「ラブリー・シック1・2」(オークラ出版)を読みました。
ストーリーは、交通事故で右足の自由と両親を失ってしまった少年・
尚之とその主治医・
鷲見先生の物語。
鷲見は12歳の尚之を手元に引き取り、主治医兼保護者になりますが、
彼らの年齢差はたったの10歳。
保護者には若すぎる先生ですが、彼には最初から邪まな感情があって
・・要するに
親ではなく恋人になりたいと願ってしまったわけです。
が、只のショタかと思いきや鷲見は
もの凄く献身的。外科医で超多忙にもかかわらず介護&子育て!
素直でない
尚之にどんな我儘を言われてもいつもニコニコ。
そして一生懸命です!このため中3になった尚之に初Hをしかけても犯罪的ではなく、
むしろ祝福してあげたくなります
(ハハ)。只、鷲見は
「自分がいなきゃ生きていけない子なんて最高でしょ」と言い切ってしまう歪んだ愛情の持ち主。
足が治ってしまうことに不安を感じる彼は医者としては失格です。
物語は尚之の足に最新の治療法が見つかる所で終わっています。
このため完治した後の二人の関係、特に先生の心の揺れが知りたくなりました。
(続きが連載中なのか不明・・誰か知っていたら教えて下さい)「ラブリーシック」は1・2巻で5年が経過。尚之は18歳になりますが、時間の流れは逆行している漫画で・・
つまり1巻が18歳、2巻が12~15歳です。
大峰さんは初めて読んだ漫画家さんでしたが、絵が繊細系で好み
(裏表紙の漫画も可愛かった!)。受君は強がっているものの凄く可愛いメガネ君。
攻先生は愛全開で腰が低くとにかく優しい!
『12歳』に某主従を思いだし、私的にツボな二人でした♪
この作品がとても気に入ったので他にもBL作品がないかと検索したところ・・特になく・・
でも
「ヴァイス」が出てきたのには驚きました。
子安さん原作のヴァイスコミックを描いている人だったんですね~。
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まだ連載されているのか、どうか・・全く解らないです。お役に立てなくてごめんなさい。