兵庫#28 須磨海浜水族園 またね!その③ @神戸市須磨区
おはようございます。昨日で5月が終わり今日から6月ですね。5カ月早いですねえ。昨日は転勤をする方と会食をしておりました。今日も会食です。
さて写真は昨日で閉園したスマスイの展示から。アナゴの水槽です。アナゴは互いに接触していることを好む接触走性があります。狭いところに入って触れあっているのが好きなんですね。走性というのは生物が外部からの刺激に反応して、刺激源に対して方向性をもった移動運動を行うことをいいます。この移動運動の結果、生物が刺激源に近づく場合を正の走性と呼ばれています。
そう、アナゴはこうやってぎゅうぎゅうに触れ合っているのが好きなんですね。
成魚となったアナゴについては沿岸の藻場に近い砂泥底に棲息していることや、先に触れたように狭いところが好き、という性格を利用してのアナゴ筒での漁があったりとで、ある程度生態が分かっているのですが、産卵についてはよくわかっていないことが多く、産卵エリアは南方の海域であろうということが推測されており、葉形仔魚(レプトケファルス幼生)が北上して、各地沿岸で成長、底棲生活を送るようになる、と推測されていますが、よくわかっていないようです。ウナギはかなり調査が進んできていますが、それでも完全にわかっているわけではありません。アナゴはさらにわからないことが多いということで、この同目の2種、よくわかっていないんですよね。
さて、とりあえず最後の写真は、初代の須磨水族館の模型。2代目スマスイに展示されていました。そうそう!こんな建物でした。来年には3代目のスマスイがやってきます。またね!