「囀る鳥は羽ばたかない」5巻の感想です。
(4巻感想はここ)今回は約半分が
矢代と
百目鬼の想いのぶつけ合いで、
心の内を吐露してから繋がるまでの描写が非常に丁寧。
繋がってからも
何回キスしたんですか?? という
百目鬼がいかに頭を好きかが分かる抱き方で、
切ないやら、ドキドキするやら・・
悶えずにはいられない。これまで普通の感覚・感情を捨てざるおえなかった矢代の半生が、
百目鬼の出現で少しずつ壊され、
自分に大事なものができる恐怖と共に矢代を脅かす。
なので後半は百目鬼を喪う前に捨てる決意なのか
単身で
竜崎の後始末。
竜崎の矢代に対する恋情と
二人のなんとも言えない絆に胸が苦しくなりました。
それにしても
平田はけっこうな極悪人で、
三角に真実がばれたら即処刑では?
とりあえず矢代のその後が全方向から心配ですが、
ヤル時はヤル百目鬼がきっとなんとかしてくれる筈。
今後の活躍に期待です。
さて、5巻と同時に発売されたファンブック「20072017」
「どうしても触れたくない」が未読なので半分理解不足でしたが、
囀る関係のカラーイラストとミニ漫画・特典マンガには大満足。
ヨネダさんの絵は好みからずれているわりに
構図やポーズが巧みだから表紙は大好き。
囀る以外で特に気に入ったのはP13とP34。
やはり
刺青は最高です!
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