うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

再ブレイクの予感

2018å¹´05月30æ—¥ | æ—¥è¨˜

先日、友人からのメールに、

こう書かれてあった。

「SIMカードが調子悪くて、スマホがやばい」

 

おはようございます。

私は、こう返してやったんだ。

「だったらさ、テレフォンカードに替えてたら?」ってね。

なんの返信も来ないから、フォローするために、

こう送信してやった。

「そういえば私ね、成人式の時に父さんが勝手に作った、

テレフォンカードがあるんだよ~はずい~(笑)。」ってね。

しかし、その後、なしのつぶてだ。

 

何がしかの助けが欲しかった友人に、

ツッコんでほしかった私は、不完全燃焼のまま出社し、

隣のデスクの熟女に、その友人とのやり取りを振ってみた。

別名ツッコみ職人の熟女さんなら、

キレのいいツッコみをくれるだろうと期待したが、

熟女さんは、真顔で滑舌よく答えた。

「私ね、万が一のために、お財布に必ずテレカを忍ばせているわ。

たかの友梨ビューティークリニックのテレカよ。」

そして、熟女さんは、真剣な面持ちで続けた。

「おかっぱちゃん、危機管理は大事よ。」と。

 

とてつもなく、ジワジワくる話に、

腹を抱えながら、私は、こう言うしかなかった。

「熟女さんの危機管理能力、ななめ上行ってる~」ってね。

 

ちなみに、

25年前、父さんが勝手に作ったテレフォンカードとは

これだ。

たしか、100枚くらい作ったと思うが、

父さんは、誰彼構わず、配ってたっけ?

配達に来た郵便局員さんに手渡した時の、

あの局員さんの戸惑った表情は、今でも忘れない。

父さん、やめて!

 

そんな我が家の、父さん大好きっ子おたまは、

お気に入りのベッドを、

なぜか、ある日突然、排除するという性質を持っている。

毎日、こうして入っていたベッドを、

ある日突然、攻撃して落としてしまうのだ。

こうなると、決して、そのベッドでは寝なくなる。

なぜなのか、分からないが、

昔から、自分の加齢臭が染み付いた枕に、

非常に憤慨する父さんと、やってる事がとっても似てる。

 

その後、床に落とされたベッドは、

運よく、うんこが気に入ってくれたので、

うんこの夜のベッドとなり、一件落着と思いきや、

最近、また・・・

おたま「おらのだ」

って、言いだした。

 

うんこ「なんなのよ、あいつったら!」

これを踏まえると、

テレカも再ブレーク、来るかもしれんぞ!


中途半端な、許しの果て

2018å¹´05月28æ—¥ | æ—¥è¨˜

これが、

中途半端に許さた人間のなれの果てだ。

 

おはようございます。

おじさんから、風邪をもらいました。

大変、順調に円滑に、風邪をもらったわけだが、

こうなると、なんで、モノモライにはならないのだ?

同時に、ぴゃーっと盛大に、発症してくれんと、

なんのオチにもならんやないか!

 

風邪だけもらって、中途半端になってしまい、

いわゆる、皆様に普通にご心配を頂くという、

普通の風邪ひきに相成った私ですが、

どうぞ、ご心配なさりませんように。

私は、大丈夫です。

昨日、発熱をしたことで、むしろ発散できたもようです。

 

そういえば、私は昔から、

病気になるとテンションが上がるという、病気の持ち主だ。

なぜか、やたらとやる気が出てしまう。

昨日も、体温を測ったら、38度をたたき出し、

なぜか「よっしゃーーー」っとガッツポーズをしてしまった。

どうしてなんだろうと考えてみたら、

これは、おそらく、子供の頃の経験が関係しているのだと思われる。

 

そういえば、子供の頃、

具合が悪い事の証明が体温だったと思い出した。

腹が痛い。

頭が痛い。

なんだか、とっても体が重い。

そう訴えながらも、後ろめたい気持ちになると、

あまり推せない自分に歯がゆさを覚えたものだ。

なぜなら、仮病だと疑われやしないか気が気じゃなかったからだ。

そして、そういう時は、だいたい、本当に仮病だったからだ。

ところが、その時、一か八かで体温を測ったら、

かろうじて、微熱ともとれる体温をたたき出すことがある。

37、2度といったような微妙な体温だ。

まさに「よっしゃーーー」の瞬間だ。

 

今日は学校に行く気になれないと思っていた訳が、

実は、この微熱だったのか。

仮病じゃないんだ。

そうだ、私は仮病じゃないんだ。

 

そう己に言い聞かせると、

さっきまで母さんの眼がまっすぐ見れなかった私が、

確固たる自信と確信の後付けのおかげで、

「あぁぁ~今日は無理だわ~」っとうなだれる行為を

正々堂々できたのだった。

その時私は、

うなだれながらも、顔には笑みを浮かべていた。

そして、心は浮かれていた。

 

大人になった今も、この経験が生きているというわけだ。

さすがに仮病を訴える事はしなくなったが、

子供の頃の経験のおかげで、熱が出て体調は悪くなると、

反射的におのずと、気分はウキウキになっちゃうという、

ある意味、ピンチをチャンスに変えられる武器となった。

 

そんなわけで、

昨日は発熱の中、ウキウキで作りました。

6か月にわたり毎月届く「フェルトで作る、可愛い猫」キッドを。

今回3作目のキッドを前に、

どうしてもやる気になれず先送りにしていたが、

ピンチをチャンスに変えられた昨日だからこそ、作れました。

 

見本

これまた、可愛い猫だ。

さすがに私も、2個作った経験者だ。

今度こそはと、かなり気合を入れたが、

いかんせん、発熱のせいで、手に力が入らない。

おかげで、要ともいえる眼を落してしまった。

どうしても見つからない。

 

もう~!

もうだめだ~!!

もうお手上げだ~!

 

こんにつわ、ぺら雄だす。

 

こうみえて、おれ、元気だす。

 

おれ、やる気満々だす。

4作目も、がんばるだす!

そんなわけで、

こんなことになってしまいましたので、

せめて最後は、無駄に美形な猫をお届けいたします。

おーい、おたまーー

 

おたま「こういうのを作ってくれよな」

こういうのを作るつもりで、頑張りました。


許してほしいの

2018å¹´05月26æ—¥ | ã‚ˆã­ã®é—˜ç—…記録

ここのところ、

気温の変動が激しかったせいか、

我が家のおじさんは、鼻風邪とモノモライを同時に発症した。

 

おはようございます。

不謹慎かもしれないが、笑っちゃった。

鼻風邪だけなら、もちろん笑ったりはしない。

心配するべきだと思っている。

モノモライだって、それだけなら

「片方にも移らんように気を付けて」とか声を掛けるべきだ。

しかし、それらを同時に発症したさまは、

なぜだか無性に、面白い。

 

とはいえ、私は分別のある大人として、声がけは欠かさない。

「大丈夫?目を擦っちゃだめよ。」とか、

「熱は出てないのね。それだけでも良かったわね。」とか、

「体は辛い?夕飯は、どんな物が食べたい?」とか、

それはそれは、優しい声がけを心掛けている。

が、どうしても薄ら笑いを浮かべてしまう。

そこは、許してほしい。

 

そして、

100歩譲って、鼻風邪は移されても仕方ないと思っている。

しかし、モノモライだけは、絶対に貰いたくはない。

ふいに、おじさんが、私の老眼鏡を使おうと手を伸ばした時、

「触るなーーー」っと叫んだり、

「ねぇ、あなた、お風呂って入っちゃってる?」と、

責めるような口調で聞いてしまう。

感染が怖いのだ。

「ここのタオルは、絶対使わないでね、触らないで。」とか

「あっ、そのクッションに寝転がろうとしちゃってる訳?」とか

トイレに入ったおじさんに、

「ねぇ、今、何出そうとしてる?大の方?

だったら、紙を取る時も気を付けてね。

いたずらに触りたくらないでよー!」とか言ってしまう。

それらに関しても、広い心をもって許してほしい。

 

そして、もし、私までもが同時に発症したら、

その時は、もちろん、大いに笑ってやってくれ。

それは、許すつもりだ。

 

そんな中、よねさんの闘病は続いている。

通院は、週2回の輸液と、3週間ごとの血液検査。

自宅では、朝は強制給仕にて療養食。

夜は、朝の半量の療養食を強制給仕している。

半量の理由は、自らの食事への意欲を引き出すため。

それと同時に、食欲の有無を測るためだ。

今のところは、これで体調が安定している模様だ。

気温の変動が激しい中、環境を変えたくないから、

実は、まだ炬燵もそのままにしている。

けど、扇風機は出している。

そこは、許してほしい。

 

最近は、病院での採血に抵抗を見せるようになった。

輸液は大人しく受けられるが、

採血の時の補ていが、許せないらしい。

本来は、1週間ごとの検査が望ましいというが、

そこは、広い心で、許してもらい、

間隔を空けていただいた。

 

先日の病院での待合室で、

犬を連れたご婦人が入ってきて、

ソワソワしている飼い犬に向かって、

「おかっぱちゃん!あんたは落ち着きがないんだから。

おかっぱちゃんは、いっつも、こう。

もっと、落ち着きなさい。おかっぱ!」と。

私と同名なのね。

なんか、自分に言われてるみたいな気がしたが、

それは、もちろん、許して笑った。

 

よねさん?

頭が落ちてるよ?

 

よね「いいの~」

いいの?

 

ほれ、頭に血がのぼっちゃうぞ?

 

よね「許すの」

許すのね?

 

よね「うふふふ」

よね、さらに益々、妖精化が進んでいる。

可愛い妖精さん、

あなたのペースでいいだかんね。

なんでも許すよ、あなたの事は。

 


めっかった!

2018å¹´05月23æ—¥ | ã†ã‚“この事

まず、皆様に、

お詫びを申し上げます。

 

おはようございます。

私は、以前の記事で、

うんこが長年、大事にしていたネズミが無くなったと書きました。

すると、皆様から励ましのお言葉を頂きました。

本当に有難い事だと感謝しておりましたが・・・

 

めっかっちゃった!

私が捨てちゃったと思い込んでいたネズミさん、

めっかっちゃった!!

 

今まで、ネズミに一切の関心を示さなかった、おたまが、

この度、なぜかネズミを入念に隠していた模様です。

こいつ、収集癖があるのね。

どこかにオモチャを集めては、その場所を時々移動させるのね。

今まで、うんこのネズミは、収集の対象にはなっていなかったのにね。

この、トリッキーボーイめ!

 

では、うんこさんとの再会です。

うんこ、ネズミさんが、めっかったぞ。

うんこ「あらっ。やっと見つかったのね、母さん」

 

うんこ「間違いない、うんちゃんのネズミさんだわ、母さん」

なんという嬉しそうな顔なんだ、うんこったら。

 

良かった。

本当に、良かったな。

 

皆様には、ご心配頂いたり、

見つかるよう祈って頂いたりと、

本当に、ありがとうございました。

 

もう必要はないのですが、

一応、新うんちゃんのネズミさん候補になるべく

作った子もご紹介いたします。

微妙に、怖い!


つなぐ、四つ葉

2018å¹´05月21æ—¥ | æ—¥è¨˜

クローバーは、私の誕生花だ。

4/2生まれの人も、4/18生まれの人も、

5/26、5/27、6/17、8/31が誕生日の人も、

クローバーが誕生花だ。

 

おはようございます。

ねぇ、ちょっと多すぎない?

「私の誕生花だわ」という特別感を、持ちづらいです。

 

しかし、

私にとってクローバーは、特別な植物である事には違いない。

あれは、高校生の頃だった。

ある日、思春期らしい悩みで苦しむ友人から手紙が届いた。

私は、自分も同じように悩んでいるという旨の返事を書いた記憶がある。

すると今度は、その友人から、

「お互い、頑張ろうね」と書かれた便せんと共に、

四つ葉のクローバーの押し花が同封されていた。

生れて初めて手にした、四つ葉のクローバーを見て、

当時の私は、嬉しいという気持ちより、

友人に申し訳ないという気持ちを抱いた。

「励ますつもりが、逆に励まされてしまった」という、

後ろめたい思いに駆られたからだ。

 

しかし、だらしない性格の私にしては珍しく、

そのクローバーの押し花だけは大切に持ち続ける事となった。

といっても、財布に入れて、時々思い出しては眺めていただけで、

願い事をする訳でもなく、何を想う訳でもなく、

ただ時々、財布から出しては、眺めていた。

 

そして気づけば、私は大人になっていた。

あの友人の顔さえ記憶が薄れるほど時が経っても、

四つ葉のクローバーは、時が止まっているように、

あの日のままだった。

しかし、時は止まるはずはなく、

私は出会いを何度も繰り返し、別れも同じ数ほど繰り返していた。

 

私が、酒を覚え、夜の街がすっかり似合う大人になった頃、

また、突然の別れがやってきた。

それは、輝く時を過ごした友人だなんていうのは程遠く、

互いに持った傷の痛みを、

滅茶苦茶に騒いで誤魔化すために一緒にいた、悪友との別れだった。

あの頃の私は、すっかりやさぐれていて、

口からは、愚痴か虚勢か嘘しか出てこなかったが、

その時は、柄にもなく「お互い、頑張ろうよ」と伝えて、

財布にずっと持ち続けていた四つ葉のクローバーを、悪友に手渡した。

 

あれから、この季節になると、

私は決まって、あの子は、あいつは、あの人は、

今、どうしているんだろうと思いながら、地面に目を凝らす。

シロツメクサを見つけては、私は、四つ葉を探しているのだ。

 

「でもね、なかなか見つからないの。

私がこの長い年月で、探し当てたのは、たった1枚よ。」

そう、我が家のおじさんに言うと、

その次の日、おじさんは、

「おかっぱちゃん、あったよ!」と。

「あっ、すごいじゃん!」と。

で、また次の日、おじさんは、

「今日も、見つけたよ。」と。

「えっ?」

で、また次の日、おじさんってば

「四つ葉って、けっこうあるんだね。

見つけるのって、全然簡単だよね。」と。

 

やめれ!

もう、やめてくれ!

 

うんこさん、おじさんってば、

私の素敵話を、台無しにするんだ!

うんこ「うんちゃんも、まだ見つからないの。母さん。」

ん?

うんこも、探し物があるのか?

うんこ「うんちゃんの大事なネズミさんを探しているのよ、母さん」

ごめーーーーーん。

ごめんなさーーーーい。

母さんがね、探してやるからな。

一生をかけて、母さんが探してやるからな。

うんこの大事が、また見つかりますよう、

まず、四つ葉のクローバーを探してみっか?

もういいっか?