
和泉桂さんの清澗寺シリーズ第5弾『紅楼の夜に罪を咬む』を読みました。
このシリーズは三兄弟+父の総受一家全てを網羅した筈なのに、
今度は一体誰が主役??
と思っていたら、
浅野 でした。
浅野といえば1巻の超悪役。
・・・ウ~ン、読もうかどうしようか・・・でも本屋さんで生表紙を見たら即買いっ!!
だってヤバ好みな
黒髪・長髪・チャイナ服 が簪を両手に持って
必殺仕置き人?!
そんな訳でウキウキと読書開始~♪
(三兄弟の感想はここ、父編の感想はここ)お話は軍の密命で上海に渡った浅野が、抗日運動の拠点を探るうちに
天佑という謎の男に出会うもの。
時間的には1巻の国貴事件から5年が経ち、天佑と対峙する浅野はそれなりの渋さと落ち着きを身につけちょっと別人。
が、やはり
浅野なので天佑と敵対することで惹かれあい、燃え上がり・・
天佑も同じタイプだったため、甘甘な状態にはなかなかなりません。
でもラストは浅野らしからぬ決断で・・結局軍を裏切るのか??
気になる終わり方でした。
そして気になると言えば
国貴&遼一郎上海なので浅野はバッタリと国貴に出くわすわけですが・・
どうやら遼一郎は
失明の危機?!
実はこのシリーズで1番好きなのは1巻。
なので本筋よりも浅野と国貴の会話に夢中になってしまい、遼一郎の事情も凄く心配っ

「紅楼の夜・・」は時代背景の説明が非常に多く、ラブよりも上海の歴史が書きたかったのか?
という感じがしないでもない・・。
なので尚更お兄ちゃんCPのことが気になって気になって、天佑のチャイナ服に溺れることができませんでした~。
そんな訳で早く長男続編をお願いしますっ!!
さて本の後半は和貴の少年時代エピソードで、伏見との馴れ初め。
お兄ちゃん大好きな和貴は可愛くて、可哀想・・。
ラストに深沢とのラブラブがあったので救われました
台風が近づいてますね~。かなり風雨が激しくなってきてますが、早く通り過ぎて欲しいです。
でないと明日学校が休みになってしまうっ!
ようやく今日から始業したのに、又居られたらイイ加減ストレスたまります!(どうして私立はこんなに休みが長いんだっ/怒)
猛スピードで頑張れ、台風!
- 関連記事
-
以外でした。
私も1巻のお兄ちゃん編が好きだったので、1巻読み終わったあと桂さんの同人誌片っ端から兄の文だけ読んだのを覚えてます(笑)
早く続き書いてほしいですね。
でも今回も兄のところと、和貴のために買いますか(^^)
台風大変そうですけど、早く通り過ぎてくれるといいですね。関西ではまったりまだ暑いなぁって言ってますけど・・・。
何事もないことを祈ります!!