大地を歩こう › 2016年05月
スポンサーリンク
この広告は一定期間(1ヶ月以上)更新のないブログに表示されます。
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
2016年05月10日
御前山 一等三角点
すっかり三角点ハンターな息子と一緒に、萩原の御前山に行ってきました。
あんまり下調べをせずに行ったのでしたが、ぐるっと周遊できるようでしたので、登りと下りを別のルートで辿ってみました。
それではいつもの長文行きましょう。
5月8日
朝5時ちょっとに自宅を出発。
R41を南下します。
萩原の駅の近くから国道を曲がり、林道を走ります。
![]()
水洞の駐車場に到着しました。
ここには東屋も水場もありますが、お手洗いはありません。
駐車場はとても広いですが、炭の痕が沢山ありましたのでキャンプか何かしているのでしょうか・・・?
この時間で私達以外に車はありませんでした。
![]()
ぐるっと周回できるようです。
登山道の一合目はもっとずっと下のようですね。
6:55、駐車場をスタートしました。
![]()
しばらく林道を歩くと三合目を通り越して、桜洞の登山道口まで来ました。
ここから登山道のようです。
ピストンする場合はここまで車で来れるようです。
水洞の駐車場からここまで歩いて20分です。
![]()
道沿いには○号目の度に観音様が現れます。
![]()
ここのルートは基本的に沢を詰めていく感じで、なんども右岸と左岸を行き来します。
しっかりと橋がかけられているので安心して渡れます。
![]()
凄いです、空中に浮いた部分から木が生えています。
パッと見た時ビックリしました。
![]()
手すりつきの橋もあります。
ここは少し高いですね。
「1人づつ」の案内がありました。
確かに揺れます(^^;
![]()
常に大なり小なり滝が現れて、沢の音が心を癒します。
とても心地よい音です♪
![]()
シダ類が生え揃い、幻想的な景色もあります。
![]()
突然鳥居が・・・
何故ここに?
![]()
登山道は少し滑りますが、苔生した感じが南アルプスの深部を歩いているようで、とても雰囲気が良いです。
![]()
すこーし険しい所もあったりします。
![]()
七合目です。
目安があって分かりやすくて良いですね♪
![]()
駐車場から2時間ほどで屏風岩まで来ました。
ゆっくり歩いてきたのでここまで休憩無しでした。
ここで小休止する事にしました。
10分ほど休んで出発です。
![]()
すぐに八合目です。
毎回毎回観音様には手を合わせていきます。
今日も安全に登らせてもらえますように。
![]()
ふと歩いていると、足元の石に何か書いてありますが・・・
「コレヨリ四丁・・・」
これ以上読めませんでした。
コケが生えてなければ気付かなかったかもしれません。
![]()
この橋が一番古そうでした。
揺れるし抜けそうで怖かったですが、橋を渡らなくても下を石伝いに渡渉出来ます。
息子は攻めてました(^^;
![]()
九合目あたりから沢の音が聞こえなくなります。
さすがに山頂が近づくと水は地下に入って行きますね。
![]()
だんだん道の周りの景色も変わっていきます。
熊笹が現れて視界が開けてきました。
![]()
登山道沿いに、小さな可愛い花が沢山咲いていました。
![]()
さぁ、もう少しだよ!
![]()
9:55
と言う事で御前山山頂、頂きました!
水洞の駐車場からピッタリ3時間でした。
山頂には先に1名の方がいらっしゃいました。
息子と私の姿を見て、「ひだっちブログ書いてませんか?」と聞かれました。
山で聞かれたのは初めてでしたのでビックリしました、ロクな事を書いてないのでお恥ずかしい限りです。
私達が到着後、少ししてから軽やかに下って行かれました。
![]()
御嶽山は、今日も綺麗です。
山は何が起こっても、静かに時を重ねて行きます。
![]()
少し右手には木曽山脈、中央プアルプスです。
木曽駒ケ岳、宝剣岳、三沢岳、檜尾岳は隠れてますね。
綺麗です♪
さて、御前山の一番の目的は・・・
![]()
もちろん一等三角点です。
やっぱり大きい。
息子、GW中にも色々散策していたので、この10日間に3つ目の一等三角点Getです。
![]()
お約束、三角点タッチ。
山頂標付近は狭いですが、山頂の北側にはお助け小屋がありました。
雨宿りぐらいなら出来そうです。
このあたりは少し広い空間がありますが、展望はありません。
東側に刈払いされてる道があったので行ってみましたが。。。
![]()
そちらは御嶽山方向に素晴らしい展望でした♪
綺麗です!
![]()
さらに小屋の北側に行って見ましたが・・・
なんとなく踏み跡はあるものの、続いているのかな・・・?
これ以上は踏み込みませんでした。
![]()
誰も居なくなった山頂で早めのお昼ごはんを食べて小一時間ほど過ごしました。
天気も良くて最高でした♪
![]()
11:55
さて、帰ります。
下山はもう一つのルート、上村ルートを下ります。
![]()
下り始めて少ししたところから、北アルプス方面が見えました。
あれは黒部五郎と。。。
笠ヶ岳でしょうか?
![]()
古そうな埋もれた石を発見です。
御料局の境界見出標かな?
![]()
こちらの道はとても歩きやすいです。
桜洞ルートは沢を詰める登山道ですが、上村ルートは尾根を歩く道ですね。
周回すると全然違う雰囲気の道を一気に楽しめます。
![]()
白山もl綺麗に見えます♪
![]()
案内は有りませんが、ここの分岐を右に行くと小坂の方から上がって来れるようです。
送電鉄塔の巡視路のようです。
![]()
熊笹が程よい高さで、周りも良く見えます。
景色が綺麗!
![]()
振り返って山頂方面。
こちらの道はなかなか高度が下がりません。
![]()
道は細かく分岐するのですが、必ず案内看板があるので迷いません。
ちなみに案内の無いほうの道は鉄塔へ向かっています。
![]()
鉄塔真下から。
![]()
もみのき広場だそうで、不思議な形のもみのきがありました。
テントが沢山張れそうなくらい広い空間でした。
![]()
こちらの道も、○号目の案内が必ずありますが、さらに色々と案内があってよく整備されているのが分かります。
ここは石楠花(しゃくなげ)の群生地のようです。
季節が来たら綺麗でしょうね~。
![]()
だんだん覚えてきました。
このバッテンは境界見出標ですね。
国有林と民有地の境目です。
![]()
このあたりの境界標には⑧見たいなマークがありますが、これは丸っぽいウ冠に呂という文字。
昔の宮内省の印なので、御料局時代の境界見出標だと思います。
と言う事は、山頂近くにあったあの石は、もしかしたら御料局の三角点かも知れないですね。
石の全容を見て見たい所です。
![]()
山頂から1時間で七合目の憩いの広場までやってきました。
ここでも標高は1341mです。
まだ300mしか下げてませんね。
こちらの道は勾配が穏やかです。
ベンチがあったのでゆっくり休みます。
![]()
でも、ココにも三角点があります。
三等三角点です♪
![]()
三角点タッチ。
息子、ご機嫌です♪
ここの三角点は位置コードが入っている三角点でした。
![]()
さて、10分ほどの休憩後に再び歩きますが、ココから先の下りは油坂と言うところです。
このルートで一番勾配が厳しいんじゃないかと思う場所です。
ですが、道もきちんと整備されているので、安心して歩けます。
![]()
油坂を折りきると勾配が緩やかになり、六合目に到着です。
![]()
真っ直ぐの木に真っ直ぐの道。
なんだか気持ち良いです!
![]()
中呂方面への分岐がありましたので少し覗いてみましたが、そちらはあまり人が歩いていないようです。
道は自然に帰ろうとしていました。
![]()
「夫婦大ヒノキ」
なんだか2本のヒノキが絡み合っています。
仲が良さそうですね。
![]()
なんだか標識が沢山ある場所に来ました。
花ヶ尾渓谷、鷹巣岩展望台、分岐です。
花ヶ尾渓谷と言うのが気になりますが、下調べをしていないので今回は見送る事にします。
また今度来て見ましょう。
とりあえずは展望台へ。
![]()
わーぉ、ここは素晴らしい眺望です!
萩原の街が一望できます。
![]()
息子も岩に登ってぐるーっと見回してます。
ここは気持ちの良いところですね!
しばらく足を止めて景色を楽しみました。
![]()
さて、少し下ると分岐へ。
峠道路・・・?
きちんとした下調べをしていなかったので、このときは勘違いをしてしまいました。
まっすぐ行くと白山神社、一合目まで降りてしまうと思い、峠道路へ出ることにしました。
林道を歩き、少し藪を漕いでショートカットして・・・
![]()
登山道口へ来ました。
先ほどの分岐をまっすぐ行ってもココへ出てきたようです(^^;
この時気付きました。
白山神社へは林道を渡ってさらに下方向へと道が続いていました。
そしてココには・・・
![]()
息子が気になる白い捧があります。
![]()
四等三角点でした♪
さて、ここからは林道を3km歩いて車へ戻ります。
![]()
途中「御滝口 花ヶ尾渓谷」の文字。
さっきの分岐を来るとここに出てくるんですね。
今度是非歩きに来て見ましょう!
![]()
林道から見えたピーク。
あれは御前山の山頂かな?
屏風岩が見えるので、多分山頂ですね~。
![]()
水洞へ帰ってきました!
そして車に荷物を置いたら駐車場の奥へ・・・
![]()
あそこにも白い捧が・・・
![]()
ここにも四等三角点がありました!
![]()
三角点タッチ。
本日、一等一つ、三等一つ、四等二つでした♪
今回は桜洞ルートと上村ルートと周遊しましたが、それぞれの道が全く雰囲気が違いました。
それぞれに趣のある雰囲気でとても良い山でした。
花ヶ尾渓谷も気になりますし、また今度来る事を楽しみにしておきます。
さて、次はどこの山を歩こうかな?
あんまり下調べをせずに行ったのでしたが、ぐるっと周遊できるようでしたので、登りと下りを別のルートで辿ってみました。
それではいつもの長文行きましょう。
5月8日
朝5時ちょっとに自宅を出発。
R41を南下します。
萩原の駅の近くから国道を曲がり、林道を走ります。
水洞の駐車場に到着しました。
ここには東屋も水場もありますが、お手洗いはありません。
駐車場はとても広いですが、炭の痕が沢山ありましたのでキャンプか何かしているのでしょうか・・・?
この時間で私達以外に車はありませんでした。
ぐるっと周回できるようです。
登山道の一合目はもっとずっと下のようですね。
6:55、駐車場をスタートしました。
しばらく林道を歩くと三合目を通り越して、桜洞の登山道口まで来ました。
ここから登山道のようです。
ピストンする場合はここまで車で来れるようです。
水洞の駐車場からここまで歩いて20分です。
道沿いには○号目の度に観音様が現れます。
ここのルートは基本的に沢を詰めていく感じで、なんども右岸と左岸を行き来します。
しっかりと橋がかけられているので安心して渡れます。
凄いです、空中に浮いた部分から木が生えています。
パッと見た時ビックリしました。
手すりつきの橋もあります。
ここは少し高いですね。
「1人づつ」の案内がありました。
確かに揺れます(^^;
常に大なり小なり滝が現れて、沢の音が心を癒します。
とても心地よい音です♪
シダ類が生え揃い、幻想的な景色もあります。
突然鳥居が・・・
何故ここに?
登山道は少し滑りますが、苔生した感じが南アルプスの深部を歩いているようで、とても雰囲気が良いです。
すこーし険しい所もあったりします。
七合目です。
目安があって分かりやすくて良いですね♪
駐車場から2時間ほどで屏風岩まで来ました。
ゆっくり歩いてきたのでここまで休憩無しでした。
ここで小休止する事にしました。
10分ほど休んで出発です。
すぐに八合目です。
毎回毎回観音様には手を合わせていきます。
今日も安全に登らせてもらえますように。
ふと歩いていると、足元の石に何か書いてありますが・・・
「コレヨリ四丁・・・」
これ以上読めませんでした。
コケが生えてなければ気付かなかったかもしれません。
この橋が一番古そうでした。
揺れるし抜けそうで怖かったですが、橋を渡らなくても下を石伝いに渡渉出来ます。
息子は攻めてました(^^;
九合目あたりから沢の音が聞こえなくなります。
さすがに山頂が近づくと水は地下に入って行きますね。
だんだん道の周りの景色も変わっていきます。
熊笹が現れて視界が開けてきました。
登山道沿いに、小さな可愛い花が沢山咲いていました。
さぁ、もう少しだよ!
9:55
と言う事で御前山山頂、頂きました!
水洞の駐車場からピッタリ3時間でした。
山頂には先に1名の方がいらっしゃいました。
息子と私の姿を見て、「ひだっちブログ書いてませんか?」と聞かれました。
山で聞かれたのは初めてでしたのでビックリしました、ロクな事を書いてないのでお恥ずかしい限りです。
私達が到着後、少ししてから軽やかに下って行かれました。
御嶽山は、今日も綺麗です。
山は何が起こっても、静かに時を重ねて行きます。
少し右手には木曽山脈、中央プアルプスです。
木曽駒ケ岳、宝剣岳、三沢岳、檜尾岳は隠れてますね。
綺麗です♪
さて、御前山の一番の目的は・・・
もちろん一等三角点です。
やっぱり大きい。
息子、GW中にも色々散策していたので、この10日間に3つ目の一等三角点Getです。
お約束、三角点タッチ。
山頂標付近は狭いですが、山頂の北側にはお助け小屋がありました。
雨宿りぐらいなら出来そうです。
このあたりは少し広い空間がありますが、展望はありません。
東側に刈払いされてる道があったので行ってみましたが。。。
そちらは御嶽山方向に素晴らしい展望でした♪
綺麗です!
さらに小屋の北側に行って見ましたが・・・
なんとなく踏み跡はあるものの、続いているのかな・・・?
これ以上は踏み込みませんでした。
誰も居なくなった山頂で早めのお昼ごはんを食べて小一時間ほど過ごしました。
天気も良くて最高でした♪
11:55
さて、帰ります。
下山はもう一つのルート、上村ルートを下ります。
下り始めて少ししたところから、北アルプス方面が見えました。
あれは黒部五郎と。。。
笠ヶ岳でしょうか?
古そうな埋もれた石を発見です。
御料局の境界見出標かな?
こちらの道はとても歩きやすいです。
桜洞ルートは沢を詰める登山道ですが、上村ルートは尾根を歩く道ですね。
周回すると全然違う雰囲気の道を一気に楽しめます。
白山もl綺麗に見えます♪
案内は有りませんが、ここの分岐を右に行くと小坂の方から上がって来れるようです。
送電鉄塔の巡視路のようです。
熊笹が程よい高さで、周りも良く見えます。
景色が綺麗!
振り返って山頂方面。
こちらの道はなかなか高度が下がりません。
道は細かく分岐するのですが、必ず案内看板があるので迷いません。
ちなみに案内の無いほうの道は鉄塔へ向かっています。
鉄塔真下から。
もみのき広場だそうで、不思議な形のもみのきがありました。
テントが沢山張れそうなくらい広い空間でした。
こちらの道も、○号目の案内が必ずありますが、さらに色々と案内があってよく整備されているのが分かります。
ここは石楠花(しゃくなげ)の群生地のようです。
季節が来たら綺麗でしょうね~。
だんだん覚えてきました。
このバッテンは境界見出標ですね。
国有林と民有地の境目です。
このあたりの境界標には⑧見たいなマークがありますが、これは丸っぽいウ冠に呂という文字。
昔の宮内省の印なので、御料局時代の境界見出標だと思います。
と言う事は、山頂近くにあったあの石は、もしかしたら御料局の三角点かも知れないですね。
石の全容を見て見たい所です。
山頂から1時間で七合目の憩いの広場までやってきました。
ここでも標高は1341mです。
まだ300mしか下げてませんね。
こちらの道は勾配が穏やかです。
ベンチがあったのでゆっくり休みます。
でも、ココにも三角点があります。
三等三角点です♪
三角点タッチ。
息子、ご機嫌です♪
ここの三角点は位置コードが入っている三角点でした。
さて、10分ほどの休憩後に再び歩きますが、ココから先の下りは油坂と言うところです。
このルートで一番勾配が厳しいんじゃないかと思う場所です。
ですが、道もきちんと整備されているので、安心して歩けます。
油坂を折りきると勾配が緩やかになり、六合目に到着です。
真っ直ぐの木に真っ直ぐの道。
なんだか気持ち良いです!
中呂方面への分岐がありましたので少し覗いてみましたが、そちらはあまり人が歩いていないようです。
道は自然に帰ろうとしていました。
「夫婦大ヒノキ」
なんだか2本のヒノキが絡み合っています。
仲が良さそうですね。
なんだか標識が沢山ある場所に来ました。
花ヶ尾渓谷、鷹巣岩展望台、分岐です。
花ヶ尾渓谷と言うのが気になりますが、下調べをしていないので今回は見送る事にします。
また今度来て見ましょう。
とりあえずは展望台へ。
わーぉ、ここは素晴らしい眺望です!
萩原の街が一望できます。
息子も岩に登ってぐるーっと見回してます。
ここは気持ちの良いところですね!
しばらく足を止めて景色を楽しみました。
さて、少し下ると分岐へ。
峠道路・・・?
きちんとした下調べをしていなかったので、このときは勘違いをしてしまいました。
まっすぐ行くと白山神社、一合目まで降りてしまうと思い、峠道路へ出ることにしました。
林道を歩き、少し藪を漕いでショートカットして・・・
登山道口へ来ました。
先ほどの分岐をまっすぐ行ってもココへ出てきたようです(^^;
この時気付きました。
白山神社へは林道を渡ってさらに下方向へと道が続いていました。
そしてココには・・・
息子が気になる白い捧があります。
四等三角点でした♪
さて、ここからは林道を3km歩いて車へ戻ります。
途中「御滝口 花ヶ尾渓谷」の文字。
さっきの分岐を来るとここに出てくるんですね。
今度是非歩きに来て見ましょう!
林道から見えたピーク。
あれは御前山の山頂かな?
屏風岩が見えるので、多分山頂ですね~。
水洞へ帰ってきました!
そして車に荷物を置いたら駐車場の奥へ・・・
あそこにも白い捧が・・・
ここにも四等三角点がありました!
三角点タッチ。
本日、一等一つ、三等一つ、四等二つでした♪
今回は桜洞ルートと上村ルートと周遊しましたが、それぞれの道が全く雰囲気が違いました。
それぞれに趣のある雰囲気でとても良い山でした。
花ヶ尾渓谷も気になりますし、また今度来る事を楽しみにしておきます。
さて、次はどこの山を歩こうかな?
2016年05月05日
舳倉島の一等三角点
黄金週間の前半ですが、再び能登半島へ行ってきました。
目的地は舳倉島。
輪島から北に50km。
島の外周わずか6kmほどで、島民約160人。
島に車は医療用と消防用の軽自動車が2台だけ。
なんとも不思議な島なんです。
3月末に子供たちを連れてミステリーツアーに出たときに行こうとしていた本当の目的地はココでした。
しかし、船が出ずに予定変更したのでした。
と言う事で、リベンジ舳倉島です。
今回は東京から妹夫婦が能登周遊に来ていたので、それに合わせて一緒に島へ渡る事にしました。
それでは行きましょう。
4月30日
前日、輪島市の袖ヶ浜キャンプ場でキャンプをしていたので、既に輪島入りしていました。
朝7:30にへぐら航路に電話をして、船が出ることを確認したので荷物をまとめます。
島にはお店も無く、自販機は一つだけと聞いているので、コンビニで水分と昼食を確保してからへぐら航路へ向かいます。
![]()
こちらが受付です。
ここでチケットを買いましたが、なんとチケット購入後にすぐに船はいっぱいに。
遅れてきたら乗れませんでした。
![]()
こちらが舳倉島へ渡る定期船、ニューへぐらです。
100トン級の船で、大きくも無く小さくもなく。。。
と言う船です。
![]()
9:00、定刻どおりに船が出ました。
舳倉島まで1時間半の船旅ですが、外海に出た瞬間、かなりの波でした。
コレは来る、絶対来る。
船での壮絶な戦いは割愛します。
ただ言えるのは皆がグロッキーになっている中、ただ息子1人だけが大波に立ち向かい
「もっと揺れろ~!」
とご機嫌でいたのは、きっと三半規管が鈍いな、と思いました。
![]()
テンションダダ下がりの中、舳倉島に到着。
大地って素晴らしい(笑
![]()
意外とダメージの少なかった私と息子以外は既に満身創痍ですが、島の散策に入ります。
とりあえず北へ歩きましょう。
![]()
島には2件の民宿があります。
今日船を降りた人は半分ぐらい宿へ向かって行きました。
この島は野鳥の楽園なので、バードウォッチャーの方が沢山いらっしゃいます。
![]()
島を歩く犬。
引綱も無くなんともフリーダムです。
![]()
歩いて10分ほどで、あっと言う間に島の最北端です。
岬の岩場へ渡ります。
この大きな波が恨めしいです。
![]()
そして何かの石柱です。
もうこんな石が気になって気になって仕方ない息子です。
![]()
「漁場基準標」
なんでしょうそれ?
また新たな石を発見してしまいました。
![]()
島には七つの神社があります。
![]()
そして島にはケルンがいっぱい。
このケルンは、島に伝わる龍神伝説の供養の為に建てられたとか。
また、島の海女さんが漁場の目印に使っているとか。
この小さな島に70ほどのケルンがあるそうです。
![]()
島の西側は風が吹き込む側なので、人は住んでいません。
とても不思議な景色が広がります。
![]()
なんとも言えない幻想的な空間が広がります。
晴天だったらかなり綺麗な景色でしょうね~。
![]()
再び岩場に入り込んでみます。
海が荒れてますね。
![]()
プール発見。
![]()
ここは綺麗ですね。
夏に飛び込んで遊んだら気持ち良さそうです。
写真では分かりにくいですが、深さも2~3mほどありそうです。
![]()
こちらが龍神池。
詳細はググって下さい。
小さな島にある淡水の池。
なのにこの池は枯れる事が無いそうです。
![]()
少し上から見るとこんな感じです。
![]()
島の西側には入り江上の湾がいくつかありますが、これは噴火口の跡だそうです。
もともと舳倉島は火山だったらしく、その山頂部が海の上に出ているのだそうです。
ですので、岩場は全て溶岩石です。
2万年前は能登半島と陸続きだったとか。
![]()
おんぶ大好きの娘。
もう小1なんだから歩こうね。
![]()
島の中心にある、「へぐら愛ランドタワー」
5階建ての資料館です。
島の資料が少し展示されてます。
そしてここへ来た目的の一つ、5階の展望テラスからの景色です。
写真はあえて載せませんが、爽快です。
これが見たかった。。。
360度の水平線です。
日本は各地海が近い国なので、水平線は珍しくありません。
それでも今まで一番感動したのは、北海道の地球岬かな?
地球の丸さが実感できる岬です。
ですが、舳倉島はその比ではありません。
だって見える景色が360度方向水平線ですから。
快晴だったら、もっと凄かっただろうな~。
東側に日本列島が見えますが、それでも少し下がった水平線の向こうです。
なんとも、凄いものを見させてもらいました。
そして、その展望デッキから下を見ると・・・
![]()
空き地の中に何かの石がある。。。
あれ?三角点かな?
でも地図と位置が違う。。。
タワーを降りて見に行ってみると。
![]()
「逓信省用地」
なんともまたマニアックな石です。
逓信省って、戦前の省庁ですよね?
長い事、ここの空き地にたたずんでいたんですね~。
石の上には区画を現す線が引いてあったので、この先の草むらの中にはまだいくつかあるんじゃないかと思います。
でも荒らしてはいけないので奥には踏み込みません。
![]()
島には野鳥がいっぱいです。
島を歩いていると、双眼鏡を持った方や、バズーカのようなカメラを持った方々とすれ違います。
小さなしまなので何度も同じ方とすれ違ったり(^^;
![]()
さて、島にある灯台。
今回の渡島の最大の目的地はここです。
東大が目的では無いのですが、敷地内をウロウロすると・・・
![]()
あった!
![]()
三角点!
一等三角点
点名「舳倉島」
そう、一等三角点なんです。
一等三角点なのに・・・
写真では分かりにくいですが、なぜか置いてある石は「三等」なんです。
しっかり三等と書いてありますね。
もちろん、国土地理院の地図でも一等です。
何故こうなったのかはわかりませんが、紛れも無く一等三角点なのに石は三等の三角点です。
世にも珍しい三角点の一つです。
コレが見たかった。
![]()
三角点タッチ。
点の記があるはずなので、それを見れば何故こうなったか書いてあるのかな?
![]()
そして丁度お昼時なのでここで昼食です。
だーれも来ないので、三角点かぶりつきでシートを広げます。
山では出来ないですね(笑
息子、見た目三等の一等三角点を目の前にお昼御飯でなんとも幸せらしいです♪
充分堪能した後、再び島散策に出かけました。
![]()
さて、島の小中学校です。
![]()
少し覗いてみましたが、時が止まっています。
子供が居ると学校が開校されるそうですが・・・
今は居ないのでしょうか?
![]()
展示された習字が、なんともシュールです。
![]()
敷地内には電子基準点。
![]()
さて、今度は島の南側を歩きます。
ケルン!
![]()
義弟と娘とケルン。
![]()
そして丁度良い岩場があったので、岩登りです。
舳倉島ボルダー?
![]()
息子も
![]()
娘も
![]()
「シラスナ遺跡」
出土したものから推測すると、この島には平安時代から人がいたらしいです。
![]()
島の最南端に来ました。
息子はいける所まで行きたいらしいです。
![]()
そしてそこにも何かの石。
あれも漁場基準点かな?
波が荒く、あそこまで近づけませんでした。
さて、あとは港に帰るだけです。
島の東側を歩きます。
![]()
島の東側には人の居住区があります。
島の方のメイン足は自転車。
しかも三輪自転車が圧倒的に多いです。
やっぱり荷物を乗せて走れるからでしょうか。
![]()
かもめがいっぱいいます。
![]()
島唯一の自動販売機です。
夏季シーズン中は売り切れていることもあるらしく、島へ来る時は水分も持参したほうが良いとの事でした。
![]()
さて、15:00
島から帰ります。
帰りもまた試練の時間です。
![]()
ありがとう舳倉島。
とても不思議な空間でした。
また・・・来るかな?
でも、天気が良ければ来たいですね。
帰りの船は空いてて、私以外の全員は座ることが出来ました。
座ったみんなは程よい波に揺られ、すぐに寝落ち。
ところが帰りもまた揺れは激しく。。。
私は1時間半戦っていました。
楽しかった♪
![]()
途中、船から見える無人島群「七ツ島」
ここにも一等三角点が二つほどあるのですが、さすがに行けませんね。
![]()
戦いも終わり、ようやく帰港。
スッキリした顔をする子供達カミさん。
私1人が青い顔でした。
![]()
ニューへぐら。
球状船首では無いのですが、これもバルバスバウの一種なのでしょうか・・・?
んー、行きたかった舳倉島、楽しかったです♪
不思議な空間の島でした♪
目的地は舳倉島。
輪島から北に50km。
島の外周わずか6kmほどで、島民約160人。
島に車は医療用と消防用の軽自動車が2台だけ。
なんとも不思議な島なんです。
3月末に子供たちを連れてミステリーツアーに出たときに行こうとしていた本当の目的地はココでした。
しかし、船が出ずに予定変更したのでした。
と言う事で、リベンジ舳倉島です。
今回は東京から妹夫婦が能登周遊に来ていたので、それに合わせて一緒に島へ渡る事にしました。
それでは行きましょう。
4月30日
前日、輪島市の袖ヶ浜キャンプ場でキャンプをしていたので、既に輪島入りしていました。
朝7:30にへぐら航路に電話をして、船が出ることを確認したので荷物をまとめます。
島にはお店も無く、自販機は一つだけと聞いているので、コンビニで水分と昼食を確保してからへぐら航路へ向かいます。
こちらが受付です。
ここでチケットを買いましたが、なんとチケット購入後にすぐに船はいっぱいに。
遅れてきたら乗れませんでした。
こちらが舳倉島へ渡る定期船、ニューへぐらです。
100トン級の船で、大きくも無く小さくもなく。。。
と言う船です。
9:00、定刻どおりに船が出ました。
舳倉島まで1時間半の船旅ですが、外海に出た瞬間、かなりの波でした。
コレは来る、絶対来る。
船での壮絶な戦いは割愛します。
ただ言えるのは皆がグロッキーになっている中、ただ息子1人だけが大波に立ち向かい
「もっと揺れろ~!」
とご機嫌でいたのは、きっと三半規管が鈍いな、と思いました。
テンションダダ下がりの中、舳倉島に到着。
大地って素晴らしい(笑
意外とダメージの少なかった私と息子以外は既に満身創痍ですが、島の散策に入ります。
とりあえず北へ歩きましょう。
島には2件の民宿があります。
今日船を降りた人は半分ぐらい宿へ向かって行きました。
この島は野鳥の楽園なので、バードウォッチャーの方が沢山いらっしゃいます。
島を歩く犬。
引綱も無くなんともフリーダムです。
歩いて10分ほどで、あっと言う間に島の最北端です。
岬の岩場へ渡ります。
この大きな波が恨めしいです。
そして何かの石柱です。
もうこんな石が気になって気になって仕方ない息子です。
「漁場基準標」
なんでしょうそれ?
また新たな石を発見してしまいました。
島には七つの神社があります。
そして島にはケルンがいっぱい。
このケルンは、島に伝わる龍神伝説の供養の為に建てられたとか。
また、島の海女さんが漁場の目印に使っているとか。
この小さな島に70ほどのケルンがあるそうです。
島の西側は風が吹き込む側なので、人は住んでいません。
とても不思議な景色が広がります。
なんとも言えない幻想的な空間が広がります。
晴天だったらかなり綺麗な景色でしょうね~。
再び岩場に入り込んでみます。
海が荒れてますね。
プール発見。
ここは綺麗ですね。
夏に飛び込んで遊んだら気持ち良さそうです。
写真では分かりにくいですが、深さも2~3mほどありそうです。
こちらが龍神池。
詳細はググって下さい。
小さな島にある淡水の池。
なのにこの池は枯れる事が無いそうです。
少し上から見るとこんな感じです。
島の西側には入り江上の湾がいくつかありますが、これは噴火口の跡だそうです。
もともと舳倉島は火山だったらしく、その山頂部が海の上に出ているのだそうです。
ですので、岩場は全て溶岩石です。
2万年前は能登半島と陸続きだったとか。
おんぶ大好きの娘。
もう小1なんだから歩こうね。
島の中心にある、「へぐら愛ランドタワー」
5階建ての資料館です。
島の資料が少し展示されてます。
そしてここへ来た目的の一つ、5階の展望テラスからの景色です。
写真はあえて載せませんが、爽快です。
これが見たかった。。。
360度の水平線です。
日本は各地海が近い国なので、水平線は珍しくありません。
それでも今まで一番感動したのは、北海道の地球岬かな?
地球の丸さが実感できる岬です。
ですが、舳倉島はその比ではありません。
だって見える景色が360度方向水平線ですから。
快晴だったら、もっと凄かっただろうな~。
東側に日本列島が見えますが、それでも少し下がった水平線の向こうです。
なんとも、凄いものを見させてもらいました。
そして、その展望デッキから下を見ると・・・
空き地の中に何かの石がある。。。
あれ?三角点かな?
でも地図と位置が違う。。。
タワーを降りて見に行ってみると。
「逓信省用地」
なんともまたマニアックな石です。
逓信省って、戦前の省庁ですよね?
長い事、ここの空き地にたたずんでいたんですね~。
石の上には区画を現す線が引いてあったので、この先の草むらの中にはまだいくつかあるんじゃないかと思います。
でも荒らしてはいけないので奥には踏み込みません。
島には野鳥がいっぱいです。
島を歩いていると、双眼鏡を持った方や、バズーカのようなカメラを持った方々とすれ違います。
小さなしまなので何度も同じ方とすれ違ったり(^^;
さて、島にある灯台。
今回の渡島の最大の目的地はここです。
東大が目的では無いのですが、敷地内をウロウロすると・・・
あった!
三角点!
一等三角点
点名「舳倉島」
そう、一等三角点なんです。
一等三角点なのに・・・
写真では分かりにくいですが、なぜか置いてある石は「三等」なんです。
しっかり三等と書いてありますね。
もちろん、国土地理院の地図でも一等です。
何故こうなったのかはわかりませんが、紛れも無く一等三角点なのに石は三等の三角点です。
世にも珍しい三角点の一つです。
コレが見たかった。
三角点タッチ。
点の記があるはずなので、それを見れば何故こうなったか書いてあるのかな?
そして丁度お昼時なのでここで昼食です。
だーれも来ないので、三角点かぶりつきでシートを広げます。
山では出来ないですね(笑
息子、見た目三等の一等三角点を目の前にお昼御飯でなんとも幸せらしいです♪
充分堪能した後、再び島散策に出かけました。
さて、島の小中学校です。
少し覗いてみましたが、時が止まっています。
子供が居ると学校が開校されるそうですが・・・
今は居ないのでしょうか?
展示された習字が、なんともシュールです。
敷地内には電子基準点。
さて、今度は島の南側を歩きます。
ケルン!
義弟と娘とケルン。
そして丁度良い岩場があったので、岩登りです。
舳倉島ボルダー?
息子も
娘も
「シラスナ遺跡」
出土したものから推測すると、この島には平安時代から人がいたらしいです。
島の最南端に来ました。
息子はいける所まで行きたいらしいです。
そしてそこにも何かの石。
あれも漁場基準点かな?
波が荒く、あそこまで近づけませんでした。
さて、あとは港に帰るだけです。
島の東側を歩きます。
島の東側には人の居住区があります。
島の方のメイン足は自転車。
しかも三輪自転車が圧倒的に多いです。
やっぱり荷物を乗せて走れるからでしょうか。
かもめがいっぱいいます。
島唯一の自動販売機です。
夏季シーズン中は売り切れていることもあるらしく、島へ来る時は水分も持参したほうが良いとの事でした。
さて、15:00
島から帰ります。
帰りもまた試練の時間です。
ありがとう舳倉島。
とても不思議な空間でした。
また・・・来るかな?
でも、天気が良ければ来たいですね。
帰りの船は空いてて、私以外の全員は座ることが出来ました。
座ったみんなは程よい波に揺られ、すぐに寝落ち。
ところが帰りもまた揺れは激しく。。。
私は1時間半戦っていました。
楽しかった♪
途中、船から見える無人島群「七ツ島」
ここにも一等三角点が二つほどあるのですが、さすがに行けませんね。
戦いも終わり、ようやく帰港。
スッキリした顔をする子供達カミさん。
私1人が青い顔でした。
ニューへぐら。
球状船首では無いのですが、これもバルバスバウの一種なのでしょうか・・・?
んー、行きたかった舳倉島、楽しかったです♪
不思議な空間の島でした♪
タグ :舳倉島