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心のうたかれんだあ

私が出会ったアーティストたち1
11 /20 2020
この時期になると必ず届くカレンダーがあります。

坂村真民氏の詩と海野阿育先生の版画による

「心のうたかれんだあ」です。


海野先生は東京芸術大学日本画専攻を出られた画家さんで、
東京・西方寺本堂の天井画や明福寺奥書院の襖絵も手掛けています。

20年ほど前、某大学の会合でお会いしてそれっきりだったのに、
以後、毎年、「心のうたかれんだあ」をお送りくださる。

なんのお礼もせず、ご無礼を続けている私ですが、
この時期になると「もう届くかな」とそわそわ。

「かれんだあ」は必ず、「念ずれば花ひらく」から始まります。


img20201119_09023279 (2)

ピンクはもっときれいで,蓮の葉ももう少し明るい緑ですが、
私がケチってインク5色のプリンターに替えたため、
思うような色が出ないんです。

海野先生、すみません。


先生はお寺さんのご出身で、
お名前の「阿育」は「アショカ」と読むそうです。

「アショカ」というのは古代インドの王さまで、仏教を守護した人だとか。

七月と八月のカレンダー「光と闇」。


img20201119_08580443 (2)

「光と闇

光だ
光だ
という人には
いつか光が射してくるし
闇だ
闇だ
という人にはいつまでも闇が続く」



思えば、海野先生のことは、
大学で教鞭をとっていたこと以外、私は知らないままできた。

でも一年中、「心のうたかれんだあ」と向き合っているから、
一年中、お会いしている、そんな気がします。

と、勝手に思っていますが、果たしてこれでいいのかな?

いいんだよね?


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雨宮清子(ちから姫)

昔の若者たちが力くらべに使った「力石(ちからいし)」の歴史・民俗調査をしています。この消えゆく文化遺産のことをぜひ、知ってください。

ーーー主な著作と入選歴

「東海道ぶらぶら旅日記ー静岡二十二宿」「お母さんの歩いた山道」
「おかあさんは今、山登りに夢中」
「静岡の力石」
週刊金曜日ルポルタージュ大賞 
新日本文学賞 浦安文学賞