大地を歩こう › 2018年10月

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2018年10月21日

焼岳と西穂高岳ピラミッドピークを日帰りしてみる その②

と言う事で、焼岳小屋で20分ほど休んだら再び出発します。
ここから西穂山荘までの道は、未踏の道。
歩いた事がありません。


割谷山までは、結構細かいアップダウンが連続しますが、展望はそこそこあるので楽しみながら歩けます。
でも、決して楽な道ではない感じです。


西穂の山荘がまだあんなに遠い。


割谷山を過ぎると、一部道は歩きやすくなり平坦になったりするのですが、今度は展望が殆ど無くなります。
うん、結構修行の道ですね。


中間の池。
名前の通り、西穂山荘と焼岳小屋のちょうど中間に位置するようです。
時間は1時間ほどで来ました。


展望も殆どなくガシガシあるいてさらに一時間近く。
急に目の前に整備された登山道が現れました。
上高地から西穂山荘へ続く道です。


対して、それに比べれば焼岳に行く道は獣道的な感じ。
いや、ちゃんと歩ける道ですよ。


と言う事で10:30西穂山荘に到着しました。
なんとか2時間で来れましたね~。
息子、結構体力を消耗しているようです。
写真も無いので割愛してますが、楽な2時間ではなかったです。


ここでエナジーチャージ。
西穂ラーメンを頂きます。
変わらず美味しいです♪

昼食をとりつつ、30分休憩したら11:00に再び出発です。


丸山~。
山荘から丸山までって、思ったよりハードだと感じるのは私だけでしょうか?


さぁ、さらに行きますよ~。
このザレた斜面、勝手に「根性坂」と名付けてます。
気合い入れて行きましょう。


息子、遅れ気味です。
ここでちょっと意地悪してみる事にします。
いつもなら、少し待って揃って行くのですが、あえて放置して置き去りにしてみました。
独標までなら一人でも平気でしょう。


結局、息子は10分遅れで到着しました。
山荘から私は40分、息子は50分。
トレーニングが足りてませんな。
しかし、息子怒る怒る。置き去りが悲しかったらしいです。
まだ子供だった(^^;


いやー、それにしても焼岳、遠いな。
よく歩いてきたよ、怒っても頑張ったね~。


そして時間もまだ12時前だし、もう少し行ってみようか。
ロープウェーのリミットは16:45です。
まだまだ全然余裕です。


奥穂、前穂、ジャンダルム。
綺麗ですね~。もう上の方は紅葉が終わってる感じですが、下の方は賑やかしいです♪


さて、行きます。
独標からさらに奥へ。
息子ももう手慣れたものです。
昔はヒヤヒヤしてましたが、もう全く平気です。


9峰裏の一枚岩もスルっと通過。
ここで固まる人は、この先行ってはいけません。


12:30
ピラミッドピーク頂きました♪


笠ヶ岳、綺麗だな~。

ここで息子と相談。
どうするかな?
このペースならきっと山頂まで行ける。
行けるけど、下山がロープウェーギリギリになりそう。
もうここまで大分歩いてきているし、焦って急いで怪我してもシャレにならないですし。。。
余裕が無いのは嫌だという、息子と同じ結論に。
協議の結果ここで辞めることにしました。
手が届きそうですけど、またの機会にしましょう。


うん、焼岳は十分遠い。立派に歩いた!


と言う事で、ピラミッドピークでしばらく休憩。
のんびり景色を堪能しました。
今日はホントにいい天気です。
来てよかった♪


13:00帰還に入ります。
ゆっくり休んだおかげで、下りの岩場もわりとすんなり。
息子も昔よりは体が大きくなったので、今は言うほど下りの岩場が遅くないです。
本人は少し苦手意識を持っている持っているみたいですけどね。


もう全然余裕。


独標裏も、一人でグイグイ先行します。
安心して見てられるわー。


独標は混雑していたので、ほぼスルー。
サクッと通過です。


ちゃっちゃと降りてきて、山荘。
さっき見逃さなかったです、アイスクリームの特売で¥300
なんで特売なのか聞いてみましたが、まぁ予想通りの回答です。
「売り切らないといけないので…」(^^;

ですよね~。


ソーダ味を二人で頂きました。
ラムネが入ってて美味でした♪


休憩して14:10、山荘から下へ行きます。
ありがとうございました、また来ますね。


ここ、歩荷道の分岐点なんですが・・・
前は規制ロープがあったのですが、藪に還ってロープすら無くなりました。
いつか歩いてみたいんですけどね~。。。


14:50
西穂口!
下山、完了です!
切符を買って、珍しく展望台から眺めたり、あとはロープウェーで楽々です。


文明の利器って素晴らしい。
楽だわー。
焼岳をしばらく眺めていました。


鍋平駅!
絵がかわいい♪


あとは駐車場まで歩いてきて、ふと見上げると焼岳が見える。
朝出発の時に見えてなくてよかった。。。
結構遠く感じますね。。。
息子が「あんなに遠かったんだ・・・」
とか呟きます。
見えてたら出発で心折れたかも(笑


と言う事で安定のひがくの湯。
息子はうまい棒を10本以上食べてましたね。
食べ過ぎでしょう。。。


さて、今回歩いたルート、紅葉も綺麗でなかなかハードかつ良い道でした。
西穂の山頂までは届かなかったので、また来ないと。
あと30分速くピラミッドピークに到着していたら、多分行く判断をしていたでしょう。
またいつか、挑戦しましょう。



さて、次はどこの山を歩こうかな?




  

Posted by PENTAGON at 08:00Comments(2)トレーニング

2018年10月19日

焼岳と西穂高岳ピラミッドピークを日帰りしてみる その①

秋です、紅葉を見に行かねば。

いつもの連休は息子とテントを担いで山歩き…
なのですが、今年の連休は部活の大会があったりなんだりで、息子はどうしても連休になりませんでした。
仕方がないので、日帰りで行ける山に行くかと言うことになったのですが、珍しく息子が挑戦的な登山がしたいと。
ですので、紅葉を見がてら、焼岳と西穂の日帰りに挑戦することになりました。

私単独なら、寝ずに夜12:00スタートでも良いのですが、さすがに息子はまだ中1。
体がまだ出来ていないので、きちんと睡眠時間を取らせます。
まだそんな無茶をさせられないので、前夜に車を移動しながらさっさと寝かせます。
新穂高は鍋平の駐車場に停めました。

3時に起床、準備をして息子を起こします。
テントでは無いので着替えて3時半に直ぐに出発。
まずは中尾高原までの一般道歩きです。
テクテクと深夜の林道を歩きます。
登山なのに最初は下りと言う、まぁ最近はたまにある事なので、息子もなんとも思わなくなってきたようです。


4:15
やっと登山口にて計画書を提出です。
登山口と言っても、ここからさらに舗装の林道を上げるんですよね。


ようやく舗装が切れて登山道口へ。
それから暗い中、登山道をガシガシ上げていきました。



暗いうちは写真も撮らず。
ようやく明るくなった頃にはようやく雨量計のあたりでした。


息子はまだ眠いのか、なかなかペースが上がりません。
ゼーゼー息切れしたりしてます。
息子が遅くなったのか、私が速くなったのか?


斜面一面から蒸気が上がっています。
火山の蒸気ですね。
冬はやっぱり雪が溶けているのでしょうかね~。


6:24
中尾峠到着です!
ガスの中、太陽がまるっと見えました。


さらにガスの中、焼岳の斜面を登り始めました。
日を見ると息子も少しペースが上がってきたようです。


突然、ガスが切れて目の前に溶岩ドームが見えてきました。
おぉ!


振り返ると、雲海の上の笠!
なんとも綺麗です♪


そして岐阜県側から上高地側へと滝のように流れる雲。
滝雲って言いましたっけ?
わずか15分ほどの間で消えてしまいました。
貴重な景色が見れました。


噴気孔近く。思わず足を止めてしまいます。
暖かいのです(^^)


さぁ、もう少しだよ。
あのドームを回り込めばすぐ山頂です。


7:10
と言うことでモーニング焼岳頂きました!
鍋平の駐車場から3時間40分なら、まぁまぁそこそこかな?
序盤のスローペースが無ければもう少し早く来れたかもですね。


あちらはこの前行った水晶岳、鷲羽岳。
やっぱり遠いっすね。


これから行く西穂、穂高方面。


遠く、甲斐駒ヶ岳、南アルプス方面。


南峰と乗鞍。
焼岳の南峰は入山禁止と聞いていますが、なんだか正規の規制は無いとか・・・?
ホントかな?


尾根沿いにあっちこっちから蒸気が上がってます。
あんなに噴いてたっけかな?

山頂で朝ご飯のおにぎりを食べてから降り始めます
火山の山頂に長居は無用です。
綺麗なんですけどね~。


ガシガシ降りていきます。
息子もこの頃には大分絶好調になってきました。


すっかり晴れて、いい天気です♪


こう言うのって、いい雰囲気ですね。
中尾峠近辺はあちらこちらから蒸気が噴出しています。
温泉卵作れるかな?


と言うことで、8:10頃に焼岳小屋に到着しました。
ここで小休止。
朝ご飯の続きを食べつつのんびりしました。

とりあえず、今日の工程はこの辺がだいたい半分ぐらいのはずです。
この後、これから西穂へ向かいます。
山荘まで行ければロープウェーに乗れるので、通過点の時間でリターンの場所を考えましょう。
行ければ西穂の山頂まで行きたいですね~。

息子とあーでもない、こうでもないような話をしつつ、20分ほど休憩しました。





その②へ続く





  

Posted by PENTAGON at 07:00Comments(2)トレーニング