TOEIC 900点台に到達された読者さん(syariさん 915点)

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対象:TOEIC 900点をめざしている/スコアが伸びない/勉強法に悩んでいる 
読了:約4分(2560字) 
公開:2015-09/24

TOEIC 600~900点に到達された読者さんからのご報告募集中!」からご報告下さった、900点を超えられたsyariさんをご紹介します。

また、次の記事でもスコアアップされた読者さんをご紹介させていただいています。

TOEIC 600点台に到達された読者さん
TOEIC 700点台に到達された読者さん
TOEIC 800点台に到達された読者さん
TOEIC 900点台に到達された読者さん

それではいってみましょう(=゚ω゚)ノ
 

1. スコア遍歴

初めて受験したときのスコア:400点前後

覚えていないが400点前後の記憶

当ブログに出逢う直前のスコア:385(L185/R200) ※IPテスト

…但し2002年 以後学習はせず2013年3月から学習開始

現在の最高スコア:915 (L455/R460) 第201回




2. 勉強量

現在スコアを取るのにかかった総勉強時間

1800時間くらい

1ヶ月の平均勉強時間

1日2時間くらい

仕事やプラベートなどで英語を使う機会

ほぼゼロ or まったくない



3. 特に参考になった当ブログの記事


TOEIC初心者が確実に600点取れる6つの戦略と勉強法
TOEIC 900点対策関連



4. メインで使ったor役に立った本


基本的に学習した現保有のもの全て。但し、印象深いのは、英語学習開始後、「TOEIC初受験まで」に使った以下4教材。

◆TOEIC初受験まで

『分かる解ける英文法』→5周してノートにまとめる
DUO』→基礎用CDから初め復習用CDでシャドウイングを50周くらい
『はじめての新TOEIC テスト 全パート総合対策』→精読して1ヶ月復習
究極の模試』→時間を測って解いて、精読して復習を各テスト1ヶ月くらい
⇒究極の模試TEST1を終了してTEST2を解いたくらいで受験して740点

いろんな学習者さんを見てきましたが、きちんと【 精読 】をした上で、1模試当たり1ヶ月~2ヶ月くらいかけてじっくり復習&トレーニングする人は必ず上達する気がします。


◆以後、890点取得までに実施したもの

※基本的な方法は各学習書を時間を測定して解いて精読後復習
 (Lは1.25~1.5倍でシャドーイングできるくらいまで)
 (Rは音読を最低5回。パート5・6は5周解きつつ音読、たまに復習)

究極のゼミ Part 5&6
『基本英文700選』→Lのみ、PART2は瞬間英作文を実施
『TOEICテスト弱点完全克服リーディング』
パート1・2特急I・II
パート3・4特急I・II』→質問文の瞬間英作文も時折実施
『新TOEICテスト文法問題は20秒で解ける!』
『完全攻略リーディング10回模試』→PART7はTEST4まで
『新TOEIC TEST ドリーム特急 全パート実戦対策』
『Part3&4鬼の変速リスニング』
『新TOEICテスト 実力養成600問』

リスニングで400点超えてきたら、【 精読 】と【 暗唱 】をやり終えた音声を使って、syariさんのように1.2~1.5倍で【 シャドウイング 】やリピーティングをしていきましょう。

何度もトレーニングして完全に意味を理解している音声で倍速シャドウイングすることで、リスニング時の理解スピードが向上し、本試験で音声がゆっくり聞こえる&文頭から瞬時に聞き取れるようになりますよ(・∀・)b


◆その後、915点取得までに実施したもの

公式問題集Vol.6
・時間を測って解いて精読後復習
・Lは1.5倍でシャドーイングできるまで+PART3と4の暗唱
・PART7は解いた後音読を最低5回。
・PART5/6は解いてその後3回音読を3周

金フレ(単語帳)』
・860点レベルまでの語彙を11周

『分かる解ける英文法 complete』
・学習していなかった、助動詞・時制・仮定法などをしっかり学びたくて3周実施。

あいまいな文法事項は、syariさんのように、TOEIC勉をやっているときに復習しておいたほうがいいですね。

僕がTOEICで文法事項でぶつかることが少なかったのは、TOEIC勉を始める前に、『一億人の英文法』の著者・大西泰斗先生の本をひたすら読んでいたからです。

中上級レベルの英語力を身につけたいのであれば、どんな文法書・文法読本でも構わないので、あいまいな文法事項は必ず調べるようにし、「TOEICの範囲では説明できない文法事項はない」と言えるくらいのレベルにしておいたほうがいいですよ。



究極のゼミ Part 2&1
・パート2だけ4周実施。

パート3・4特急I
・既に1.5倍でシャドーイングできるまで復習しているが30セットを暗唱。

『パート5特急』
・時間を測って解いて3回音読を4周実施

その他
・過去実施のパート5問題集の間違えた問題を解き直して復習
・試験日前日は『新TOEICテスト実力養成600問』を解き直し

◆その他継続して実施していたもの

『超低速メソッド英語発音トレーニング』→1日10分くらい,週5日くらい



5. スコアや英語力が伸び悩んだときにやったこと


常に模索していたのがよかったと思います。

800点をすぎたあたりから、基本的には、PART3・4の素材を使用した、リスニング力の維持向上をベースとして、+αで自分の弱い部分を補填する学習書を選んで補強したのがよかったと思います。

「模索」大事ですよね!英語力やスコアが伸び悩んだとき、「何が原因なのか?」を突き止めることができれば、半分は解決したようなもんです。

ダイエットがうまくいかない人って、原因を追求せずに方法論ばかり試すから上手くいかないんですよね。英語学習もそれと似ている気がします。

原因が判明したら、あとはその対処法を、うちのブログや他のブロガーさんのWeb記事、TOEIC講師の方々の本などから探してきて、自分のレベルや好み合った時間対効果の高そうな方法から実践していく。

そういうことができれば、英語は独学で伸ばしていけるようになります。


最終的には、PART3・4の暗唱を実施したことによる、リスニング力の向上(というか単にりテンション力の向上のような気もする)と、弱点と認識させられたPART2とPART5対策(弱い文法項目と語彙の補強を含む)をしたことで、900点を超えることができたように思います。

890点まで使用していなかったのですが、公式問題集を取り入れたことも地味?に効いているかもしれません(苦笑)。

もちろん、学習法と学習書は本サイトを全面的に活用して得た知識を総動員させて頂いたことは言うまでもありません。

ETSは「±50点の誤差」を認めているので、890点を取得されていた時点で、いつ900点を超えてもおかしくなかったと僕は感じています(・∀・)b

ですので、ネタ好き大阪人としては、最後まで「公式問題集をやらずに900点超え」という縛りプレイで頑張っていただきたかったですねぇ(笑) ただ、公式問題集の語彙・表現は、そのまま本試験によく出ますし、問題・文書パターンも似たようなものが出ます。だから効果はあったと思いますよ。


暗唱を取り入れた方々は、syariさんのように必ず伸びておられますね。

「暗唱をやっても伸びない」という人はたいてい、

  • 暗唱の前にきちんと精読していない
  • ただの丸暗記になっている(【 瞬間英作文 】をしていない)
  • 暗唱したセット数が少ない

  • のどれかに当てはまる気がします。

    【参考】TOEIC Part 3・4が聞き取れない→「暗唱」で道は開ける!


    あと、800点を超えてきた人が900点を獲るためには、syariさんのように、弱点をなくすトレーニングが重要になってきます。苦手パートと苦手問題をいかに減らせるかが、900点突破のカギだなと。




    6. 当ブログへのメッセージ


    900超えを達成しましたのでご報告にあがりました。ブログタイトルも変えて、これからはリスニングと英会話の準備に軸足を移しつつ、学習を継続するつもりです。

    この報告ができることが嬉しく、また感謝して、今後も頑張りたいと思っています。

    あらためて、900点超えおめでとうございます☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ

    逐一、丁寧な経過報告をいただき、こちらこそ本当にありがとうございました。必ずや他の学習者さんの役に立つはずです。

    リスニングと英会話も引き続き頑張って下さい。お互い切磋琢磨していきましょう!

    syariさんのブログ:TOEIC385点から900点超え



     
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