証拠として残さなければと気が付いて、
かろうじて4枚確保し、周囲に散らばらないよう上からラップを貼って保管した。

それを写真に撮って送信したが、
証拠を残すことを最初に気が付いていれば、
あの異常な光景を相手に突き付けられたのにと悔やんだ。


この通販会社の名前は知っていたが、
「写真を送れ」のメールで、本社が北海道にあることを初めて知った。

写真を送信した後、改めて見たら、うわっ!となった。
なんだこれは! 毛髪に気を取られていて気が付かなかったが、
体毛のような動物の毛のような、もう気味が悪過ぎる。


ニトリ拡大1

拡大したら、
血液みたいな、何かの幼虫がつぶれたみたいな赤い色の染み?
昆虫?みたいなもの、糞?みたいなものまである。それも大量に。
南京虫だったらやっかいだから、敷物をめくり虫よけシートを敷き詰めた。

拡大Aニトリ拡大4

一週間後、ネットショップの担当者から電話が来た。自動録音した。

「ご迷惑をお掛けして」と謝る。でもなんだか自動音声みたいな感じ。
メールの送信者も全く同じ言葉を繰り返していたから、
マニュアルの棒読みだろうと思った。

まず相手の言葉を待っていたら、
「商品を見てから今後のことを決める」と言う。返送方法を聞くと、
「もよりの店舗から取りに行く」と。いつ行くとは言わない。

ネットのクレームを見ると、なかなか引き取らないとある。
ネットショップと店舗の齟齬だって生じかねない。
この会社の規定の中には、返送の折の送料は客負担というのもあった。

で、それ以上何も言わないので、こちらから質問した。

「どこのお国で作ってますか?」の質問に、言いよどんだ後、「中、中国」
「毛髪やゴミが付着した原因は何だとお考えですか?」に、
「現物を見てからでないとわからない」と言うので、
「すでに消毒、洗濯をしたものを見て何がわかりますか?」と聞いたら、
ひたすら「現物を見てから」を繰り返す。

その先の手順や負担、日数、自社の瑕疵を認める基準などを
明確に答えるのが、商道徳・客商売ってもんじゃないの?


「タグがついていませんね。検査済の検印もありませんが」の問いに、
「タグ?」
「品質表示とか販売元とかメイド・インなんとかという…」
「あっ、あのう、ついているものもないものもありますから。
でも現地で検査はしています」


何を聞いても「現物を見てからでないと」を繰り返す。
不思議なことに、要求されて送ったゴミや毛髪の写真に話を向けても、
話を逸らして「現物を見てから」と言う。
メールでも、
「私は白髪なのでこの黒髪は私のではない」と伝えたが、反応なし。

孫はハーフなので髪は栗色。父親の仕事の都合でここ一年会っていない。
るかちゃんクッキング

通販歴の長い私、
日本製と確かな企業を選んでいたせいか、今まで一度も事故はなかった。

ところが最近、クレカ払いが多くなって、
クレカ嫌いでコンビニ払いばかりの私には買える物が少なくなった。
そこでコンビニ払い可能なこの会社のネットショップに依頼したが、

このザマです。


よく名前を聞く大会社だから安心、誠実というわけではないことを
身をもって知った。


ここの商品は確かに安い。
安いけど手数料も送料も客が払うから決して安くはない。
3点ほど購入したがどれもちょっとで、バスタオルは町で買い直すことにした。

高価なものも売っているだろうが、不幸中の幸いといっては変だけど、
マットレスは年に1、2回しか使わない客用に買った低価格のもの。
だから損失は少なくて助かった。

安かろう悪かろうは承知の上だが、
「不潔なゴミ」付きまでは想定していなかった。


この先、不潔感と病原菌や害虫の不安は残る。

最初の苦情の折「一番知りたいのは毛髪やゴミが付着した原因だ」と伝え、
「一度返品されたものを私に送りましたか?」と聞いたら、
「圧縮は現地でやるからそれはない」と、メールで回答してきた。

ならば原因の場所は中国の生産工場しかないではないか。
しかも付着が集中していたのは、三つ折りの真ん中の内側だったから、
工場内部でしか考えられないだろう。
そこで男女の頭髪や体毛?動物?の毛や正体不明のゴミが付いたとしか。

そういう杜撰な場所なら、たとえ交換しても今度は目に見えない汚染に
怯えなければならない。結局、さらなる徒労が重なるだけ。

ニトリ4のその2

これ以上、ここに関わったらメンタルまでやられる。
そう思いつつ相手からの電話を取ったが、
案の定、解決する気はないと早々に悟った。

相変わらず「現物を見てから」を繰り返す相手を遮って、
「残念ですが、
次回からはもうお宅はやめておきます。以上です」と電話を切った。


「電話をするからご都合のよいお日にちを」と言ってきて、
すぐまた請求書を送ると伝えてきたので、
「まだ電話で話もしていないし問題は解決していないから延期を」と伝えたら、
「そのような処置を致しました」と。
しかしなんのことはない、翌日送られてきた。

電話を切ったあと、支払いを済ませ、即退会。
すっきりしました。
すっきりしたが、個人情報の不安は残る。
最近頻繁に来る中国からの危険な電話が頭をよぎった。


喉が痛い。あの日、慌てていてマスクをしなかった。
心配は尽きないけれど、腹をくくるしかない。


ふと、対応したのは若者だったのだろうかと…。
本心は違うだろう、そう思ったら気の毒にもなった。


土肥神社に私の句碑が…。

できごと➁
12 /20 2024
埼玉の力持ち、坂本さんから思いがけない報せが飛び込んできました。

「私の知人が静岡へ行って、
その時力石を見つけたと言って写真を送ってくれました。
雨宮様の名前が書いてありました。
(^o^)

そう言って送ってくれたのがこの写真です。

土肥神社の力石
静岡県伊豆市土肥7291 土肥神社

私、これ、初めて見たんです。
こんなふうになっているのを今の今まで知らなかったんです。

私の拙い句まで使ってくださって、
こんな立派なものに名前も彫ってくださって、
もうびっくりするやら、なにがなんだか。

使ってくださったのはこの俳句です。


  肌ざわり美男の力石(いし)の心地よさ  雨宮清子

これを建立してくださった方々は、
きっと「静岡の力石」
高島愼助 雨宮清子 岩田書院 2011の中の
私の「力石つれづれ日記」吟詠句をお読みくださったんですね。
ありがたくて胸がいっぱい。


「静岡の力石」より。
伊豆市土肥神社頁
ちょっと長くなりますが、「力石つれづれ日記」に書いたものを掲載します。

「力石から力を
力石には若者たちの力や熱気がしみ込んでいるのだから、これを活用しない
のはもったいない。全国には社殿や寺の境内に力石を置いて「力石を撫でて
力石から力をいただいてください」と看板を立てているところがある。
楕円形の石の表面はツルツルしていて実に気持ちがいい。
昔の人から今生きる人への力石を介しての、これが本当の幸せの手渡し」

これが碑の「力をいただいて」になったようです。

私がここへ調査に入ったのは13年前の2011年です。
そのとき力石は、こんなふうに置かれていたんです。


土肥神社力石

改めて「土肥神社」で検索したら、「伊豆市 観光情報」が出て来て、
見たら、坂本さんから送られてきた写真と同じものがありました。

こんな立派な神社に、しかも市の観光情報にまで載せていただいて…。
身も心もふわふわ宙に舞ってしまって、不覚にも泣けて来て…。

句碑なんて生まれて初めて。それも私の知らない方々が建ててくださった。
こんなことがあるなんて、信じられなくて何度も写真を見てしまいました。

長生きはするもんだななんて言葉が浮かんできて、
自分で照れ笑いしてしまいましたが、
なんだか大きな大きなプレゼントをいただいたように思えて、
ああ、力石をやってきてよかった!と、しみじみ。

「土肥神社」の写真に、力石と私の句が出ています。
写真を拡大すると、くっきりきれいに見えます。
「伊豆市 観光情報」

それもこれも高島先生や斎藤さんをはじめとする先輩方、
力持ちの兵庫県の「浪速の長州力」さんや岐阜県の「大江誉志」さん、
石川県の「そばつぶ」さん、埼玉県の「さかもっちゃん」
そして多くの協力者の方々や全国市区町村役所の担当者さん、
ブログを応援してくださっているみなさまのおかげです。

この嬉しさ、一人では抱えきれなくて斎藤さんに知らせたら、
こんなメールが…。

「うわっ! 本当だ! 凄い! 素晴らしい!
こんなに立派な素敵な温かみのある句碑は初めて!」

それでまたまた泣けて来て…。


嬉しくて、今夜は眠れそうにありません。

グルグル日記

できごと➁
08 /28 2024
回転性めまいで開店休業です。

40年振りのめまいです。
耳石が三半規管に入り込んで平衡感覚を失わせるという、あれです。

40年前のは一回であっさり終わったのに、今度のはしつこい。
おまけに吐き気と便意を伴う三重苦。
凄い勢いで部屋中グルグル回る中、目をつぶり四つん這いでトイレへ急行。

ううう、苦しい。ここまで生きたんだ、もう思い残すことはない。
スイスへ行って安楽死を頼もう。


収まったかと思うとまた。
ちょっと首をひねっただけでグルグルと吐き気と便意。
あとからネットでこの病気のことを調べたら、「便意」など書いてなかった。
私のは特殊なのか?


CIMG4683.jpg

明け方から始まってようやく収まったのは昼近くです。
翌日は大丈夫だろうと思っていたら、来ました!
今度は午前零時から始まった。再び、トイレまで匍匐前進。

この病いは命に別状ないとはいうものの、フラフラのヨタヨタ。
さすがに脳のどこかがイカレタんではないかと。

胸のムカムカが収まらないので、
やけくそで大正漢方胃腸薬を飲んだら瓢箪から駒ですっきり。
筋弛緩薬の芍薬甘草湯が入っているせいかも。

すっきりしたら、安楽死は吹っ飛んで何かおいしいものが食べたくなった。

でも明日はどうなるかわからない。


この病気は骨粗しょう症の人や閉経のご婦人、運動不足、
それと老人がなりやすいのだそうで、骨粗しょう症にはなっていないけれど、
以前、肩の関節にナントカカルシウムが付いて
整形外科で痛み止めやらヒアルロンサンの注射を受けた。

でも今回のグルグルは、
私に「あなたはれっきとした老人ですよ」を突き付けた。

CIMG4630.jpg

原因はわかっているんです。
今、10数年前に一人でコツコツ調査して歩いた
地区の石造物を一冊にまとめようと、当時の資料や写真とにらめっこ。

グルグルの前日は午後5時ごろからパソコンに向かい、
一村分仕上げ、気が付いたらすでに日付が変わっていた。
おまけに度が合わなくなったメガネで、目も首も腰もコチコチだった。

ネットで見たグルグル解消法の「エプリー法」をやってみたら、
せっかく収まっていたのに途端にムカムカ。
耳石が三半規管に入らないようにするには、枕を高くして寝るとあるのに、
このエプリー法は仰向けに寝て背中に枕を当てて首を左右に動かす。

でもおかしくない? 背中に枕を当てたら顔がさかさまになるから、
耳石が三半規管に逆流するんじゃないの?

と自己判断しまして、片足立ちやら肩回しやらやりながら、
ひたすら家の中を歩き回っております。

20240224_122928.png

フワフワ感はあるものの、食欲だけは衰えず。
いちじく、梨に生落花生、実りの秋ですもんね。

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たまには毒を吐きたい

できごと➁
07 /22 2023
久しぶりにお町へ出かけたら、
駅の地下広場で「まちかどコンサート」をやっていた。

静岡駅の真ん前を国道が通っているため、 
静岡市の玄関口は少しややこしい。

反対側の繁華街へ行くときは、地下へ降りていかなければならないが、
この地下道がタコ足配線のようで、これまたややこしい。

よそから来た方が国道の向こうに見えるデパートを指して、
「あそこへ行きたいのですが…」と声を掛けてくることがよくある。


おまけに駅の出入口にある市の観光案内所はいつもドア締め切りで、
市民の私でさえ、そこが案内所であることに気づいたのはごく最近のこと。

かように気が利かないややこしい町だけれど、
ただ一つ「いいな」と思える場所がこの地下広場です。

駅の階段を降りていくと、この地下広場にぶつかる。


高校生の応援団が一列に並んで、お披露目をしていたり、
新茶の季節には茶娘が接待していたり、
大道芸の祭りのときは、いろんな芸人さんが芸を披露する。

この日はコンサートで、出演は「富士山静岡交響楽団」の
クラリネット、バイオリン、ビオラの3人。


20230627_123858.jpg
静岡駅地下広場

真ん中のお兄さんと右側のお姉さんが掛け合いで曲の説明。
左側の女性は緊張しているのか、無言で少し硬い表情。

クラリネット片手のお兄さんの話術で、聴衆が軽やかに笑う。

曲は誰もがどこかで耳にしたことがあるクラッシックの曲や、
年配者を見込んでの九ちゃんの「上を向いて歩こう」
「オーシャンゼリゼ」など全部で九曲。


市庁舎の1階広場でも定期的にコンサートが開かれている。

ちょっと用事で来たついでに立ち止まって音楽を聴けるって、
いいですよね。


聴いているうちに、
「そうだ! 久しぶりにステージでも観るか」となって、
早速、静岡音楽館AOIのチケットを購入してしまいました。



ーーー平塚市札場町・路傍の石その後

以下の記事でお伝えした「平塚市・札場町の路傍の石」のその後です。

「力石二題」

市立博物館、地元郷土史会ともに「わからない」と言われてしまった
力石に似たこの石、


水道みち2

このところのハトとの攻防戦で学んだ「ハト的執拗さ」で、
三度目の正直を期待して、地元の連合自治会を通じて、
あの石が置かれた該当自治会への連絡をお願いした。

しかしそこでも「この石の由来は把握していない」とのつれないお返事。


この石の発見者のdoushigawaさんによると、
「2011年のグーグルのストリートビューにも写っている」
というのですから、それからでもすでに12年。

なのにそこに住んでいる人は誰も知らないって、??
なんだよそれ。

そんなら、やる気を出して調査して、
捨てるなり保存するなり、はっきりしてよ!


と、ワタクシメ、思わずはしたなさ全開。

「大きなお世話だ! あんな石っころ一つのために、
よそモンからとやかく言われる筋合いはない!」

そう言い返されても仕方がないが、
なんとも中途半端なこの状況に、つい毒を吐きたくなって、
増加傾向の暴言老人になりかけたのであります。


doushigawaさん、せっかく見つけてくださったあの石、
実らずでごめんなさい。
でもいろんな方とのやりとりや平塚市を知るいい機会になりました。

今後ともよろしくお願いいたします。


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縁結びの「神さま」になった話

できごと➁
06 /07 2023
金沢大学・e教育サロンの機関誌が届きました。

この機関誌とは、
以前、力石の記事を載せていただいて以来のお付き合いです。

執筆者は名誉教授さんとか元・学長さんとか偉い方々ばかりですから、
私には難しすぎて読むのに難行苦行。
(時にはスルー)

でもそういう誌面の中に、
みなさんが歯牙にもかけない石っころの話を「堂々と」挟むのですから、
痛快と言えば痛快です。
(笑)

さて、そんな折、
久しぶりにサロン事務局から「原稿をお願いできますか?」のメールです。

テーマは
「山の思い出」

二人の息子を置いて山へ行っていたころ。
ご近所さんから「変人」「主婦のくせに」などなど面と向かって叩かれた。(笑)
img20230603_18514051.jpg

登山から離れてン十年なのでと伝えたら、「昔の話でいいですから」と。
事務局の先生の連絡はいつも深夜です。

原稿が集まらなくて困っているんだろうと思い、私は徹夜で書いて送信。
なんでもすぐやらないと気が済まないタチなもんで。

で、せっかくだから皆様にも読んでいただこうと、ここに掲載しました。


記事はずっと下の12ページ。

「縁結びの神さまになった話」です。

お手すきの折にでもお読みいただけたら幸いです。

「チョウゲンボウ87号」

 ーーー只今私はハトとの攻防戦、真っ最中ですーー

ハトの撃退法、教えてください!
集合住宅の同じ間取りの部屋が並んでいるのに、なぜかうちばかり。

網を張って、手すりにはトゲトゲ、ベランダの隙間には針金とトゲトゲ。
ですが、入るんです。素人の下手な工作だとせせら笑われています。


この前は部屋に入って、ノコノコ、キョロキョロ。
「そうかそうか。ハトにも私の人の好さがわかるんだな」
と自分を慰めたものの、毎度の落とし物と布団も干せない不自由さ。

でも傷つけたり卵を捨てたりしたら、法律違反で1年以下の懲役か
100万円以下の罰金だそうで。

熊は駆除されるが、ハトでは人間の方が駆除される! 

年に7,8回産卵し病原菌をまき散らす。
表向きは穏やかな顔で裏では凶悪なんてのが人間にもいるが、
私にはハトの野郎とダブる。

お隣さんに聞いたら、「蛇のおもちゃを吊るしたら全然、来なくなった」
でも、そんなのを吊るしたらハトより私の方が心臓を悪くします。

考えたあげく、南の国の毒蛇だぞーというつもりで、
昔登山で使っていた赤と紫と黄色のだんだら模様のザイルを、
本日、天井から手すりへ巻き付けてみました。

「ヘッ、そんな蛇、知らねぇーや」と、バカにされそうですが…。

不思議なことに、私の並びの別棟の家には全然、立ち寄らない。
見るとベランダにハーブの鉢を置いている。

そうか! 匂いに弱いのか。次亜塩素酸をまくよりいいかも!
というわけで、現時点での試行錯誤はここまで。

ハトは「夫婦」で来ます。夕方になると電線や民家の屋根に大集合。
その数30羽ほど。放棄された伝書バトかも? 

まあ、鳥小屋もどきのつつましいお家ですからねぇ。帰巣本能かも。


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雨宮清子(ちから姫)

昔の若者たちが力くらべに使った「力石(ちからいし)」の歴史・民俗調査をしています。この消えゆく文化遺産のことをぜひ、知ってください。

ーーー主な著作と入選歴

「東海道ぶらぶら旅日記ー静岡二十二宿」「お母さんの歩いた山道」
「おかあさんは今、山登りに夢中」
「静岡の力石」
週刊金曜日ルポルタージュ大賞 
新日本文学賞 浦安文学賞