大地を歩こう › 2013年08月20日
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2013年08月20日
南アルプスを歩こう 荒川三山・赤石・聖 縦走 3日目
8月12日 3日目
4:50
雲が上にありますが、見通しが良く今日も晴れそうです。
今日の予定は百間洞山の家まで。あわよくば兎岳の避難小屋まで。
たった5時間弱のコースタイムですが、昨日の息子の足を考えると当然もっとかかりそうです。
そもそも、赤石を登るまでにめげてしまったら、赤石尾根を通って椹島に下山です。
さて、どこまで行けるのか…?
5:30
さて、テントの撤収時間もないので、簡単な朝食を食べてから出発します。
少し歩くと小屋が見えます。
綺麗な小屋でした、また泊まりたいな。。。
とりあえずは大聖寺平へのトラバース道を歩きます。
ちょっと風がありますが、気持ちの良い道です。
小赤石が見えますね。
突然息子が振り返り、ジーっと荒川中岳、悪沢岳を眺めて立ち止まります。
たまーに見せるこの感覚。
何を想っているんだろう?
だまったまま1~2分の時間が過ぎます。
トラバース道。空の青さが相まって、とても綺麗な道です。
ゆっくりと高度をあげるので、そんなにきつくもありません。
6:15
大聖寺平に到着です。
居合わせた方が写真を撮ってくれました。
まだまだ元気です(笑
今日も天気が良く、中央アルプス、北アルプスまで見えます。
ヤリホまで見える~♪
さて、ここから少し登りがきつくなって来ますが、突然息子が先行。
バンバン行っちゃいます。
朝一は少し調子が良いらしいです。
荷物の思い自分はついて行けず…
と思ったら、見えない所で休んでました(笑
向こうに百間平が見えます。
その向こうは大沢岳かな?
中盛丸山、兎岳の山頂が見えますが、見えない部分が気になりすぎる所です。
さて、さらに傾斜がきつくなり高度を上げます。
荒川小屋がはるか下に見えてきました。
息子は最近高度のあるところが怖いらしく、たったこれだけの登りでも怖いと言う始末。
まぁ、恐怖心があるのは良い事なので、ここでロープ出します。
こんな所で…
と恥ずかしがるよりも、安全第一です。
急登が終わった所が小赤石かと思いましたが、ダマシ平でした。
ここで少し休憩の後、小赤石を目指します。
ココから見れば大したこと無いように見えますが…
ダマシ平のようにまだ騙されてるかな?
と、この後…
!!
ライチョウ!
はぁ~、なんてカワイイ…
ライチョウは歩く姿がカワイすぎます。
息子がこれだけ近づいても逃げません。
子供も2羽居ました。
しばらく眺めてたっぷり癒された後、再びスタートします。
ふり返ると結構な高さ。
荒川中岳と同じぐらいですかね?
8:25小赤石に到着です。
既にこの段階でコースタイムのほぼ倍ほどの時間。
こりゃ、今日の予定も期待できなさそう…
まぁ、無理して進んでも辛いだけなのでのんびり行きましょう。
ただ問題は…
赤石尾根分岐に来ました。
ここで息子に選択肢を与えます。
これから先、辛い思いをして聖岳を目指すか?
ここで辞めて赤石尾根を下るか?
息子はしばらく考えたのち、
「行く。お父さん、僕聖岳まで行きたいよ。」
と言います。
分かった、行こう。
一度口にしたのなら自分の責任で必ず行く事や、
ここから進んでしまったら、聖を超えるまで辞めれない事を説明。
それでも良いと言います。
赤石方面にザックを背負って進み…
9:20
赤石岳山頂です。
日本で7番目に高い山!
ついでに三角点も。
立派に一等三角点でした。
向こうを見ると、こちらが百閒洞へと行く道ですね。
向こうが見えない…
キケンです。
でもその前に、避難小屋まで行きましょう。
お腹空いた!
「山を想えば人恋し
人を想えば山恋し」
あぁ、、、シビれます。
もうこの一言で惚れました。ここに泊まりたい。
小屋番さんがベンチからこちらを見ています。
周りのお客さんも。
「チビッ子来たー!」的に見てます。
奥様が
「よく頑張ったね~」
と息子にパインをサービスしてくれました。
疲れた体にありがたかったです。
お昼御飯にどん兵衛頂きます。
息子がどん兵衛を食べている間に、聖岳を眺めます。
大分近づいて来ましたが、それでも真っ直ぐは行けないから遠いな…
うんうん、そうですよね~。
ココで泊まっていい?
って、息子に聞いたら却下されました。
どれだけでも進むんでしょ?って怒られました、ゴメンナサイ。
小屋前のテラスに登り、写真。
ここで満点の星空の下、酒を飲みたい!
でも、今日はダメだ…
また今度の機会ですかね。。。
それにしても後ろに見える荒川三山からの稜線、素晴らしいです。
自分たちが歩いてきた道がずっと見えるなんて、最高じゃないですか!
自信に繋がります!
さて、かなり名残惜しいですが、赤石岳を離れる事にします。
百間洞へ向けて山を降りましょう。
さようなら、赤石避難小屋。。。
いつかまた来ますよ。
赤石の裏側は結構な傾斜の道。
しかも滑ります。
グングンと高度を下げて行きます。
滑るとちょっと怖いですね。
ガレガレの道を降りてきたところで休憩しました。
結構足にキてしまいましたね。
かなり高度を下げてきました。
赤石岳は遥か上方です。
ここから百間平まで馬の背を歩きますが、右手は結構な崩落ですね。
普通に歩けば落ちる事は無いと思いますが、転んだりしたらちょっとまずそうです。
慎重に歩きます。
百間平です!
ここは気持ちの良い場所です!
こんな所でテント張って寝たら気持ちよいだろうな~…
なんて思ったら、「幕営禁止」の看板。
見透かされていました(笑
でも、ここを歩くのは気持ち良いです。
まさに天空遊歩道!
いよいよ、百間平から百間洞へと下ります。
空がきれい!
再びグングンと高度を下げて行きます。
赤石岳の山頂から、かなり高度を下げてきました。
もう山頂から600mほど下げています。
また3000mまで登るのに、厳しいなぁ~…
それでもこの道も素敵な道です。
空へと続く道のようです♪
ようやく百間洞のテント場へと来ました。
再び森林限界の下です。
ここは小屋とテント場が離れていて、テン場の方が上にあります。
荷物をデポして受付の為に小屋へ向かいます。
何回も行くのは大変なので、水タンクだけ持って行きます。
13:30 と言うわけで、百間洞山の家に到着です。
まだ早い時間なので、このまま兎岳の避難小屋まで行こうかと思ったのですが、
あちらは管理されていない小屋。
今無理するよりも、ゆっくり休んで明日に備える方を選択しました。
受付して水汲んで、テン場に戻ります。
幕営です。
小屋が遠い事もあり、子供のトイレが心配だと言ったところ、一番下の場所を頂いてしまいました。
すみません、小屋番さんありがとうございます。
そして、このテン場の何が素敵って…
川が目の前!
もう最高!
まだ暑いので、川遊び兼体流しです。
服脱いでタオル持って川に入り、ガシガシ体を拭きます。
3日分の汚れが落ち、スッキリしました。
川とテントの距離がどれくらいかと言うと…
こんな距離です。
幸せ♪
そして、私たちの向かいのテントには、若い子達の集団が居ました。
1人の方が話しかけて来ましてお話したところ、
早稲田大学のワンダーフォーゲル部の方々でした。
好青年なお兄さんで、ウチの息子をスカウトしてました(笑
残念なのは、ウチの息子は早稲田に行けるほどの頭が期待出来ない所ですね。。。
少しお話しましたが、とてもまじめに山に取り組んでいるようでした。
今年の彼らの山行目標を聞きましたが、とても素敵な旅をするようでした。
3つの部隊が日本の3000m峰を別々に登り、
最終日に御嶽の3つのルートをそれぞれの部隊が登って山頂で集合!
その姿を想像しただけで、こちらもなんだか奮い立ちました。
無事に成就される事を祈願しています!
さーて、16時も回った所で夕ご飯にします。
まだテントは日が差して暑いので、川の岩場で夕ご飯にします。
うどんと、コンビーフご飯です。
明日が、今回の山行で一番ハードな日程ですので、しっかりと栄養を摂っておきます。
明日は中盛丸山、小兎、兎を越えて、聖を登って下ります。
その間激しいアップダウンを繰り返します。
大人のコースタイムでも8時間ほど…
ココまで1.5~2倍近い時間をかけている息子は、はたしてどうなる事やら…
最悪予備日はあるので、兎岳の避難小屋に泊まる事になるのか?
問題はその分多めの水をもって歩かなければならないと言う事。
息子にとっても私にとっても、シビれる1日となりそうです。
この日は3日分の疲れも溜まっていたので、18時頃にはさっさと就寝しました。
おやすみなさい、明日も頑張ろう!
4日目へ続く
4:50
雲が上にありますが、見通しが良く今日も晴れそうです。
今日の予定は百間洞山の家まで。あわよくば兎岳の避難小屋まで。
たった5時間弱のコースタイムですが、昨日の息子の足を考えると当然もっとかかりそうです。
そもそも、赤石を登るまでにめげてしまったら、赤石尾根を通って椹島に下山です。
さて、どこまで行けるのか…?
5:30
さて、テントの撤収時間もないので、簡単な朝食を食べてから出発します。
少し歩くと小屋が見えます。
綺麗な小屋でした、また泊まりたいな。。。
とりあえずは大聖寺平へのトラバース道を歩きます。
ちょっと風がありますが、気持ちの良い道です。
小赤石が見えますね。
突然息子が振り返り、ジーっと荒川中岳、悪沢岳を眺めて立ち止まります。
たまーに見せるこの感覚。
何を想っているんだろう?
だまったまま1~2分の時間が過ぎます。
トラバース道。空の青さが相まって、とても綺麗な道です。
ゆっくりと高度をあげるので、そんなにきつくもありません。
6:15
大聖寺平に到着です。
居合わせた方が写真を撮ってくれました。
まだまだ元気です(笑
今日も天気が良く、中央アルプス、北アルプスまで見えます。
ヤリホまで見える~♪
さて、ここから少し登りがきつくなって来ますが、突然息子が先行。
バンバン行っちゃいます。
朝一は少し調子が良いらしいです。
荷物の思い自分はついて行けず…
と思ったら、見えない所で休んでました(笑
向こうに百間平が見えます。
その向こうは大沢岳かな?
中盛丸山、兎岳の山頂が見えますが、見えない部分が気になりすぎる所です。
さて、さらに傾斜がきつくなり高度を上げます。
荒川小屋がはるか下に見えてきました。
息子は最近高度のあるところが怖いらしく、たったこれだけの登りでも怖いと言う始末。
まぁ、恐怖心があるのは良い事なので、ここでロープ出します。
こんな所で…
と恥ずかしがるよりも、安全第一です。
急登が終わった所が小赤石かと思いましたが、ダマシ平でした。
ここで少し休憩の後、小赤石を目指します。
ココから見れば大したこと無いように見えますが…
ダマシ平のようにまだ騙されてるかな?
と、この後…
!!
ライチョウ!
はぁ~、なんてカワイイ…
ライチョウは歩く姿がカワイすぎます。
息子がこれだけ近づいても逃げません。
子供も2羽居ました。
しばらく眺めてたっぷり癒された後、再びスタートします。
ふり返ると結構な高さ。
荒川中岳と同じぐらいですかね?
8:25小赤石に到着です。
既にこの段階でコースタイムのほぼ倍ほどの時間。
こりゃ、今日の予定も期待できなさそう…
まぁ、無理して進んでも辛いだけなのでのんびり行きましょう。
ただ問題は…
赤石尾根分岐に来ました。
ここで息子に選択肢を与えます。
これから先、辛い思いをして聖岳を目指すか?
ここで辞めて赤石尾根を下るか?
息子はしばらく考えたのち、
「行く。お父さん、僕聖岳まで行きたいよ。」
と言います。
分かった、行こう。
一度口にしたのなら自分の責任で必ず行く事や、
ここから進んでしまったら、聖を超えるまで辞めれない事を説明。
それでも良いと言います。
赤石方面にザックを背負って進み…
9:20
赤石岳山頂です。
日本で7番目に高い山!
ついでに三角点も。
立派に一等三角点でした。
向こうを見ると、こちらが百閒洞へと行く道ですね。
向こうが見えない…
キケンです。
でもその前に、避難小屋まで行きましょう。
お腹空いた!
「山を想えば人恋し
人を想えば山恋し」
あぁ、、、シビれます。
もうこの一言で惚れました。ここに泊まりたい。
小屋番さんがベンチからこちらを見ています。
周りのお客さんも。
「チビッ子来たー!」的に見てます。
奥様が
「よく頑張ったね~」
と息子にパインをサービスしてくれました。
疲れた体にありがたかったです。
お昼御飯にどん兵衛頂きます。
息子がどん兵衛を食べている間に、聖岳を眺めます。
大分近づいて来ましたが、それでも真っ直ぐは行けないから遠いな…
うんうん、そうですよね~。
ココで泊まっていい?
って、息子に聞いたら却下されました。
どれだけでも進むんでしょ?って怒られました、ゴメンナサイ。
小屋前のテラスに登り、写真。
ここで満点の星空の下、酒を飲みたい!
でも、今日はダメだ…
また今度の機会ですかね。。。
それにしても後ろに見える荒川三山からの稜線、素晴らしいです。
自分たちが歩いてきた道がずっと見えるなんて、最高じゃないですか!
自信に繋がります!
さて、かなり名残惜しいですが、赤石岳を離れる事にします。
百間洞へ向けて山を降りましょう。
さようなら、赤石避難小屋。。。
いつかまた来ますよ。
赤石の裏側は結構な傾斜の道。
しかも滑ります。
グングンと高度を下げて行きます。
滑るとちょっと怖いですね。
ガレガレの道を降りてきたところで休憩しました。
結構足にキてしまいましたね。
かなり高度を下げてきました。
赤石岳は遥か上方です。
ここから百間平まで馬の背を歩きますが、右手は結構な崩落ですね。
普通に歩けば落ちる事は無いと思いますが、転んだりしたらちょっとまずそうです。
慎重に歩きます。
百間平です!
ここは気持ちの良い場所です!
こんな所でテント張って寝たら気持ちよいだろうな~…
なんて思ったら、「幕営禁止」の看板。
見透かされていました(笑
でも、ここを歩くのは気持ち良いです。
まさに天空遊歩道!
いよいよ、百間平から百間洞へと下ります。
空がきれい!
再びグングンと高度を下げて行きます。
赤石岳の山頂から、かなり高度を下げてきました。
もう山頂から600mほど下げています。
また3000mまで登るのに、厳しいなぁ~…
それでもこの道も素敵な道です。
空へと続く道のようです♪
ようやく百間洞のテント場へと来ました。
再び森林限界の下です。
ここは小屋とテント場が離れていて、テン場の方が上にあります。
荷物をデポして受付の為に小屋へ向かいます。
何回も行くのは大変なので、水タンクだけ持って行きます。
13:30 と言うわけで、百間洞山の家に到着です。
まだ早い時間なので、このまま兎岳の避難小屋まで行こうかと思ったのですが、
あちらは管理されていない小屋。
今無理するよりも、ゆっくり休んで明日に備える方を選択しました。
受付して水汲んで、テン場に戻ります。
幕営です。
小屋が遠い事もあり、子供のトイレが心配だと言ったところ、一番下の場所を頂いてしまいました。
すみません、小屋番さんありがとうございます。
そして、このテン場の何が素敵って…
川が目の前!
もう最高!
まだ暑いので、川遊び兼体流しです。
服脱いでタオル持って川に入り、ガシガシ体を拭きます。
3日分の汚れが落ち、スッキリしました。
川とテントの距離がどれくらいかと言うと…
こんな距離です。
幸せ♪
そして、私たちの向かいのテントには、若い子達の集団が居ました。
1人の方が話しかけて来ましてお話したところ、
早稲田大学のワンダーフォーゲル部の方々でした。
好青年なお兄さんで、ウチの息子をスカウトしてました(笑
残念なのは、ウチの息子は早稲田に行けるほどの頭が期待出来ない所ですね。。。
少しお話しましたが、とてもまじめに山に取り組んでいるようでした。
今年の彼らの山行目標を聞きましたが、とても素敵な旅をするようでした。
3つの部隊が日本の3000m峰を別々に登り、
最終日に御嶽の3つのルートをそれぞれの部隊が登って山頂で集合!
その姿を想像しただけで、こちらもなんだか奮い立ちました。
無事に成就される事を祈願しています!
さーて、16時も回った所で夕ご飯にします。
まだテントは日が差して暑いので、川の岩場で夕ご飯にします。
うどんと、コンビーフご飯です。
明日が、今回の山行で一番ハードな日程ですので、しっかりと栄養を摂っておきます。
明日は中盛丸山、小兎、兎を越えて、聖を登って下ります。
その間激しいアップダウンを繰り返します。
大人のコースタイムでも8時間ほど…
ココまで1.5~2倍近い時間をかけている息子は、はたしてどうなる事やら…
最悪予備日はあるので、兎岳の避難小屋に泊まる事になるのか?
問題はその分多めの水をもって歩かなければならないと言う事。
息子にとっても私にとっても、シビれる1日となりそうです。
この日は3日分の疲れも溜まっていたので、18時頃にはさっさと就寝しました。
おやすみなさい、明日も頑張ろう!
4日目へ続く