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公開:2013年
更新:2022-07/13 部分的に加筆・修正
瞬間英作文とは? - おすすめ本まとめ - 効果的なやり方 - トレーニング快適化 / オンライン英会話 / 日英サイトラ / カランメソッド
TOEIC 900点をめざしていたとき、700点台で長期間伸び悩みました。そのとき、ふとやり始めたトレーニングが瞬間英作文だったんです。
そのお陰もあって、2012年10月に910点を取得することができ、2013年の春からオンライン英会話を始めましたが、2022年現在も瞬間英作文を続けています。トータルで2万文以上、1,300日以上やってきました。
瞬間英作文はフラッシュカード(単語カード)アプリ「Anki/AnkiDroid」などを使って自作し、日英サイトラ的にやると、自分の苦手なものを集中してつぶしていけるので非常に効率的です。また、カランメソッドの準備としても最適かと。
「1週間でペラペラ!」みたいな魔法の杖ではないですが、応用言語学者の方々も勧められてますし、海外の言語教育界の最新の見解では外国語習得において、英訳・和訳することは、実は非常に効果があると見直されてきているので、再現性の高い、信頼できるトレーニング法だと考えています。
それでは参りましょう!ヾ(゚Д゚ )
瞬間英作文とは?
瞬間英作文=高速和文英訳
「瞬間英作文」というのは、ご存知の方も多いと思いますが、「英語上達完全マップ」の森沢洋介先生が提唱されておられるトレーニングです。トリガー(引き金)となる日本語文を見て、瞬時に英文を口頭で言えるようになるまで、何度も反復するトレーニング。
少し例を見てみましょう。次の日本語文を英文にしてみて下さい。中学レベルの英語力で作れますよ。
下にスクロールすると回答例があります。
どうですか?「実際に英文を見てみると、なんてことはないけど、日本語から作るとなると難しいな」と感じませんでした? あと、「man」と単数形にしてしまったり、「men are」と現在形にしてしまったり。
ですが、瞬間英作文で数をこなすと、こういった中学レベルの英文はサッと作れる ≒ スラスラ言えるようになります。
瞬間英作文と和文英訳の違い
受験英語とかの和文英訳だと、「長くて複雑な英文を、時間をかけて英訳する」感じですよね。また、基本的には繰り返したりはしないと思うんですよ。ですが、瞬間英作文は、その名の通り”瞬間的に”簡単で短い和文を英訳するというのがポイントです。
また、スラスラ言えるようになるまで何度も反復練習し、数をこなしてあらゆるパターンに慣れるという点も大きな違いです。なので pattern practice とも呼ばれるんですよね。
通訳トレーニングの1つ
「瞬間英作文」という名称は森沢先生が名付け親ですが、そのトレーニング自体はもともと「口頭英作文」「口頭ドリル」「クイックレスポンス」「日英サイトラ」といった呼称があり、通訳者向けのトレーニングとして存在しています。通訳者をめざしてる方というのは、趣味で英語をやっている人と違い、効率的で効果の高いトレーニングをしているはずですよね。だとすればムダなトレーニングではないはず。
僕はこの数年Anki/AnkiDroidを使ってやっていますが、厳密には瞬間英作文というより、日英サイトラ的な感じになってきました。
瞬間英作文が効果がある理由
思い出す→記憶に残りやすい(検索練習)
この数年、脳科学や心理学に関する本を読んできました。結局、瞬間英作文や暗唱(例文暗記)などの想起系の(思い出して言う)トレーニングは長期記憶に残りやすいということが分かってきました。
次の一節は、脳科学者の篠原菊紀さんの著書からの抜粋です。
ルール1:覚えようとするな、直後に思い出せ
「覚える」ために必要なのは、「思い出す」こと。覚えた直後に思い出すと、よりよく記憶できます。「覚える⇔覚えておく⇔思い出す」は一方通行ではなく双方向のつながり。覚えた直後に思い出すことが、このつながりを強化し長く覚えておくコツになります。(P. 12)
記憶に深く関係する海馬は、思い出したり、使ったりすると、それが自分にとって大事なことだと判断するらしく、しっかり覚えようとしてくれるのです。入力より出力。インプットよりアウトプット。(P. 15~16)
検索練習(テスト効果)についてもうちょっと知りたいという方は、次の記事をぜひ。
【参考】脳科学者「思い出す&使うことで記憶は強化されるんやで」検索練習
瞬間英作文が4技能向上に効果がある理由
スピーキング・ライティングへの効果
● 文法が「分かる」→「使える」に
応用言語学者の中田達也教授が著書で、使える文法を身につける手段の1つとして、「瞬間英作文(口頭ドリル)」を勧めておられます。Q1 英文法の効果的な学習法を教えてください。
A. 「言語重視」(language-focused)の学習と「意味重視」(meaning-focused) の学習の組み合わせ、「使える」文法を身につけましょう。
コミュニケーションで英語が使えるようにするには、まずは基礎的な文法トレーニングを行い、文法力の下地となる英語表現を頭の中に取り込む (専門用語では「インテイク [intake] すると言います) 必要があります。そのようなトレーニングは、言語重視の学習に分類されます。
口頭ドリル
日本語の文を口頭で英語に翻訳したり、イラストの内容を英語で表現するなど、短い文を英語で話すこと。基本的な英文を素早く組み立てる力をつけることができる。
英語学習の科学
中田 達也・鈴木 祐一・他9名
研究社
2022-04/25
Amazonで見る
楽天で見る
直接「瞬間英作文」とは仰ってないですが、「口頭ドリル」「口頭英作文」は瞬間英作文の別名ですし、「日本語の文を口頭で英語に翻訳」はまさに瞬間英作文だなと。
● 「英語で何と言えばいいか分からない」が減る
オンライン英会話などで実際に会話をやっていると、「個々の単語は思いつくけど、英語でどう表現したらいいのか分からない」
「今この言いたいことは、どの文型・時制・構文を使えばいいんだろう?」
ということが多々あると思うんですよ。
ですが、文法項目別の瞬間英作文本をやると、
などの文法事項を中心に英文を作るトレーニングができます。
瞬間英作文の数をこなして”瞬間的に”使える文法・構文が増えるほど、「英語で何と言ったらいいか分からない」「英語がすぐに出てこない」が減ってきます。
【関連】言語学者「瞬間英作文は"使える文法"と"決まり文句"の習得に効果的だよ」
● 英文の組み立て方が身につく
「日本語と英語では、語順が違う」ということは、皆さんも何となくご存知だと思います。(主語) (目的語) (動詞)
↓
Gen / loves / Yui.
(主語) (動詞)(目的語)
日本語の面白いところは、助詞のお陰で、順番が入れ替わっても意味はそんなに変わらない点。
ユイを 愛している ゲンは。
でも、英語の場合、語順が入れ替わると意味が異なってきます。
ユイを愛せ、ゲン。(命令文になってる)
Yui loves Gen.
ユイはゲンを愛している。(主語と目的語が入れ替わってる)
だから、「英語は語順が大切」と言われるんですよね。
そして、瞬間英作文でトレーニングすると、この英語の語順 ≒ 英文の基本的な組み立て方 を身につけることができるのです。
● アクティブ(使える)語彙を増やせる
知ってるけど使えない語彙を「パッシブ語彙」、スピーキングやライティングで使えるレベルに達してる語彙を「アクティブ語彙」を言います。2015年頃からは、僕はパッシブ語彙を増やすよりは、アクティブ語彙を増やす、つまり、自分がすでに知っている文法や語彙を使って話せるようになることを目標にしてきました。
【参考】スピーキングが上達する!アクティブ語彙(運用語彙)の増やし方
具体的には、自分が英会話でまだアクティブ化できて(使えて)いない語彙・文法・構文・決まり文句(チャンク)を、上述したAnki/AnkiDroidにカード登録して、瞬間英作文で回してきました。
研究によると、「英会話の約7割は決まり文句(チャンク)で構成されている」らしいので、文法・構文・決まり文句(チャンク)をつぶしていくよう意識しています。
● 大量にこなす → 流暢さ向上
瞬間英作文を始めた頃は、「日本語 → 英語」への変換プロセスに慣れていないので、かなりシドロモドロになります。過去形・疑問文・否定文・進行形など考えれば出てくると思いますが、英会話では瞬時にスラスラと出てこなければキャッチボールにはならないですよね。
ですが、瞬間英作文本をこなせばこなすほど、文法やフレーズのストックが増えてきてパターンに慣れてくるので、徐々に速く言えるようになってきます。
【参考】瞬間英作文 最新おすすめ本・教材まとめ
リーディングへの効果
● 主語・動詞を瞬時に把握
瞬間英作文では、トリガー(日本語文)を見て「主語と動詞に何を選ぶか?」を考えて英文を作ることになります。最初はそのストックがほぼゼロなので時間がかかりますが、瞬間英作文をやればやるほど、パターンがストックされて、主語・動詞の選択に慣れてくる=主語・動詞を選ぶスピードが高速化してきます。
その結果、リーディング時の主語・動詞を把握する力も高速化してきます。
● 返り読みの矯正
太古の昔、予備校の英文解釈のクラスで「後ろから訳す」という必殺技を教えてもらってから、英文を返り読みする癖がついてしまいました。ですが、特にAnki/AnkiDroidを使って、日英サイトラ的に瞬間英作文をやるようになってから、文頭から処理しやすくなったと感じています。
上述したように、瞬間英作文では英語の語順で(≒文頭から順に)英文を作っていくことになるので、その結果、文頭から瞬時に理解できるようになる ≒ 返り読みしなくても、前から英文を処理できるようになります。
● 読むスピード向上
瞬間英作文のみで、「速読ができるレベル」にはならないですが、主語・動詞を瞬時に把握し、文頭から瞬時に処理できるようになればなるほど、英文を読むスピードも向上してきます。次は、自分が読めるようになりたいジャンルの英文を大量に読むことで、さらに速読力は向上してきます。
【参考】TOEIC リーディング465点が獲れたPart 7勉強法「通読トレーニング」
【参考】英検準1級 読解で8~9割取るための対策と勉強法
【参考】英語「超」上級者は例外なく多聴多読していた件
リスニングへの効果
●「意味をつかむチカラ」の向上
まずは、リスニングで聞き取れるようになるメカニズムをご覧下さい。↓
Step 2:聞き取った音から意味がつかめる(意味をつかむチカラ)
↓
リスニングで聞き取れる
瞬間英作文をやると、上述したように、主語・動詞を瞬時に把握できるようになり、文頭から英語の語順で理解できるようになるので、「Step 2:聞き取った音から意味がつかめる(意味をつかむチカラ)」が向上します。
僕がTOEICの勉強を始めた頃、音読・オーバーラッピング(CD・MP3音声に合わせて音読)・シャドウイングが中心でした。これだけでも、リスニングの「Step 1:音が聞き取れる(音をつかむチカラ)」が伸びるのでリスニング力はある程度伸びます。
【参考】シャドウイングとオーバーラッピングの違い、効果的な学習方法と注意点
その後、僕はリスニング400点前後で長らく伸び悩むことになりました。
そのとき、スピーキングも向上させようと思って『瞬時に出てくる英会話フレーズ大特訓』という本を使って瞬間英作文を始めたんです。そうしたら、リスニング時に文頭から聞き取れるようになってきたんです。その後、リスニングは460点まで伸びてきました。
瞬間英作文を続けてきたことで、僕が以前に抱えていた次のようなリスニングの悩みは解決してきました。
「ところどころ単語や表現は聞き取れるけど、全文は聞き取れない」
「聞いたことのある単語ばかりの音声なのに、理解できない」
「文頭から瞬時に聞き取れない」
「長い文章になると、聞き取れなくなる」
「聞き取れない語彙があるとそこから数秒フリーズする」
「聞き取れなかった音声の英文を見ると、簡単な単語でヘコむことがある」
「何度か聞くと分かるようになるけど、一発で聞き取ることができない」
今でも聞き取れない語彙・表現はまだたくさんあります。ですが、
という対処法に気づけたのは大きいなと。
【参考】シャドウイングで効果を感じない人に試して欲しい6つの処方箋
瞬間英作文は英会話に効果がない?
瞬間英作文に対する懐疑的な意見をたまに見かけます。次のようなものがあります。
「瞬間英作文は、日本語から英語に変換するので、日本語的な発想の変な英語が身につく」
「英語と日本語では語順が違うので、瞬間英作文では正しい英語の語順が身につかない」
「瞬間英作文をやると、日本語で考えるクセが抜けず、会話についていけない」
これらは本当に事実なのでしょうか?
通訳者の英語は変な英語か?
上述したように、瞬間英作文はもともとは通訳者のトレーニングです。普段から「日→英」「英→日」変換している通訳者さんたちの英語は、日本語的な発想の変な英語ですか?間違った語順で話してますか?
そもそも、瞬間英作文がそんな悪影響しかないトレーニングだったら、通訳者の間で広まらないですよね。
量をこなすと自動化する
また、「日本語で考えるクセが抜けない」のは、数・量をこなしていない証拠です。やり込みが足りない。そもそも、英語を聞いたり話したりするとき、内的翻訳する(頭の中で訳す)ことが分かっています。
内的翻訳(mental translation)とは、Kern(1994 )の定義によれば、「第二言語で書かれたテキストを読む際 に、第二言語の単語・句・文を、母語でプロセスし直すこと」である。
つまり、読解における全ての言語的な母語の介入を指す。KernとHawras(1996)の研究では、内的翻訳の使用は、学習者の短期記憶に負担をかけることなく、comprehensien checkとして働き、正確な意味の把握を助けると結論している。
【出典】日本人学習者による「内的翻訳」(PDF)
そして、「量をこなすことで、内的翻訳をする傾向は減ってくる」という研究があります。
ある語が定着するのに5~16回あまり間隔を空けずに出会わなければならないが(Nation, 1990),教科書の中で1度出てきた語と再び出会う率が低いので(Schmitt, 2000),教科書以外の教材を使った流暢さのトレーニングで量を稼ぐことが重要となる。
量を保証することにより知識が定着し,さらにそれが自動化した技能として習得されれば,日本語を介さずに英語をそのまま使うことができるようになる。
de Groot & Hoeks(1995)は,第二言語が意味概念に結び付く2つのモデルを示し,学習によって意味認識が変化することを説明している。
このように学習者の習熟度が増すにつれて,内的翻訳をする量が少なくなる傾向があることは実証研究でも確認されている(Kern, 1994)。(P. 186)
【出典】第二言語習得を加速させる流暢さのトレーニング(PDF)
これは脳の機能なんです。言語学習に限らないです。
● 最初はレシピを見ないと作れなかった料理が、レシピを見ずに作れるようになる
● ギターを始めた頃は、楽譜を見ないと弾けなかったが、今は歌いながらでも弾ける
● 初日はGoogle Mapでようやくたどり着けた職場だったが、今は考え事しててもたどり着ける
頻繁に行われる行動は、脳の負担を減らすために自動化され、体が覚えるようになってきます。手続き記憶と呼ばれます。
瞬間英作文で何度も反復練習して、一定期間練習することで徐々に自動化してきます。
そして毎日オンライン英会話などで使っていくことで、徐々に会話中にもスラスラと出てくるようになります。
16年ベストセラー≒効果を感じた人が一定数いる
森沢洋介さんの『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(Amazon)』は、2006年に発売された本です。もし効果がないのであれば、なぜ16年経った2022年07月現在でも、いまだにAmazonでベストセラー1位なのでしょうか?
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』というタイトルからすれば、もしこれをやっても話せるようにならなかったら、「釣りタイトルだ!」「タイトルと中身が合ってない!」「詐欺だ!」となって、みんな買わないですよね(笑)。
「瞬間英作文は効果がある」と感じた人が一定数いて、その人たちが他の人にも勧めていないと、16年間もロングセラーにならないと思うんですよ。
また、SLA(Second Language Acquisition:第二言語習得)やTILT(Translation In Language Teaching:通訳翻訳を導入した外国語教育法)について調べていたのですが、海外の言語教育の最新の見解によると「英語は英語のままで学べ」はもう古いそうです。
そんなわけで、「瞬間英作文ってどうなの?」「瞬間英作文を始めてみたけど不安」「英語は英語で学ばないといけない」という方は、次の記事も参考にしてみて下さい(=゚ω゚)ノ
【参考】瞬間英作文は効果がない?むしろ「英語は英語のままで学べ」が時代遅れな件
TOEICにも効果がある理由
ここまでお読みいただければお分かりいただけると思いますが、瞬間英作文をやると、リスニング・リーディングも伸ばすことができる = TOEICスコアも伸ばすことができます。
TOEICというのは、問題に慣れていなかったとしても、8割くらい聞き取る&読むことができれば800点は獲れます。
逆に言うと、いくら問題を解くテクニックを身につけても、肝心のリスニング力・リーディング力がないと800点以上を獲るのは難しいということになります。
そこで、『公式問題集や信頼できる模試』の英文と和訳を使って瞬間英作文をすれば、TOEICによく出る語彙・表現を身につけることができます。
特にリスニングのPart 1・2は、英文が短く、語彙や文法も易しいものが多いので、瞬間英作文がやりやすいです。
【参考】TOEIC初心者が確実に600点取れる6つの戦略と勉強法
【参考】TOEIC スコアもリスニング力も向上する勉強法 Part 1・2編 / Part 3・4編
また、上述したように、瞬間英作文をやり始めると、
などの文法事項にも注意を払う必要が出てくるので、Part 5・6の文法問題にも強くなってきます。
僕が「アビメ」のR5「文法が理解できる」で、今でもだいたい9割が獲れる大きな理由の1つは、瞬間英作文をやっているからだと感じています。
さらに、TOEICのスコアアップ報告をして下さった読者さんで、800~900点を取得し、勉強法に瞬間英作文を取り入れておられた方をご紹介しておきます。皆さん、本当にありがとうございます<(_ _)>
ある程度できるようになったら英会話を
英会話力を身につけたい方は瞬間英作文本を1~3冊やったら、また、TOEICをされる方は800点を超えてきたら(スコア最優先でない場合)、英会話を始めることをオススメします。
瞬間英作文は「練習」、英会話は「紅白戦」
野球で例えるなら、瞬間英作文はキャッチボールやバッティングなどの「練習」です。練習だけをいくらやっても、紅白戦などで実践慣れしないと、試合には強くはならないですよね?また、実際に試合をやってみることで、「あーもっと速い球を投げれるようにならないといけないな」「もっと内角の球も打てるようにならないといけないな」など、実践を通して得られるフィードバックって大きいですよね。
瞬間英作文もまったく同じです。
2013年頃は、瞬間英作文はかなりやっていたのですが、オンライン英会話は週に2~3回しかやっていなかったんです。当時はそれでも上達を感じていたのですが、今から思うとあんまり上達してなかったなと(;´∀`)
英会話をやってきて痛感することは、英語は、話せば話すほど流暢になっていくなと。
結局、英会話も思い出して言うトレーニングなので、上述した検索練習(テスト効果)になるんですよね。
【参考】オンライン英会話を1000回受けたので効果と注意点をまとめてみた
これらのことから、
が増えれば増えるほど、流暢になることが分かりました。
そして、瞬間英作文でスラスラ言えるようになった文法・語彙・フレーズは、実際の会話で何度も使うようにしていれば、”日本語を介さず”英語のままスラスラっと出てくるようになります。
Use it or lose it(使わないと錆びつく)
瞬間英作文はトータルで2万文くらいやってきたのですが、多くの英文は使いこなせるようにならないまま忘却しています(笑)。というのも、瞬間英作文で一度スラスラ言えるようになった英文であっても、実際の会話で使っていかなかったら忘れていくんですよね。僕はこのことに気づくのにかなり時間がかかりました。
なので、英語を頻繁に使う環境を作ることをオススメします。その選択肢はいくつかありますが、多くの方は英語で会話できるようになりたいはず。
毎日話せる環境が作れる「オンライン英会話」
僕はスカイプを使った【 オンライン英会話 】を約4年やってきました。2016年7月現在、1回25分のレッスンを1240回(約517時間)。リアルの英会話スクールだと1ヶ月毎日レッスンを受けると数万円かかったりしますが、オンライン英会話の場合、
● ネイティブキャンプ
● DMM英会話
などの格安スクールだと、毎日1レッスン(25分)受けても、月額約5000~6000円くらいで済みます。僕は今「EnglishTalk」と「ネイティブキャンプ」でやっています。
オンライン英会話については、次の記事に詳しくまとめてあるので参考にしてみて下さい(・∀・)b
【参考】オンライン英会話を1000回受けたので効果と注意点をまとめてみた
● 効果と注意点まとめ
「おすすめ瞬間英作文本」
● 中学文法項目別 / ビジネス向け
└ 初級:会話できる英文法大特訓
└ 中級:日本人に共通する英語のミス 矯正ドリル
└ 上級:和文英訳教本
「瞬間英作文ってどうやってやるの?」
「瞬間英作文を効果的・効率的にしたい」
● 効果的なやり方 - トレーニング快適化のコツ
└ フラッシュカード「Anki」 - カード作成のコツ
「瞬間英作文に慣れてきた」
「英会話で使っていきたい」
● オンライン英会話とは? - 準備すべき5つのこと
● 文法項目別に練習できる「カランメソッド」
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