10冊も読んでしまいました。
「鍵&部屋」シリーズにはまっていたところ
「ベクトル」シリーズも
面白いと水無月さんブログで情報ゲット。
Bオフで
「欲望のベクトル」を直ぐに入手できたのが運のつき・・
「衝動のベクトル」→
「熱情と執着のベクトル」→
「情欲と視線のベクトル」と次々進んでしまいました。
その後同じルビー文庫で
「ひそやかな微熱」→
「終わらない微熱」を発見し、
以前CDで聴いたことがあった「重ねる指先」の続編
「甘える指先」→
「伝える指先」も読破~。
で、ここまできて思ったことは・・
年下攻めは無いのか??!
全部年上攻めなんですけどっ(驚)
(以前友人に借りて読んだ「身勝手シリーズ」も年上だったな・・)そしてほとんどのCPが・・
・包容力があって独占欲の強い年上「攻」・物静かで健気な「受」全体的に攻めは囲い系~かなり年上の大人が生活能力無さそ~な受の面倒をみる感じ(笑)。
・・はっきり言えばワンパターンです。でも、でも切なくて面白い~~っ!
クセのない分かりやすい文章。基本的に優しい登場人物たち♪
そしてナニより
早く読めるのがイイ!Hシーンも大量で読者を追い詰めないBLです♪
(誉めてるんだか、けなしてるんだか・・)さて、いっきに8冊読書後
「愛できつく縛りたい 上・下」(ルビー文庫)という作品もうっかり気になりチャレンジ・・
居ました!!年下攻がっ!!唯一?唯一かも??
一成×潮(でもたったの1歳差~)
この作品は5、6年前に書かれたものがルビーで再録。
お家騒動に巻き込まれる主従ものですが、きたざわキャラには珍しい
力強いヤンチャ攻♪(主人=年下 従者=年上)
一成&潮の成長が面白くツボでした。
<内容紹介>☆「ベクトルシリーズ」(ルビー文庫)
「ベクトル」は大会社を経営する一家の物語で、親子・兄弟・主従関係などがかなり複雑。
が、この複雑さはさておき主役は
達郎×和希・
高城×享の2CP。
で、面白かったのは攻めキャラ二人。
達郎は外面はそこそこよくて、特に和希に見せている表の顔はひたすら優しいもの。
ところが内面は執着心&独占欲で一杯。
実は黒くて過激な人~。
(こーゆー人、大好き~)これとは対照的に高城は表の顔は無愛想で歯に衣着せぬ言葉を言いまくり。
雇い主である達郎を「あんた」呼ばわり・・。
ところが享にはとても優しく甘い言葉の連発式&敬語攻め。
享も感情の起伏があまりないため、
究極の無表情CP~。
どちらの攻様が人間的にマシなのかは疑問ですが、両人ともイイ味を出していました。
☆「微熱シリーズ」(ルビー文庫)
19歳の
景は義理の弟から逃れるために5年も知人宅に身を隠しています。
「微熱シリーズ」はこの引きこもり少年がずっと片想いだった
皓介に救われていく物語ですが、景に謎が多いため1巻目はちょっとしたミステリーです。
挿絵は
陸裕千景子さん♪
でもこのせいか
オッキー、ノジケンの声がする~~。
「罪」CDの刷り込みは凄いです(笑)
☆「指先シリーズ」(花丸文庫)
「指先」は10冊の中でお話とキャラが1番落ち着いていました。
出だしの「重ねる指先」はシンデレラストーリーですが、
その後のシンデレラも面白く「甘える指先」・「伝える指先」は上手くまとまった作品。
矢崎と真弥の間に入ってくる甥っ子がスパイスになって楽しく読めました♪
「重ねる指先」CDは
井上×谷山さん。
持っていたので矢崎は井上ボイスでしっかり読書~♪
が、谷山さんの声は聞こえず・・
(最近ラジオでお馴染なのに・・)再聴してみようと思います♪
ところで、きたざわさんをこーまで連読してしまった最大の理由は・・
挿絵!!全て好みな絵柄~~♪
BL本は挿絵の力がほんっとに大きいです!!
*左から高宮東・陸裕千景子・高島上総・高永ひなこ
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きたざわ尋子さんの作品は大人でかっこいい攻めが多いですよね。
ピーチシルクさんが読まれたものの中では「指先シリーズ」と「愛できつく縛りたい」を読んだことあります。
きたざわさんの作品は「イラストがちょっとね・・・」というのがちらほらあるので、新刊が出たら必ず買うってのはできません(笑)。
私はきたざわさんのだと「不実なくちびる」という文庫が好きです。これも年上攻めで、独占欲強いんですがちょっとイジワルな感じでなかなか良いです。