「花は咲くか」5巻の感想です。
(4巻感想はここ)ようやく完結しました。
で、表紙からわかるように、
蓉一と
桜井の関係はしっかりとしたものになり、
蓉一は周囲の大人と言い合いになるほど、自己主張できる子に成長。
桜井も人と深く関わりを持つ決心をして、
孤独から卒業。
そんなわけで水川家の過去に踏み込み、蓉介の謎が解明。
蓉一は両親とようやく向き合うことができました。
この作品は足掛け6年かかって完結しましたが、画力に大きな変化はなく
相変わらず絵がうんまい!で、特に好きなのは菖一の家で
「ずっと俺のそばにいてください」と懸命な蓉一と
その手を握る桜井のシーン。
そして数々のラブシーン。
抱擁やキスやHがちょっと笑えてドキドキできて、品もあってよかったです。
それにしても分厚かった最終巻。
もう少し短くできなかったんだろーかw
そもそも3巻くらいでおさまるはずの内容で、
状況説明や心理描写がとにかく丁寧で長い。
(特にオジさま方の事情はもっと省けたはず)
て、二人で描いている作家さんだから仕方がないのかもしれませんが、
絵がこれだけ上手いのだからちょっと勿体ない。
今後は再読しやすい漫画を目指してほしいです。
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