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水壬楓子さんの「コルセーア」を・・ 「ボーイズラブって好きですか?(36795)」

読みました。
水壬さんは「エスコート」シリーズで初めて知った作家さんでしたが
4冊とも面白かったため別作品にもチャレンジ。

で、巻末の宣伝にあったファンタジーに心魅かれ「コルセーア」を購入~♪
挿絵は「可愛い人」でお馴染の御園えりいさん、内容は海賊ものでかなりワクワク。

「コルセーア」は全く架空の国々が舞台。衣裳も船も武器も15,6世紀風(?)。
当然名前はカタカナで、横文字苦手な私には出だしがちょっと大変でした(カタカナはどっちが主役の名前だか分からなくなるんです~/汗)。

物語の主役・カナーレとんでもない半生をおくってきた人物。

1.生まれた途端不義の子と疑いをかけられる
2.8歳で毒を盛られ盲目に
3.兄に国を追われ暗殺集団に売られる
4.暗殺者となった彼は標的と恋に落ちてしまうが、任務を遂行
5.海賊王国に拾われ参謀に
とても盲目の人とは思えぬ行動範囲の広さ!!/笑)

とにかく波乱万丈で不幸な人ですが海賊王国でアヤースと恋に落ちてからは前向きに。
アヤースは強引で無愛想な人物ですが、カナーレに生きる気力を与えるイイ男!

物語は自分を排除した実の兄を倒し、アヤースの想いを受け入れるカナーレでハッピーエンド。
目の見えないカナーレがアヤースの顔が見てみたいと願うラストシーンが切なくも感動的でした。

「コルセーア」は主役の他にセサームというカナーレの初恋の相手も魅力的。
サブストーリーとしてセサームの親友ヤー二との馴れ初め話もあって、こちらもかなり美味しい。
オヤジ同士ということで続編希望です!

・・でもセサームさんは両方イケル人だったんですね~・・エスコートの榎本が「受」だったという驚きよりはマシですが、1巻では完全に「攻」。そしてなにより「死人」だと思っていたので意外な展開でした~(笑)


BLは基本的にファンタジーなので現実生活から完全に切り離されているのが魅力。

で、只でさえ「ありえねェ~」ところにこの物語のようなファンタジー要素が加わるとさらにステキで・・
やはり架空の国、時代劇、タイムスリップものなどは最高ですね~♪

なので、同じ作家さんでもより奇抜な背景を好んでしまう傾向にあります。
ありえない男×男だからよりありえないシチュエーションの方が納得できるとゆーか・・
強度の現実逃避とも言えます(笑)

・エスコート<コルセーア
・グレイゾーン<青の軌跡(久能千明)
・赤の神紋<炎の蜃気楼(桑原水菜)

→こんな感じです~。
(松岡なつきさんや和泉桂さんも現代ものより「FRESH&BLOOD」「清澗寺シリーズ」が好き!)

という訳で明日からりおさんお薦めの中国時代劇へGO!
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[ 2005/07/26 22:53 ] 水壬楓子 | TB(0) | CM(2)
多分。。。
好み、全くギャクですね。近未来とかSFファンタジックより現代設定というか、現実感の高い方が好きです~。現実の中のファンタジーってとこがとっても(≧▽≦)ゞ
・エスコート  > コルセーア
・グレイゾーン > 青の軌跡(久能千明)
・赤の神紋 ??? 炎の蜃気楼(桑原水菜)・・・ミラ、未読ですから(笑)逃げ~ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

和泉さんの清澗寺は別物ですよ、和泉作品の中で別格だと思います。

>中国時代劇へGO!

佐倉朱里さんの「月と茉莉花」ですか?最後の夢話は(?o?)でしたが、後はとっても趣があって、良かったです。違ったらごめんなさい~。
調味料バトン、よろしくお願いします~(^-^)V
[ 2005/07/27 00:49 ] [ 編集 ]
Re:多分。。。
きらりんさん、こんにちは。
>好み、全くギャクですね。
→そーだと思ってました(笑)。
でも現代設定が好きな人の方が多い気がします~。

>佐倉朱里さんの「月と茉莉花」ですか?
→そうで~す♪
[ 2005/07/27 16:37 ] [ 編集 ]
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