六青さんの「代償シリーズ」5巻目です。
葛西さんの美しい表紙に先ずはウットリで、
実は4巻が今一だったため、今回は古本待ちかな・・と思っていたのに即買いw
内容も
才色兼備な聖獣×
ヲタク騎士の組み合わせがユニークで面白かった。
で、騎士・
リオンは何のヲタかといえば魔獣の生態。
つまり魔獣を斃すための研究をしているわけで、
これに没頭するあまり育児がおろそかに。
そのためチビ聖獣・
アルティオは愛情不足でケガをしてしまい、
成長してからはリオンの愛を疑うようになります。
が、リオンの方はアルが命よりも大事で、要するに不器用なだけ。
なので想いにすれ違いが生じて、
これにリオンの元主・
エドワルドの妬みが絡んで不信が増幅。
二人の絆が偽物である可能性が出てきます。
代償シリーズは対の絆の力が常に試されている物語ですが、
今回は正しい組み合わせで誓約したにも関わらず葛藤が生まれ、
リオンがちょっと気の毒な展開。
でもラストはしっかり年下攻で、今後ますます生意気になりそうなアル。
瓶底メガネで運動音痴な育ての親を完璧にサポートしそうです(笑)
にしてもアルとエドって・・名前がハガレンw
残念ながら聖獣と騎士にはなれませんでしたけどね(^^;
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一冊読んで はまってしまい
しっかり読みました^^
途中 可哀想だったけど
後はよかったわー