六青みつみさんの「忠誠の代償~聖なる絆~」を読みました。
六青さんには一時嵌って5~6冊読んでいますが、
とにかく可愛そうな受と、わりとヘタレで酷い攻という組み合わせが多く、
キュンとするわりに
受が哀れ過ぎてイタタタタなのでここ数年購入していなかったのですが、
ケモ耳しっぽ に釣られてつい読書。
受ちゃんの
ド悲惨運命を覚悟したものの、
最後までわりと明るく可愛いBL♪攻様も明朗快活な出来たお人でした
「忠誠の代償」は魔獣を倒すために誓約結んだ人間と聖獣の物語で、
人間は卵から聖獣と関わるため、相棒というよりほとんど
お母さん。
兄に疎まれ辺境に追いやられた第4王子
ヴァルも卵を拾ったことから
子育て街道まっしぐら。
聖獣を
キリハと名付け仲間と共に育成します。
キリハの成長後、兄の急死によって城へ戻ることができたヴァルですが、
キリハはどんな聖獣にも属さない黒色をしていたため、
差別を受けて辛い立場に・・。ヴァルの甥・
ギルの聖獣
リュセランとも険悪になりますが、
秘めた力とメッセージが覚醒して魔獣との戦いに勝利。
人間の身勝手なシステムで聖獣が犠牲になっていたことも露見して、国王は退陣。
ヴァルはキリハと共に国を治めて行くことになります。
この物語はガッツリ
ファンタジーなので
設定・名称・戦闘シーンが少々頭に入りにくいですが・・
結局は
王子様が愛らしいやんちゃ獣にメロメロになっているという育成BL。親子キッスから恋人キッスに移行する過程が大層ラブリーでした♪
「忠誠の代償」にはギルとリュセランが主役のスピンオフ作品があるようで、
これはこの物語の後の話なのか??
とりあえずギル達はシステムの犠牲者なので、
後書きで作者様も言ってますが次回は「陰」になりそう・・。
でもヴァル&キリハが出てくるなら読んでみたいですっ。*現在持っているケモミミ本 ・水壬楓子さんの「ムーンリットシリーズ」全7冊
蛇とか毛無しも居ますが・・水壬さんの本の中で1番好きなシリーズ。
・木原音瀬さんの「吸血鬼と愉快な仲間たち」1~5巻。蝙蝠に変身
・あじみね朔生さんの「beauty&beast」。狼に変身、子供狼がめちゃラブリー。
・琥狗ハヤテさんの「もののふっ!」。 猫妖怪が超可愛いっ。
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私も一時期いろいろと読んでいたのですが、
「そ…そこまでしなくても…」なくらい、
受けが無体な目に遭う作品が多くて多くて…(苦笑)。
ちょっとそれは、攻めの愛でもカバーしきれないんじゃ…と…。
出る作品、大体そういう傾向だったので、
最近は、私もご無沙汰だったんですが、
こちらの作品、評判がいいですよね~vv
受けの「あぁぁぁぁ…」感(?)が無いということでしたし…。
やはり今作、良かったんですね~!!
ケモ耳しっぽに惹かれて私も購入してましたvv
つ…積んでますが…(苦笑)。早く読まなくては!!
楽しみです~vv