5冊読みました。
「夜が蘇える」
「エス/咬痕」
「今宵天使と杯を」
「ラブ・シェイク」
「愛しすぎる情熱」お初英田本は「夜が蘇える」。
この本の文章がとても読みやすかったので続けて挑戦~。
結果、気に入ったのが
「夜が蘇える」と「エス/咬痕」。で、英田さんは
ヤクザと疲れたオヤジ好きということがよく分かりました~(笑)
さて
「夜が蘇える」は恋人を亡くした探偵を熱心に口説くヤクザさんの物語。
未亡人(秋津)にベタ惚れで、鬼畜になりきれない年下ヤクザ(久我)は可愛くそしてちょっと滑稽。
この久我によって、秋津の心が開かれていく過程が面白い小説で、
二人が追う事件に登場する香港マフィアも渋くて味のある人でした。
「エス/咬痕」は前作をCDで知っていたため2巻から読書。
こちらも
ヤクザ×刑事ですが、「エス」のヤクザさんは刑事個人の持ち物。
つまり組織を影で裏切っている
『犬』。一種の主従関係にある椎葉刑事と宗近は魅かれ合ってはいるものの、立場上馴れ合うことができない複雑なバランス。でも宗近は超鬼畜なようで実は椎葉にゾッコンラブ。態度は不遜なのにご主人様のお願いをきちんと聴いてしまったり・・
逆に無理矢理自分に縛りつけようとしたり・・
可愛いやら恐いやら・・大変な人です。椎葉は対人が不器用な頭の固いタイプ。なので「犬」に溺れることを恐れています
が、実はかなり向こう見ずで大胆な面もあり・・
意地っ張りな女王様が弱い部分をポロっと見せる瞬間にはドキドキできます。「咬痕」は
永倉と真生という刑事とエスが登場し、彼らを交えて事件が進んで行きますがこの二人のエピソードはかなり切ない結末。
椎葉と永倉のキスはエス工作の哀しさを象徴するようでした。この小説は椎葉と宗近の甘甘になりきれない関係に味がありますが、
椎葉と
義兄の関係も濃くて・・
この義兄弟でBLもありなんじゃ・・と勘ぐってしまうほど。
1巻CDで兄が椎葉にマフラーをかけるシーンがとても好きです~。
(三木さん義兄がイイのぉ!)CDは原作が後だったせいか、再聴してもミスキャストなし!
全員ピッタリでステキです!!それにしてもCD1の安東はやっぱり可愛そう・・
世の中ヤッタもの勝ちってことですか?!挿絵は2巻ともとてもストーリーに合っていました。
「夜が・・」は
山田ユギさんで、ちょっと滑稽な純情ヤクザがユギさんテイストにピッタリ。
オヤジもお上手なので香港マフィアもステキでした~♪
「エス」は
奈良千春さん。知らないイラストレーターさんでしたが、色っぽくてよかったです。
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いや~、ぜひ続編出して三木さんの出番をふやしてほしいです。
義兄もコッチ側に来ていただいて、義兄主体の番外編キボンヌです。
今一番聞きたい声は三木さんと速水さん~♪(日に日に速水さんにはまっていってます。。。ど、どうしよう(-_-;))