大地を歩こう › 2017年08月
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2017年08月21日
百高山を行く裏銀座!5日目
8月14日
「食べて寝れば回復する」
TJARの選手の方の言葉です。
しっかり食事をとって、しっかり寝たので、4時には全快で元気です。
今日はとりあえず、鷲羽岳を頂きに行きます。
そして、その後が決まって無いんですよね。
正式な予定だと、双六まで行って幕営、一泊でした。
でもそれはこの朝に水晶小屋を出ていればの話です。
既に三俣に居ますし・・・
双六の後、体力が残っていれば槍まで繋いで完結できるかな?
と色々考えてますが、とりあえず軽装で鷲羽岳をピストンしましょう。
4:40
テントを出発します。
そして山荘にてトイレに寄りますが。。。
まさかの20分待ち。
5:10 三俣山荘スタートしました(^^;
鷲羽岳の山頂まではCT90分とありました。
ですが、今回も軽装なので縮められるでしょう。
天気はどんよりしています。
山頂に着いた時はどうなってるかなー?
山頂へ上げる道は、なかなかの斜度なのですが、一定角度で上げ続けているのでリズムを合わせればそんなに厳しくはありません。
朝から絶好調な息子、いい勢いで高度を稼いで行きます。
30分ほどで良い所まで来ています。
そして50分ほどで山頂に来ました。
残念なのは、ガスが出てしまった事ですね~。
鷲羽岳山頂、頂きました!
2924.4m 百高山63座目!
こちらも頂きます。
三等三角点
点名「中俣」
せっかく山頂に来たので、朝食を食べて少しゆっくりします。
すると・・・
ガスが切れてきました!
水晶岳も薬師岳も見えます!
黒部五郎岳。
こちらから見るとほっそりしてスプーンでくり抜いたような形ですね~。
こちらは槍穂に笠、乗鞍、御嶽。
少し待ってて良かったです♪
さて、景色も見たれたし帰りましょう。
登りはガスで見えなかった鷲羽池が見えました。
綺麗な池ですね!
下りも雄大な景色を眺めながら降りて行きます。
トレラン風の人が抜かしていったのですが、息子は急にやる気スイッチが入ります。
下りをキュンキュン降りていくのですが・・・
イカン、こちらも軽装なのについていけない。
息子、体の軽さに加えて足裁きもなかなか見事になってきました。
下りの速さについていけないのは結構ショック・・・
でも、トレラン風の方にはそれでもおいていかれます。
やっぱり速いな~
こちら、水平にみえる道があります。
伊藤新道ですね。
息子、地図を見てから気になって気になって仕方が無いようです。
今は行けないですからね~。
と言う事で、下りは40分ほどで降りてきました。
下りはすれ違いの待ちが多かったので、少し時間がかかりましたね。
ここで息子はパン。
私は朝からビール(笑
エナジーチャージしました。
さぁ、テントも撤収しました。
移動しましょう!
とりあえずは、双六方面を目指す事にします。
三俣蓮華へと上げる道です。
今日は天気が良いですね~。
稜線を歩くのが気持ち良さそうです♪
小屋から30分ほど上げると、巻き道との分岐に出ます。
こんなに天気の良い日は稜線を歩きたいと思ったのですが、何気でここの巻き道は歩いた事がありません。
後ろ髪を引かれますが、今日は巻き道を行く事にします。
しかし、この道、思ったより良い道でした。
稜線を見上げながら歩くのも、なかなか良いですね。
お花畑が広がりますので、飽きる事もないですし。
さらに、槍へと続く道!
こちらも良い道です♪
気持ちよく歩いてきたら、分岐から1時間10分ほどで双六側の分岐に到着しました。
あとは小屋へ下るだけです。
10:10双六小屋到着です。
さーて、今後の予定をどうするか。
本来の予定であれば、この日の夕方に双六小屋に到着し、翌日下山でした。
もし体力に余裕があれば、もう一日伸ばして槍ヶ岳経由で下山。
しかし、今予定は半日分先行しています。
今から槍ヶ岳を目指しても夕方には到着できそうです。
しかし・・・
「風呂に入りたい」
と言うのが、私と息子の本音でした。
今回の工程、序盤が水不足過ぎて、いつもならテン場の沢でジャブジャブ体を流したりタオルを洗って体を拭いたりできたのですが、今回はそれが出来ていません。
中日で服を着替えたものの、すぐに気持ち悪い感じになってしまってたのです。
ですので、息子と・・・
「もう帰ろうか・・・」
と言う話にもなってました。
双六小屋に到着し、12時までに樅沢岳をピストンして当初の予定をクリアしていれば、行程は長くなるものの今日中に下山できます。
まだ時間も早いので、もう息子と私の頭の中には「槍」の文字がありませんでした。
何も言わずにそそくさと荷物を置く息子と私。
いそいそとピストンする準備をします。
正面には、一昨日行った南真砂岳が見えますね。
こうやって見ると、野口五郎岳の稜線からは結構距離がありますね・・・
さて、樅沢岳はCT40分です。
20分ちょっとで来ちゃいました(^^;
樅沢岳 2755m 百高山64座目頂きました!
今回の旅最後の百高山です!
とりあえず、ミッションコンプリート!
写真さえ撮っちゃえば後はサクッと帰るだけです。
山頂で丁度またガスが出てしまい、見れるものも見れません。
帰りましょう。
少し下るとまたガスが切れてきたりしまして、結局下りも20分ほどで帰って来れました。
この段階でまだ11:10です。
もう息子と私の頭の中には、「下山」の二文字しかありませんでした。
今日はもうテント張らない!
そうなると、これからCT6時間ほどの道を行きますので、腹ごしらえですね。
メニューを眺めて・・・
五目ラーメン頂きました!
あんかけがなかなか美味しかったです♪
ラーメンを食べている間、テラスで相席していた単独行の外人さんがいまして・・・
片言の英語で話してみたら若干通じました。
2週間かけて立山まで行くそうで、日本のアルプスは素晴らしいと言ってました。
11:40
テン場はまだまだ空いてますが、もう迷わない、下山開始です。
新穂高まで歩きましょう。
最初の木道。
息子は木道が大好きです。
振り返ると双六の小屋。
相変わらず、ここの小屋のロケーションは素敵ですね。
この雰囲気、とても好きです。
崩落地のキワを通り・・・
大好きな木道を通り・・・
雪の上も歩き・・・
弓折乗越直前。
ここが最後に鷲羽岳と水晶岳が見えるポイントです。
ありがとうございました。
無事に帰らせて貰えることに感謝して、山を見納めます。
ぴったり1時間で弓折乗越です。
ここはなんだか人でごったがえしていたので、休憩もせずにそのままスルーしました。
なんだか、どこかの大学のワンゲル部っぽい感じの集団とか・・・
山に赤髪や金髪で来るって、凄いなー。
遭難した時に個人の判別が早いでしょうね~(笑
すぐに見つけてもらえそう。
さて、さらに降りること35分。
あっと言う間に鏡平の小屋です。
残念なのは、雲の中まで降りてしまったことですね。
ここの景色は最高なのに・・・
でも、名物頂きます。
ダイナミックなカキ氷。
美味しいんですよね~。
その理由は
わざわざ氷を空輸しています。
凄い。
カキ氷を食しながら休憩しましたが、まだまだ新穂高までは遠いの直すぐに出発します。
鏡池。
ホントはココにバーンと槍穂の姿が見えるのですが・・・
天候が残念なので、自分で槍ってみます。
でも、こうやって見るとタージマハールですね。
全然槍じゃない。残念。
さて、熊ノ踊り場。
ここはもう、毎回通る度にやらなければならない事が。。。
恒例の、熊踊り。
動画でお見せ出来ないのが残念です。
さて、シシウドヶ原です。
下に小池新道入口が見えますね。
あそこまでまだCTで1時間半です。
がんばらないと。
時間は2時半です。
ここからはチボ岩等、小さな沢をいくつか越えて行きます。
最後の秩父沢。
ここで休憩です。
直ぐ上に雪渓があるので、水が鬼のように冷たいです♪
登山靴を脱いで靴下を脱いで、川の水でアイシングしますが・・・
10秒も入れていられなかったです。
冷たーい♪
さて、それでは靴を履き替えて出発です。
ここからはトレランシューズです。
今回の旅、写真をよくよく写真を見ると分かるのですが、場所により2種類の靴を使い分けてます。
登山靴か、トレランシューズか。
息子はこの日、鷲羽岳の往復からずっとトレランシューズですが、私は登山靴でした。
昨日の赤牛岳往復は2人ともトレランシューズですが、三俣への移動は登山靴だったり。
で、今日はこの小池新道から先は林道歩きなので、登山靴では歩きにくいので、トレランシューズです。
テン場のサンダル代わりにもなるので、最近はこのスタイルがお気に入りです。
15:50
そんなこんなで小池新道入口です。
あとは鬼の林道歩きですね。
小池新道、ありがとうございました。
さぁ、ラストの林道歩き。
息子は林道歩きが大嫌いです。
テンション駄々下がりでいつもペースが極端に落ちるのですが・・・
なんだか今日は全開です。
凄いペースで歩きます。
さわび平の小屋で休憩。
ここでトマトとバナナを食します。
あんなに美味しそうに置いてあったら、もう食べずには居られないですね!
今日は買い食いばかりしています。
笠新道の入り口の水。
ここの水、美味しいですよね。
風穴の天然クーラーでアイシングしたり・・・
なんだかんだで楽しみながら林道を歩きました。
そしてようやくゲートを通過し・・・
17:20
新穂高の登山者センター、無事下山の到着です!
67kmの道のり、よく歩いた!
カミさんを召還してたので、このまま帰れます。
いつもいつもありがとう。
そして、待ちに待った風呂・・・
この為に槍も諦め、日程を縮めて、頑張って降りてきました!
いつものひがくの湯です。
相変わらずうまい捧が食べ放題です。
お持ち帰りは1人6本まで。
さらに、止まらぬ企業努力に頭が下がります。
医療品が追加されてますよ。
歯ブラシに髭剃りに、長期縦走後にこのサービスは、ホントにありがたいです。
ひがくの湯、大好きですね。
相変わらず鉄分豊富です♪
さらには、新穂高ロープウェーの割引券貰いました。
レアですよね?あんまり出回らないのに・・・
今は配ってるのかな?
なんにせよ、これは西穂に行けと言うことかな?(笑
と言う事で、今年も無事に夏の大冒険を歩く事が出来ました。
4日目の赤牛岳往復は、今回の旅の核心で、ホントに良い経験をする事ができました。
あの朝見れた景色は、息子にも強い印象を残したようです。
いい経験をさせる事が出来ました。
また、息子の成長も見る事が出来ましたね。
初夏の西穂で見た技術力に、今回見せてくれたタフな体力。
順調に育ってくれてます、嬉しいものですね。
さぁ、次はどこの山に登ろうかな?
「食べて寝れば回復する」
TJARの選手の方の言葉です。
しっかり食事をとって、しっかり寝たので、4時には全快で元気です。
今日はとりあえず、鷲羽岳を頂きに行きます。
そして、その後が決まって無いんですよね。
正式な予定だと、双六まで行って幕営、一泊でした。
でもそれはこの朝に水晶小屋を出ていればの話です。
既に三俣に居ますし・・・
双六の後、体力が残っていれば槍まで繋いで完結できるかな?
と色々考えてますが、とりあえず軽装で鷲羽岳をピストンしましょう。
4:40
テントを出発します。
そして山荘にてトイレに寄りますが。。。
まさかの20分待ち。
5:10 三俣山荘スタートしました(^^;
鷲羽岳の山頂まではCT90分とありました。
ですが、今回も軽装なので縮められるでしょう。
天気はどんよりしています。
山頂に着いた時はどうなってるかなー?
山頂へ上げる道は、なかなかの斜度なのですが、一定角度で上げ続けているのでリズムを合わせればそんなに厳しくはありません。
朝から絶好調な息子、いい勢いで高度を稼いで行きます。
30分ほどで良い所まで来ています。
そして50分ほどで山頂に来ました。
残念なのは、ガスが出てしまった事ですね~。
鷲羽岳山頂、頂きました!
2924.4m 百高山63座目!
こちらも頂きます。
三等三角点
点名「中俣」
せっかく山頂に来たので、朝食を食べて少しゆっくりします。
すると・・・
ガスが切れてきました!
水晶岳も薬師岳も見えます!
黒部五郎岳。
こちらから見るとほっそりしてスプーンでくり抜いたような形ですね~。
こちらは槍穂に笠、乗鞍、御嶽。
少し待ってて良かったです♪
さて、景色も見たれたし帰りましょう。
登りはガスで見えなかった鷲羽池が見えました。
綺麗な池ですね!
下りも雄大な景色を眺めながら降りて行きます。
トレラン風の人が抜かしていったのですが、息子は急にやる気スイッチが入ります。
下りをキュンキュン降りていくのですが・・・
イカン、こちらも軽装なのについていけない。
息子、体の軽さに加えて足裁きもなかなか見事になってきました。
下りの速さについていけないのは結構ショック・・・
でも、トレラン風の方にはそれでもおいていかれます。
やっぱり速いな~
こちら、水平にみえる道があります。
伊藤新道ですね。
息子、地図を見てから気になって気になって仕方が無いようです。
今は行けないですからね~。
と言う事で、下りは40分ほどで降りてきました。
下りはすれ違いの待ちが多かったので、少し時間がかかりましたね。
ここで息子はパン。
私は朝からビール(笑
エナジーチャージしました。
さぁ、テントも撤収しました。
移動しましょう!
とりあえずは、双六方面を目指す事にします。
三俣蓮華へと上げる道です。
今日は天気が良いですね~。
稜線を歩くのが気持ち良さそうです♪
小屋から30分ほど上げると、巻き道との分岐に出ます。
こんなに天気の良い日は稜線を歩きたいと思ったのですが、何気でここの巻き道は歩いた事がありません。
後ろ髪を引かれますが、今日は巻き道を行く事にします。
しかし、この道、思ったより良い道でした。
稜線を見上げながら歩くのも、なかなか良いですね。
お花畑が広がりますので、飽きる事もないですし。
さらに、槍へと続く道!
こちらも良い道です♪
気持ちよく歩いてきたら、分岐から1時間10分ほどで双六側の分岐に到着しました。
あとは小屋へ下るだけです。
10:10双六小屋到着です。
さーて、今後の予定をどうするか。
本来の予定であれば、この日の夕方に双六小屋に到着し、翌日下山でした。
もし体力に余裕があれば、もう一日伸ばして槍ヶ岳経由で下山。
しかし、今予定は半日分先行しています。
今から槍ヶ岳を目指しても夕方には到着できそうです。
しかし・・・
「風呂に入りたい」
と言うのが、私と息子の本音でした。
今回の工程、序盤が水不足過ぎて、いつもならテン場の沢でジャブジャブ体を流したりタオルを洗って体を拭いたりできたのですが、今回はそれが出来ていません。
中日で服を着替えたものの、すぐに気持ち悪い感じになってしまってたのです。
ですので、息子と・・・
「もう帰ろうか・・・」
と言う話にもなってました。
双六小屋に到着し、12時までに樅沢岳をピストンして当初の予定をクリアしていれば、行程は長くなるものの今日中に下山できます。
まだ時間も早いので、もう息子と私の頭の中には「槍」の文字がありませんでした。
何も言わずにそそくさと荷物を置く息子と私。
いそいそとピストンする準備をします。
正面には、一昨日行った南真砂岳が見えますね。
こうやって見ると、野口五郎岳の稜線からは結構距離がありますね・・・
さて、樅沢岳はCT40分です。
20分ちょっとで来ちゃいました(^^;
樅沢岳 2755m 百高山64座目頂きました!
今回の旅最後の百高山です!
とりあえず、ミッションコンプリート!
写真さえ撮っちゃえば後はサクッと帰るだけです。
山頂で丁度またガスが出てしまい、見れるものも見れません。
帰りましょう。
少し下るとまたガスが切れてきたりしまして、結局下りも20分ほどで帰って来れました。
この段階でまだ11:10です。
もう息子と私の頭の中には、「下山」の二文字しかありませんでした。
今日はもうテント張らない!
そうなると、これからCT6時間ほどの道を行きますので、腹ごしらえですね。
メニューを眺めて・・・
五目ラーメン頂きました!
あんかけがなかなか美味しかったです♪
ラーメンを食べている間、テラスで相席していた単独行の外人さんがいまして・・・
片言の英語で話してみたら若干通じました。
2週間かけて立山まで行くそうで、日本のアルプスは素晴らしいと言ってました。
11:40
テン場はまだまだ空いてますが、もう迷わない、下山開始です。
新穂高まで歩きましょう。
最初の木道。
息子は木道が大好きです。
振り返ると双六の小屋。
相変わらず、ここの小屋のロケーションは素敵ですね。
この雰囲気、とても好きです。
崩落地のキワを通り・・・
大好きな木道を通り・・・
雪の上も歩き・・・
弓折乗越直前。
ここが最後に鷲羽岳と水晶岳が見えるポイントです。
ありがとうございました。
無事に帰らせて貰えることに感謝して、山を見納めます。
ぴったり1時間で弓折乗越です。
ここはなんだか人でごったがえしていたので、休憩もせずにそのままスルーしました。
なんだか、どこかの大学のワンゲル部っぽい感じの集団とか・・・
山に赤髪や金髪で来るって、凄いなー。
遭難した時に個人の判別が早いでしょうね~(笑
すぐに見つけてもらえそう。
さて、さらに降りること35分。
あっと言う間に鏡平の小屋です。
残念なのは、雲の中まで降りてしまったことですね。
ここの景色は最高なのに・・・
でも、名物頂きます。
ダイナミックなカキ氷。
美味しいんですよね~。
その理由は
わざわざ氷を空輸しています。
凄い。
カキ氷を食しながら休憩しましたが、まだまだ新穂高までは遠いの直すぐに出発します。
鏡池。
ホントはココにバーンと槍穂の姿が見えるのですが・・・
天候が残念なので、自分で槍ってみます。
でも、こうやって見るとタージマハールですね。
全然槍じゃない。残念。
さて、熊ノ踊り場。
ここはもう、毎回通る度にやらなければならない事が。。。
恒例の、熊踊り。
動画でお見せ出来ないのが残念です。
さて、シシウドヶ原です。
下に小池新道入口が見えますね。
あそこまでまだCTで1時間半です。
がんばらないと。
時間は2時半です。
ここからはチボ岩等、小さな沢をいくつか越えて行きます。
最後の秩父沢。
ここで休憩です。
直ぐ上に雪渓があるので、水が鬼のように冷たいです♪
登山靴を脱いで靴下を脱いで、川の水でアイシングしますが・・・
10秒も入れていられなかったです。
冷たーい♪
さて、それでは靴を履き替えて出発です。
ここからはトレランシューズです。
今回の旅、写真をよくよく写真を見ると分かるのですが、場所により2種類の靴を使い分けてます。
登山靴か、トレランシューズか。
息子はこの日、鷲羽岳の往復からずっとトレランシューズですが、私は登山靴でした。
昨日の赤牛岳往復は2人ともトレランシューズですが、三俣への移動は登山靴だったり。
で、今日はこの小池新道から先は林道歩きなので、登山靴では歩きにくいので、トレランシューズです。
テン場のサンダル代わりにもなるので、最近はこのスタイルがお気に入りです。
15:50
そんなこんなで小池新道入口です。
あとは鬼の林道歩きですね。
小池新道、ありがとうございました。
さぁ、ラストの林道歩き。
息子は林道歩きが大嫌いです。
テンション駄々下がりでいつもペースが極端に落ちるのですが・・・
なんだか今日は全開です。
凄いペースで歩きます。
さわび平の小屋で休憩。
ここでトマトとバナナを食します。
あんなに美味しそうに置いてあったら、もう食べずには居られないですね!
今日は買い食いばかりしています。
笠新道の入り口の水。
ここの水、美味しいですよね。
風穴の天然クーラーでアイシングしたり・・・
なんだかんだで楽しみながら林道を歩きました。
そしてようやくゲートを通過し・・・
17:20
新穂高の登山者センター、無事下山の到着です!
67kmの道のり、よく歩いた!
カミさんを召還してたので、このまま帰れます。
いつもいつもありがとう。
そして、待ちに待った風呂・・・
この為に槍も諦め、日程を縮めて、頑張って降りてきました!
いつものひがくの湯です。
相変わらずうまい捧が食べ放題です。
お持ち帰りは1人6本まで。
さらに、止まらぬ企業努力に頭が下がります。
医療品が追加されてますよ。
歯ブラシに髭剃りに、長期縦走後にこのサービスは、ホントにありがたいです。
ひがくの湯、大好きですね。
相変わらず鉄分豊富です♪
さらには、新穂高ロープウェーの割引券貰いました。
レアですよね?あんまり出回らないのに・・・
今は配ってるのかな?
なんにせよ、これは西穂に行けと言うことかな?(笑
と言う事で、今年も無事に夏の大冒険を歩く事が出来ました。
4日目の赤牛岳往復は、今回の旅の核心で、ホントに良い経験をする事ができました。
あの朝見れた景色は、息子にも強い印象を残したようです。
いい経験をさせる事が出来ました。
また、息子の成長も見る事が出来ましたね。
初夏の西穂で見た技術力に、今回見せてくれたタフな体力。
順調に育ってくれてます、嬉しいものですね。
さぁ、次はどこの山に登ろうかな?
2017年08月21日
百高山を行く裏銀座!5日目
8月14日
「食べて寝れば回復する」
TJARの選手の方の言葉です。
しっかり食事をとって、しっかり寝たので、4時には全快で元気です。
今日はとりあえず、鷲羽岳を頂きに行きます。
そして、その後が決まって無いんですよね。
正式な予定だと、双六まで行って幕営、一泊でした。
でもそれはこの朝に水晶小屋を出ていればの話です。
既に三俣に居ますし・・・
双六の後、体力が残っていれば槍まで繋いで完結できるかな?
と色々考えてますが、とりあえず軽装で鷲羽岳をピストンしましょう。
4:40
テントを出発します。
そして山荘にてトイレに寄りますが。。。
まさかの20分待ち。
5:10 三俣山荘スタートしました(^^;
鷲羽岳の山頂まではCT90分とありました。
ですが、今回も軽装なので縮められるでしょう。
天気はどんよりしています。
山頂に着いた時はどうなってるかなー?
山頂へ上げる道は、なかなかの斜度なのですが、一定角度で上げ続けているのでリズムを合わせればそんなに厳しくはありません。
朝から絶好調な息子、いい勢いで高度を稼いで行きます。
30分ほどで良い所まで来ています。
そして50分ほどで山頂に来ました。
残念なのは、ガスが出てしまった事ですね~。
鷲羽岳山頂、頂きました!
2924.4m 百高山63座目!
こちらも頂きます。
三等三角点
点名「中俣」
せっかく山頂に来たので、朝食を食べて少しゆっくりします。
すると・・・
ガスが切れてきました!
水晶岳も薬師岳も見えます!
黒部五郎岳。
こちらから見るとほっそりしてスプーンでくり抜いたような形ですね~。
こちらは槍穂に笠、乗鞍、御嶽。
少し待ってて良かったです♪
さて、景色も見たれたし帰りましょう。
登りはガスで見えなかった鷲羽池が見えました。
綺麗な池ですね!
下りも雄大な景色を眺めながら降りて行きます。
トレラン風の人が抜かしていったのですが、息子は急にやる気スイッチが入ります。
下りをキュンキュン降りていくのですが・・・
イカン、こちらも軽装なのについていけない。
息子、体の軽さに加えて足裁きもなかなか見事になってきました。
下りの速さについていけないのは結構ショック・・・
でも、トレラン風の方にはそれでもおいていかれます。
やっぱり速いな~
こちら、水平にみえる道があります。
伊藤新道ですね。
息子、地図を見てから気になって気になって仕方が無いようです。
今は行けないですからね~。
と言う事で、下りは40分ほどで降りてきました。
下りはすれ違いの待ちが多かったので、少し時間がかかりましたね。
ここで息子はパン。
私は朝からビール(笑
エナジーチャージしました。
さぁ、テントも撤収しました。
移動しましょう!
とりあえずは、双六方面を目指す事にします。
三俣蓮華へと上げる道です。
今日は天気が良いですね~。
稜線を歩くのが気持ち良さそうです♪
小屋から30分ほど上げると、巻き道との分岐に出ます。
こんなに天気の良い日は稜線を歩きたいと思ったのですが、何気でここの巻き道は歩いた事がありません。
後ろ髪を引かれますが、今日は巻き道を行く事にします。
しかし、この道、思ったより良い道でした。
稜線を見上げながら歩くのも、なかなか良いですね。
お花畑が広がりますので、飽きる事もないですし。
さらに、槍へと続く道!
こちらも良い道です♪
気持ちよく歩いてきたら、分岐から1時間10分ほどで双六側の分岐に到着しました。
あとは小屋へ下るだけです。
10:10双六小屋到着です。
さーて、今後の予定をどうするか。
本来の予定であれば、この日の夕方に双六小屋に到着し、翌日下山でした。
もし体力に余裕があれば、もう一日伸ばして槍ヶ岳経由で下山。
しかし、今予定は半日分先行しています。
今から槍ヶ岳を目指しても夕方には到着できそうです。
しかし・・・
「風呂に入りたい」
と言うのが、私と息子の本音でした。
今回の工程、序盤が水不足過ぎて、いつもならテン場の沢でジャブジャブ体を流したりタオルを洗って体を拭いたりできたのですが、今回はそれが出来ていません。
中日で服を着替えたものの、すぐに気持ち悪い感じになってしまってたのです。
ですので、息子と・・・
「もう帰ろうか・・・」
と言う話にもなってました。
双六小屋に到着し、12時までに樅沢岳をピストンして当初の予定をクリアしていれば、行程は長くなるものの今日中に下山できます。
まだ時間も早いので、もう息子と私の頭の中には「槍」の文字がありませんでした。
何も言わずにそそくさと荷物を置く息子と私。
いそいそとピストンする準備をします。
正面には、一昨日行った南真砂岳が見えますね。
こうやって見ると、野口五郎岳の稜線からは結構距離がありますね・・・
さて、樅沢岳はCT40分です。
20分ちょっとで来ちゃいました(^^;
樅沢岳 2755m 百高山64座目頂きました!
今回の旅最後の百高山です!
とりあえず、ミッションコンプリート!
写真さえ撮っちゃえば後はサクッと帰るだけです。
山頂で丁度またガスが出てしまい、見れるものも見れません。
帰りましょう。
少し下るとまたガスが切れてきたり・・・
「食べて寝れば回復する」
TJARの選手の方の言葉です。
しっかり食事をとって、しっかり寝たので、4時には全快で元気です。
今日はとりあえず、鷲羽岳を頂きに行きます。
そして、その後が決まって無いんですよね。
正式な予定だと、双六まで行って幕営、一泊でした。
でもそれはこの朝に水晶小屋を出ていればの話です。
既に三俣に居ますし・・・
双六の後、体力が残っていれば槍まで繋いで完結できるかな?
と色々考えてますが、とりあえず軽装で鷲羽岳をピストンしましょう。
4:40
テントを出発します。
そして山荘にてトイレに寄りますが。。。
まさかの20分待ち。
5:10 三俣山荘スタートしました(^^;
鷲羽岳の山頂まではCT90分とありました。
ですが、今回も軽装なので縮められるでしょう。
天気はどんよりしています。
山頂に着いた時はどうなってるかなー?
山頂へ上げる道は、なかなかの斜度なのですが、一定角度で上げ続けているのでリズムを合わせればそんなに厳しくはありません。
朝から絶好調な息子、いい勢いで高度を稼いで行きます。
30分ほどで良い所まで来ています。
そして50分ほどで山頂に来ました。
残念なのは、ガスが出てしまった事ですね~。
鷲羽岳山頂、頂きました!
2924.4m 百高山63座目!
こちらも頂きます。
三等三角点
点名「中俣」
せっかく山頂に来たので、朝食を食べて少しゆっくりします。
すると・・・
ガスが切れてきました!
水晶岳も薬師岳も見えます!
黒部五郎岳。
こちらから見るとほっそりしてスプーンでくり抜いたような形ですね~。
こちらは槍穂に笠、乗鞍、御嶽。
少し待ってて良かったです♪
さて、景色も見たれたし帰りましょう。
登りはガスで見えなかった鷲羽池が見えました。
綺麗な池ですね!
下りも雄大な景色を眺めながら降りて行きます。
トレラン風の人が抜かしていったのですが、息子は急にやる気スイッチが入ります。
下りをキュンキュン降りていくのですが・・・
イカン、こちらも軽装なのについていけない。
息子、体の軽さに加えて足裁きもなかなか見事になってきました。
下りの速さについていけないのは結構ショック・・・
でも、トレラン風の方にはそれでもおいていかれます。
やっぱり速いな~
こちら、水平にみえる道があります。
伊藤新道ですね。
息子、地図を見てから気になって気になって仕方が無いようです。
今は行けないですからね~。
と言う事で、下りは40分ほどで降りてきました。
下りはすれ違いの待ちが多かったので、少し時間がかかりましたね。
ここで息子はパン。
私は朝からビール(笑
エナジーチャージしました。
さぁ、テントも撤収しました。
移動しましょう!
とりあえずは、双六方面を目指す事にします。
三俣蓮華へと上げる道です。
今日は天気が良いですね~。
稜線を歩くのが気持ち良さそうです♪
小屋から30分ほど上げると、巻き道との分岐に出ます。
こんなに天気の良い日は稜線を歩きたいと思ったのですが、何気でここの巻き道は歩いた事がありません。
後ろ髪を引かれますが、今日は巻き道を行く事にします。
しかし、この道、思ったより良い道でした。
稜線を見上げながら歩くのも、なかなか良いですね。
お花畑が広がりますので、飽きる事もないですし。
さらに、槍へと続く道!
こちらも良い道です♪
気持ちよく歩いてきたら、分岐から1時間10分ほどで双六側の分岐に到着しました。
あとは小屋へ下るだけです。
10:10双六小屋到着です。
さーて、今後の予定をどうするか。
本来の予定であれば、この日の夕方に双六小屋に到着し、翌日下山でした。
もし体力に余裕があれば、もう一日伸ばして槍ヶ岳経由で下山。
しかし、今予定は半日分先行しています。
今から槍ヶ岳を目指しても夕方には到着できそうです。
しかし・・・
「風呂に入りたい」
と言うのが、私と息子の本音でした。
今回の工程、序盤が水不足過ぎて、いつもならテン場の沢でジャブジャブ体を流したりタオルを洗って体を拭いたりできたのですが、今回はそれが出来ていません。
中日で服を着替えたものの、すぐに気持ち悪い感じになってしまってたのです。
ですので、息子と・・・
「もう帰ろうか・・・」
と言う話にもなってました。
双六小屋に到着し、12時までに樅沢岳をピストンして当初の予定をクリアしていれば、行程は長くなるものの今日中に下山できます。
まだ時間も早いので、もう息子と私の頭の中には「槍」の文字がありませんでした。
何も言わずにそそくさと荷物を置く息子と私。
いそいそとピストンする準備をします。
正面には、一昨日行った南真砂岳が見えますね。
こうやって見ると、野口五郎岳の稜線からは結構距離がありますね・・・
さて、樅沢岳はCT40分です。
20分ちょっとで来ちゃいました(^^;
樅沢岳 2755m 百高山64座目頂きました!
今回の旅最後の百高山です!
とりあえず、ミッションコンプリート!
写真さえ撮っちゃえば後はサクッと帰るだけです。
山頂で丁度またガスが出てしまい、見れるものも見れません。
帰りましょう。
少し下るとまたガスが切れてきたり・・・
2017年08月20日
百高山を行く裏銀座!4日目
8月13日
朝。。。
と言うかまだ深夜。
壮絶な夜でした。
2枚の布団に5人なんて、物理的に寝れるわけも無く・・・
もう殆ど起きていました。
とりあえず体を休めないといけないので、目を閉じてウトウトできた時間が少しあったかな?と言うぐらいです。
こりゃだめだ。
と言うことで、2時には起きて朝食の準備をして、荷物の確認をします。
大きなザックは乾燥室にそのままデポさせて貰えることになったので、軽装で行きます。
2時半には息子を起こして、45分に出発しました。
同じように寝られない方が、続々と出発していきました。
さて、それでは出発です。
水晶岳への道は小屋の裏から少しなだらかな道を歩いた後、岩場の道へと変化します。
歩いた事が無い道で深夜のヘッデン歩きは危険を伴うので、少し慎重にゆっくり歩きました。
丸印を見落とさないように行きます。
梯子が合ったりしたので、結構な岩場だったのかと思います。
それでも20分ちょっとで、山頂に到着しました。
水晶岳 2986m 百高山60座目!
真っ暗闇なので、コレだけの写真にしてさっさと次へ進みます。
軽装で来てるので日が昇るまでは体を動かしてないと少し寒いぐらいです。
ドンドン行きましょう。
さて、赤牛岳を目指します。
ここからさらに3時間ほどの道のり。
暗くて写真は無いのですが、そこそこ標高の高い稜線歩きです。
遥か遠くの稜線にもそれぞれヘッデンで歩く人の姿がチラホラ見えます。
みんな早いな~。
そして実はこの日、ペルセウス座流星群の日なのです。
朝4時がピークの時間帯。
まさにこの時でした。
月明かりがあるので、少し明るめの空ですが、休憩時にヘッデンを消して立ち止まると夜空から星が降ってくるのが見えます。
まさに星降る夜。
目が慣れてくると月明かりだけでも辺りが見回せます。
昨日歩いてきた野口五郎の稜線や、薬師岳、槍穂の稜線や遠く立山まで見えます。
うん、今日は凄く良い天気になりそうです♪
赤牛岳へ続く稜線の中を月明かりで、流星を眺めながら歩く。
こんな素敵な稜線歩き、なかなか出来るものでは無いです。
なんて凄い事を経験させてくれるのでしょう。
息子も足元に注意しながら、夜空を眺め、流れ星が落ちるたびに声を上げていました。
良い経験してるね!
4時10分ほど。
温泉沢の頭に到着しました。
ここまでの道のりはそこそこ岩場だったので、ほぼCT通りだったと思います。
でも、ココから先は歩きやすい稜線になるはず・・・
と、勝手に思ってました。
反対の烏帽子岳から見た赤牛の稜線が、すごくなだらかに見えたもので・・・
実際は結構なアップダウンや、ゴーロ地帯を抜けたりと、足元に気をつけなければならない所がかなりありました。
4:20
だんだん東の空が明るんできましたね。
良い景色です♪
三ツ岳の向こうが燃えるように赤く染まっていきます。
ここにずっと止まっていれば、ダイヤモンド三ツ岳になったでしょうね。
でも我々は移動していきます。
大分明るくなってきて、ヘッデンも完全に要らなくなってきました。
振り返ると水晶岳が遠くに見えます。
さらにその向こうには槍ヶ岳。
結構歩いてきましたね~。
ようやく道が歩きやすい感じになってきました。
温泉沢の頭から赤牛岳の間の道は、やはり人がそんなに歩かないのか、かなり道が不明瞭な所があります。
実は数度、登山道から外れてしまった事がありました。
この後気付いたのですが、よくよく見るとこの道には小さなケルンが無数にありました。
迷いそうな所や登山道が道を帰るところには必ず2~3個でも石が積んであるのが見えます。
赤牛の稜線を歩く時は小さなケルンを辿って下さい。
不自然に石が置いてあれば、それはケルンです。
それがどれだけ頼りになるか。ありがたいです。
なだらかな道を行きます。
息子撮影。
5時を回りました。
三ツ岳の肩から日が昇りそうです。
もう少しですね。
そして5時15分、日の出です。
綺麗・・・
歩いてきた水晶岳の稜線や
これから行く赤牛岳が赤く染まっていきます。
あー、綺麗、ホントに綺麗。
意味も無く自然と目から涙が溢れます。
イイ歳したおっさんが景色を見て感動して泣けるなんて。
この日、この時、この場所を息子と一緒に歩けてホントに良かった。幸せだ。
息子にこの景色を見せてあげられただけで、今回の旅の意味があります。
狭い日本の中でも充分これだけ美しい世界が広がっている。
息子よ、世界は広い。人間はちっぽけだ。
君が背負ってしまった運命、指定難病、それは世界の営みからすれば些細な事なんだろう。
じっくり向き合って生きていこう。
君と一緒に、ここを歩けて良かった。
さぁ、最後の登りです。あのピークの向こう側が赤牛岳の山頂です。
いよいよ
水晶小屋から3時間15分、赤牛岳の山頂、頂きました。
2864.4m 百高山、61座目!
そして国土地理院の三角点。
三等三角点
点名「赤手岳」
さらに、山林局の主三角点。
三角点が二つも!
嬉しいですね♪
二日前に向こうからこちらを眺めました。
逆行で分かりにくいですが、あのあたりに烏帽子小屋があります。
薬師岳、大きいですね~。
この方向から見て三つのカールがこれだけ大きく見えるのは、赤牛岳からだけでしょうね。
後ろ立山連峰と立山、雲の中に剱の先端、そして黒部湖。
黒四ダムも息子に見せてあげたいな。
今回のこの稜線歩きができてホントに良かった。
確実に、自分名山10本指にランクインしましたね。
さぁ、また長い道です。
名残惜しいですが、水晶小屋まで帰りましょう。
ありがとう、赤牛岳。
またいつの日か。
水晶岳へと戻る道の途中、雷鳥に会いました。
親鳥とヒナ2羽
相変わらず可愛いですね、癒されます♪
さらに戻り足の途中、南アルプスシスターズのお母さんとすれ違いました。
やはり百高山なら赤牛岳は寄らないとですね。
御互いに旅の安全を祈願してお別れしました。
温泉沢の頭に戻りました。
ここで小休止します。
稜線からの戻り道から、同じ方向に歩いているお兄さんもここで休憩されていたので、少しお話しました。
この日、この後またお会いしたりしました。
読売新道を登ってきたらしく、相当足の強いお方ですね~。
あちらもいつか歩いてみたいです。
さて、水晶岳。
黒岳と言われるだけあって、黒いですね。
最後の登り返しが堪えそうです。
頑張ってゴーロ地帯を行きます。
上り返したところ。
少しガスが沸いてきましたね。
そして、水晶岳に戻りました。
やっと記念写真が撮れました。
流石に百名山ですね、狭い山頂に人がごったがえしていました。
さらに、結婚式してる人が居たり・・・
やりますね~。
と言う事で、混みあった山頂はさっさとスルーして小屋へ帰ります。
なんとか9:40分に到着し、往復7時間ほど、目標の10時前に戻る事が出来ました。
もちろん、もうhiyopaさんとhiyoriちゃんは居ないですね。
稜線を歩きながら野口五郎岳方面を眺め、
「あの辺りを歩いているかな~?」
と思ったりしてました(^^;
さて、今日は三俣まで行く事にしましょう。
小屋で再パッキングしなおしたら、少し腹ごしらえします。
水晶小屋名物、「力汁」
豚汁?に焼餅が入り、生姜がのっています。
これが凄く美味しいのです。
是非家でも作ってもらいましょう。
10:20
さてそれではリスタートします。
力汁のおかげで元気を取り戻しました。
でも流石に今日はかなり歩いているのであまり元気がありません。
この後踏みたい百高山は、目の前の祖父岳と鷲羽岳。
息子と色々考えました。
①ワリモ北分岐に荷物をデポして爺ヶ岳往復、その後ワリモ、鷲羽岳を通って三俣へ。
②ワリモ、鷲羽岳を通って三俣へ。明日、三俣から祖父岳往復。
③岩苔乗越に荷物をデポして祖父岳往復ご三俣へ。明日鷲羽岳往復。
もちろん①が理想なのですが、それをやると黒部源流を通らない。黒部源流は見たい。
③は、ワリモ岳にいけないかも知れない。
実は、この日三俣まで行けるなら②の計画を想定していました。
この道が一番行きたい所を全て回れるので。
しかし、目の前の大きな鷲羽岳とワリモ岳を見たら、流石に疲れた体にフル装備であれを超えるのは難しいと判断しました。
と言う事で、今回は③にする事にしました。
色々考えながらワリモ北分岐に到着。ここから岩苔乗越に下ります。
さて、それでは祖父岳に行きましょう。
ザックをデポして、軽装で行きます。
30分後・・・
祖父岳頂きました!
2825m 百高山62座目!
順調です♪
あちらが今日のゴール、三俣のテン場です。
まだあるな~。。。
祖父岳の山頂はだだっ広く、ケルンがたくさんありました。
すると・・・
息子、新たなケルンを作り始めました。
無駄に元気だな・・・
と言う事で、再び30分ほどで岩苔乗越に戻りました。
再び荷物をリパッキングし、今日の目的地、三俣へ行きます。
最初に水場。
よくよく考えたら、これがホントの黒部源流になるのですね。
この時しっかり見ておけば良かったです。
CT40分と言うこの沢下り。
これが予想以上に体力を削りました。
気温も上がりムシムシしてきて、一段一段が足に負担をかけていきます。
流石に今日は歩きすぎてますね。
それでも、木道好きの息子はこんな所があると喜んだりします♪
いい絵ですね。
そしてようやく黒部源流の碑へ。
ちょっと思ってたものと違ったのですが、まぁとりあえず記念写真。
ホントに最初の一滴が見れるのかと、勝手に思ってました(^^;
さぁ、最後の登り返し、行きましょう。
ムシっとした樹林帯を上げて行きます。
足もなかなか上がらないですが、今日最後です。
頑張りましょう。
14:50
なんとか30分で三俣山荘に到着です。
ここでテン場の受付して、ビールとジュースを買ってテン場に行きますが・・・
テン場は酷く混雑していまして、もうまともな場所は空いていませんでした。
上のほう、斜めの場所を少し整地して平らにし、なんとか幕営です。
今日の我が家、完成です。
良かった、テントが張れて。
我々がテントを張ったあとも、続々と人が来てテン場を探しますが・・・
場所も殆ど空いていません。
私達がテントを張った所の少し上の超傾斜地にも、最終的にはテントが張られました。
疲れていたので、直ぐに夕飯です。
この日はパスタ。
サラスパが便利です。
息子はクリームチーズソース。私はペペロンチーノ。
これとスパムを焼いて食しました。
美味しかった♪
鷲羽岳を見ながら息子と乾杯♪
いやー今日はよく歩きましたね。
約18km超でした。
息子、ホントに歩くようになりましたね。
昨夜、寝れなかった事もあり、この後は日が沈む前にイビキをかいていたと思います。
いつ寝てしまったか記憶に無いんですよね(^^;
この日はこの旅の核心となり、ホントに良い一日となりました。
今日が歩けて、良かった♪
さぁ、明日も素敵な1日になるといいな
5日目に続く
朝。。。
と言うかまだ深夜。
壮絶な夜でした。
2枚の布団に5人なんて、物理的に寝れるわけも無く・・・
もう殆ど起きていました。
とりあえず体を休めないといけないので、目を閉じてウトウトできた時間が少しあったかな?と言うぐらいです。
こりゃだめだ。
と言うことで、2時には起きて朝食の準備をして、荷物の確認をします。
大きなザックは乾燥室にそのままデポさせて貰えることになったので、軽装で行きます。
2時半には息子を起こして、45分に出発しました。
同じように寝られない方が、続々と出発していきました。
さて、それでは出発です。
水晶岳への道は小屋の裏から少しなだらかな道を歩いた後、岩場の道へと変化します。
歩いた事が無い道で深夜のヘッデン歩きは危険を伴うので、少し慎重にゆっくり歩きました。
丸印を見落とさないように行きます。
梯子が合ったりしたので、結構な岩場だったのかと思います。
それでも20分ちょっとで、山頂に到着しました。
水晶岳 2986m 百高山60座目!
真っ暗闇なので、コレだけの写真にしてさっさと次へ進みます。
軽装で来てるので日が昇るまでは体を動かしてないと少し寒いぐらいです。
ドンドン行きましょう。
さて、赤牛岳を目指します。
ここからさらに3時間ほどの道のり。
暗くて写真は無いのですが、そこそこ標高の高い稜線歩きです。
遥か遠くの稜線にもそれぞれヘッデンで歩く人の姿がチラホラ見えます。
みんな早いな~。
そして実はこの日、ペルセウス座流星群の日なのです。
朝4時がピークの時間帯。
まさにこの時でした。
月明かりがあるので、少し明るめの空ですが、休憩時にヘッデンを消して立ち止まると夜空から星が降ってくるのが見えます。
まさに星降る夜。
目が慣れてくると月明かりだけでも辺りが見回せます。
昨日歩いてきた野口五郎の稜線や、薬師岳、槍穂の稜線や遠く立山まで見えます。
うん、今日は凄く良い天気になりそうです♪
赤牛岳へ続く稜線の中を月明かりで、流星を眺めながら歩く。
こんな素敵な稜線歩き、なかなか出来るものでは無いです。
なんて凄い事を経験させてくれるのでしょう。
息子も足元に注意しながら、夜空を眺め、流れ星が落ちるたびに声を上げていました。
良い経験してるね!
4時10分ほど。
温泉沢の頭に到着しました。
ここまでの道のりはそこそこ岩場だったので、ほぼCT通りだったと思います。
でも、ココから先は歩きやすい稜線になるはず・・・
と、勝手に思ってました。
反対の烏帽子岳から見た赤牛の稜線が、すごくなだらかに見えたもので・・・
実際は結構なアップダウンや、ゴーロ地帯を抜けたりと、足元に気をつけなければならない所がかなりありました。
4:20
だんだん東の空が明るんできましたね。
良い景色です♪
三ツ岳の向こうが燃えるように赤く染まっていきます。
ここにずっと止まっていれば、ダイヤモンド三ツ岳になったでしょうね。
でも我々は移動していきます。
大分明るくなってきて、ヘッデンも完全に要らなくなってきました。
振り返ると水晶岳が遠くに見えます。
さらにその向こうには槍ヶ岳。
結構歩いてきましたね~。
ようやく道が歩きやすい感じになってきました。
温泉沢の頭から赤牛岳の間の道は、やはり人がそんなに歩かないのか、かなり道が不明瞭な所があります。
実は数度、登山道から外れてしまった事がありました。
この後気付いたのですが、よくよく見るとこの道には小さなケルンが無数にありました。
迷いそうな所や登山道が道を帰るところには必ず2~3個でも石が積んであるのが見えます。
赤牛の稜線を歩く時は小さなケルンを辿って下さい。
不自然に石が置いてあれば、それはケルンです。
それがどれだけ頼りになるか。ありがたいです。
なだらかな道を行きます。
息子撮影。
5時を回りました。
三ツ岳の肩から日が昇りそうです。
もう少しですね。
そして5時15分、日の出です。
綺麗・・・
歩いてきた水晶岳の稜線や
これから行く赤牛岳が赤く染まっていきます。
あー、綺麗、ホントに綺麗。
意味も無く自然と目から涙が溢れます。
イイ歳したおっさんが景色を見て感動して泣けるなんて。
この日、この時、この場所を息子と一緒に歩けてホントに良かった。幸せだ。
息子にこの景色を見せてあげられただけで、今回の旅の意味があります。
狭い日本の中でも充分これだけ美しい世界が広がっている。
息子よ、世界は広い。人間はちっぽけだ。
君が背負ってしまった運命、指定難病、それは世界の営みからすれば些細な事なんだろう。
じっくり向き合って生きていこう。
君と一緒に、ここを歩けて良かった。
さぁ、最後の登りです。あのピークの向こう側が赤牛岳の山頂です。
いよいよ
水晶小屋から3時間15分、赤牛岳の山頂、頂きました。
2864.4m 百高山、61座目!
そして国土地理院の三角点。
三等三角点
点名「赤手岳」
さらに、山林局の主三角点。
三角点が二つも!
嬉しいですね♪
二日前に向こうからこちらを眺めました。
逆行で分かりにくいですが、あのあたりに烏帽子小屋があります。
薬師岳、大きいですね~。
この方向から見て三つのカールがこれだけ大きく見えるのは、赤牛岳からだけでしょうね。
後ろ立山連峰と立山、雲の中に剱の先端、そして黒部湖。
黒四ダムも息子に見せてあげたいな。
今回のこの稜線歩きができてホントに良かった。
確実に、自分名山10本指にランクインしましたね。
さぁ、また長い道です。
名残惜しいですが、水晶小屋まで帰りましょう。
ありがとう、赤牛岳。
またいつの日か。
水晶岳へと戻る道の途中、雷鳥に会いました。
親鳥とヒナ2羽
相変わらず可愛いですね、癒されます♪
さらに戻り足の途中、南アルプスシスターズのお母さんとすれ違いました。
やはり百高山なら赤牛岳は寄らないとですね。
御互いに旅の安全を祈願してお別れしました。
温泉沢の頭に戻りました。
ここで小休止します。
稜線からの戻り道から、同じ方向に歩いているお兄さんもここで休憩されていたので、少しお話しました。
この日、この後またお会いしたりしました。
読売新道を登ってきたらしく、相当足の強いお方ですね~。
あちらもいつか歩いてみたいです。
さて、水晶岳。
黒岳と言われるだけあって、黒いですね。
最後の登り返しが堪えそうです。
頑張ってゴーロ地帯を行きます。
上り返したところ。
少しガスが沸いてきましたね。
そして、水晶岳に戻りました。
やっと記念写真が撮れました。
流石に百名山ですね、狭い山頂に人がごったがえしていました。
さらに、結婚式してる人が居たり・・・
やりますね~。
と言う事で、混みあった山頂はさっさとスルーして小屋へ帰ります。
なんとか9:40分に到着し、往復7時間ほど、目標の10時前に戻る事が出来ました。
もちろん、もうhiyopaさんとhiyoriちゃんは居ないですね。
稜線を歩きながら野口五郎岳方面を眺め、
「あの辺りを歩いているかな~?」
と思ったりしてました(^^;
さて、今日は三俣まで行く事にしましょう。
小屋で再パッキングしなおしたら、少し腹ごしらえします。
水晶小屋名物、「力汁」
豚汁?に焼餅が入り、生姜がのっています。
これが凄く美味しいのです。
是非家でも作ってもらいましょう。
10:20
さてそれではリスタートします。
力汁のおかげで元気を取り戻しました。
でも流石に今日はかなり歩いているのであまり元気がありません。
この後踏みたい百高山は、目の前の祖父岳と鷲羽岳。
息子と色々考えました。
①ワリモ北分岐に荷物をデポして爺ヶ岳往復、その後ワリモ、鷲羽岳を通って三俣へ。
②ワリモ、鷲羽岳を通って三俣へ。明日、三俣から祖父岳往復。
③岩苔乗越に荷物をデポして祖父岳往復ご三俣へ。明日鷲羽岳往復。
もちろん①が理想なのですが、それをやると黒部源流を通らない。黒部源流は見たい。
③は、ワリモ岳にいけないかも知れない。
実は、この日三俣まで行けるなら②の計画を想定していました。
この道が一番行きたい所を全て回れるので。
しかし、目の前の大きな鷲羽岳とワリモ岳を見たら、流石に疲れた体にフル装備であれを超えるのは難しいと判断しました。
と言う事で、今回は③にする事にしました。
色々考えながらワリモ北分岐に到着。ここから岩苔乗越に下ります。
さて、それでは祖父岳に行きましょう。
ザックをデポして、軽装で行きます。
30分後・・・
祖父岳頂きました!
2825m 百高山62座目!
順調です♪
あちらが今日のゴール、三俣のテン場です。
まだあるな~。。。
祖父岳の山頂はだだっ広く、ケルンがたくさんありました。
すると・・・
息子、新たなケルンを作り始めました。
無駄に元気だな・・・
と言う事で、再び30分ほどで岩苔乗越に戻りました。
再び荷物をリパッキングし、今日の目的地、三俣へ行きます。
最初に水場。
よくよく考えたら、これがホントの黒部源流になるのですね。
この時しっかり見ておけば良かったです。
CT40分と言うこの沢下り。
これが予想以上に体力を削りました。
気温も上がりムシムシしてきて、一段一段が足に負担をかけていきます。
流石に今日は歩きすぎてますね。
それでも、木道好きの息子はこんな所があると喜んだりします♪
いい絵ですね。
そしてようやく黒部源流の碑へ。
ちょっと思ってたものと違ったのですが、まぁとりあえず記念写真。
ホントに最初の一滴が見れるのかと、勝手に思ってました(^^;
さぁ、最後の登り返し、行きましょう。
ムシっとした樹林帯を上げて行きます。
足もなかなか上がらないですが、今日最後です。
頑張りましょう。
14:50
なんとか30分で三俣山荘に到着です。
ここでテン場の受付して、ビールとジュースを買ってテン場に行きますが・・・
テン場は酷く混雑していまして、もうまともな場所は空いていませんでした。
上のほう、斜めの場所を少し整地して平らにし、なんとか幕営です。
今日の我が家、完成です。
良かった、テントが張れて。
我々がテントを張ったあとも、続々と人が来てテン場を探しますが・・・
場所も殆ど空いていません。
私達がテントを張った所の少し上の超傾斜地にも、最終的にはテントが張られました。
疲れていたので、直ぐに夕飯です。
この日はパスタ。
サラスパが便利です。
息子はクリームチーズソース。私はペペロンチーノ。
これとスパムを焼いて食しました。
美味しかった♪
鷲羽岳を見ながら息子と乾杯♪
いやー今日はよく歩きましたね。
約18km超でした。
息子、ホントに歩くようになりましたね。
昨夜、寝れなかった事もあり、この後は日が沈む前にイビキをかいていたと思います。
いつ寝てしまったか記憶に無いんですよね(^^;
この日はこの旅の核心となり、ホントに良い一日となりました。
今日が歩けて、良かった♪
さぁ、明日も素敵な1日になるといいな
5日目に続く
2017年08月19日
百高山を行く裏銀座!3日目
8月12日
3時半ごろ周りのテントの撤収音で目が覚めました。
流石にテント組みは早出しますね。
コレだけ混んでると、次のテン場でも早着しないとテントが張れなさそうです。
でも我々の今日の目標は南真砂経由の水晶小屋です。
距離と到着時間を考えて、少し遅出する事にしました。
出て行く皆様を見送ってからお湯を沸かして朝コーヒー。
だいぶガランとしたところで息子を起こしました。
目が覚めてからは動きの速い息子。
一緒にテントをたたみ、移動の準備を進めます。
と言う事で、ほぼテン場最後発でスタートとなりました。
それでも6時前なんですけどね~。
とりあえずは目の前の三ツ岳を目指します。
最初に上げる名も無きピークには三角点がありました。
国土地理院の三角点ではなく、角がまるっとした三角点。
「山」のマークが印象的なこれは、農務省山林局の三角点です。
主三角点でした。
三岳の稜線を上げて行きますが、今日の天気は曇り。
ガスガスですね。たまにガスが切れる瞬間を期待しながら歩きます。
そして、三ツ岳山頂手前はピークを巻くように登山道が続くのですが、ここで登山道を外れる事にします。
三岳は登山道の無いピークと、登山道のある西峰の二峰あります。
しかし、国土地理院で定める最高点は、登山道の無いほうのピークに設定されています。
百高山をやるからには、こちらのピークを踏まねばならないでしょう。
登山道は無いのですが、うっすらと踏み跡があるのが分かります。
高山植物を踏まないように、飛び石の上に足を置くようにして稜線を上り詰めました。
7:10
三ツ岳山頂、頂きました!!
2844.8m
百高山、57座目!
この旅最初の百高山ですね、今回も沢山踏みますよ~
ここで小休止です。
三ツ岳の山頂はこのように微妙に三つの峰が山頂にあります。
だから三ツ岳って言うのかな・・・?
たまにガスが切れて景色が見えるのですが、それにあわせてパラパラと小雨も降り始めたので、ザックカバーだけかけることにしました。
と言う事で、三ツ岳のコルに下りてきました。
登山道の分岐部分ですね。
こちら側に降りる方には明瞭な踏み跡があったので、それを辿れば良いだけでした。
分岐から登る人が多いのですね。
さて、ここからは三ツ岳の稜線ルートと、巻道のお花畑ルートに分かれます。
もちろん、ピークを踏みに行きます。
西峰ピークです。
こちらも先端が三つに分かれてますね。。。
さて、あとはなだらかな稜線を歩きます。
この辺りの稜線は歩きやすいですね。
南アルプスのような大きな上げ下げがあるわけでもなく、中央アルプスのように細かくいつでも上げ下げするわけでもなく。
なだらかーな道を歩きます。
いいなぁ、北アルプス。歩くのが楽です。
野口五郎へと続く稜線です。
水晶岳の山頂は雲に隠れていますね。
三ツ岳の山頂から歩く事1時間半ほど、野口五郎小屋に到着しました。
ここでお昼には早いですけど、カップラーメンを頂いておきます。
ただのカップラーメンなのに、山で食べるとなんでこんなに美味しいんでしょう。。。
さらにここで水も2.5リッター買っておきます。
水晶小屋は水の供給量が少ないので、次の日の行程の事を考えるとここから水を持っていかないと足りなさそうです。
裏銀座コースは水場が無いので、常に水の事を考えてないとダメですね。
水の無駄使いが出来ません。
さてそれでは行きますか。
と思ったら、赤いベストを来た遭対協の方に話しかけられました。
南真砂経由で水晶小屋まで行くと行ったら、南真砂岳への竹村新道の様子等、細かく教えていただけました。
ありがとうございます。
こうやって、常に登山者の事を気にかけて下さるんですね。
ご苦労様です、助かります。
小屋を出て少し上げた所で、
「カラ~ン」
と鐘が一つ鳴りました。
小屋のほうを見ると、遭対協の方が
「お気をつけて!」
と大きく手を振っていました。
「ありがとうございます!」
と返します。
なんだか、ジーンと来ましたね。
さて、山頂は小屋からそんなに遠くありません。
15分程で到着です。
野口五郎岳 2924.5m
百高山、58座目!
ガスガスなのが残念ですが、山頂ゲットです♪
こちらも頂きます。
三角点タッチ♪
二等三角点
点名「五郎岳」
さて、眺望も望めないですし小屋で充分休憩もしたので、このまま歩き続ける事にします。
出発します。
野口五郎からの下りも緩やかに下っていきます。
ホントに歩きやすい道だな~・・・
と思って下っていると、登山道の先、ガスの中にありえない光景を見てしまいました。
思わず笑いが出てしまいました。
さて問題です。この写真の中に何か間違いがあります。
ちょっと写真が小さいかな・・・?
思わず笑いが出たというのは決して馬鹿にしたのではなく、コレだけの挑戦をする人が居るんだと、あまりに凄いものを見てしまったゆえの笑いです。
お間違えの無いように。
すれ違いざまに少しお話しました。
自転車押してますよ。
北アルプスの稜線を、自転車で歩いているのです。
聞けば、笠新道を登ってきて稜線を歩き、この後烏帽子小屋からブナ立尾根を降りるとか。。。
「自転車に乗れたのはほんの少しだけですよ~」
なんて言いますが、まずそれでここに来ようと思って実行しているだけで大冒険です。
素晴らしい!
色々な人がいるのですね、驚きました。
笠新道、自転車を押して来るの大変だっただろうな・・・
さて、我々も歩きます。
そこから二つほどのピークを巻いて進むと・・・
竹村新道分岐です。
ここから湯俣峰面に続く道があります。
もちろん、南真砂岳に行く為に、一度そちらへ進みます。
分岐から少し進んだところにザックをデポしました。
貴重品、水、行動食、カッパをサブザックに入れて行きます。
雨が降っても大丈夫なように、ザックにはカバーを被せて置きます。
実は、こザックをデポした手前には、もう一つザックをデポしている人が居ました。
ここにザックをデポするなんて、南真砂岳の往復する人以外ありえないですね。
そして南真砂岳を往復する人なんて、百高山ハンターしか居ないです。
もう同じ匂いがプンプンする訳ですよ。
思わず嬉しくなってしまいました。
さて、行きましょう。
稜線を少し下った所です。
南真砂岳への道は一部危険な所がありますが・・・
このあとカメラの調子が悪くなり、撮影が出来なくなりましたので、詳細は戻り道に。
基本的に下り道なのに細かくアップダウンがあります。
そして南真砂岳が近づくと、大きく上げ始めます。
そうそう、その危険箇所を通過中にザックをデポした方とすれ違いました。
その時は軽くお話する程度でしたが、後に色々とお話する事になります。
素敵な方でした♪
分岐から1時間ほどで南真砂岳の山頂に到着しました。
カメラも復帰して、南真砂岳山頂!
2713m百高山、59座目!
本日三つ目の百高山です。
山頂で少し休憩してから、再び戻り足となりました。
南真砂岳への道は一部崩落箇所のキワを通ります。
木の階段、雨で濡れていると滑りそうです。
ここで滑ったらアウトですね~。
同じく崩落地ギリギリを通過します。
さらに、かなりザレた斜面のトラバースがあったり、結構気が抜けない区間があったりしますのでご注意ください。
15分ほどの区間ですね。
でも、この時期はお花畑が広がって綺麗な所もありますよ♪
戻りは基本的に登りなので、少し時間がかかりましたが・・・
デポしたザックを回収し、1時間半ほどで分岐に戻りました。
さて、あとは水晶小屋まで歩くだけですね。
ガスの稜線を行きます。
初めて歩く道、ガスで先が見えないので様子が分からないですが・・・
分岐から水晶小屋までCTで2時間。
結構ありますね。
さて、東沢乗越に到着です。
おそらくココからは登りになるはずなので、ここでゆっくり体を休める事にしました。
ここで、竹村新道を湯俣から上がってきた方と一緒になったのですが、相当足に来ているようで大分疲れている様子でした。
同じく水晶小屋を目指していて、同じく予約が取れていない。
もう突入するしか無いですね(笑
もう少し休まれるそうで、お先に出発する事にしました。
歩き出して直ぐ、急に高度を上げ始めたと思ったら・・・
一瞬ガスが切れて先が見えました。
なんだ?
西穂の稜線みたいです。
息子も
「お父さん、ピラミッドピークみたいだね!」
とか言い出してウキウキしています。
急に道が岩岩してきました。
さらにガスが切れて、水晶小屋が見えました。
あとほんの少しです。
でも、小屋までずっと岩岩してますね。
難易度的にはホントに西穂独標前後のような感じでしょうか。
道幅はありますが、落ちるとまずそうな所が続きます。
あー、あれが水晶岳かな?
この日初めてお目にかかりました。
ホントに黒いですね。
と言う事で、15:20
無事に水晶小屋に到着しました。
予約無しでも受付してもらえたのですが、今日は2枚の布団に5人!
厳しーなー・・・
まぁでも小屋は悪くないのです。
殺到する我々が悪いので。
混雑が激しいので、でかいザックは乾燥室にデポします。
そして、もう明日の出発準備をして、服も着替えていつでも出られるようにしておきます。
ようやく落ち着いてゆっくり。
小屋裏の小さなピークに登ると、御地蔵様と一緒に山林局の主三角点をみつけました。
この辺り一帯は、山林局の三角点が多いのですね~。
そして小屋前でのんびりしていると、先ほど南真砂岳ピストンの際にすれ違った方と会いました。
同じ日にブナ立尾根を上がってきて南真砂を往復し、明日は赤牛岳に行かれるとか。
話を聞くと、やっぱり百高山ハンターでした(^^)
お母さん、5人姉妹らしく、しかも皆さん南アルプスの山名が名前に入っているらしく、南アルプスシスターズと呼ばれているらしいです。
今回歩く山も殆ど我々と被っていました。
静岡出身らしく、しかもTJARの望月さんと御友達であるとか。
あの道を歩いた事とか色々お話したら、すっかり仲良くなりまして、FBでも繋がる事となりました。
とても良い出会いになりましたね♪
そしてもう一つ、素敵な出会いがありました。
小屋裏で夕ご飯を息子と食べていた時に話しかけられまして・・・
「息子さんのTJARのTシャツ分かった~!」
と。
ヤマレコでフォロー頂いている、同じく子連れ登山をしているhiyopaさんとhiyoriちゃんでした。
息子の一つ上の女の子を連れて、こちらも良く山を歩かれています。
小屋が超混雑していたのと、翌日の行程の為に早寝しなければならず、あんまり深くお話は出来ませんでしたが。。。
時間が許せばもっと色々とお話したかったですね。
また、どこかの山でお会いできると良いですね~。
パパが居なくなると、そっとその後姿を目線で追うhiyoriちゃん、可愛かったです。
さて、次の日の行程はこの旅の核心になります。
水晶小屋を早朝に立ち、赤牛岳を往復します。
CTは7時間ほど。
そして、当初の予定は再び水晶小屋に宿泊でしたが、もうこの混雑は流石に・・・
ですので、往復して10時までに戻れれば、そのまま三俣山荘のテン場まで移動する事に決めました。
かなり行程は長くなりますけどね。
まぁ、息子もやる気になってますので、頑張りましょう。
明日はどんな一日になるかな?
天候も回復傾向なので、良い一日になるといいな。
4日目に続く
3時半ごろ周りのテントの撤収音で目が覚めました。
流石にテント組みは早出しますね。
コレだけ混んでると、次のテン場でも早着しないとテントが張れなさそうです。
でも我々の今日の目標は南真砂経由の水晶小屋です。
距離と到着時間を考えて、少し遅出する事にしました。
出て行く皆様を見送ってからお湯を沸かして朝コーヒー。
だいぶガランとしたところで息子を起こしました。
目が覚めてからは動きの速い息子。
一緒にテントをたたみ、移動の準備を進めます。
と言う事で、ほぼテン場最後発でスタートとなりました。
それでも6時前なんですけどね~。
とりあえずは目の前の三ツ岳を目指します。
最初に上げる名も無きピークには三角点がありました。
国土地理院の三角点ではなく、角がまるっとした三角点。
「山」のマークが印象的なこれは、農務省山林局の三角点です。
主三角点でした。
三岳の稜線を上げて行きますが、今日の天気は曇り。
ガスガスですね。たまにガスが切れる瞬間を期待しながら歩きます。
そして、三ツ岳山頂手前はピークを巻くように登山道が続くのですが、ここで登山道を外れる事にします。
三岳は登山道の無いピークと、登山道のある西峰の二峰あります。
しかし、国土地理院で定める最高点は、登山道の無いほうのピークに設定されています。
百高山をやるからには、こちらのピークを踏まねばならないでしょう。
登山道は無いのですが、うっすらと踏み跡があるのが分かります。
高山植物を踏まないように、飛び石の上に足を置くようにして稜線を上り詰めました。
7:10
三ツ岳山頂、頂きました!!
2844.8m
百高山、57座目!
この旅最初の百高山ですね、今回も沢山踏みますよ~
ここで小休止です。
三ツ岳の山頂はこのように微妙に三つの峰が山頂にあります。
だから三ツ岳って言うのかな・・・?
たまにガスが切れて景色が見えるのですが、それにあわせてパラパラと小雨も降り始めたので、ザックカバーだけかけることにしました。
と言う事で、三ツ岳のコルに下りてきました。
登山道の分岐部分ですね。
こちら側に降りる方には明瞭な踏み跡があったので、それを辿れば良いだけでした。
分岐から登る人が多いのですね。
さて、ここからは三ツ岳の稜線ルートと、巻道のお花畑ルートに分かれます。
もちろん、ピークを踏みに行きます。
西峰ピークです。
こちらも先端が三つに分かれてますね。。。
さて、あとはなだらかな稜線を歩きます。
この辺りの稜線は歩きやすいですね。
南アルプスのような大きな上げ下げがあるわけでもなく、中央アルプスのように細かくいつでも上げ下げするわけでもなく。
なだらかーな道を歩きます。
いいなぁ、北アルプス。歩くのが楽です。
野口五郎へと続く稜線です。
水晶岳の山頂は雲に隠れていますね。
三ツ岳の山頂から歩く事1時間半ほど、野口五郎小屋に到着しました。
ここでお昼には早いですけど、カップラーメンを頂いておきます。
ただのカップラーメンなのに、山で食べるとなんでこんなに美味しいんでしょう。。。
さらにここで水も2.5リッター買っておきます。
水晶小屋は水の供給量が少ないので、次の日の行程の事を考えるとここから水を持っていかないと足りなさそうです。
裏銀座コースは水場が無いので、常に水の事を考えてないとダメですね。
水の無駄使いが出来ません。
さてそれでは行きますか。
と思ったら、赤いベストを来た遭対協の方に話しかけられました。
南真砂経由で水晶小屋まで行くと行ったら、南真砂岳への竹村新道の様子等、細かく教えていただけました。
ありがとうございます。
こうやって、常に登山者の事を気にかけて下さるんですね。
ご苦労様です、助かります。
小屋を出て少し上げた所で、
「カラ~ン」
と鐘が一つ鳴りました。
小屋のほうを見ると、遭対協の方が
「お気をつけて!」
と大きく手を振っていました。
「ありがとうございます!」
と返します。
なんだか、ジーンと来ましたね。
さて、山頂は小屋からそんなに遠くありません。
15分程で到着です。
野口五郎岳 2924.5m
百高山、58座目!
ガスガスなのが残念ですが、山頂ゲットです♪
こちらも頂きます。
三角点タッチ♪
二等三角点
点名「五郎岳」
さて、眺望も望めないですし小屋で充分休憩もしたので、このまま歩き続ける事にします。
出発します。
野口五郎からの下りも緩やかに下っていきます。
ホントに歩きやすい道だな~・・・
と思って下っていると、登山道の先、ガスの中にありえない光景を見てしまいました。
思わず笑いが出てしまいました。
さて問題です。この写真の中に何か間違いがあります。
ちょっと写真が小さいかな・・・?
思わず笑いが出たというのは決して馬鹿にしたのではなく、コレだけの挑戦をする人が居るんだと、あまりに凄いものを見てしまったゆえの笑いです。
お間違えの無いように。
すれ違いざまに少しお話しました。
自転車押してますよ。
北アルプスの稜線を、自転車で歩いているのです。
聞けば、笠新道を登ってきて稜線を歩き、この後烏帽子小屋からブナ立尾根を降りるとか。。。
「自転車に乗れたのはほんの少しだけですよ~」
なんて言いますが、まずそれでここに来ようと思って実行しているだけで大冒険です。
素晴らしい!
色々な人がいるのですね、驚きました。
笠新道、自転車を押して来るの大変だっただろうな・・・
さて、我々も歩きます。
そこから二つほどのピークを巻いて進むと・・・
竹村新道分岐です。
ここから湯俣峰面に続く道があります。
もちろん、南真砂岳に行く為に、一度そちらへ進みます。
分岐から少し進んだところにザックをデポしました。
貴重品、水、行動食、カッパをサブザックに入れて行きます。
雨が降っても大丈夫なように、ザックにはカバーを被せて置きます。
実は、こザックをデポした手前には、もう一つザックをデポしている人が居ました。
ここにザックをデポするなんて、南真砂岳の往復する人以外ありえないですね。
そして南真砂岳を往復する人なんて、百高山ハンターしか居ないです。
もう同じ匂いがプンプンする訳ですよ。
思わず嬉しくなってしまいました。
さて、行きましょう。
稜線を少し下った所です。
南真砂岳への道は一部危険な所がありますが・・・
このあとカメラの調子が悪くなり、撮影が出来なくなりましたので、詳細は戻り道に。
基本的に下り道なのに細かくアップダウンがあります。
そして南真砂岳が近づくと、大きく上げ始めます。
そうそう、その危険箇所を通過中にザックをデポした方とすれ違いました。
その時は軽くお話する程度でしたが、後に色々とお話する事になります。
素敵な方でした♪
分岐から1時間ほどで南真砂岳の山頂に到着しました。
カメラも復帰して、南真砂岳山頂!
2713m百高山、59座目!
本日三つ目の百高山です。
山頂で少し休憩してから、再び戻り足となりました。
南真砂岳への道は一部崩落箇所のキワを通ります。
木の階段、雨で濡れていると滑りそうです。
ここで滑ったらアウトですね~。
同じく崩落地ギリギリを通過します。
さらに、かなりザレた斜面のトラバースがあったり、結構気が抜けない区間があったりしますのでご注意ください。
15分ほどの区間ですね。
でも、この時期はお花畑が広がって綺麗な所もありますよ♪
戻りは基本的に登りなので、少し時間がかかりましたが・・・
デポしたザックを回収し、1時間半ほどで分岐に戻りました。
さて、あとは水晶小屋まで歩くだけですね。
ガスの稜線を行きます。
初めて歩く道、ガスで先が見えないので様子が分からないですが・・・
分岐から水晶小屋までCTで2時間。
結構ありますね。
さて、東沢乗越に到着です。
おそらくココからは登りになるはずなので、ここでゆっくり体を休める事にしました。
ここで、竹村新道を湯俣から上がってきた方と一緒になったのですが、相当足に来ているようで大分疲れている様子でした。
同じく水晶小屋を目指していて、同じく予約が取れていない。
もう突入するしか無いですね(笑
もう少し休まれるそうで、お先に出発する事にしました。
歩き出して直ぐ、急に高度を上げ始めたと思ったら・・・
一瞬ガスが切れて先が見えました。
なんだ?
西穂の稜線みたいです。
息子も
「お父さん、ピラミッドピークみたいだね!」
とか言い出してウキウキしています。
急に道が岩岩してきました。
さらにガスが切れて、水晶小屋が見えました。
あとほんの少しです。
でも、小屋までずっと岩岩してますね。
難易度的にはホントに西穂独標前後のような感じでしょうか。
道幅はありますが、落ちるとまずそうな所が続きます。
あー、あれが水晶岳かな?
この日初めてお目にかかりました。
ホントに黒いですね。
と言う事で、15:20
無事に水晶小屋に到着しました。
予約無しでも受付してもらえたのですが、今日は2枚の布団に5人!
厳しーなー・・・
まぁでも小屋は悪くないのです。
殺到する我々が悪いので。
混雑が激しいので、でかいザックは乾燥室にデポします。
そして、もう明日の出発準備をして、服も着替えていつでも出られるようにしておきます。
ようやく落ち着いてゆっくり。
小屋裏の小さなピークに登ると、御地蔵様と一緒に山林局の主三角点をみつけました。
この辺り一帯は、山林局の三角点が多いのですね~。
そして小屋前でのんびりしていると、先ほど南真砂岳ピストンの際にすれ違った方と会いました。
同じ日にブナ立尾根を上がってきて南真砂を往復し、明日は赤牛岳に行かれるとか。
話を聞くと、やっぱり百高山ハンターでした(^^)
お母さん、5人姉妹らしく、しかも皆さん南アルプスの山名が名前に入っているらしく、南アルプスシスターズと呼ばれているらしいです。
今回歩く山も殆ど我々と被っていました。
静岡出身らしく、しかもTJARの望月さんと御友達であるとか。
あの道を歩いた事とか色々お話したら、すっかり仲良くなりまして、FBでも繋がる事となりました。
とても良い出会いになりましたね♪
そしてもう一つ、素敵な出会いがありました。
小屋裏で夕ご飯を息子と食べていた時に話しかけられまして・・・
「息子さんのTJARのTシャツ分かった~!」
と。
ヤマレコでフォロー頂いている、同じく子連れ登山をしているhiyopaさんとhiyoriちゃんでした。
息子の一つ上の女の子を連れて、こちらも良く山を歩かれています。
小屋が超混雑していたのと、翌日の行程の為に早寝しなければならず、あんまり深くお話は出来ませんでしたが。。。
時間が許せばもっと色々とお話したかったですね。
また、どこかの山でお会いできると良いですね~。
パパが居なくなると、そっとその後姿を目線で追うhiyoriちゃん、可愛かったです。
さて、次の日の行程はこの旅の核心になります。
水晶小屋を早朝に立ち、赤牛岳を往復します。
CTは7時間ほど。
そして、当初の予定は再び水晶小屋に宿泊でしたが、もうこの混雑は流石に・・・
ですので、往復して10時までに戻れれば、そのまま三俣山荘のテン場まで移動する事に決めました。
かなり行程は長くなりますけどね。
まぁ、息子もやる気になってますので、頑張りましょう。
明日はどんな一日になるかな?
天候も回復傾向なので、良い一日になるといいな。
4日目に続く
2017年08月18日
百高山を行く裏銀座!2日目
8月11日
深夜にパラパラと雨の音が聞こえましたが、起きた時には大丈夫でした。
3時に起きてお湯を沸かし、朝食の準備をしておきます。
といっても、アルファ米にお湯を入れるだけ。
残ったお湯でコーヒーを入れて、テントの外にでて夜空を眺めます。
うん、ヘッデンが要らないぐらい明るい月夜です。
息子を起こして出発の準備をします。
久しぶりの割には2人で一緒にテントの撤収が速かったです。
4時少し前に、テン場を出発できました。
少し川沿いを歩くと、木の橋を見つけました。
微妙に斜めってる感が怖いですが、あるだけ幸せです。
台風のおかげで流され、二日前に再設されたそうです。
ピンクリボンを辿りながら少し川沿いに歩くと・・・
「裏銀座」
の文字にゾクゾクします。
いよいよ登山道が始まります。
登山道には○/12と、標高100mおきに看板があるそうです。
スタート地点は12でした。
しばらくは暗い道を進んだので写真はありません。
ようやく写真を撮ったときは、既に6番の看板でした。
時間は6時半です。
流石にブナ立尾根は北アルプス三大急登です。
一定斜度とは言え、凄い勢いで高度を稼いで行きます。
テン泊装備の初日のザックには厳しい道です。
ここで息子と朝食を食べていたら、ゼェゼェ言いながら若い子が上がってきました。
話を聞くと烏帽子小屋の小屋番のバイトさんの子で、朝一番のタクシーに乗ってから登ってきたそうで。
って、タクシーは5時半に可動なので、高瀬ダムまで15分とか考えると、ここまで1時間かかって無いですね・・・
私達はキャンプ場から2時間半経ってるのですが・・・
小屋番さん、昨日指を怪我をしちゃったので、下山して病院。
で、今日再び朝一に上がるのだそうで。
スゲー速い・・・
宮崎県の大学に通い、ワンゲル部に所属しているそうで。
憧れの北アルプスで小屋番のアルバイトだそうです。
烏帽子小屋とかマニアックな所を選ぶ時点で、好感が持てますね。
少しお話したあと、またハイペースで登って行きました。
8番、三角点です。
三等三角点
点名「小屋ノ沢」ですね。
先ほどの小屋番さんの話に寄れば、この三角点を過ぎれば少し楽になるとか・・・
信じます(笑
それ以降はトレラン風の人とか、小屋泊装備の人とか、タクシー組みの初弾がガンガン登ってきて、我々を追い抜いていきました。
駐車場は満車、タクシー乗り場には80人ほど並んでいたとか。
やっぱり前日から入ってきて正解ですね。
今登って来ている方々はCTを大きく縮める事の出来る方々です。
目指すところは烏帽子小屋ではないので、少し安心です。
と言う事で、9:30に小屋の屋根が見える所に到着しました。
キャンプ地より5時間半、CTを上回ってしまってますが、無事到着です。
早速テントの受付です。
前日に泊まった濁沢のキャンプ場のテント代も、ここで支払います。
受付の横には先ほど抜いていった小屋番さんが立っていました。
7時を少し回った時には既に小屋に着いていたとか・・・
いくら軽装とは言え、下から2時間かかってないですね、恐ろしい速さです。
テン場は小屋から少し離れた所にあります。
恐らくほぼ一番の受付でしたので、テン場は選び放題でした。
なるべく小屋に一番近い上段に幕営し、混み合う事を予想してテントを張りました。
10時には我が家の完成です。
丁度テントを張り終わった辺りから、タクシー組みの初弾、足の速い方々が続々と到着してきます。どんどんテントを建て始めました。
この時間に上がってくるという事は、相当足の速い方々ですね。
さて、それでは烏帽子岳へ行って見ましょう。
前烏帽子を越えて稜線を少し歩くと烏帽子岳分岐に着きます。
全体的に普通の登山道なのですが、山頂直下のみ鎖場があります。
まず最初に岩を登り上げます。
まぁ、ここは鎖も頼らずに行ける所です。
そしてここを上がると。。。
岩場のトラバースです。
足の踏み場も充分ありますしホールドもありますが、落ちたらダメな所です。
鎖に頼ってはダメですが緊急用に手をかけて進みます。
そこを通りきると安全な場所になり、最後は岩の隙間を登り上げて、山頂となります。
烏帽子岳山頂、頂きました!
その後は山頂の隣の岩に座り、のんびりと景色を眺めます。
さすがに今回はあの上に立つ気にはならないですね・・・
宝剣岳より圧倒的に怖いです。
真正面には赤牛岳が見えます。
うまく行けば、二日後にはあそこに行くはずです。
さぁ、テントに戻りましょう。
天気もかなり良くなってきました。
前烏帽子からみる三ツ岳方面。
綺麗ですね♪
遠く水晶岳も見えています。
烏帽子小屋へ続く稜線。
綺麗な所ですね~。
烏帽子小屋の前にはお花畑が広がっています。
チシマギキョウかな・・・?
花は詳しく無いのでわかりません(^^;
と言う事で、テントに戻りますが・・・
なんと、テン場はいっぱい。
やっぱり早く上がってきて良かったです。
この日この後はテントでゆっくり過ごしました。
ビールを飲みながら、のんびりした時間が流れます。
近くのテントの人とお話したり・・・
そして斜め向かいのテントの、単独行の女性とお話したところ、5月の西穂に行った時にお会いした事がある方でした。
なんとも偶然。
この後、裏銀座から表銀座へ抜けるとのことです。
凄いですね~。
私達も、赤牛岳や南真砂岳が予定に入って無いなければ考えたのですが、今回は寄り道が多いので表へ抜けるのはやめておきます。
さぁ、明日からはいよいよ稜線歩きです。
でも、一つだけ問題が・・・
明日は水晶小屋に泊まる予定なのですが、予約ができていません。
果たして泊まれるのか。
泊まれなければどうするのか。
かなりの不安を残しながらスターとする事になります。
まぁ、なんとかなるでしょう。
その日も7時過ぎには就寝しました。
3日目に続く
深夜にパラパラと雨の音が聞こえましたが、起きた時には大丈夫でした。
3時に起きてお湯を沸かし、朝食の準備をしておきます。
といっても、アルファ米にお湯を入れるだけ。
残ったお湯でコーヒーを入れて、テントの外にでて夜空を眺めます。
うん、ヘッデンが要らないぐらい明るい月夜です。
息子を起こして出発の準備をします。
久しぶりの割には2人で一緒にテントの撤収が速かったです。
4時少し前に、テン場を出発できました。
少し川沿いを歩くと、木の橋を見つけました。
微妙に斜めってる感が怖いですが、あるだけ幸せです。
台風のおかげで流され、二日前に再設されたそうです。
ピンクリボンを辿りながら少し川沿いに歩くと・・・
「裏銀座」
の文字にゾクゾクします。
いよいよ登山道が始まります。
登山道には○/12と、標高100mおきに看板があるそうです。
スタート地点は12でした。
しばらくは暗い道を進んだので写真はありません。
ようやく写真を撮ったときは、既に6番の看板でした。
時間は6時半です。
流石にブナ立尾根は北アルプス三大急登です。
一定斜度とは言え、凄い勢いで高度を稼いで行きます。
テン泊装備の初日のザックには厳しい道です。
ここで息子と朝食を食べていたら、ゼェゼェ言いながら若い子が上がってきました。
話を聞くと烏帽子小屋の小屋番のバイトさんの子で、朝一番のタクシーに乗ってから登ってきたそうで。
って、タクシーは5時半に可動なので、高瀬ダムまで15分とか考えると、ここまで1時間かかって無いですね・・・
私達はキャンプ場から2時間半経ってるのですが・・・
小屋番さん、昨日指を怪我をしちゃったので、下山して病院。
で、今日再び朝一に上がるのだそうで。
スゲー速い・・・
宮崎県の大学に通い、ワンゲル部に所属しているそうで。
憧れの北アルプスで小屋番のアルバイトだそうです。
烏帽子小屋とかマニアックな所を選ぶ時点で、好感が持てますね。
少しお話したあと、またハイペースで登って行きました。
8番、三角点です。
三等三角点
点名「小屋ノ沢」ですね。
先ほどの小屋番さんの話に寄れば、この三角点を過ぎれば少し楽になるとか・・・
信じます(笑
それ以降はトレラン風の人とか、小屋泊装備の人とか、タクシー組みの初弾がガンガン登ってきて、我々を追い抜いていきました。
駐車場は満車、タクシー乗り場には80人ほど並んでいたとか。
やっぱり前日から入ってきて正解ですね。
今登って来ている方々はCTを大きく縮める事の出来る方々です。
目指すところは烏帽子小屋ではないので、少し安心です。
と言う事で、9:30に小屋の屋根が見える所に到着しました。
キャンプ地より5時間半、CTを上回ってしまってますが、無事到着です。
早速テントの受付です。
前日に泊まった濁沢のキャンプ場のテント代も、ここで支払います。
受付の横には先ほど抜いていった小屋番さんが立っていました。
7時を少し回った時には既に小屋に着いていたとか・・・
いくら軽装とは言え、下から2時間かかってないですね、恐ろしい速さです。
テン場は小屋から少し離れた所にあります。
恐らくほぼ一番の受付でしたので、テン場は選び放題でした。
なるべく小屋に一番近い上段に幕営し、混み合う事を予想してテントを張りました。
10時には我が家の完成です。
丁度テントを張り終わった辺りから、タクシー組みの初弾、足の速い方々が続々と到着してきます。どんどんテントを建て始めました。
この時間に上がってくるという事は、相当足の速い方々ですね。
さて、それでは烏帽子岳へ行って見ましょう。
前烏帽子を越えて稜線を少し歩くと烏帽子岳分岐に着きます。
全体的に普通の登山道なのですが、山頂直下のみ鎖場があります。
まず最初に岩を登り上げます。
まぁ、ここは鎖も頼らずに行ける所です。
そしてここを上がると。。。
岩場のトラバースです。
足の踏み場も充分ありますしホールドもありますが、落ちたらダメな所です。
鎖に頼ってはダメですが緊急用に手をかけて進みます。
そこを通りきると安全な場所になり、最後は岩の隙間を登り上げて、山頂となります。
烏帽子岳山頂、頂きました!
その後は山頂の隣の岩に座り、のんびりと景色を眺めます。
さすがに今回はあの上に立つ気にはならないですね・・・
宝剣岳より圧倒的に怖いです。
真正面には赤牛岳が見えます。
うまく行けば、二日後にはあそこに行くはずです。
さぁ、テントに戻りましょう。
天気もかなり良くなってきました。
前烏帽子からみる三ツ岳方面。
綺麗ですね♪
遠く水晶岳も見えています。
烏帽子小屋へ続く稜線。
綺麗な所ですね~。
烏帽子小屋の前にはお花畑が広がっています。
チシマギキョウかな・・・?
花は詳しく無いのでわかりません(^^;
と言う事で、テントに戻りますが・・・
なんと、テン場はいっぱい。
やっぱり早く上がってきて良かったです。
この日この後はテントでゆっくり過ごしました。
ビールを飲みながら、のんびりした時間が流れます。
近くのテントの人とお話したり・・・
そして斜め向かいのテントの、単独行の女性とお話したところ、5月の西穂に行った時にお会いした事がある方でした。
なんとも偶然。
この後、裏銀座から表銀座へ抜けるとのことです。
凄いですね~。
私達も、赤牛岳や南真砂岳が予定に入って無いなければ考えたのですが、今回は寄り道が多いので表へ抜けるのはやめておきます。
さぁ、明日からはいよいよ稜線歩きです。
でも、一つだけ問題が・・・
明日は水晶小屋に泊まる予定なのですが、予約ができていません。
果たして泊まれるのか。
泊まれなければどうするのか。
かなりの不安を残しながらスターとする事になります。
まぁ、なんとかなるでしょう。
その日も7時過ぎには就寝しました。
3日目に続く
2017年08月17日
百高山を行く裏銀座!1日目
さて、今年も息子と一緒に夏の大冒険に行ってきました。
一昨年は新穂高から日本海。
昨年は北沢峠から太平洋。
と言う事で、今年の夏もなかなか行けない所に行って見ようと言うことで、百高山の赤牛岳・南真砂岳を踏む裏銀座に挑戦する事にしました。
出発予定は8月11日の山の日に設定しました。
七倉からタクシーでブナ立尾根を上がるつもりで居たのですが・・・
よく考えたら、山の日は激混み必至。
烏帽子小屋のテン場は20張りと言う事で、テン泊装備のゆっくり私達親子は朝一のタクシーに乗れてもテントが張れるかどうか?
と言う事で、前日の10日の内に、登山道入口の濁沢キャンプ場に行ってしまい、タクシーが稼動する前に登山道へ入ってしまう作戦に切り替えました。
さて、それではいつもの長文行きます。
お時間のある方、お付き合いくださいませ。
8月10日
子供達はラジオ体操の最終日です。
参加おやつを持ち帰ってから、出発の準備をします。
カミさんにお願いして、長野県の大町、七倉山荘まで車を走らせます。
途中、運動公園でマレットゴルフで遊んだり、ダム湖の見える公園でお昼御飯を食べたり・・・
14時ごろに七倉山荘に到着しました。
これからしばらくお風呂に入れないので、ここで温泉に入りました(^^)
とても綺麗な温泉で、いいお湯でした♪
さて、15時少し前に林道ゲート前にて、登山計画書を提出します。
娘とカミさんの見送りもここまでです。
タクシーも走っているのですが、時間もあるので高瀬ダムまで歩いて行くことにしました。
最初の山ノ神随道です。
トンネルの中は天然クーラーで涼しくて気持ちよいです♪
この後いくつかのトンネルを通過します。
まだタクシーの稼働時間ですので、頻繁に往来していくのですが・・・
大体のタクシーは歩行者を大きく避けて減速してくれるのですが、1台だけ避けもせずに車速を上げたまま通過する車が居ました。
1人なら良いですけど、子供を連れてると恐怖しか無いですね。
皆様、ここを歩く時は気をつけましょう。
高瀬ダムです。
大きなロックフィルダムですね。
高さで言うと、黒部の第4ダムに次ぐ、第2位のダムだそうです。176m!
ロックフィルダムの形状の都合、そんなに高くは見えないですけど、やっぱり 間近で見ると大きいです。
ジグザグの道を通り、ダムを登るだけでも30分かかりました。
タクシーが来れるのもここまでですね。
ここから濁沢の方へ進み、トンネルを一つ越えると・・・
吊橋を一つ渡ります。
この吊橋を渡ると、濁沢キャンプ場になります。
ここまで七倉山荘から2時間ほどでした。
しかし、折角温泉に入ってさっぱりしてきたのに、既に汗でベタベタです(^^;
やっぱり歩くと仕方ないですね。
まだまだ荷物も重いですし。
と言う事で、17:00には幕営完了しました。
本日この場所にテントは4張りでした。
このテン場には、受付も水場もありません。
豪雨時は幕営も禁止されています。
まぁ、とりあえず明日までの繋ぎですね。
さて、いよいよ明日から山に入ります!
今回も良い旅になるかな?
2日目へ続く。
一昨年は新穂高から日本海。
昨年は北沢峠から太平洋。
と言う事で、今年の夏もなかなか行けない所に行って見ようと言うことで、百高山の赤牛岳・南真砂岳を踏む裏銀座に挑戦する事にしました。
出発予定は8月11日の山の日に設定しました。
七倉からタクシーでブナ立尾根を上がるつもりで居たのですが・・・
よく考えたら、山の日は激混み必至。
烏帽子小屋のテン場は20張りと言う事で、テン泊装備のゆっくり私達親子は朝一のタクシーに乗れてもテントが張れるかどうか?
と言う事で、前日の10日の内に、登山道入口の濁沢キャンプ場に行ってしまい、タクシーが稼動する前に登山道へ入ってしまう作戦に切り替えました。
さて、それではいつもの長文行きます。
お時間のある方、お付き合いくださいませ。
8月10日
子供達はラジオ体操の最終日です。
参加おやつを持ち帰ってから、出発の準備をします。
カミさんにお願いして、長野県の大町、七倉山荘まで車を走らせます。
途中、運動公園でマレットゴルフで遊んだり、ダム湖の見える公園でお昼御飯を食べたり・・・
14時ごろに七倉山荘に到着しました。
これからしばらくお風呂に入れないので、ここで温泉に入りました(^^)
とても綺麗な温泉で、いいお湯でした♪
さて、15時少し前に林道ゲート前にて、登山計画書を提出します。
娘とカミさんの見送りもここまでです。
タクシーも走っているのですが、時間もあるので高瀬ダムまで歩いて行くことにしました。
最初の山ノ神随道です。
トンネルの中は天然クーラーで涼しくて気持ちよいです♪
この後いくつかのトンネルを通過します。
まだタクシーの稼働時間ですので、頻繁に往来していくのですが・・・
大体のタクシーは歩行者を大きく避けて減速してくれるのですが、1台だけ避けもせずに車速を上げたまま通過する車が居ました。
1人なら良いですけど、子供を連れてると恐怖しか無いですね。
皆様、ここを歩く時は気をつけましょう。
高瀬ダムです。
大きなロックフィルダムですね。
高さで言うと、黒部の第4ダムに次ぐ、第2位のダムだそうです。176m!
ロックフィルダムの形状の都合、そんなに高くは見えないですけど、やっぱり 間近で見ると大きいです。
ジグザグの道を通り、ダムを登るだけでも30分かかりました。
タクシーが来れるのもここまでですね。
ここから濁沢の方へ進み、トンネルを一つ越えると・・・
吊橋を一つ渡ります。
この吊橋を渡ると、濁沢キャンプ場になります。
ここまで七倉山荘から2時間ほどでした。
しかし、折角温泉に入ってさっぱりしてきたのに、既に汗でベタベタです(^^;
やっぱり歩くと仕方ないですね。
まだまだ荷物も重いですし。
と言う事で、17:00には幕営完了しました。
本日この場所にテントは4張りでした。
このテン場には、受付も水場もありません。
豪雨時は幕営も禁止されています。
まぁ、とりあえず明日までの繋ぎですね。
さて、いよいよ明日から山に入ります!
今回も良い旅になるかな?
2日目へ続く。