大地を歩こう › 2014年01月

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2014年01月12日

宇津江四十八滝公園でスノーシュー

今日は宇津江四十八滝公園に行ってきました。
ここは1年を通じて良く遊びに来ます。
夏は滝めぐり、水遊び、川遊び。
冬はそり遊び、そり遊び、そり遊び。
去年はスノーシューで障泥滝ぐらいまで行きました。

今日はそこまで深入りはせずに、夏の散策路をスノーシューで歩く事に。
四十八滝温泉しぶきの湯から、公園まで森を歩く散策路です。
夏に子供達は歩いたらしいのですが、私は歩いた事が無いので、一緒に行く事にしました。
でも、温泉から公園では登りになるので、逆に公園から温泉までの1.5kmほどを歩きました。

それでは行きましょう。



スタートは公園駐車場です。
最近山間部は雪が降り続いているので、かなりの積雪量があります。
これは今日もラッセル必至ですね。



まずは駐車場から少しだけ滝方面へ登ります。
ここは常設ソリコースがあります。
フルコース滑ると楽しいですよ♪



すぐに散策コースへの曲がり角があるので、そちらへ行きます。



ここからは踏み跡はほとんどありません。
森の中へ入ります。



ですが、すぐに眺望花見広場へ出ます。
春は桜が綺麗ですよ!



案内看板を見ると、広場の奥から散策路があるようですので、そちらへ向かいます。



広場の奥に獣害対策用のゲートがありますが、もちろん雪で開きません。
でも積雪のおかげで子供でも乗り越えられます(笑



少し登って広場を振り返ります。
息子と私の歩いた道一本。
この広場からは誰の踏み跡もありません。
まぁ、こんなところ冬に歩く物好きは居ないですね。



少し歩くと倒木がありましたが、問題なく横を巻きます。



展望台との分岐にきました。
天気が悪いので眺望は無いでしょうが、行って見ることにします。



絶好調で歩きます。
上部が開けていないと、とても歩きやすいですね。



展望台に着きました。
やっぱり天気が・・・
下に見えるのがしぶきの湯ですね。



本当ならこんな感じで北アルプスが見えるらしいです。
また今度天気のよい日に来て見ましょう。

ここでちょっとおやつ食べて休憩です。
ここまでは少しだけ登ってきましたが、ここからはずっと下り道のはずです。
サクッと出発です。



最初はツヅラ折れのジグザグくだりなので、ショートカットして歩いたり・・・



滑って降りてみたり(笑

少し歩くと、道端に豪快な倒木。



大き目の木が言葉通り「根こそぎ」倒れています。
なんとダイナミックな。

動物の足跡を見て、どんな動物が歩いていたのか想像したり、足跡を辿ってみたり・・・






天気が悪くても関係ありません、森の木々が綺麗です!



息子もご機嫌♪




雪が重いので、こんなにしなった木もあります。
森を歩きながら、息子にはどう言うところに近づいてはいけないのか、
雪の中にどんな危険があるかを少しずつ説明します。

先ほどのしなった木や、こんもりした雪の山。
斜面の木の下側の空洞や地形的に踏み抜きがありそうな場所。

少しずつ覚えてもらいます。



んー♪天然のツリーです♪



橋を渡ります。
が、この時も端っこに近づかないように。
雪の形で橋の幅が2倍ほどになっている場合もありますので、真ん中を歩くように注意します。



駐車場から1.5kmほど歩いてきました。
あともう少し!



綺麗な木と雪のトンネルですが、これも要注意ですね。
上から雪の塊が降ってくれば、小さな雪崩と同じです。
雪が降った直後なら雪崩で済みますが、一度日に当たると氷の塊になってしまうときがあります。
そんなのが頭に直撃したらもちろん大事です。
一つ一つ息子には説明します。



再び倒木です。
この倒木はまっすぐ倒れているので、根元で折れていますね。
またいで通過してもOKですが、もし丸くしなった状態で倒れていたら、絶対にまたいではいけません。
必ず迂回しましょう。



森が開けてきました。
左側は河になっているのでセッピ状に張り出しています。
もちろん危険箇所である事は説明するのですが・・・



子供はこういう遊びが好きですね。
崩して河に落とそうとしてます。
まぁ、この程度なら良しとしましょう(^^;



森から出ると急に雪深くなります。
私のラッセルした後に息子が続きます。



最後のゲートを乗り越えて・・・



コケた(笑





獣害対策用です。
あけたら必ず閉めましょう。



あとはしぶきの湯まで100m足らず。
ここまで除雪車が入ったようです。



最後の案内看板を確認します。
ホントはここから登り道ですね。
このラッセルをしながらの登りは考えたくないですね・・・



温泉の駐車場にてGoal!
天気がちょっとアレですが、今日も良く歩きました!

今度はどこを歩きに行こうかな?


より大きな地図で 宇津江四十八滝公園 スノーシュー を表示  

Posted by PENTAGON at 20:55Comments(0)散策

2014年01月11日

猪臥山でスキー  

明けましておめでとうございます。
今年ものんびりマイペースに、ここに山行記録を残していこうと思います。

と言う訳で新年一発目は猪臥山へ行って来ました。
ホントは昨日今日と(1月9・10)で先生と西穂に行く予定だったのですが、
天候がイマイチっぽいので辞めてしまったんです。

でも気分は山だったので、今日の昼前にたま~に覗くお日様を見て・・・
猪臥山でも逝ってみるかな?と

さて行きましょう。


1月10日

天候は曇り時々雪。
でもたまにお日様が見えます。
正月に不摂生な生活をしたので、ちょっと絞りに山へ。
車に道具を積み込んで、猪臥山トンネルを抜けて駐車場へ。



車からスキー板を降ろしてちゃっちゃと準備。
11:50にスタートです。
登りはじめとしては遅い時間ですが、スキーだと帰りが速いだろうと言うことで・・・



ところが、この2日間で降った雪のおかげで、トレースが無いのはもちろんなのですが、
いきなりのラッセル。



空が開けた林道だと、スキー板を履いていても、膝下までこんなに埋もれてしまうんです。
これは辛い・・・

彦谷の林道をつめますが、途中でどれだけ辞めて帰ろうかと思ったか・・・

ヒィヒィ言いながら、なんとか渡渉ポイントまで来ました。
この時既に13時
本気でここで引き返そうかと思ったのですが、ここからスキーで滑って帰っても何にも楽しく無いので、
もう少し行って見ることにします。



スノーブリッジの上を渡ったところで休憩。
おにぎり一つ。コーヒー一杯。

10分ほど休んでから尾根に取り付きます。



尾根伝いに高度を上げていきます。
ココからは森に入るので、少しだけラッセルが楽になりました。
が、斜度がきつくなり、慣れないスキーシールの歩行で四苦八苦します。
ほんの少しだけ斜度がきつくなると、シールでは行けなくなる場所が所々出始めました。
そんな時は少し斜登して詰めて行きます。
そのうち目が慣れて来まして、

この斜面は行ける。
この斜面は行けない。

の判断が出来るようになりました(笑
うん、スキーアイゼン買おう。

高度を上げていくと、森の中でも段々雪深くなって来まして、いよいよ登るのが辛くなってきました。
時間だけが無駄に過ぎ、初めて山をスキーで登るのにこんなに悪条件で良いのかと。
何回辞めようかと思った事か・・・

しかし、天気は悪くとも周りの木々の綺麗な事。
高度を上げれば上げるほど、綺麗になっていく木々に心を奪われて、
「あともう少しだけ、あともう少しだけ」
と、板を前に進めます。



ちょっと左側に斜度のきつい所にきました。
上のほうに誰かが歩いた跡が・・・?

と思ったのですが、よーく見たら違いました。
クラックですね。
クラックの上に雪が積もったのでしょう。
いずれあそこは雪崩れます。

もちろん登る道は尾根筋なので、そこは通りません。



折れた木の上に雪が・・・
折れたから雪が積もったのか?
雪が積もったから折れたのか?



たまに後ろを振り返ります。
うん、自分頑張ってる。

雪、深い・・・




はぁ~・・・
でも綺麗です。

木々がとても綺麗な姿です。
頑張ってもっと上に!


木と雪のトンネル。
この中を見ているだけで心が奪われます。
だーれも居ない山の中、おっさん一人ニコニコしながら汗だくでラッセル。
たまに歌ったり、叫んでみたり(笑



尾根伝いには、一定間隔でこんなピンクリボンがあります。
親切ですね、一応ピンクリボンは持ってきたのですが出番はありません。
道迷いはありません。



高度を上げると雪の量はどんどん増えていきます。
こんな風に雪がしなった木は近づいてはいけません。
雪の重さでしなっているので、雪が落ちた瞬間にバイ~ンと跳ね返ってきます。
当たったらタダではすみません。



こんなのも要注意です。
こんもりした雪の山。
この下には先ほどのしなった木が潜んでいる場合があります。
乗った瞬間に弾き飛ばされたりするので、近づいてはいけません。



景色が開けてきました。
振り返ると自分の歩いた道一つ。
気持ち良い!


あのピークの向こうが山頂!
あと少し!



見慣れた山頂直下の祠です。
山の神様が祀られております。




そこから見えるピークの向こうにちょこんと見えるあれが・・・




14:40 
山頂!

頂きました!

3時間近くもかけてしまいました。
もうラッセルが辛くて、何回引き返そうかと思ったけど、やっぱり山頂に来るとうれしいです!


はぁ~・・・ 
綺麗・・・

これで天気が良ければ文句無しなんですが、まぁそれはそれ。


あの尾根を登ってきました。

さて、微妙に時間も押しているので、山頂からは即撤退。
先ほどの祠に戻ります。

祠の陰でザックをおろしておにぎりとコーヒー。
休憩します。

ラッセルしてると腰を下ろせないので、ひたすら歩いてきましたよ。
辛かった・・・

ここで20分ほど休憩しました。



さて、スキーからシールを剥がします。
GeckoのFreerideです。
高山のKONGさんで購入、形も揃えて切って貰いました。
ホントは2013モデルが欲しかったのですが、希望のサイズが無いので昨年のモデルを買いました。
テールクランプの形状が悪く、うまく引っかからなかったのですが、まぁそこはDIYです。
今のところ綺麗にとまってるのでこのまま使います。

ペリペリとシールを剥がして、そのままたたんでしまいます。

準備完了!
15:10
ドロップイン!

と言っても、知らない沢に一人で滑り込んで何かあっても困るので、
登ってきたルートに沿って尾根伝いにツリーランを楽しみます。

ちょっと良い斜面はキュンキュン滑ります。
激ラッセルのご褒美は、当然激パウダー!

気持ちよく滑っているので、当然写真などありません。
それが悲しいですね・・・


ところがここでとんでもない事が。。。


激パウご機嫌な所で、派手に転倒。



目の前が真っ暗な訳ですよ。


えっと、何ていうか、カヌーでひっくり返ったような感じですかね?

明らかに自分の足は雪の上にあるけど、体と頭は雪の中。
頭の位置が低いんです。

もがいてもがいて、なんとか手は動きます。
が、起き上がろうとして手をついてもズブズブと潜ってしまいます。
ストック付いてもズブズブ・・・
ザックも背負っているので体も重い。



これは困りました。


結果、起き上がれずに10分ほどモガモガともがいたすえ、板を外す事に。


で、板を外すと体が埋まって、腰まで沈んでしまいました。

板がおなかの前にある訳ですよ。



板が履けない・・・



既に体力も持っていかれてるので、そのまま板を潟スキーのようにして木の近くに避難。
そこで事なきを得ました。

あまりの笑劇の出来事で、写真一枚も撮るのを忘れてそのまま滑走。

今度は転倒しないように気を使いながら滑ります。



ふと思い出したように写真撮りました。
くだりの写真が一枚も無いのを急に思い出したんですね。
登ったラインとくだりのラインが交差しています。



気がつけば渡渉ポイントも過ぎてしまってました。

でもココからがまたきつかったです。
斜度が急に緩やかになるので、
雪が深すぎて下りなのにスキーが滑らないんです。

仕方が無いので、登ってきた自分の踏み跡の上を滑ります。
それでも進まない所もあるので、シールはつけないですが、再びかかとを上げて歩きました。
結局林道も20分ぐらいかかってしまいました。



こんなに深いんです・・・



と言う事で、16時10分頃に下山完了です。
もがいた時間も含めて1時間。
条件がよければ、あっと言う間に降りてこれたでしょうね。

携帯のGPSでログをとりましたが、帰り道で電池切れ。
途中で切れてしまいました。

さて、次はもっと天気のよい日に子供とスノーシューで来ましょう。

次はどこの山に登ろうかな?



より大きな地図で 2014/01/10 11:52猪臥山スキー を表示



  

Posted by PENTAGON at 00:05Comments(0)