うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

釣り釣られ・・・

2020å¹´01月30æ—¥ | æ—¥è¨˜

昔、ひどく荒んでいた頃、

よく釣るんで遊んでいた男から、

先日、本当に久しぶりに連絡が来た。

 

おはようございます。

あの頃、あいつから言われた言葉が、今でも忘れられない。

「俺は、今はこんな暮らししかできないけど、

将来は、普通のサラリーマンになって安定した幸せを掴みたい。

だから、お前みたいな女とは、真剣には付き合わないよ。

もっと、真面目で地味な普通の女と結婚する。」

そう言われて、私は笑った。

「それは正解ね。そもそも私がお嫁さんになるなんて、

似合わないもんね。」

当時の私は、

確かに真面目で地味な女とは程遠い生活をしているように見えただろう。

2年ほど適当に遊んで、

男は、なりたい自分になるために、遠い町へと挑みに旅立った。

 

私は本当は、真剣に好きだった。

詐欺みたいな事をして食いつないでいる男が心配だった。

でも私は、一度たりとも、思いを伝えたことはなかった。

あいつが、気楽に遊べる相手でいて欲しいと思うのなら、

私はそうなろうと決めたからだ。

実際、あの頃の私は、ちょうどいい感じに荒んでいたのだから。

 

男が旅立った後、私はあの言葉を何度も思い出して生きてきた。

酷い言葉だが、間違っていない。

誰かに愛されたいのなら、自分を大事にしなきゃ、

誰も本気で愛してなんてくれないんだ。

まず、自分を愛してやらなきゃダメなんだ。

そう思って立ち直った。

そう思ったから、立ち直れた。

あの酷い言葉に、支えられてきたという訳だ。

 

「俺は、あれから本当に頑張った。そこそこ出世もしたよ。」

聞いてみれば、大企業のけっこう偉い人になっていた。

でも、あまり驚かなかった。

あの当時から、あいつは私とのほんの些細な約束でさえ、

絶対忘れず破らない男だったから。

適当に見えて、全然適当な男ではなかった。

旅立つ日も、

「納得いくまでやったら、お前には必ず報告するな。」

そう約束した事も果たしているのだから。

そして、お守りにと渡した、

当時私が大切に持っていた四葉のクローバーを、あいつは、今も持っていた。

「俺は、いろんな物を犠牲にて、今を手にして来た。

なのに今は、なんだか虚しい思いが残ってるんだよね。」

 

そうか・・・

そうかそうか・・・

 

ざまーみろ!

 

ってね~。

頑張れ、中年の星!

 

さて、我が家の男たちはというと

実は独占欲の強い、おたまは、

2個並ぶベッドを2個とも独占したくなっちゃうわけだ。

 

寝ているのん太を睨んで退かそうとしてる!

この顔である。

 

しかし

諦めが早い男でもあるおたまは、退かすことを諦めて

 

のん太に尻を叩かれちゃうというね。

 

ざまーみろだぞ!

おたまが、えばりんぼ、するからだ!!

 

で、のん太もね!

そこ退いて。

とにかく、お前は退かないのも悪いぞ!

 

たれ蔵「かあちゃん、ごめんなさい」

たれちゃんは悪くないの~。

釣られて来ちゃっただけだから~。

 


変わり続ける、私の毛穴

2020å¹´01月28æ—¥ | ã†ã‚“この事

いつの頃が一番楽しかったか。

何歳の時がもっとも苦しかったか。

振り返ったところで、順位など着けられるはずもない。

 

おはようございます。

一秒たりとも止まることのない次元の中で、

何も変わらないことなど、ひとつもない。

すべてが、一秒ごとに変わっていく。

その一秒ごとに、一喜一憂を繰り返していれば、

振り返ったところで、もう数えることなどできるはずもない。

 

私の細胞一つさえ、一秒ごとに変わっていくのだから。

それを、巷では老化と呼ぶ。

老眼の私の眼にも、はっきりと見えるようになってきた、私の毛穴。

どこまで成長していくのだろう?

これ以上大きくなったら、米を埋め込む、避難時用の貯蔵庫にするか。

いやだ~いやだいやだ、そんなのいやだ~!

時間よ、とまれーーーーい!!

 

とね、時の流れを全く受け入れてない訳だが、

うんこさんが、最近ぐっと老化してきた気がする。

昨日は、おじさんの休日だった。

私が出勤した後も、ずっと寝ていたわけだが、

すると、うんこさんがベッドに上がってきたらしい。

しばらく撫ぜてから、ようやく起き上がってリビングへ向かうと、

うんこはベッドの上に座ったまま着いてこない。

「うんちゃん?来ないの?」

おじさんが声を掛けると、普段ほとんど鳴かない、うんこが、

鳴き声を発したそうだ。

「うんちゃんね、ベッドから降りられなかったみたい」

降ろしてって、鳴いたらしい。

猫も老いてくると、足腰が弱ってくる。

振り返ってみれば、うめもよねもきくさんも、

ちょうど、今のうんこの歳くらいに、同じような事があったっけ。

ほとんど鳴かない、うんこが、その時どんな声で鳴いたんだろう?

私は、その声が、どんな声だか知りたかったが、

それを、おじさんに聞くことはできなかった。

困った時のうんこの声か・・・

聴きたいけど、聴きたくないな。

 

でもね、うんこさん?

困ったときは、教えてくれよな。

母さんはね、なんでも手伝うからさ。

うんこさん?

うんこさん?

ふざけてるの?

こんな切ない話をしてんのに?

 

ジーンとしながらカメラ向けたのに、その顔なの?

 

さすが、うんこだな。

舌しまえよ!


愛が ちゅおちゅぎりゅ

2020å¹´01月26æ—¥ | æ—¥è¨˜

の~んのんの、の~ん

の~んのんの、の~ん

今日は~あたちの~

ちちゅ~れん き~ね~ん~び~でちゅ~

ちゅ~。

 

みりゅな!

のんは、べちゅに、甘えん坊ちてるわけじゃないんら。

ちょっと、かかぁの肩でやちゅんでるだけなんら!

(トイレで用足してる、かかぁにな!重い!)

 

かかぁ、のん、怖かったよぉ~

(トイレから失礼します、おはようございます)

 

あやねーは、ちゅごく怖い。

かかぁは、「あやは、のん太が好きなんだ」って言う。

でも、エナジーがちゅおちゅぎるんら。

なんか 上からのあちゅが ちゅごい・・・

 

台も ちゅこち 歪んでいりゅ・・・

 

のん「のんに 何ちゅる気?」

あや「べつに」

 

・・・・

 

あや「せいやっ!」

 

あや「そいやっ!」

 

のん「かかぁ~ たちゅけて~!」

(という事で、トイレであれね。)


喜びは、一瞬にして後悔に転ずる

2020å¹´01月23æ—¥ | æ—¥è¨˜

やっと、

年末ジャンボの結果が出た。

 

おはようございます。

宝くじ売り場で調べてもらったのだが、

なぜ、人は、そういう時に、

結果が出る前に、

まず、「どうせ、当たりゃしないけどね~」と言うのだろう。

 

そして、なぜ、胸の中は期待でパンパンなのに、

ブラジャーの中の胸は、スカスカなんだろう。

痩せてもいないのに・・・。

 

こういう時って、

期待をしている自分を、

まず諦めさせる言葉で落ち着かせているのだろう。

叶わなかった時に、少しでも傷を小さくするために。

それと同時に、

万が一、叶った時の喜びを倍増させる事もできるからだ。

 

で、結果は?

あや「小当たり~!」

はい、ありがとうございます。

なんと、3,300円当たりました。

いや、当ててやりました!

 

となれば、そのお金で買えるじゃない?

胸をぱんぱんに魅せる事ができる、ブラジャー買えるじゃない?

しかし、人は喜びすぎると、時に血迷って、目的を見失う。

 

私が行った宝くじ売り場は、ドン・キホーテの真横だ。

もちろん、気が大きくなった私は、

当選金を握りしめ、そのままドン・キホーテに入り、

数分後には、

トイレクイックルとみかんと

ゴールド色のフェイスカラーなるものを、購入した。

ここで、当選金は一瞬で消えたわけだが、

買い物の中で一番お高かったのは、

ゴールド色のフェイスカラー、1,980円だった。

 

今、私は朝のコーヒーを飲みながら、昨日の事を思い出している。

 

ねえ、どうして~?

どうして、そんなもん買っちゃったの~?

 

さてと、あやさん?

どうして?

 

どうして、そこに乗るの?

おばちゃん、今から

ヤフーで、

ゴールド色のフェイスカラーの有効な活用法を検索したいんだけど?

 

あや「あやが、教えてあげる~」

 

あら、助かります。

あや「しゃちほこ~」

あぁぁ、金のしゃちほこね、名古屋城のね。

どゆこと?


ひそかに、諦めてはいない

2020å¹´01月21æ—¥ | æ—¥è¨˜

私は、毎朝、

実家の母さんが作るサンドウィッチを食べている。

 

おはようございます。

焼き卵とキュウリのサンドウィッチだ。

毎朝、同じようで違う。

焼き卵が炭になっている時もあれば、

辛子を1本使い切ったかの如く、辛い時もある。

きゅうりが明らかに痛んでいる時は、

さすがにきゅうりを抜いて食べるようにしている。

しかし、それでも、母さんが作る料理の中では、

もっとも一般的に近い料理が、焼き卵サンドウィッチなのだ。

間違っても、他の物を挟んだサンドウィッチを作ってよっとは

言ってはいけない。

そんな事を言ったら、母さんは、

晩御飯の残り物で、もっとも美味しくなかった物を挟んでよこすからだ。

たとえば、濃すぎる味に煮た竹輪とか、

硬すぎて噛めなかった、タツクリとかを挟んでもおかしくない。

母さんは、そういう人だ。

 

私が思うに、母さんはどちらかというと料理が下手だ。

いや、味覚と感性が独特なのかもしれない。

考えてみれば、毎朝のサンドウィッチにしても、

具のせいで分厚過ぎた時は、食べやすいようにと、

見事なまでに8等分に切ってくれる。

有難いことだが、そういう場合は、逆だと思う。

むしろ、2等分に切った方が持ちやすい。

しかし、母さんは逆の発想のまま諦めない。

普通サイズの食パン1枚を8等分にするのも難しい中、

分厚いサンドウィッチを8等分にするんだ。

細切れ状態のサンドウィッチは、もう、手で掴める代物ではない。

ある意味、すごいな、母さん!と驚かされる。

 

そんな母さんは、

昔から、ホウレン草やタケノコなど、

灰汁の強い野菜の灰汁を取らない。

母さんが作るほうれん草のお浸しは、歯がキーンってなるし、

まず、醤油をそのままぶっかけただけの物だし、

タケノコの煮物は、例えるならば、渋柿だ。

 

しかし、私は不思議と、

毎朝、母さんのサンドウィッチが楽しみなんだ。

そんな私も、自慢じゃないが、

魚を質の良い炭にまで、焼き上げる腕の持ち主だ。

その炭を分解して、どうにか食べ物に近づける役を担っているのが、

我が家のおじさんだ。

ちなみに、プロの料理人だ。

昔は、フレンチの天才と呼ばれた男だが、

今は、某会社の社員食堂で料理を作っている。

文句も愚痴も言わない。

私の料理にも今の職にもだ。

でも、私の料理を美味しいとはなかなか言わないし、

今の職が楽しいとも、なかなか言わない。

言えないのだろう。

 

それでも、私は諦めない。

内心、おじさんは諦めてほしいと願っているだろうが、

私は、おじさんに美味しいと言わせるために、

様々な独創的な料理を提供してきた。

最初は「美味しい」が目標だったが、

いつの頃からか、目標が「面白い」にぶれていた。

 

しかし、この度、なんと、

「美味しい・・・。おかっぱちゃん、やりますね!」と

おじさんを、唸らせることに成功いたしました。

「ほうれん草とベーコンのキッチュ」

これは、ブログあじちゃんのぼやき。。でおなじみの、

かずさんから教えてもらったレシピです。

かずさん、毎度ありがとうございます。

ちょうど、パイ生地が冷凍されていたのも使ってみました。

そんなに食の太くない、おじさんが、

これはペロッと完食した。

なぜか、泣きそうなのか嬉しそうなのか判別の付きづらい顔で、

「こういうのを作らんと。そうだよね、こういうのを」って

何度も頷きながら呟いていた。

色々、葛藤や悩みがあるのだろう。

がんばれ、おじさん!

 

そんな我が家のちびっ子チームも頑張ってるしね。

のん太、何を悩んでいるんだ?

 

のん「こう、破ってやりゅか?」

 

のん「こうちてやったほうが、いいか?」

 

のん「こうちゅるぞー」

やめれ!

お届け物を破るな!

 

たれ蔵「母ちゃん、ごめんなさい」

そこだって、たれ蔵が散らかしたんじゃないだろ?

 

見てなくたって、

だいたいね、顔を見れば分かるんだからな!

ほーら、一目瞭然だろ!