うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

超々、馬鹿現象

2021å¹´07月30æ—¥ | æ—¥è¨˜

お盆が近づいてくると、

超常現象が増えてくるのですが・・・

 

おはようございます。

だいたい、7月の中旬あたりから、

巷は人が増えてくる。

正確には、実体を持たぬ気配が増えてくる訳だが、

同時に、白檀の香りも、不意にどこからともなく漂う季節だ。

そして、なぜか、

今年は気配が多い気がするのは、私だけだろうか?

 

我が家のコンロも、突然、シュボっと火が付いたりするし、

夢と現の狭間で、私との会話を楽しむ気配もお越しになる。

当然、その時、私は相槌も打てやしない。

金縛り状態なんだから。

私としたら、

身動きできない人間との会話は、楽しいのだろうか?と

申し訳ない気持ちにもなるが、私は案外、楽しい。

 

直近の先祖も、ここのところ、頻繁に私を呼びだす。

あっ、直近の先祖とは、父さんと母さんなのですがね。

生きてますよ。

凄く元気に生きてる老人なのだが、

そんな生身の先祖も、話を聞いてほしい季節なのかもしれない。

 

そんな時、私は、なるべく空っぽにしておく。

自分を空っぽにして、固定観念を外しておく。

そのほうが、この世の不思議が鮮やかな色として見えてくるからだ。

しかし、決して外してはいけない意識がある。

それは、自分を信頼することだ。

否定も肯定もせず、ただ自分を信頼する。

その安堵の中で、起こる不思議を右から左へ受け流す。

上から下へ、東から西へ、あっちからそっちへだ。

受け入れる訳ではなく、受け流す。

そのほうが、安全だと思っている。

 

だから、これも受け流そう。

会社で世話をしている胡蝶蘭に、花芽が付いて、

先日、それを整えようとして、折ってしまったという不思議も、

受け流そうと思うのだが。

 

できるかー!

バカー!

俺のバカー!

 

自分のバカさ加減が信じらんない。

なにが、信頼だ。

この世の中で、もっとも信頼できないのは、俺だ!

俺だ俺だ俺だー!

 

さて、あやさん?

パソコンが打ち辛いわよ?

 

入り込んでくるね~

 

ぐいぐい来るね~

あやも、お話したいのかい?

 

あや「聞いてよ、おばちゃん!おたまったらね~」

うんうん、ゆっくり聞こう。

後で、後で聞くから、退いてくれ~。


簡単更新

2021å¹´07月28æ—¥ | æ—¥è¨˜

言いたくはないのですが・・・

 

おはようございます。

暑い!

言っても、今年の愛知は、

まだ35度以下の予報が続いている。

 

そう、まだなのだ。

猛暑の夏は、これからなのだろうが、

「今年の暑さは、なんだか厳しい気がするよね~。」

「そうだよね~。」

って、隣のデスクの熟女さんとも話しているのだが、

「これって、歳のせいかしら?」

「いや、私達のせいじゃない!絶対、今年の夏のせいだ!」

って、慰め合ったりしている。

 

そんな暑い夏に、

涼しげなようで、暑苦しいような、のん太は、

呼ぶと、目を逸らす。

 

のんちゃん!

はい、逸らした。

 

のんちゃんってば~!

なんで、逸らすのだ?

いやなのか?

 

ねえ、のん太って名前がいやなのかい?

のん太?

 

のんちゃん、ご飯食べる?

のん太「今は、いらない」

そういう時は、答えるのね?

 

分かったぞ!

のん太「用がないのに、のんを呼ぶな!」

ってことなのね~。


名誉のためって・・・

2021å¹´07月26æ—¥ | ã‚«ã‚ºã‚³ã•ã‚“の事

今日から、

違う車に乗って行こうかしらん?

 

おはようございます。

母さんの大事な、爽やかな緑色の車で、

仕事に行こうかしら?

 

実は、母さんはいまだに、たまに運転をしていた。

明らかな認知症の症状が出ていたのに、

私と父さんは、運転する母さんを止めきれなかった。

 

これは明らかに、危険な行為だと認識していた。

「もう、乗っちゃダメだ」と言うと、

母さんは烈火のごとく怒り、手が付けられなくなる。

「だったら、わし、もう死ぬ!」と体を震わせる母さんは、

まるでモンスターみたいで、

母さんがどうにかなってしまいそうで、怖くなり、

そして、どうしようもなく心が痛んだ。

 

ならばと、私は父さんに、

「私が、こそっと車の鍵を盗んだろうと思う。

父さんは、知らんの一点張りで行こう!」

と提案したが、元来嘘のつけない父さんは、それを拒んだ。

「そんなこと、俺はできん。」と言った。

父さんは、母さんを騙すことは出来ない。

それも、無理やり取り上げるのと同じくらい、心が痛むのだろう。

 

当の母さんは、土日は決して車に乗らない。

私が見張っていると勘付いているからだ。

そんな昨日、

私は母さんの粗相した毛布をコインランドリーで洗ったついでに、

母さんを説得した。

「カズコさん、もう車には乗ったらあかん。」と。

 

ちなみに、母さんの名誉のため記するが、

粗相したというのは、認知症のせいではない。

前夜、酒を飲み過ぎて泥酔して、布団の上で脱糞したせいだ。

母さんは、そのまま床に倒れ込んでいたことで、

父さんから救助要請が入ったのだ。

もはや、事件現場だ!

 

パジャマを脱がせ、尻を拭き、悲劇が繰り返されぬよう、

泥酔状態の母さんに、オムツを履かせた。

「カズコさん、オムツ履いたで、

もう安心して、出したいだけ出しなさいよ~」と言うと、

母さんは、

「わし、オムツ履いとるんか?

初めて履いたわ~ぎゃっはっはっはっは~」と大うけだった。

大うけなら、万々歳だと安堵して、

汚れた毛布を預かり、翌朝、コインランドリーへ行ってきたという訳だ。

 

「わしは80年以上、

事故なんてしたこと、一度もないんや!」

母さんは、いつものように拒んだ。

 

「事故は、誰にだって突然、起こるもんなんだ。

どんなに気を付けたって、プロのドライバーだって、

起こしてしまう時がある。

もし、3歳の子どもをひき殺してしまったら、どうする?

未来ある命を殺めてしまったら、母さんはどう責任取る。取れるか?

うんこ漏らして寝てる人に、車乗せられるか?」

 

これだ、決め手だった。

もうどうしようもなく、みっともない説得だが、

これが決め手だったのだから仕方ない。

母さんは、ついに自ら、私に車の鍵を渡した。

何度も何度も、

「他の鍵あったかや?」とバッグの中を点検した。

そうやって、執着を必死に捨てようとしていたのだろう。

 

私は、うんこをダシに使うという、相当汚いやり口で説得したが、

懸命に執着を捨てようとする母さんの姿に、鼻の奥がツンとした。

バッグが破れちゃうんじゃないかってくらい、

バッグの中身を何度も何度も点検している母さんの背中を撫ぜながら、

「母さん、ありがとうね。ありがとうね。」

と言った。

 

今朝になれば、母さんは昨日の事を忘れているかもしれない。

でもだから、もう鍵は渡せないのだ。

とりあえず、今日からしばらく、母さんの眼に車が映らぬよう、

私が乗って行ってしまおうかっと企んでいる。

 

認知症の母さんとの日々は、今日しかない。

明日の事を、今日計画したって、どうしようもない。

母さんは、今を生きているんだ。

今を如何に、楽に暮らすか。

それを考えていると、母さんは、まるで「猫みたいだな~」と

笑えて来るから、不思議なものだ。

 

では、うんこさんをお見せしましょう!

安心してください。

猫の方のうんこさんです。

うんこ「そこそこ、そこ、気持ちいいわ~」

 

うんこ「あぁ~、ゴットハンドだわ、母さん」

 

うんこ「ん?ハン・・・ド?」

 

うんこ「あら、デメタン?」

 

 

え?

そんなに?

悲鳴上げるほど、そんなに?


我が家の調味料

2021å¹´07月24æ—¥ | ã“しょうの事

7月24日は、

調味料の日です。

 

おはようございます。

我が家の調味料の日、というのが正確だ。

2年前の7月24日、

しお・こしょう・からし(現のん太)・シュガオ・ごまお・さんしょの6兄妹と

出会った日だ。

この兄妹を調味料6(シックス)と呼んでいた。

産まれたのは、前日23日の未明だったと思われる。

産まれたてホヤホヤ状態で、出会った訳だ。

これは、ホヤホヤのしおちゃんだ。

母猫は、羊水で濡れた我が子を舐めてやることも叶わなかったのだろう。

初めて触った時は、まだ体がぬめっていた。

 

我が家担当の3匹(しお・こしょう・からし)、

生後6日、ようやく被毛が整って来た。

 

そして、ちょうどこの頃、

たれ蔵は生後2か月だった。

うんこの脳天に、かぶり付けるようになった頃だった。

 

からしは、のん太に改名して、我が家のメンバーになり、

しおは、優しいお母さんとお兄ちゃんが出来た。

さんしょも、シュガオも、ごまおも、

それぞれの家族に恵まれ、今も楽しく暮らしている。

 

生後10日前後から、子猫は順次、瞼が開き始める。

こしょうは、開眼が一番早かった。

次にしお、からし(現のん太)は6匹の中で最も遅かった。

 

こしょうは、我が家担当の3匹の中では、

一番大きかったし、一番ミルクを沢山飲めたんだ。

でも、私は瞼が開いた頃から、こしょうに違和感を抱いていた。

「なにかが、おかしい」

そう、感じていた。

成長するにつれ、その違和感は増大した。

でも、まさか、生後23日で死んでしまうだなんてことは、

思いもしていなかった。

 

 

「こしょうは、うちの子になるだろう。

とても、里子に出せるような状態には育たない」

それは、早い段階で覚悟していた。

今だから言えるが、当時、私は苦しかった。怖かった。

しおやからしとは、どんどん様子が違っていくこしょうを育てるのは、

とても苦しくて怖かった。

 

そう、怖かった。

私は一体、何が怖かったんだろうか。

あんなに、小さなぷにぷにした赤ちゃんの

何を怖れていたんだろう。

 

これも、今だから言えるが、

こしょうが、どんな状態であっても、

今、この家に居たのならば、

それはそれで、きっと楽しかっただろうと思う。

 

人の心は、まるで、

幾重にも、メモ書きが重なって出来ているように思える。

1枚貼ったり、1枚剥がしたりしながら、生きているみたいだ。

こしょうが生きていたら、

怖いと書かれたメモ書きは、とっくに剥がされていただろうし、

新たに、貼られたメモ書きもあったろう。

 

そして、今、ここにこしょうが居なくても、

私の心には、怖いと書かれたメモ書きは剥がされている。

こしょうが動かなくなったあの時、剥がれて落ちた。

怖かったくせに、そのメモ書きが惜しくなって探してみても、

もう、どこにも無いんだ。

 

ただ、残っているメモ書きは、

「ぷにぷにの赤ちゃん」だけだった。

このメモ書きは、一生剥がれはしない。

そして、2年経ち、気付けば、

私の心には、新たなメモ書きが貼られていた。

 

私の愛する、可愛いこしょう、出会えて良かった。ありがとう。

 

ちなみに、

のん太は、赤ちゃんの頃からすでに、

1枚のメモ書きが心に貼られていた模様です。

のん太「のんの陣地らぞ。退け!」

呆れちゃう・・・・


おかっぱ、今日明日も平常出勤らしいぜ

2021å¹´07月22æ—¥ | æ—¥è¨˜

先日、実家の洗面所から風呂場の天井に、

びっしり生えているカビを退治しに行ってきた。

 

おはようございます。

おそらく、衣類乾燥機を無くしたことで、

洗面場と浴室の空気の循環が悪くなったのだろう。

それで、カビが蔓延ってしまったのだと思うが、

これはいかん!

 

ということで、

ちょうど、おじさんの休日とも重なる土曜日を狙って、

おじさんにも手伝ってもらう事にしたのだが、

どういう訳か、おじさんは、カビに詳しかった。

 

「どの程度が分からなかったから、2種類の洗剤を用意しました。」

「あっ、そう。ありがとう。」

プロの調理師は、実は掃除にも一様の拘りがあるのだ。

特に台所などの水回りは、チカチカに磨いてなんぼの世界だ。

 

「酷いようなら、キッチンペーパーでパックして漬けこみをしましょう。」

「ん?・・・うん。」

私は、この辺りから、カビ取りがちょっと面倒くさいなっと思い始めた。

私は言い出しっぺのくせに、掃除が嫌いなタチだ。

 

「洗濯機など洗剤が掛からないよう、養生としてラップを使いましょう!」

「ん?・・・うん。」

面倒くさい、あぁ面倒くさい・・・。

 

「さぁ、準備をしましょう!」

「ん?・・・うん。」

オウ、マイガッ!めんどくさっ!!

 

もう一度記するが、言い出しっぺは私だ。

しかも、親に頼まれたわけでもなく、ただ「私がやる」と言い出し、

ましてや、おじさんにまで「手伝って」と言った。

だけど、もんのすごく面倒くさくなってしまったんだ。

もちろん、そんなこと、言えるわけもない。

だって、言い出しっぺなのだから。

 

テキパキと着替えるおじさんをしり目に、

私はチンタラ、だらけて、準備をした。

ビニールキャップに、カッパ、そして水中メガネ装着完了!

 

おじさんは、

「あとはマスクとゴム手袋をして作業しましょうね。」

と、汚れない仏様みたいな白装束(私と同じ恰好)で穏やかに諭した。

 

「おじさん・・・あ・・・あんた・・・すごく似合ってる。」

おじさんは、本当に似合っていた。

水中メガネの圧のおかげで、眼がきりっとして、

あれ?ちょっとイケメンじゃねっ?ってくらいの勢いで似合っていた。

手を合わせて拝みたくなるくらい、後光が差していたんだ。

 

その姿に、私は、なんだか悔しいっと思った。

だから、わざわざ、『SNOW』とかいう

画像を美しく編集できるアプリをダウンロードして、

カメラに収まる自分だけでも、美しくしてやらんと、

どうにかこうにか、加工してやったんだ。

もちろん、大真面目だ。

真剣に、美しく加工してやろうと、まじめに取り組んだ。

おそらく、小一時間はやっていた。

 

その結果

こうなった・・・

 

頑張った。

あたし、頑張った。

 

のん太「で、天井は、のんみたいに、まっちろになったのか、かかぁ?」

そりゃ、もちのろんよ!

 

のん太「どうせ、おじさんばっかり、働いたんらろーな。」

そりゃ、当たりまえだの、クラッカーだぜ!