manacaを利用している方ならご存じかもしれませんが、乗継割引というものがあります。これは、名古屋市営地下鉄(以下地下鉄)と市バスの乗り継ぎ・市バス同士の乗り継ぎ(90分以内の条件付き)の際に最大80円引いてくれるサービスです。地下鉄や市バスだけでなく、あおなみ線やゆとりーとラインの高架部分(大曽根~小幡緑地)に乗った時も適用されます。
しかし、意外なところでも適用されるのです。それは今日名駅に向かう時にわかりました。
矢場町にある松坂屋に寄った後、名駅に向かおうと思い、地下鉄にしようかバスにしようか迷ったものの、バスなら乗継割引を使えるから・・・と思って市バスにしようと思っていたのです。ところが、目的地は名鉄百貨店。それならと、同じ矢場町(松坂屋前)から出ている名鉄バスに乗ることにしたのです。いや待てよ、乗るのはいいけど乗継割引利かないんじゃないのか・・・と思いながらもバスは来ているので、ええいままよ・・・と乗って、そのまま名鉄バスセンターへ。
いざ清算となった時に、manacaをタッチしてみると130円の表示が。松坂屋前~名鉄バスセンターは市バスと同じ210円という設定なので、80円の乗継割引が適用されていると考えていいでしょう。やったぜ(ニヤニヤ)!
でも、名鉄バスって対象外じゃなかったっけ・・・と思って、名鉄バスの公式サイトを調べてみると、manacaであれば名鉄バスも対象になっているのです。
名鉄バスでは、同じ名鉄バスでも名鉄バスセンター~三軒家、名鉄バスセンター~大治西条、栄~大治西条(この区間は一部210円になっている)区間とそれ以外の区間の乗り継ぎ、名鉄バスと地下鉄の乗り継ぎ、名鉄バスと市バスの乗り継ぎ(90分以内の条件付き)で乗継割引が適用されます。しかし、名鉄でのmanaca利用時には地下鉄のそれと違う部分があります。それが名鉄バスと名鉄の乗り継ぎでも割引が適用される点です。これは地味に大きい。名鉄は長い距離だと1000円以上は確実に行くので、少しでも抑えられるのはオイシイですわ。
ただし、名鉄バスセンター~三軒家、名鉄バスセンター~大治西条、栄~大治西条での乗り継ぎなら80円割引ですが、名鉄バスセンター~三軒家、名鉄バスセンター~大治西条、栄~大治西条とそれ以外の乗り継ぎだと40円割引に切り替わり、それ以外の区間同士の乗り継ぎも40円割引になってしまいます。さらに、ゆとりーとラインの乗り継ぎは平面部分(小幡緑地~高蔵寺)のみの適用になるので、大曽根から乗る場合は注意が必要です。
今回の件で、栄や矢場町、下手したら大須(白川公園)から名駅(名鉄バスセンター)に向かう時の選択肢が広がったわ。これまでならC‐758の循環バスと地下鉄頼りでしたからね。循環バスは混むんだよ、道路が・・・。