稲荷屋房之介さんの「玻璃の花~雪花の章・紅蓮の章」
を読みました。
稲荷屋さんの漫画は「百日の薔薇」以来で超お久しぶり。
でも相変わらずの画力で、以前より進化している?
表紙のあまりの美しさに「雪花」を思わず購入しました。

で、表紙の美人・
瑞慧は東宮の片われで、
この時代双子は凶兆とされたため、高野山の僧に。
ある日鬼の血を持つ子供・
燚を拾い、共に暮らすようになりますが、
元々東宮に降りかかる厄災を受けるために生かされた瑞慧は
高野山に幽閉。
二人は引き裂かれ、
その後燚は
芦屋道満と名のり瑞慧のために奔走。
晴明との戦いを経て瑞慧を取り戻します。

てな訳で、年下攻の
育成BL+陰陽時代劇で非常に好み。
絵に狂いもなく、アクションシーンは大迫力で、受も激しく美人!
が、ストーリー構成が分かりにくく、微妙に説明不足。
せめて時系列順に進んでいれば・・と、少々残念。
そして残念といえばラストもなんだかもの足りず、
再会シーンをもっとガッツリ描いて欲しかった。
その後の二人を同人誌で出して欲しいです!
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