TOEICの点数が下がってもヘコまなくていい理由

僕もかつてそうだったのですが、TOEICの点数が下がったり、しばらく停滞していたりして、精神的に落ち込んでおられる方ってけっこう多いと思うんですよ(^_^ゞ

そこで今日は、気持ちをニュートラルに戻して、また勉強に励んでいただくために、「TOEICの点数が上がったり下がったりする理由」について、今日は小話を交えてお話してみたいと思います(*╹◡╹*)b
 


アムロくんは今、中学一年生。爪を噛む癖がまだあり、物覚えはちょっと悪いほう。

amuro.gif
アムロ
パート7ではDP好きで有名な子なんです。

そんなアムロくんは、近々、英語の中間テストがあります。そのテストで、今期の授業で習った単語10個のうち、テストでは5つしか出ないことが分かっています。

1問200点×5問で、1000点満点です。

そして、今回の授業で習った単語は下記の10個です。

dog
hat
girl
sun
water
pen
ask
make
have
after

今回の中間テストまで、遊びすぎてしまったアムロくん。ヤマをはって、上記の上から5つだけ覚えてテストに挑みました。

アムロくんが今回覚えた単語

dog
hat
girl
sun
water

そして実際にテストに出てきたのは、

hat
girl
sun
water

pen

でした。
「pen」以外は全部覚えていたので、5問中4問正解することができ、アムロくんは今回のテストで、800点を取ることができました。

ところが、クラスの平均点は悪く、ブライト先生はご立腹気味。

bright.gif
ブライト先生
「平均低いよ、何やってんの?!」

今度の期末テストでも、同じ範囲の単語の中から選んでテストをすることになりました。

しかし、前回良い点数が取れてしまって、調子に乗ってしまったアムロくん。

中間テスト以降、全然勉強してきませんでした。

さすがに「これはマズイ」と思い、期末テスト直前に、前回覚えた単語だけは見直しました。

dog
hat
girl
sun
water

ですので、アムロくんは前回と実力が変わっていない状態で、期末テストを受けたことになります。

しかし、今回テストに出た単語は、次の5つでした。

sun
water
pen
ask
make

アムロくんが、正解できたのは、アムロくんが覚えた、sunとwaterのみなので、400点でした。

amuro.gif 

「ぼ、僕が一番うまく英単語を扱えるんだッ!」



お話は以上です。

いかがでしたでしょうか?勘の良い方もう何となくお気づきだと思います。


そうです。


自分が勉強した範囲がたくさん出れば、高得点が取れるけれども、そうでなければ低い点数になる可能性があるということです。Part 1・2・5・6なんかはそれが顕著です。

また、英語はご存知のように一朝一夕に伸びるものではないので、2~3ヶ月勉強しても、プラトー(一時的な停滞)状態が続いて、少ししか上達しない可能性も十分あります。

その状況で、毎回TOEICを受け続けた場合、実力がそんなに変わっていないけれども、たまたま自分が受けた回が、自分の実力で解ける問題の割合が、前回受けたときよりも少なかった場合に、前回よりもスコアダウンすることにつながります。


TOEICは範囲の限られたテストです。

僕が910点を取るのに、解いて・音読などの復習やトレーニングをした問題数の合計を算出してみたところ、約3400問(模試13回分+Part 5・6の問題800問)でした。

つまり、3400問くらいやると(もちろん最新のTOEICの傾向に近い信頼できる問題集の問題であることが条件)、TOEICで900点取れるくらいの範囲をカバーできる可能性が高いということになります。

もちろん、上記のアムロくんの例のように、もしかしたら今回はたまたま、僕が得意な音声、英文、問題が多かったから、910点に到達した可能性もあるので、11月や12月を受けた際に、実力があまり変わっていなければ、点数が下がる可能性は大いにあります。今までの僕の点数のアップダウンを見ていただければ、よく分かります(笑)

そして特に、11月はあんまり勉強できていないので、スコアダウンの可能性はかなり高いと予測しています(~∀~;)

それに、リスニング力はまだまだ危ういですし、リーディングセクションのタイムマネジメントも必ず成功できるレベルには到達していないです。900点台を余裕で取れるレベルには、今の僕の英語力・TOEIC力ではまだ難しいだろうと推測しています。


最終的に言いたいことは、スコアダウンしても、英語力が下がったわけではなく、上記のアムロくんのお話のように、自分のまだ勉強していない範囲が多く出ただけなので、

スコアダウンしてもあまり落ち込まず、スコアアップしてもサボらず、気持ちをニュートラルに持って、自分の苦手なところを常に分析して、そこを最優先でトレーニングしつつ、今までしてきたように、コツコツ地道に勉強していきましょう!

というお話です(=゚ω゚)ノ
Enjoy studying English for TOEIC!!

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今日の余談。


ガンダムユニコーンのエピソード6の予約
始まってたんですねヾ( 〃ω〃)ノ

今は身分不相応なので買えないですが、いずれ全巻セットとかで買おっかなー(*´∀`*)

 
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コメント

面白い考察ですね
ツウクンさん

アムロくん面白く読ませていただきました。

全く同感です。TOEICの場合、10個の単語というわけにはいきませんが、例をあげて説明するとツウクンさんのご指摘通りですね。

TOEICの場合、僕は±50点くらいのブレがあると思っています。例えば、今回のテストで800点をとった人の適正な実力がやはり800点だとすれば、次回、実力が変わらないという前提で、そこからプラスマイナス50点の750点~850点までのレンジでスコアが出ます。

800点が一番下にブレたと仮定すると(適正スコア850点)、次回は800点~900点のレンジ、800点が一番上にブレたと仮定すると(適正スコア750点)、次回は700点から800点のレンジです。

800点の人は、実力が同じなら次回は700点から900点のレンジで着地することになります。1回きりの受験では適正な実力が測れないテストかもしれません。

僕は直近5回のスコアを平均したスコアを自分の実力と判断しています。しかし、これは毎回必ず受験する人だけしか当はまりませんね(((o(*゚▽゚*)o)))。
Rabbitさん
Rabbitさんに共感いただけて何よりです(^_^ゞ
あと、丁寧な説明をありがとうございます!

スコアダウンして、とてもヘコんでる人をよく見掛けるので、その理由が分かれば、ヘコみ期間を短くできるかなと思いまして(^_^ゞ

>1回きりの受験では適正な実力が測れないテスト
これは本当にそうだと思いました。そうなると、僕もまずは安定して900点台が取れるレベルにしたいですね☆彡

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