TOEIC Part 3・4・7 解き方のコツと正解が見えるようになるキーワード400

219-toeic-keywords.png

対象:Part 3・4・7が苦手/早く800~900点取りたい 
読了:約26分(12752字) 
公開:2012-09/27 
更新:2015-03/04 項目追加、部分的に加筆・修正 
Image by MOJI MAKER Z | ドラゴンボールZ 神と神

Part 3の会話、Part 4のトーク、Part 7の文書には、問題を解く際にヒントになったり、正解・不正解の選択肢によく使われたりする「キーワード」があるんです。

現在700~800点台でPart 3・4・7が苦手な方は、問題を解くとき、【 暗唱 】や【 通読 】をするときに、この「キーワード」を意識して聞く・読むことで、ブレイクスルーできるはずです(・∀・)b
 

1.「キーワード」とは?


独学TOEIC上級者の方々は、例えばPart 7の問題文を読んでいるときに、「several」という単語が出てきたら、「何がいくつかあるのか?」を注意して読み取ります。

そして、この「several」を見た瞬間、設問の選択肢では「all」「only」などに言い換えられて不正解選択肢になる可能性があることまで考えます。

それは、多くの問題を解いてきたことによって、「several」という単語が、Part 7において、設問に絡む可能性があり、「some」などに言い換えられて正解の選択肢になったり、もしくは不正解の選択肢の一部として含まれる可能性があることを知っているからです。


Part 3・4・7で、「キーワード」に注意した聞き方・読み方ができるようになってくると、


●本文の内容をリテンション(一時記憶)しやすくなる
●不正解の選択肢を見破ることができる
●速読速解力が身につく


ようになるため、結果的にPart 3・4・7のスコアが上がり、特に、Part 7を時間内に解き終えられる確率を高めることができます。




2. キーワード分析で高得点をめざそう!


2011年辺りまで、僕はこの「キーワード」なんかまったく意識せず、Part 7の問題文を漫然と読み、解いていました。今から思うと、これがなかなか点数が上がらなかった大きな原因の1つでした。
※もう一つの大きな原因は「Part 7の英文を毎日読んでいない」でした。


そして、いろんなTOEICのテクニックについてネットでいろいろ調べ、問題集を解く度に解答根拠を分析しているうちに、問題の答えやヒントによく使われる「キーワード」というものがあることに気づいてきました。
※別にたいした発見ではなく、TOEIC独学上級者の方々は皆さん知っています(笑)

この「キーワード」の重要性に気づいてから、Part 7の問題を解いた後、問題文を印刷して、そこに、不明な語彙・文構造・文法のチェックして書き込むのは当然として、それと同時に、「キーワード」をマーカーでチェックした上で、20周くらい音読・速読するようにしてしてきました。

【参考】TOEIC リーディング465点!Part 7の英文で一石六鳥勉強法


これを問題を解く度にやりました。そうすると、よく使われる「キーワード」というのが分かるようになってきます。

「キーワード」を調べるようになってからやった模試・問題集は、主に下記の3冊です。





当ブログの常連さんは、耳(目?)にタコができそうなくらいの3冊だと思います(笑)。

この3冊は、非常に本番に近い問題が掲載された模試・問題集なので、「キーワード」の分析をする価値があります。僕がリーディングで465点取れたのは、間違いなくこの3冊のおかげです。
※あと、「あ~るさんのメルマガ」のお陰です。


下記のキーワード群は、Part 3・4・7によく使われる「キーワード」を集めたもので、印刷したり、Evernoteにクリップしたり、このページお気に入りに追加するなどして、1~2週間ほど、毎日1日1回ザッと読んでみて下さい。最初は10分、慣れてくると5分ほどで読めると思います。

そうすると、Part 7で問題文を読んだときに、Part 3・4の問題音声を聞いたときに、「おお!これは?!」とキーワードに気づけるようになってくるはずです(・∀・)b


赤字
問題の答えやヒントになる確率が非常に高い超重要キーワード。最優先で覚える。

太字
問題の答えやヒントになる確率が高い重要キーワード。上記の次に優先して覚える。




3. キーワード一覧

超頻出キーワード

「意味」としてはおそらく誰でも知ってる、今更な語彙ばかりですが、問題に絡むキーワードとしては、初級・中級者はその重要性を見落としていたりします。

また、これらの語彙を意識して何度も音読することで、Part 7の主題・テーマ・目的を問う問題、Part 5・6の穴埋め問題にも強くなります。


but / however / yet
→この後に重要なこと、言いたいことがくる可能性が高い。

instead ofrather thandespite / in spite of / although / though / than / 
→これらの後に続く語彙・文が、不正解の選択肢として出やすい。

moreover / furthermore / in addition / additionally
→並列、補足。

because S + V
due to 名詞because of 名詞 / thanks to 名詞 / owing to 名詞
→原因説明。

for example / for instance / such as / like
→この後に、例えの具体的なものがくる。

first / first of all / at first
→まず始めに何をするか?Part 3・4の「What will the woman do next?」などの問題の答えにもなりやすい。

only / exclusively / solely / merely ~のみ
all, some, severalとの対比になりやすい。
※本文では「only the location」と記載されているのに、選択肢は不正解として「all the locations」となっていたりします。


一番・トップ・大手・最上級表現

問題文で「ベストセラー作家」「売上げトップの支店」「国内で一番」「業界大手」「記録史上最高の収穫量」といった情報が出てきた際は要注意です。

最近のTOEICに多い、解くのに時間のかかる、「suggest」「indicate」などの選択肢照合型問題の選択肢の1つに入っていることが多いです。たった一つの形容詞が、決定的な解答の根拠になるということもあります。


first / no.1
most / best
the best in town 街一番
the best in the country 国一番

leading company トップ企業
※leadingはPart 5・6にも出る
food giant 大手食品メーカー
large retail company 大手小売企業

main achievement 一番の業績
chief benefit 主な恩恵
primary goal 主要目的

leading architect 一流建築家
best selling author ベストセラー作家
renowned / famous / well-known / prestigious 名高い
noted / famed / distinguished 名高い

most popular tourist destination 最も人気の観光スポット
critically acclaimed book 評判のいい本

second only to ~に次いで2番目
after / following ~に次いで
※2番、2位というケースも注意。

exceed / surpass / excel / overtake ~を超える、上回る、勝る
more than ~よりも多い(その数字は含まないことに注意)


過去・現在・未来・未完系

問題文を読むと”まだ行われていない”のに、不正解選択肢に過去形で表現されていたりします。

また、TOEICでは日付けを問う問題はよく出るので、問題文を読むときは普段から意識しておくといいです。ちなみに、e-mailやletterなどの問題で、日付け(yesterday, tomorrowも含む)が、3つ以上出てきたら、設問で問われる可能性が高い、と心構えて下さい。


当然ですが last が付くと過去になります。
last week, last year

last month→先月
last June去年の6月
※この二つの違いに注意。

have already done→すでに行なわれた
※不正解選択肢が未完、現在進行形や未来形になっていたりする。

used to do 以前は~していた
※不正解選択肢が、「今も続いている」「今もしている」になっている。

existing product 現行商品
←→predecessor 前の型、前任者


◆未完系
current / ongoing
currently / right now / at this moment
現在、サービス中、セール中、作業中、工事中、建築中。
※本文には「工事中」なのに、不正解選択肢に「工事は完了した」になっていたりする。

not...yet / have yet to do まだ~ない
The construction has almost finished / nearly completed.
作業はほとんど終わっている。
→つまり、完全には終わっていない。

upcoming workshop もうすぐ始まる研修講座
forthcoming / coming 
/ incoming 次の~、来る~
→つまりまだ始まっていない
※問題文では「upcoming」なのに 不正解選択肢が「研修講座は終わった」になっている。


◆未来系
tomorrow / next year
in three days 3日後
in two weeks 2週間後
※in five years は、「5年後」を表すときと、「5年間~した」と過去を表す時があるので注意。

◆過去系
yesterday
three days ago
the following day 次の日
at the time そのとき(未来の一時点を表すときもある)
on that day その日
that same evening その日の夜
※email・letterの問題文の上段にあるdate(日付け)と絡んで問題に出る。ダブルパッセージの渡り問題にも出やすい。


◆「あら、お客さん初めて?」系
「イベントが、今回初めて行われるものなのか、毎年行われているものなのか?」よく問われます。

grand opening sale 開店記念大セール
for the frist time 始めて
inaugual issue 創刊号
I'm new to the firm. この会社では新人です。

annual / yearly(ともに形容詞)毎年行われる = every year(副詞)
 annual performance review 年1回の人事考課
 annual conference 年1回のカンファ

semi-annual 半年に1回
quarter 1年に4回
seasonably 季節ごとに
every month / each month 毎月
every week 毎週 / every two weeks 2週間おきに
be open seven days a week 年中無休で営業中

three years in a row
for three consecutive years
for the third consecutive year
※どれも「三年連続で」の意味になる。

unprecedented 4th year 前例のない4年連続


同じ・違う・変更系

TOEICは変更好きです。

「去年はニューヨークで開かられた会議が、今年はシカゴになります。」など、去年と今年で、前回と今回で、同じこと・違うこと」というのはよく問われます。

問題文で「雨天時の場合は、~で開催されます」「飛行機が遅延したので、集合日時を変更させて下さい」「演説者が家族の都合で参加できなくなったので代役できませんか?」などの変更が出てきた場合は、ほぼ必ず設問で問われます。


◆変更・修正・訂正を表す表現
change / alter
make a change to 名詞
modify / modification
revise 修正する / revision 修正、修正バージョン
correct 訂正する / correction 訂正
amend / make amendment to 変更する
rectify 正す、修正する / rectification 修正、矯正


◆同じ
same
 in the same year / in the same way
similar to A Aと同じ
as well as A Aと同様に
identical to A Aと同一で
more like... ~と同じ

that year その年、同じ年
on that day その日
that same evening 同じ日の夜に


◆違う・例外
be different form A Aとは違う
vary from A to A Aによって異なる
unlike A, ... Aとは違って、~

instead of A / rather than A Aとは違って、Aではなく
except for A / aside from A / apart from A Aを除いて
※Aをしないこと、Aは含まれないことに注意。不正解選択肢にAが入る。Part 3・4・7で非常によく使われる表現、かつ、Part 5・6にも出る。

without ~なしで
outside ~以外
 outside the city limits 市外では

latest update 最新バージョン → 何度か変更されている
last minute 最終段階


◆一時的、仮の、未完の
temporarily / tentatively / provisionally 一時的に、仮に
temporary / tentative一時的な、仮の
preliminary 仮の、予備の、準備の
 preliminary schedule 仮日程
 preliminary agenda 仮の議事日程

draft
草案・下書き・原稿
※本文にこれが出てくると、近いうちに「制式採用される「プロジェクトや本などが、近いうち発表される・出版される」可能性があることが分かる。また、DPだと、出版前に訂正・変更を求められたりする場合もある。

...than originally (initially) expected
...than originally (initially) thought
...than originally (initially) planned
...than originally (initially) anticipated
...than originally (initially) suspected
当初予想していたよりも~
※「当初予定したいたよりも早く、工事が完了した」など、想定と実際で、内容が違うかったりします。


◆予定していた(が、変更になった)
was/were scheduled to
was/were supposed to

~する予定だった
→しかし最終的には、キャンセルになった or 遅れているなど。

I thought... ...だと思っていた
※実際は違った、後で違うことが判明した。

I realized / noticed... ...だと気づいた
turned out to be A / proved to be A Aであることが判明した


時間の前後

「◯の後に、△が行われる」などの前後関係もよく問われます。Part4の「ツアー見て回る順番」「新しく購入したプリンターの使用手順の説明」にもよく使われます。

before A / prior to A Aの前に

after A = following A Aの後で

A will be followed by B Aの後にBが行われる
※一瞬、どっちがどっちやらよう分からんくなるので、きちんと理解しておく。

First, ... 最初に、…
First and foremost, ... まず初めに、…
Previously, .... 以前は、今までは、…
originally 最初は、当初は、本来は

after that その後で
then / and then そうして
Secondly, ... 第二に、…
the next step is ... 次に、…

Finally, ... 最後に、…
eventually 結局は

meanwhile / in the meantime その間


場所系

location / branch / outlet 支店・支社
nationwide / across the country 全国に、国中に
※「1店舗のみか、支店もあるのか」「国内のみか海外出店もしているのか」がよく問われます。

downtown New York New Yorkの中心部に
in the city center / in the center of the city 都市の中心部に
←→ suburb (大都市の)郊外、都市の中心部から少し離れたエリア
   rural area 田舎

native to Africa アフリカ原産の
California-native George Thomas カリフォルニア生まれのジョージ・トーマス
Tokyo-based company 東京に本社がある会社
headquarter / head office本社 ←→ branch 支社
home 故郷、母国
※お話のメインとなっている人や会社の、原産、出身地、生まれ故郷、本社は、「suggest」「indicate」などの内容一致問題、NOT問題の選択肢としてよく出ます。

outside the country / the city 国外で/市外で
※国外・市外はサービス対象外 or 別途料金がかかるなど。


禁止系

TOEICをある程度勉強されている方はご存知だと思いますが、禁止系の内容は多いです。「美術館内では撮影禁止、飲食禁止」「ヘルメットを被らず、工場へ入るのは禁止」など、禁止表現は押さえておきましょう。

A is not allowed / permitted / is prohibited Aは禁止されている
refrain from A / refrain from doing ~はご遠慮ください
be strict about A
 Aすることを禁止している

 Photography is not allowed inside the museum.
 Photography is prohibited inside the museum.
 博物館内では撮影禁止です。

 Please refrain from taking pictures inside the museum.
 博物館内では撮影はご遠慮下さい。

 within the premises 施設内で
 ※施設内では撮影・飲食禁止、◯◯は施設内にある等。

..., otherwise ~/ ..., or ~
…して下さい、でないと~することになります。


計算問題に使われる系

簡単な足し算や引き算が必要とされる問題があります。

twice 2倍
double
→「2倍の」という形容詞と「~を2倍にする」という動詞もある。
three times 3倍
half 半分
one third 3分の1
tenfold 10倍

メール送信日がAugust 29で、問題文にThe meeting will be held next week.とあり、meetingはいつ行われるか?という設問で、正解選択肢はAugustではなく、Septemberが正解になるという、少し考えないといけない問題もあります。


「重要なこと」を表す系

文書の目的、著者の言いたいこと、注意点など。

essential / imperative / crucial / necessary /
key / indispensable / critical / mandatory

...is essential / it is essential that... ...は重要だ

above all とりわけ
especially 特に
first and foremost 何よりも真っ先に
vital to..., / integral to... ~が欠かせない
emphasize / place emphasis on / highlight ~を強調する
most, bestなど最上級表現全般


始まる・終わる・中断・再開系

TOEICでは、何かのサービスが始まったり、お店がオープンしたりする話しが多く、以下の語彙・表現も頻出です。

start / begin
The event will kick off. そのイベントが始まります。
commence 自動詞・他動詞:開く・始まる
convene 自動詞・他動詞:開催される/~を開く

end (主語が)終わる
conclude (話や会議が)終わる

finish / complete / finalize
~を完成させる、完了する
 The renovation was finished last week.
 The construction will be completed by June.

cease 終わる、止まる、停止する
suspend 中断する
stoppage / discontinuation / stopping / interruption
(サービス・運営・操業の)中断、停止

adjourn 一時中止する・中断する

temporary 一時的な、仮の
 ←→ permanent 正規の、常設の、本チャンの
expire / fall in 期限が切れる
 expiration 期限切れ/終了、満了
good / effective / valid 【形】(サービスやパスポートなどが)有効な

resum 再開する
reopen 再オープンする
rehire 再度雇い直す
※「re-」は「再び」の接頭辞。

expansion 拡張、拡張工事
 「expansion project」はPart 5にも出る
renovation (建物・お店・家の)修復、改築、リフォーム
remodeling 改装、模様替え
reconstruction (大きい建物・施設・駐車場などの)再建、復興、改築
※Part 3・4・7ではexpansion, renovation後にreopenすることが多い。

grand opening 大オープン・記念イベントのあるオープン
※本文では「reopen」なのに、不正解選択肢では「new / open」になっていたりする。


支払い関係に使われる語彙・表現

問題文では「注文しただけでまだ払っていない or 頭金しか払っていない」のに、誤答選択肢で「支払いは完了した or 全額支払った」になっていたりします。

payment 支払い、納付
deposit 頭金
※本文では「deposit」なのに、不正解選択肢では「full」になっていたりする。

advance 前金・前払い

full 全額支払い
final payment 最終支払い
pay off ~を完済する

outstanding 未払い
overdue 【形】期限切れの

remainder 残金
installments 分割払い
※戸育ぬり恵さんよりご提供

weekly payment 週払い
monthly payment 月払い
quarterly payment 期払い
yearly payment 年払い


理解しておくと有利になる役職一覧

CEO (Chief Executive Officer) 最高執行責任者
president 社長

vice president
「副社長」を表す場合が多いが、まれに「vice president in charge of sales」のように「副部門長」を表す場合もある。

director
会社の「重役」を表す場合、中小企業の「理事長」「取締役」などのトップを表す場合、また、テレビや映画の「監督」を表す場合もある。だいたい文脈で分かる。

executive
会社の「幹部」「重役」。政府や市の「高官」を表す場合もある。

manager
「部長」を表す場合が圧倒的多いが、まれに、会社の「経営者」を表す場合があるので注意。

 department manager = division head 部長、部門長
 store manager 店長

人 head 部署・チーム / 人 is head of 部署・チーム
人は部署・チームのトップだ。人は部署・チームを率いている。
Bright Noah is head of the White Bace.

team leader チームリーダー、班長

representative
「salesperson」を表す場合が多いが、まれに何かの組織の「代表」を表す場合もある。

staff (不可算名詞)
階級の意味を持たないので、all staffなら平社員だけでなく部長も含まれる。



4. 頻出文書別キーワード

(1) 人材募集・履歴書・職務経歴書

ほぼ毎回必ずTOEICに出る鉄板の文書ですね。

◆募集要項の必須条件を表す表現
...is required
a requirement is...
...is a must
successful candidate will (must) have...

successful applicant will (must) have...
...が必要です

◆ただ優遇されるだけの表現
...is preferred / The preference is...
...があると優遇されます
※問題文では「優遇」と書いてあるのに、不正解選択肢では「必須」という表現になっていることが多い。

experience in... ...の経験
back ground 経歴
※経験が必要か問う問題もよく出ます。

major in... / degree in...
大学では...を専攻

intern = work
※internは、正解の選択肢で「work」に言い換えられたりする。仕事と認識されるらしい。

resume(履歴書)はどうやって送る?
e-mail (電子メール) と mail (郵便) を混同しやすいので注意。あと、job fairに参加で、resumeはin person(直接持っていく)とかもあります。

part-time ←→ full-time
※本文では「アルバイトで働いている」のに、選択肢では「フルタイムで働いている」になっていたりする。


(2) Article(記事)

TOEICでは難易度が高めの記事問題ですが、話の流れのパターンは「過去→現在→未来」と流れます。また、よく出る設問のパターンもあるので、それを押さえておけば、高得点は取りやすくなります。


【人がフィーチャーされている場合】

何かに出会って、心変わりをして違う職に就くとか、急に話が変わる展開もわりとあります。
人が2人以上出てくると、「Maryは何をして、Guptaは何をしたか?」が選択肢で問われることが多いので注意して下さい。

どこ出身?どこの大学卒業?
過去はどんな仕事をしていた?
過去はどこに住んでいた?
    ▼
今何をしている?
    ▼
今後計画していることは?
 →セミナーを開く、朗読イベントを開く、新しく店をオープンするなど。


【企業・建物・場所がフィーチャーされている場合】

お店や企業の紹介記事だと、起業したのはいつで、今は何店舗あって、今後どういう計画を立てているか?というのが多いです。

灯台・映画館・記念碑などの建物や、公園・スポットなどの場所の紹介記事だと、いつ建てられたのか?誰が出資したか?→今後どうなるのか?が問われます。

いつ起業(found)した?いつ建てられた(built, erected, established)?
pioneer / be the first to sell
※最初にサービスを始めた会社、製品を作った人。
    ▼
何を提供している(offer, provide)?
何を製造している(produce, make)?
1店舗のみ?国内中(across the country / nation)に支店(branch)あり?
海外進出(overseas, expand)してる?してるなら本社(headquarters)はどこ?
企業目標(goal)・信念は?
企業の強み、商品・サービスの強みは?
競合他社(other company, competitor)が出てくる場合、競合他社との違いは?
    ▼
今後計画(plan, intend, will, be going to, think of)していることは?

low-cost = cheap = inexpensive 安い
branch 支店
three locations 3店舗
original shop 1号店、本店
※これらの語彙が出てくるということは、2店舗以上ある可能性があり、全国展開、または世界展開している可能性も出てくる。

family-oriented 家族経営の


(3) Advertisement(広告)

何の会社か?
どういう商品・サービスを提供しているのか?
その特徴は何か?

our dishes →レストランの可能性大
products we carry →何かの製品を扱っている

何のセール中か?
summer clearance 
annual sale
make room for ~のためにスペースを確保する
※「秋物をのスペースを確保するためにセールをやってます」など。

セールはいつ終わるか?
Now through Sunday. 今から日曜日まで。
Sale ends Sunday. セールは日曜日に終わります。

beginner / novice user(初心者ユーザー) / amateur
experienced / seasoned (経験豊富な)/ highly skilled

毎月セール商品が変わる

どうすればdiscountが受けられるか?
どうすれば無料ゲットできるか?
 ◯月☓日までに申し込む
 指定のクレジットカードで申し込む
 同じものを2個以上買う
 ウェブサイトから申し込む
 朝から並ぶ
 クーポンを見せる

支店はあるのか?
all twenty locations (outlets)


(4) letter(手紙)・email(電子メール)

内容の主旨を問うもの、頼んでいることなどが問われます。

あと、次の表現が出てきたら、「何かが添付されている→問われる可能性がある」と思って下さい。

included / attached with / along with / enclosed




5. 書き手の感情・行動を表す重要表現

クレームに使われる表現

お客さんから販売店・メーカーへのクレームに使われる表現一覧。

disappoint がっかり
upset 憤慨して
confusing 困惑して
irritating イライラして

dishonest 誠意の感じられない
The staff was not helfpful.
そのスタッフは協力的ではなかったです。

I will never use/choose... もう...を利用しません、買いません
I will choose other brand 他のブランドを選びます

refund→返金希望
replace / exchange→交換希望


書き手が謝っている

クレーム対応だと、原因を説明→対処方法を提案する流れになります。

また、人が複数出てくる場合は、誰がミスをして、誰がクレームを言っていて、誰が対処したのかが設問で問われる可能性大なので、正確に把握するようにしておきましょう。


●お詫び系表現

文書の冒頭が、以下のような文で始まっていたら、「お、クレームだな」と察知できるようになりましょう。

I'm sorry for.../ I regret to do... / I apologize for...
I'm afraid... / Unfortunately, ...

人の失敗・ミス、商品の欠陥
problem / issue 問題・課題
miss 見逃す
oversight うっかりミス
shortcomings 欠陥、不備

fault 不良、欠点
defect 欠陥、短所、不良、不具合
faulty / defective 欠陥のある、誤った
in bad condition (商品が)悪い状態で

mistake / make a mistake 間違う
misplace 間違って置く、なくす

wrong 間違った
 the wrong (shipping) address 間違った(送付先)住所
 the wrong number / size / style / number

cancel 注文をキャンセルする
replace 交換する
return 返品する

overdue 期限切れ


書き手の心配事・トラブル

Part 3・4・7に頻出する設問「What is the man concerned about?」「What is the woman worried about?」の答えに絡みやすい語彙・表現の一覧です。

I'm concerned about... / that...
I'm worried about... / that...

~を心配しています。

I'm having trouble/difficulty with...
~で困っています。~に手こずっています。

There is something wrong with 機械・製品
機械・製品の調子がおかしいんです。

I hope ...not...
~でなかったらいいのですが
express concerns about...


書き手・話者が頼んでいること

Part 3・4・7でよく出る「What does the man ask the woman to do?」「What will the woman do next?」の答えに絡みやすい表現集。

Please do...
~して下さい。

Could you do...? / Can you do...? / Would you do...?
~していただけますか?

I want you to do
I would like you to do
I ask you to do / I ask for
I urge you to do

※~して欲しい系。

I'd appreciate it if you could do...
it would mean a lot to me that you could do...

...していただけると助かります。
※丁寧に見えて、実はかなり強制に近いお願い。


書き手が勧めている・提案している

Part 3・4・7では、提案系の問題も多いですね。ぜひ押さえておきましょう(=゚ω゚)ノ

I (strongly) recommend that... / doing
I (might) suggest that... / doing

I propose that...
~することをお勧めします、提案します

I think we should do
(私たちは)~した方がいいと思います。
Maybe you should do
~した方がいいんじゃないでしょうか?
※I think, maybe, mightがあると表現がソフトになる→部下から上司への提案、クライアントへの可能性があると推測できる。

I advise you to do
I encourage you to do
I urge you to do
~することをお勧めします。
※内容によっては”お願い”の可能性もある。
※上記の動詞は、You are advised to do / You are encourage to doとも表現されます。


Why don't you do... / Why not do... / How about doing...?
~してみてはどうですか?


書き手が感謝している

お客さんがサービスに感謝したり、セミナーの開催者がセミナー終了後にスピーカーに感謝していたりして、その内容を問われたりします。

Thank you for doing
I appreciate your A
extend/show one's appreciation
demonstrate one's gratitude

I am grateful to you for...
I'm appreciative of A



6. キーワードを意識することで読解力が上がる


キーワードを覚えることは、一見、TOEICで点数を伸ばすためだけのテクニックのように思えますが、いろいろキーワードを集めてきて感じたことは、TOEICに限らず、実際英文を読むときにも大切なキーワードになるものが多いということです。

TOEICの問題集を解くときに、キーワードを意識しながら読むように心掛けていれば、TOEIC以外の英文を読んでいるときにも、「筆者の言いたいことは何だろうか?」という部分に注意がいくようになり、正確に読むことができるようになります。

TOEICは勉強のやり方次第で、非常に実用的なことが学べますよ。

 
同じカテゴリーの記事

コメント

すばらしいコレクション
ツウクンさん:

Part 7 キーワード集、すばらしいです!
個人的には「支払い」にこれも追加して欲しいです。
(問題演習で自分自身わからなかった語句)

remainder  残金
installments 分割払い

ツウクンさんが900を越えるのは
時間の問題でしょう。
ぬり恵さん
嬉しいコメントありがとうございます!

自分が以前Part 7の問題文を漫然と読んでいて、なかなか点数が上がらなかった時期があったので、このブログを見て下さっている初級・中級者の方々には同じ失敗はして欲しくないなと(^-^ゞ

remainderとinstallmentsの情報もありがとうございます!
早速追加させていただきました!
すごいです!
わぁ、これはすごい貴重な情報ですね!!
参考にさせて頂きますー(((ノ´ー`)ノ
これを自分が今からイチから気付くには試行錯誤の時間が相当かかったと思うので、ほんとにありがたいです!!
いつも貴重な情報を公開してくださってありがとうございます!!
OscaMQさん
Thank you for your compliment!
Part 3・4・7においては、普段からキーワードを分析するクセ、不正解選択肢を分析するクセをつけておけば、860~900点ゲットに早く到達できるようになると思います(・∀・)b
ご連絡ありがとうございます!
ご指摘ありがとうございます!

おっしゃるとおり、solelyが正しいです。
ポカミスではなく、完全にsorelyで覚えてました(笑)

 solely もっぱら、ただ一人で、単に
 sorely 痛んで、ひどく、激しく

始めて知りました(~∀~;)

早速訂正させていただきました。
ありがとうございました!

コメントの投稿

非公開コメント

(この一行は、各ページ下部に固定表示するサンプルです。テンプレートを編集して削除もしくは非表示にしてください。)


PAGE TOP