遥々アルクさんの漫画を5冊読みました。
この作家さんは萌え友さんにお借りしなければ、
一生チャレンジすることがなかったであろう絵柄で・・
正直デッサンが狂ったよーな個性的な人物画に最初は戸惑いましたが、
不思議な味があるため次々読書。
ストーリーは短編がほとんどで、受は
貧乏・不幸・内気な青年が多く、
攻は
少々強引で愛が一杯な人が多数。
なのでシンデレラ的なお話がいくつかありますが、
そのわりに可哀想なまま終ったり、衝撃ラストを迎えたりするものが混ざっていて・・
どのストーリーも
BLの常識であるハッピーエンドが
最後まで信じられませんっ。てな訳で淡々と進んで行くわりにけっこうなドキドキ読書を強いられ、
しかも
短編のくせに内容が濃いため、本物の
想いを深く突きつけられる作品群
心に残る物語が多かったですっ。
<特に好きな作品>・猿喰山疑獄事件 →まさかのラスト
・ビター×スイート →単純に面白かった♪
・僕はあなたの夜になりたい(黒猫亭雑記帳) →続きが読みたい感じ
・極東追憶博物館 →手首が衝撃
・何処無市ラブストーリー(画家と音楽家) →SF♪<続きが気になる!!作品>・cleaning (ビター×スイート) →これで終了なんてっ(泣)・画家と音楽家 →もう少しハッピーにしてやって!!それにしても惜しいかなっ。
この漫画家さんの絵があともう少し好みなら・・!!!
物語には真のストーリーテラーを感じるんですけどね~~(地団駄)。
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お話は私も良作が多い方だとは思ってるんですが・・・(^^ゞ