大地を歩こう › 2014年04月
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2014年04月28日
立山を歩こう 雄山~大汝山~浄土山
4月27日
立山へ息子と行ってきました。
昨年のGWに息子と登った雄山。
帰ってきてから雄山が3000mを超えていると知り、日本にはいくつ3000mを超える山があるのか調べました。
日本に、国土地理院が定める3000mを超える山は21座あるとの事。(21座か23座か?)
それまで既に富士山や乗鞍や御嶽やら色々登ってるので、息子と共に日本の3000m峰を制覇しようと目標を立てました。
しかし、残念ながら雄山は除外された峰で、隣の大汝山3015mが立山の最高峰として登録されていました。
そこで、今年は雄山を越えて大汝山を目指す事にしました。
そして昨年感動した雪の立山を見るために、もう一度この時期に・・・
天気予報とにらめっこし、風も穏やかな日が日曜日に来そうでしたのでチャンスとばかりに行ってきました。
晴れていても風も無い日はなかなか来ないですからね。
それでは行きましょう。
土曜の夜、息子が寝る時間に車に乗せて立山駅へと走ります。
昨年GW、当日朝に行ったらエラい目にあったので、今年は前夜から車中泊します。
前夜から来たので、駅近くの駐車場に止める事が出来ました。
一眠りして、朝5時には準備を始め6時の始発ケーブルカーに乗ります。
切符もWeb予約しておいたので、並ぶことなくすんなり手に入りました。
改札に並びますが、確実に乗れるので別に並ばなくても。。。
搭乗。
そして息子はかぶりつき(笑
もうご機嫌です♪
そして美女平からのバスも始発が7時のはずなんですが、臨時便でバンバン出て行きます。
6時20分頃には出発しました。
バスの中で朝ごはんを食べて、のんびりと室堂を目指します。
標高を上げるに連れて増える雪の量に、テンションも上がっていきます。
室堂に到着後はまっすぐ展望テラスから外に出ます。
昨年はどこから外に出れるか分からず、しばらくウロウロしちゃいました。
準備を整えます。
今年の立山のルール。
ビーコンも息子に装着です。
今日のルートでは大丈夫だと思いますけど・・・
さて、7:30スタートします!
あー、いいっすねぇ!浄土山!
テンション上がります!
別山方面!
そして今日の目的地。
立山三山!
目指すは大汝山!
さて、室堂山荘に向けて歩き出しますが・・・
いきなり息子、転倒悶絶(笑
雄山をバックに一の越へ向けて、浄土山の巻道へと進みます。
息子、トレースから外れて斜面をひたすら歩いてます。
朝一でまだ雪が硬くて滑りそうで怖いのですが。。。
だんだん離れてしまって斜度もきつくなり、上がっておいでと言ったら滑って上がれなくなってしまいました。
仕方ないのでこんな所でロープ出して引っ張り上げました。
なにやってんだか・・・
浄土山方面が綺麗です。
一の越方面。
飛行機雲が一筋。
天気が良くて気持ちが良いです!
朝日に照らされる雄山。
雪面がテカテカしてますね。
息子が足を止めて別山方面を眺めます。
綺麗だね~
振り返るとこの景色。
はぁ~…
8:30 一の越山荘に到着です。
ここまでぴったり1時間ですね、15分の休憩&登攀準備です。
ここからアイゼンを装着し、ハーネスやロープやピッケルを装備します。
まぁ、雄山までは要らないですけどとりあえず安心グッズと言う事で。。。
なんて準備中に・・・
雷鳥登場。
えらい至近距離を普通にスタスタ歩いていきます。
芸能人のごとく、ギャラリーが沢山ついていきます(笑
それでは8:50、一の越出発です。
いくよ~
たまに振り返るとこの景色。
登らないといけないのに、足を止めされてしまいます。
なんともけしからん景色です。
雄山山頂前のテラス。
ここの手前の斜面に昨年はフィックスロープがありましたけど、今年は無かったですね。。。
龍王岳の尾根越しに、見える山々。
後ろには浄土山。
今日は行けるかな?
息子が撮ってくれました。
タオル巻き姿がなんともカッコ悪い・・・
さて、最後を登りますが、こうやって写真を撮ると高度感がありますね。
実際にはそんなんでも無いんですけど。。。
さて、9:50
神社前に到着です。
ここまで山荘から1時間ですね。
去年はまったく気にしなかったですけど、三角点!
一等三角点でした。
さて、祠に登る前に・・・
必要なものだけチビザックに入れて、ザックをココにデポします。
まだ時間も早いので、お昼ご飯もここに戻ってからで充分ですしね。
祠の陰から大汝山をチラ見。
ココから先は少し緊張しそうです。
と言う事で、雄山頂きました。
居合わせた方に撮っていただきました、ありがとうございます。
室堂を見下ろします。
大日岳には大きな雪庇が張り出しているのが見えます。
ここから大汝山へも、多分同じ感じなんじゃないかと思います。
黒部側へはあまり近寄らないように稜線を行きましょう。
さて、雄山を向こう側へ下ります。
下調べによると、注意箇所は最初に岩場の下り。
もう一つ雪渓トラバースが一つ。
その2箇所に警戒します。
最初の下りは西穂独標と同じぐらいと聞いていましたが、少しだけこっちの方が行きやすいかな?
と感じました。
写真の右の方の岩場を降りてきました。
もちろん息子をロープで確保しながらです。
まっすぐ雪面を登った跡がありますが、あんなところ怖くて行けませんよ。
滑ったらたら左の黒部側へ落ちていきます。
ここからは小さなピナクルをいくつか超えます。
ほとんど巻いていきますが。
でも雰囲気は雪山の稜線歩きみたいでなかなか良いです。
たまに足を止めて景色を眺めます。
大事な事ですね。
そして、もう一つの警戒箇所・・・
雪渓のトラバース。
下調べによると昨年はココにもフィックスロープがあったらしいですが、今年はありません。
まぁ、使いませんが。
先に私が渡ります。
ピッケル刺して慎重に慎重に渡りました。
が、その後の息子。
怖くないのかスタスタわたって来ました。
ありえん・・・
滑ったら下まで行っちゃいそうなのに。。。
10:35
3015m大汝山到着!
3000m峰の一つ、制覇です!
居合わせた方に聞いたのですが、左下に見える岩が大汝山の山頂らしいですが。。。
この時期は雪庇が発達し、山頂を見下ろす位置まで雪がついてます。
3016mぐらいの所に居るかも♪
と言う事で、息子がホントの山頂に果敢にアタックを始めました。
登ったようです。
はぁ~・・・
綺麗だな・・・
惚れ惚れする景色です。
息子も、一人岩の上でボーっとしながら物思いに耽っています。
私も近づいてみました。
コレが山頂標なのかな・・・?
剱岳を後ろに、ひたすら岩の上に居座る息子です。
が、突然・・・
飛び降りました(笑
さて、20分ほど居たので帰りましょう。
そして、いきなりコケた・・・
気を取り直して、雄山へ向かいます。
小さなピナクルが冬山雰囲気を盛り上げます。
左側は黒部に向かって雪庇状に張り出していると思われるので、絶対に近づきません。
小さなピナクルの左側。
下から凄い斜度の雪面を人が登った跡が・・・
あんなところ落ちたらひとたまりも無いのに・・・
凄い人が居るもんです。
先行者2名のお兄さん達カッコいいです!
息子に優しく声をかけてくれたので、息子も必至に着いて行こうとします。
が・・・
息子はなんだかカッコよくない・・・
でも雄山への最後の登り返し。
頑張れ!
怖くないのかな?
ご機嫌です♪
そのまま祠をスルーして、デポしたザックを回収します。
そして11:20
神社脇でお昼ご飯の大休止。
もうここからは怖いところはありません!
いつものランチパック。
やっぱり3000mに来るとパンパンです。
龍王岳の向こうには五色ヶ原が見えますね。
いつかあそこを通って新穂高まで歩きたいです。
さーて、11:55
雄山から下山します。
最初だけロープで結んでいましたが、要らんと言うので開放したら・・・
さっさと一人で行ってしまいました。
軽いからなせる業なのか、結構なところを尻セードしていくので追いつけません。
えらい勢いで山荘まで一人で行ってしまいました。
12:20
30分ほどで一の越山荘へようやく到着。
山荘の一段上のところで、息子が室堂を眺めながら待ってました。
今日はだいぶ元気なようですね。
昨年は雄山に上っただけでヒーヒー言ってましたが、
流石に1年色んな山を登ったおかげで体力も気力も強くなったようです。
さて、息子に選択肢を与えます。
このまま歩いて室堂まで帰るか、辛い思いしてもう一度浄土山へ登り返し、室堂へ一気にソリ遊びしながら帰るか。
息子、迷いませんでした。
「浄土山へ登る!」
どうやら楽しみが分かってきたようです♪
さてそれでは行きましょう。
ですが、この辺で少し雲が出始めてきました。
まぁ、これも予報通りです。
雲は出ますが風は出ないはずです。
まだ大丈夫。
すぐに足止めくらいました。
雷鳥、すぐそばに。
息子、かぶりつきです。
なんだか見つめ合ってます(笑
今日は至近距離で雷鳥を良く見ます。
しばらく雷鳥を眺めていましたが、浄土山へ登り始めます。
山荘から標高差は150mほどしかないので、大した事は無いはずですが・・・
やはり少し疲れてますね、頑張れ!
その時ふと見上げた龍王岳の山頂に、人が・・・
凄いな~。
怖くていけないな~。
頑張れ!
ゆっくりでいいから歩こう!
そしてなんとか登り切りました。
後は浄土山へ少しダウンアップして行きます。
立山カルデラです。
崩落して出来たカルデラ。
凄く壮大な景色です。
もう少し天気のよい時に見たかったな~
再び雷鳥。
2羽現れました。
息子に向かって鳴き続けます。
浄土山へ向けて、最後の登り。
左下に2羽の雷鳥。
鳴きながら息子についてきます。
まるで応援してくれているかのようです♪
息子もおかげで元気になります。
対岸の雄山。
さっきまであっちに居たんだな~
そしてようやく浄土山の山頂です。
良く頑張った!
もう登らなくていいんだよ~
再び別の雷鳥が現れました。
良く見ると周りには沢山居ます。
今日は10羽以上雷鳥を見てますね。。。
室堂ターミナルが視界に入ってきました。
おーし、あとは下るだけだよ!
後はひたすら・・・
滑る!
滑る!
滑る!
滑る!
ふ~
満足です。
山頂からたかだか20分足らずで室堂ターミナルの近くまで滑ってきました。
ソリセード、最高です♪
後はターミナルまでトボトボ歩いて・・・
14:00
観光客が一杯いる空間まで帰ってきました。
もう安心ですね。
お疲れ様でした!
ここで装備を一通り外してパッキングしなおします。
ソリを使っているとはいえ、お尻で滑ってきたので結構ずぶ濡れです。
荷物をまとめていざバスへ。
バスは14:40発ですぐに乗れそうです。
昨年は整理券をもらうのに並んで、整理券をもらってからも1時間待ちましたが・・・
雪の大谷も昨年は18m。
今年は15mと言うので、もう見に行く必要は無さそうです。
バス待ちで並んでいると・・・
14:30に臨時バスが出る模様です。
アナウンスでは立山駅直行便とのことでした。
ケーブルカーには乗れません。
しかし、ケーブルカーに乗るためには美女平でさらに待つとの放送でしたので、息子も納得して直行バスに乗りました。
バスにのってしばらくは息子とおしゃべりしておやつを食べていましたが、
急に静香になったな~・・・
と思ったら、おやつを手に持ったまま寝てました(笑
まぁ、朝早かったし、疲れたよね。
良く頑張りました。
15:30
立山駅に到着です。
お疲れ様でした!
この後は近くのグランドピア立山の日帰り湯に寄りました。
立派なホテルなのですが・・・
温泉も、せっかく立山に近いので露天風呂からバーンと山が見えると良いですね(^^;
ただ、お風呂は熱めのお湯で気持ちよかったです。
汗を流してさっぱり!
再び車を走らせて、18時ちょっとには自宅に帰宅しました。
雪の立山、最高でした!
次はどこの山を登ろうかな?
今回通った映像とルートをまとめました。
立山へ息子と行ってきました。
昨年のGWに息子と登った雄山。
帰ってきてから雄山が3000mを超えていると知り、日本にはいくつ3000mを超える山があるのか調べました。
日本に、国土地理院が定める3000mを超える山は21座あるとの事。(21座か23座か?)
それまで既に富士山や乗鞍や御嶽やら色々登ってるので、息子と共に日本の3000m峰を制覇しようと目標を立てました。
しかし、残念ながら雄山は除外された峰で、隣の大汝山3015mが立山の最高峰として登録されていました。
そこで、今年は雄山を越えて大汝山を目指す事にしました。
そして昨年感動した雪の立山を見るために、もう一度この時期に・・・
天気予報とにらめっこし、風も穏やかな日が日曜日に来そうでしたのでチャンスとばかりに行ってきました。
晴れていても風も無い日はなかなか来ないですからね。
それでは行きましょう。
土曜の夜、息子が寝る時間に車に乗せて立山駅へと走ります。
昨年GW、当日朝に行ったらエラい目にあったので、今年は前夜から車中泊します。
前夜から来たので、駅近くの駐車場に止める事が出来ました。
一眠りして、朝5時には準備を始め6時の始発ケーブルカーに乗ります。
切符もWeb予約しておいたので、並ぶことなくすんなり手に入りました。
改札に並びますが、確実に乗れるので別に並ばなくても。。。
搭乗。
そして息子はかぶりつき(笑
もうご機嫌です♪
そして美女平からのバスも始発が7時のはずなんですが、臨時便でバンバン出て行きます。
6時20分頃には出発しました。
バスの中で朝ごはんを食べて、のんびりと室堂を目指します。
標高を上げるに連れて増える雪の量に、テンションも上がっていきます。
室堂に到着後はまっすぐ展望テラスから外に出ます。
昨年はどこから外に出れるか分からず、しばらくウロウロしちゃいました。
準備を整えます。
今年の立山のルール。
ビーコンも息子に装着です。
今日のルートでは大丈夫だと思いますけど・・・
さて、7:30スタートします!
あー、いいっすねぇ!浄土山!
テンション上がります!
別山方面!
そして今日の目的地。
立山三山!
目指すは大汝山!
さて、室堂山荘に向けて歩き出しますが・・・
いきなり息子、転倒悶絶(笑
雄山をバックに一の越へ向けて、浄土山の巻道へと進みます。
息子、トレースから外れて斜面をひたすら歩いてます。
朝一でまだ雪が硬くて滑りそうで怖いのですが。。。
だんだん離れてしまって斜度もきつくなり、上がっておいでと言ったら滑って上がれなくなってしまいました。
仕方ないのでこんな所でロープ出して引っ張り上げました。
なにやってんだか・・・
浄土山方面が綺麗です。
一の越方面。
飛行機雲が一筋。
天気が良くて気持ちが良いです!
朝日に照らされる雄山。
雪面がテカテカしてますね。
息子が足を止めて別山方面を眺めます。
綺麗だね~
振り返るとこの景色。
はぁ~…
8:30 一の越山荘に到着です。
ここまでぴったり1時間ですね、15分の休憩&登攀準備です。
ここからアイゼンを装着し、ハーネスやロープやピッケルを装備します。
まぁ、雄山までは要らないですけどとりあえず安心グッズと言う事で。。。
なんて準備中に・・・
雷鳥登場。
えらい至近距離を普通にスタスタ歩いていきます。
芸能人のごとく、ギャラリーが沢山ついていきます(笑
それでは8:50、一の越出発です。
いくよ~
たまに振り返るとこの景色。
登らないといけないのに、足を止めされてしまいます。
なんともけしからん景色です。
雄山山頂前のテラス。
ここの手前の斜面に昨年はフィックスロープがありましたけど、今年は無かったですね。。。
龍王岳の尾根越しに、見える山々。
後ろには浄土山。
今日は行けるかな?
息子が撮ってくれました。
タオル巻き姿がなんともカッコ悪い・・・
さて、最後を登りますが、こうやって写真を撮ると高度感がありますね。
実際にはそんなんでも無いんですけど。。。
さて、9:50
神社前に到着です。
ここまで山荘から1時間ですね。
去年はまったく気にしなかったですけど、三角点!
一等三角点でした。
さて、祠に登る前に・・・
必要なものだけチビザックに入れて、ザックをココにデポします。
まだ時間も早いので、お昼ご飯もここに戻ってからで充分ですしね。
祠の陰から大汝山をチラ見。
ココから先は少し緊張しそうです。
と言う事で、雄山頂きました。
居合わせた方に撮っていただきました、ありがとうございます。
室堂を見下ろします。
大日岳には大きな雪庇が張り出しているのが見えます。
ここから大汝山へも、多分同じ感じなんじゃないかと思います。
黒部側へはあまり近寄らないように稜線を行きましょう。
さて、雄山を向こう側へ下ります。
下調べによると、注意箇所は最初に岩場の下り。
もう一つ雪渓トラバースが一つ。
その2箇所に警戒します。
最初の下りは西穂独標と同じぐらいと聞いていましたが、少しだけこっちの方が行きやすいかな?
と感じました。
写真の右の方の岩場を降りてきました。
もちろん息子をロープで確保しながらです。
まっすぐ雪面を登った跡がありますが、あんなところ怖くて行けませんよ。
滑ったらたら左の黒部側へ落ちていきます。
ここからは小さなピナクルをいくつか超えます。
ほとんど巻いていきますが。
でも雰囲気は雪山の稜線歩きみたいでなかなか良いです。
たまに足を止めて景色を眺めます。
大事な事ですね。
そして、もう一つの警戒箇所・・・
雪渓のトラバース。
下調べによると昨年はココにもフィックスロープがあったらしいですが、今年はありません。
まぁ、使いませんが。
先に私が渡ります。
ピッケル刺して慎重に慎重に渡りました。
が、その後の息子。
怖くないのかスタスタわたって来ました。
ありえん・・・
滑ったら下まで行っちゃいそうなのに。。。
10:35
3015m大汝山到着!
3000m峰の一つ、制覇です!
居合わせた方に聞いたのですが、左下に見える岩が大汝山の山頂らしいですが。。。
この時期は雪庇が発達し、山頂を見下ろす位置まで雪がついてます。
3016mぐらいの所に居るかも♪
と言う事で、息子がホントの山頂に果敢にアタックを始めました。
登ったようです。
はぁ~・・・
綺麗だな・・・
惚れ惚れする景色です。
息子も、一人岩の上でボーっとしながら物思いに耽っています。
私も近づいてみました。
コレが山頂標なのかな・・・?
剱岳を後ろに、ひたすら岩の上に居座る息子です。
が、突然・・・
飛び降りました(笑
さて、20分ほど居たので帰りましょう。
そして、いきなりコケた・・・
気を取り直して、雄山へ向かいます。
小さなピナクルが冬山雰囲気を盛り上げます。
左側は黒部に向かって雪庇状に張り出していると思われるので、絶対に近づきません。
小さなピナクルの左側。
下から凄い斜度の雪面を人が登った跡が・・・
あんなところ落ちたらひとたまりも無いのに・・・
凄い人が居るもんです。
先行者2名のお兄さん達カッコいいです!
息子に優しく声をかけてくれたので、息子も必至に着いて行こうとします。
が・・・
息子はなんだかカッコよくない・・・
でも雄山への最後の登り返し。
頑張れ!
怖くないのかな?
ご機嫌です♪
そのまま祠をスルーして、デポしたザックを回収します。
そして11:20
神社脇でお昼ご飯の大休止。
もうここからは怖いところはありません!
いつものランチパック。
やっぱり3000mに来るとパンパンです。
龍王岳の向こうには五色ヶ原が見えますね。
いつかあそこを通って新穂高まで歩きたいです。
さーて、11:55
雄山から下山します。
最初だけロープで結んでいましたが、要らんと言うので開放したら・・・
さっさと一人で行ってしまいました。
軽いからなせる業なのか、結構なところを尻セードしていくので追いつけません。
えらい勢いで山荘まで一人で行ってしまいました。
12:20
30分ほどで一の越山荘へようやく到着。
山荘の一段上のところで、息子が室堂を眺めながら待ってました。
今日はだいぶ元気なようですね。
昨年は雄山に上っただけでヒーヒー言ってましたが、
流石に1年色んな山を登ったおかげで体力も気力も強くなったようです。
さて、息子に選択肢を与えます。
このまま歩いて室堂まで帰るか、辛い思いしてもう一度浄土山へ登り返し、室堂へ一気にソリ遊びしながら帰るか。
息子、迷いませんでした。
「浄土山へ登る!」
どうやら楽しみが分かってきたようです♪
さてそれでは行きましょう。
ですが、この辺で少し雲が出始めてきました。
まぁ、これも予報通りです。
雲は出ますが風は出ないはずです。
まだ大丈夫。
すぐに足止めくらいました。
雷鳥、すぐそばに。
息子、かぶりつきです。
なんだか見つめ合ってます(笑
今日は至近距離で雷鳥を良く見ます。
しばらく雷鳥を眺めていましたが、浄土山へ登り始めます。
山荘から標高差は150mほどしかないので、大した事は無いはずですが・・・
やはり少し疲れてますね、頑張れ!
その時ふと見上げた龍王岳の山頂に、人が・・・
凄いな~。
怖くていけないな~。
頑張れ!
ゆっくりでいいから歩こう!
そしてなんとか登り切りました。
後は浄土山へ少しダウンアップして行きます。
立山カルデラです。
崩落して出来たカルデラ。
凄く壮大な景色です。
もう少し天気のよい時に見たかったな~
再び雷鳥。
2羽現れました。
息子に向かって鳴き続けます。
浄土山へ向けて、最後の登り。
左下に2羽の雷鳥。
鳴きながら息子についてきます。
まるで応援してくれているかのようです♪
息子もおかげで元気になります。
対岸の雄山。
さっきまであっちに居たんだな~
そしてようやく浄土山の山頂です。
良く頑張った!
もう登らなくていいんだよ~
再び別の雷鳥が現れました。
良く見ると周りには沢山居ます。
今日は10羽以上雷鳥を見てますね。。。
室堂ターミナルが視界に入ってきました。
おーし、あとは下るだけだよ!
後はひたすら・・・
滑る!
滑る!
滑る!
滑る!
ふ~
満足です。
山頂からたかだか20分足らずで室堂ターミナルの近くまで滑ってきました。
ソリセード、最高です♪
後はターミナルまでトボトボ歩いて・・・
14:00
観光客が一杯いる空間まで帰ってきました。
もう安心ですね。
お疲れ様でした!
ここで装備を一通り外してパッキングしなおします。
ソリを使っているとはいえ、お尻で滑ってきたので結構ずぶ濡れです。
荷物をまとめていざバスへ。
バスは14:40発ですぐに乗れそうです。
昨年は整理券をもらうのに並んで、整理券をもらってからも1時間待ちましたが・・・
雪の大谷も昨年は18m。
今年は15mと言うので、もう見に行く必要は無さそうです。
バス待ちで並んでいると・・・
14:30に臨時バスが出る模様です。
アナウンスでは立山駅直行便とのことでした。
ケーブルカーには乗れません。
しかし、ケーブルカーに乗るためには美女平でさらに待つとの放送でしたので、息子も納得して直行バスに乗りました。
バスにのってしばらくは息子とおしゃべりしておやつを食べていましたが、
急に静香になったな~・・・
と思ったら、おやつを手に持ったまま寝てました(笑
まぁ、朝早かったし、疲れたよね。
良く頑張りました。
15:30
立山駅に到着です。
お疲れ様でした!
この後は近くのグランドピア立山の日帰り湯に寄りました。
立派なホテルなのですが・・・
温泉も、せっかく立山に近いので露天風呂からバーンと山が見えると良いですね(^^;
ただ、お風呂は熱めのお湯で気持ちよかったです。
汗を流してさっぱり!
再び車を走らせて、18時ちょっとには自宅に帰宅しました。
雪の立山、最高でした!
次はどこの山を登ろうかな?
今回通った映像とルートをまとめました。
2014年04月16日
御嶽山でスキー 360°パノラマ
4月15日
この日は高山祭りのおかげで仕事はお休みでした。
平日ですし、子供達も学校ですし、カミさんもお仕事。
こんなに一日フリーダム。
天気も良さそうですので、スキーに行こうと決めました。
という事で朝5時前に自宅を出発し、おんたけ2240スキー場へ。
一人ですし、山スキー初心者がGPSも無いのに難しい所へ行っても危ないだけなので、きっと人が沢山居るであろうメジャールートへ、王滝口のピストンとします。
2240スキー場までのほほんと車を走らせますが、早朝だった事もあり7時ちょっとには着いてしまいました。
中途半端な時間・・・
平日なのでゴンドラ始発は8:45
上を見るとゴンドラ終着駅もすぐ見える。
標高差は500mほどなので、歩いて上がれそうだけど。。。
6時半ぐらいに着いていたら、ゴンドラ待たずに歩いて登りましたね。
あそこまで歩いて2時間と読みました。
登ってる途中にゴンドラが動いたらがっかりするので、
とりあえず、ゆっくり準備して始発を待ちます。
運よくサクッとチケットも買え、ゴンドラ待ちは3番目に並べました。
スキーがゴンドラの外に刺さらずに、乗ったのは二つ目のゴンドラでしたが。。。
テールがロッカー形状だとゴンドラの外に刺さらないんですね。
ゴンドラ内に持ち込みました。
流石にザックと板を持ち込むと、片席に一人しか座れません。
三笠山駅に降りたら、スキーを履いて山の裏へと滑ります。
王滝口入り口です。
はぁ~、天気が良いです、しびれますね。
ゴンドラ登山者の中では一番乗りです。
少し平坦なので、行ける所まで滑ります。
9:00スタート!
って、滑って1分も経たずにすぐに停止。
平坦に見えて微妙に登り始めたので、すぐにスキーシールを貼ります。
シールを貼って、じっくり上り始めました。
樹林帯の中をのんびり進みます。
少し後ろには4人ほどの団体が見えます。
こーんな感じの低い樹林帯を歩きます。
天気が良くて気持ちが良いです!
常に王滝山頂が見えるような感じです。
道迷いが無いですね、まっすぐまっすぐ進みます。
30分ほどで、再び鳥居に・・・
流石信仰の山ですね。
樹林帯の中はきつい登りも無く徐々に高度を上げていきます。
しばらく樹林帯を進むとだんだん目の前が開けて来ました。
上の方に何か小屋が見えます。
8合目非難小屋ってやつでしょうか?
あっちは多分夏道なので、スキーの私はそのまま雪面をまっすぐ登ります。
直登すると一気に高度を稼げるのですが、体力的にきついのでキックターンしながら斜登行をします。
前を見ると、王滝頂上山荘が見えるのですが、なかなか近づきません。
雰囲気的に富士山を登っているかのようです。
でも私は知っています。
そんな時は後ろを見る!
はぁ~…
綺麗ですね…
頑張れます!
しばらくすると、後ろから同じくスキーの人がまっすぐ雪渓を直登し、あっと言う間に過ぎ去って行きました。
凄い体力です。
ですが、8合目と9号目の間あたりでスキーアイゼンをつけているようでした。
私の方も斜登していても板が滑り出してきたので同じくスキーアイゼンを取り付けます。
初めてスキーアイゼン使います。
だいぶ足元がしっかりしたので、また斜登を繰り返しますが、
滑らないならゆっくり直登してみようかと思ったのですが・・・
凄い問題発覚
スキーのヒールリフトを使うと、スキーアイゼンの刺さり量が減る。
構造的に考えたら当然なんですが、これなんとかならないんですかね?
デイナフィットさん。。。
ヒールリフト使うと言う事は斜度がきついと言う訳で、
でもそれを使うとアイゼンが刺さらないとは本末転倒。
仕方が無いので、ヒールリフトを使うのをやめて、斜登の角度を浅くして登ります。
横に板は滑らなくなったんですが、高度が全然稼げない。
と、プンプンしてたところに
「グルルルル・・・」
と聞きなれた可愛くない声。
来た!
雷鳥さん登場です。
あまりの可愛さにたっぷり癒されました。
さて、どうするか。
ふと見ると、夏道側を沢山の登山者が登っていくのが見えます。
割と前を歩いていたはずなのに、気がつけば結構な人が追い越していました。
やーめた。
慣れないスキー登行はやめて、板を外して12本爪のアイゼンに履き替えます。
ストックしまってピッケル装備、こっちの方がまだ慣れてます。
板は忍者のように背中に一本背負い。
しかし、雪渓の真ん中のこの位置から夏道に戻るのはつらいので、そのまま雪渓を詰めます。
この形になれば、雪渓を直登。
ゆっくりでも足を止めなければ結果的に速いです。
ペースがあがり、キュンキュン高度を上げます。
たまーに雪面上にこんなクラックが見えます。
春ですね。
雪が重くなり、少しずつ下に流れ始めているようです。
12:00ぴったり、右手に山荘を見るように王滝山頂に着きました。
そのまま神社をくぐって・・・
おぉ・・・山頂が見える。
すぐそこだ。。。
と思いましたけど、雪のつきが少ない。
しかも一度下ってる。。。
スキーで山頂まで行っても、あそこから滑る訳にはいかなさそうですし、
また少し上り返すのはイヤなので、
ここに荷物を丸ごとデポする事にします。
そして、おなかが空いたので先にお昼ご飯!
ランチパックがパンパンです。
流石3000m近くですね、気圧差ハンパ無いです。
ランチパックの良いところは、標高が高いところに持っていくとパンパンに膨れ上がるので、
ザックに押し込んでも中のパンがつぶれない所です。
必要空間容積は増えてしまいますが。。。
山頂を眺めながらパンを食べてコーヒー飲んで小休止、それから出発です。
ザック丸ごとデポ。
ここで待ってて欲しいでござるよ、ニンニン。
少し下って・・・
噂のタニシ
ってバチが当たる。
「まごころの塔」
と言うらしいです。
昭和49年頃、登山者の安全の為に避雷針を取り付けた事から、そのような名前になったようです。
創設当初は黄金に輝いていたとかなんとか・・・
生まれ年が近いというだけで、急に親近感。
さて山頂直下。
荷物デポのおかげで超身軽。
ご飯中に先行して行った登山者の方々が失速する中、ヒョイヒョイ登ります。
遠目で見た最後の雪壁は近づくと思ったより大した事も無く、また雪もグズッていたおかげで気構えしずに済みました。
ピッケルだけ持って来ましたが要らない感じでしたね。
そして・・・
12:45 山頂頂きました!
いやー、天気も良く風も無く最高です!
息子と一緒に来たかった!
ココは息子が年中さんの時、濁河口から五の池小屋一泊で来ました。
景色最高です!
中央アルプスの向こうに南アルプス。
地獄谷
一の池と外輪山。
息子と来たとき、外輪山をぐるっと歩いたな・・・
二の池方面と乗鞍、北アルプス!
良く見ると、サイノ河原非難小屋と、その向こうに五の池小屋も見えます。
とても綺麗で素敵な小屋でしたので、また行きたいと思っているのですが。。。
そう思いながら3年近く経ってしまいました。
さらに南アルプスの向こうには富士山も見えますね。
山頂祠
という事で山頂で景色も見たので下ります。
安物高度計付きの腕時計。
2240のゴンドラ乗り場で標高を合わせましたが、大体あってますね、充分です。
13:00、山頂を後にします。
登るときは雪の無い所を登ってきましたが、下りは雪の上を歩きます。
こっちの方が楽でした。
さて、山頂にスキーを上げられなかったので、王滝山頂で記念撮影。
今日の醍醐味、楽しみます。
丁度大滝山頂に戻ったとき、4人のパーティーがボードとスキーで出発する所でした。
彼らは山頂へは行かず、滑るのがメインとのお話でした。
先行パーティーが居るので、彼らがしばらく降りていくのを眺めた後・・・
13:30
私もドロップイン!
滑り出すと写真なぞありません、あっと言う間に樹林帯へ帰ってきました。
ココまで数回止まっても10分・・・
言葉通りのあっと言う間ですね。。。
雪質はザラメなのでちょっと重かったですけど、気持ち良く滑れました。
樹林帯の中で休憩する先行パーティーをパスし、
13:50田の原の王滝口登山道入り口に帰ってきました。
最後のちょっとの登り返しは、流石に板を履いたまま上がる気力も無く脱いで担ぎました。
あのトップからここまで20分…
流石、スキーの機動性は凄いですね。
改めて実感しました。
いつか、夢の双六岳日帰りをやろう。
後はスキー場を滑りますが、さすがにココまで高度を下げるとさらに雪が重い・・・
と言っても、ここのスキー場ではトップなんですけど・・・
そして、流石に三笠山頂駅まで登り返すのもきついので、
林道コースでぐるっと山を迂回。
14;15には下山完了しました。
下山後は、帰り道の途中にある「けやきの湯」
と言うところに寄ってみたかったのですが。。。
平日ゆえに休業・・・Orz
おとなしく自宅まで帰りました。
今回の御嶽は、天気もスキーも最高でした!
さて、今回登ったルートです。
次はどこの山を歩こうかな?
この日は高山祭りのおかげで仕事はお休みでした。
平日ですし、子供達も学校ですし、カミさんもお仕事。
こんなに一日フリーダム。
天気も良さそうですので、スキーに行こうと決めました。
という事で朝5時前に自宅を出発し、おんたけ2240スキー場へ。
一人ですし、山スキー初心者がGPSも無いのに難しい所へ行っても危ないだけなので、きっと人が沢山居るであろうメジャールートへ、王滝口のピストンとします。
2240スキー場までのほほんと車を走らせますが、早朝だった事もあり7時ちょっとには着いてしまいました。
中途半端な時間・・・
平日なのでゴンドラ始発は8:45
上を見るとゴンドラ終着駅もすぐ見える。
標高差は500mほどなので、歩いて上がれそうだけど。。。
6時半ぐらいに着いていたら、ゴンドラ待たずに歩いて登りましたね。
あそこまで歩いて2時間と読みました。
登ってる途中にゴンドラが動いたらがっかりするので、
とりあえず、ゆっくり準備して始発を待ちます。
運よくサクッとチケットも買え、ゴンドラ待ちは3番目に並べました。
スキーがゴンドラの外に刺さらずに、乗ったのは二つ目のゴンドラでしたが。。。
テールがロッカー形状だとゴンドラの外に刺さらないんですね。
ゴンドラ内に持ち込みました。
流石にザックと板を持ち込むと、片席に一人しか座れません。
三笠山駅に降りたら、スキーを履いて山の裏へと滑ります。
王滝口入り口です。
はぁ~、天気が良いです、しびれますね。
ゴンドラ登山者の中では一番乗りです。
少し平坦なので、行ける所まで滑ります。
9:00スタート!
って、滑って1分も経たずにすぐに停止。
平坦に見えて微妙に登り始めたので、すぐにスキーシールを貼ります。
シールを貼って、じっくり上り始めました。
樹林帯の中をのんびり進みます。
少し後ろには4人ほどの団体が見えます。
こーんな感じの低い樹林帯を歩きます。
天気が良くて気持ちが良いです!
常に王滝山頂が見えるような感じです。
道迷いが無いですね、まっすぐまっすぐ進みます。
30分ほどで、再び鳥居に・・・
流石信仰の山ですね。
樹林帯の中はきつい登りも無く徐々に高度を上げていきます。
しばらく樹林帯を進むとだんだん目の前が開けて来ました。
上の方に何か小屋が見えます。
8合目非難小屋ってやつでしょうか?
あっちは多分夏道なので、スキーの私はそのまま雪面をまっすぐ登ります。
直登すると一気に高度を稼げるのですが、体力的にきついのでキックターンしながら斜登行をします。
前を見ると、王滝頂上山荘が見えるのですが、なかなか近づきません。
雰囲気的に富士山を登っているかのようです。
でも私は知っています。
そんな時は後ろを見る!
はぁ~…
綺麗ですね…
頑張れます!
しばらくすると、後ろから同じくスキーの人がまっすぐ雪渓を直登し、あっと言う間に過ぎ去って行きました。
凄い体力です。
ですが、8合目と9号目の間あたりでスキーアイゼンをつけているようでした。
私の方も斜登していても板が滑り出してきたので同じくスキーアイゼンを取り付けます。
初めてスキーアイゼン使います。
だいぶ足元がしっかりしたので、また斜登を繰り返しますが、
滑らないならゆっくり直登してみようかと思ったのですが・・・
凄い問題発覚
スキーのヒールリフトを使うと、スキーアイゼンの刺さり量が減る。
構造的に考えたら当然なんですが、これなんとかならないんですかね?
デイナフィットさん。。。
ヒールリフト使うと言う事は斜度がきついと言う訳で、
でもそれを使うとアイゼンが刺さらないとは本末転倒。
仕方が無いので、ヒールリフトを使うのをやめて、斜登の角度を浅くして登ります。
横に板は滑らなくなったんですが、高度が全然稼げない。
と、プンプンしてたところに
「グルルルル・・・」
と聞きなれた可愛くない声。
来た!
雷鳥さん登場です。
あまりの可愛さにたっぷり癒されました。
さて、どうするか。
ふと見ると、夏道側を沢山の登山者が登っていくのが見えます。
割と前を歩いていたはずなのに、気がつけば結構な人が追い越していました。
やーめた。
慣れないスキー登行はやめて、板を外して12本爪のアイゼンに履き替えます。
ストックしまってピッケル装備、こっちの方がまだ慣れてます。
板は忍者のように背中に一本背負い。
しかし、雪渓の真ん中のこの位置から夏道に戻るのはつらいので、そのまま雪渓を詰めます。
この形になれば、雪渓を直登。
ゆっくりでも足を止めなければ結果的に速いです。
ペースがあがり、キュンキュン高度を上げます。
たまーに雪面上にこんなクラックが見えます。
春ですね。
雪が重くなり、少しずつ下に流れ始めているようです。
12:00ぴったり、右手に山荘を見るように王滝山頂に着きました。
そのまま神社をくぐって・・・
おぉ・・・山頂が見える。
すぐそこだ。。。
と思いましたけど、雪のつきが少ない。
しかも一度下ってる。。。
スキーで山頂まで行っても、あそこから滑る訳にはいかなさそうですし、
また少し上り返すのはイヤなので、
ここに荷物を丸ごとデポする事にします。
そして、おなかが空いたので先にお昼ご飯!
ランチパックがパンパンです。
流石3000m近くですね、気圧差ハンパ無いです。
ランチパックの良いところは、標高が高いところに持っていくとパンパンに膨れ上がるので、
ザックに押し込んでも中のパンがつぶれない所です。
必要空間容積は増えてしまいますが。。。
山頂を眺めながらパンを食べてコーヒー飲んで小休止、それから出発です。
ザック丸ごとデポ。
ここで待ってて欲しいでござるよ、ニンニン。
少し下って・・・
噂のタニシ
ってバチが当たる。
「まごころの塔」
と言うらしいです。
昭和49年頃、登山者の安全の為に避雷針を取り付けた事から、そのような名前になったようです。
創設当初は黄金に輝いていたとかなんとか・・・
生まれ年が近いというだけで、急に親近感。
さて山頂直下。
荷物デポのおかげで超身軽。
ご飯中に先行して行った登山者の方々が失速する中、ヒョイヒョイ登ります。
遠目で見た最後の雪壁は近づくと思ったより大した事も無く、また雪もグズッていたおかげで気構えしずに済みました。
ピッケルだけ持って来ましたが要らない感じでしたね。
そして・・・
12:45 山頂頂きました!
いやー、天気も良く風も無く最高です!
息子と一緒に来たかった!
ココは息子が年中さんの時、濁河口から五の池小屋一泊で来ました。
景色最高です!
中央アルプスの向こうに南アルプス。
地獄谷
一の池と外輪山。
息子と来たとき、外輪山をぐるっと歩いたな・・・
二の池方面と乗鞍、北アルプス!
良く見ると、サイノ河原非難小屋と、その向こうに五の池小屋も見えます。
とても綺麗で素敵な小屋でしたので、また行きたいと思っているのですが。。。
そう思いながら3年近く経ってしまいました。
さらに南アルプスの向こうには富士山も見えますね。
山頂祠
という事で山頂で景色も見たので下ります。
安物高度計付きの腕時計。
2240のゴンドラ乗り場で標高を合わせましたが、大体あってますね、充分です。
13:00、山頂を後にします。
登るときは雪の無い所を登ってきましたが、下りは雪の上を歩きます。
こっちの方が楽でした。
さて、山頂にスキーを上げられなかったので、王滝山頂で記念撮影。
今日の醍醐味、楽しみます。
丁度大滝山頂に戻ったとき、4人のパーティーがボードとスキーで出発する所でした。
彼らは山頂へは行かず、滑るのがメインとのお話でした。
先行パーティーが居るので、彼らがしばらく降りていくのを眺めた後・・・
13:30
私もドロップイン!
滑り出すと写真なぞありません、あっと言う間に樹林帯へ帰ってきました。
ココまで数回止まっても10分・・・
言葉通りのあっと言う間ですね。。。
雪質はザラメなのでちょっと重かったですけど、気持ち良く滑れました。
樹林帯の中で休憩する先行パーティーをパスし、
13:50田の原の王滝口登山道入り口に帰ってきました。
最後のちょっとの登り返しは、流石に板を履いたまま上がる気力も無く脱いで担ぎました。
あのトップからここまで20分…
流石、スキーの機動性は凄いですね。
改めて実感しました。
いつか、夢の双六岳日帰りをやろう。
後はスキー場を滑りますが、さすがにココまで高度を下げるとさらに雪が重い・・・
と言っても、ここのスキー場ではトップなんですけど・・・
そして、流石に三笠山頂駅まで登り返すのもきついので、
林道コースでぐるっと山を迂回。
14;15には下山完了しました。
下山後は、帰り道の途中にある「けやきの湯」
と言うところに寄ってみたかったのですが。。。
平日ゆえに休業・・・Orz
おとなしく自宅まで帰りました。
今回の御嶽は、天気もスキーも最高でした!
さて、今回登ったルートです。
次はどこの山を歩こうかな?