花降楼シリーズ新刊『
臈たし甘き蜜の形代』を読みました♪
連日遊郭ものの感想で、
『遊郭物がはやるとそのジャンルは滅亡が近いという言い伝えがある』という三浦しをんさんのブログの一言を思い出しましたが
(ホントか/笑)。それはさておき今回で9冊目のこのシリーズ。
一体誰が主役?と思いきや蜻蛉にふられた
岩崎様。
ウ~ン、これなら綺蝶にふられた東院ストーリーがよかったかもと、
微妙に期待薄。が、読んでるうちに岩崎に情がドンドン移り、
蜻蛉そっくりの禿・
椛を育てる彼の執着が可愛くなってきました。
椛は顔が蜻蛉似ですが、中身はまったく違う性格で無邪気な優しい男の子。
なので
源氏物語ごっこは半分不成功に終わりますが、岩崎自身はそれでも満足。
ところが、身代わりだと知ってしまった椛は岩崎が好きだっただけに大ショック。
蜻蛉<椛 という確信を岩崎と椛がしっかり持てるまでが一騒動でした。
今回の物語には堅気になった綺蝶&蜻蛉がチラッと出てきます♪
二人はもう働いているようで、蜻蛉は秘書な雰囲気。
なので和服以外の蜻蛉イラが新鮮でしたぁ
さて、後書きにありましたが来月はコミック3巻目が発売で、
いよいよ
「愛で痴れる夜の純情」が完結
更に
「愛しき爪の綾なす濡れごと」もドラマCD化されるようで、
こちらは2枚組とか。
て、2枚にするほど内容が濃かっただろーか??
最近小説は2枚組の作品が増えてきましたが、間延びしているものも多いような・・
値段も高くなりますし、内容をよく把握してから制作して欲しいですっ。
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今回は誰のお話なんだろうと思ってましたが・・・
岩崎様にもやっと幸せが訪れたんですね、よかったです
CDは予約しました、今回2枚組だったので少々驚きましたが
普通の2枚組みよりもちょっと安いので・・2枚目が短いのかもしれません
まああくまでも私の想像ですけどね