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烏有洞+

なんでもない日々となんでもないこと。

Saijiki 菜の花と卵の炒め物

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こんばんは。今日は東京都内でお客様訪問をしていましたが、寒かったですね。週末に向けてまた寒さが強くなるようですが、、、。同行する予定だったK君の奥様が熱があるので、インフルエンザの可能性もあったので同行出張はせず、私のみで対応。お大事に。

さて、今日のentryは成人の日に大阪市内を歩いていて、てんしばのmarketでおいしそうな和歌山産の菜の花が早くも出ていたので、ちょっと春を先取りで菜の花を頂きましたので、菜の花のentryです。

単身宅なので、簡単にパスタにするかなぁと思ったのですが、それはやめて炒め物にしました。卵を先に炒めて少し横に取り置いた後に、菜の花の茎の固い部分を先に炒めてそのあとで花芽と葉の部分とともに卵を再投入。それでさっと炒めて完成。簡単。味付けは鶏ガラスープの素と塩胡椒と醤油を少々。いたってシンプル。

卵の部分が菜の花が咲いたのをイメージして、簡単春の炒め物。ご飯が進みます。

明日も東京出張です。


↓去年の菜の花entry↓
Saijiki 菜の花 2024 @京都府立植物園
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-2965.html

Category : Saijiki
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兵庫#41 浜手バイパスの震災遺構 @神戸市

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こんにちは。今日は1月16日。明日で阪神淡路大震災から30年になります。またこの日がやってきました。日曜日に少し早めに神戸を訪れて手を合わせてきました。今週は仕事で東京出張ですので。

東遊園地を訪れてから、浜手バイパスにある被災構造物を訪れてきました。大きく倒壊した高速道路のRC橋脚や地震の揺れで大きくゆがんだ伸縮装置、支承が被災遺構として1996年12月から展示されています。地震の約2年後にはこのような展示を始めているという点を見ると復興して後世に残すのだという強い意志を感じます。あの地震で大地震の前に懸命に積み上げてきた土木建築技術も地にたたきつけられました。ですがその後もたゆまない技術革新を続け行っているものと思います。それでも自然のエネルギーの前に人の力はまだまだですが。うまく逃げる方法を共通の知として持つこと、地震に強い構造物を作ること、それが日本で生きていく現在世代、未来世代が過去から学ぶことなんだということを、この遺構は静かに物語っています。

当時、私は大学生で隣県に住んでおりましたが、大きく揺れ本当に怖い思いをしました。倒れてきた本棚をよけてから大学に出て研究室でTVを付けて上空からの報道映像をみて、大変な地震になっていることを知ったのですが、その時にはもう大阪の実家には連絡がつかずでした。

この場に行くだけで、あの恐ろしい様子が蘇ってきます。

↓前回の兵庫entry↓
兵庫#40 魚の棚で明石焼き @明石
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3040.html

Category : 近畿
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熊本#11 黒亭でラーメンを頂きました @熊本市西区二本木

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こんばんは。今日は朝から歯医者にでかけ、午前中は残っていた仕事を一人オフィスでこなしてから、午後は天王寺から難波へ散策いたしました。陽が出ていて寒さは少し穏やかでした。着物を着た若い人にとってもそこまで寒くなくよかったのではないかな。

今日は成人の日ですけど、2018年に民法の成年年齢を20歳から18歳に引き下げること等の民法の一部を改正する法律が成立し、2022年4月1日から、施行されています。対象年齢が変更されていますけど、世の多くの18歳というのが進学や就職などで忙しい時期だということで成人式を「20歳の集い」として20歳を維持する自治体が多いんだとか、、、そりゃ現実的な判断ですね。

この民法っていうのは、1896年(明治29年)に制定されたもので、これは太政官布告(1876年、明治9年)を引き継いだものだとのことで、それから言えば約140年ぶりに成年の年齢が変更されたんですね。ここでいう成年っていうのは、単独で契約を締結することができる年齢という意味と、親権に服することがなくなる年齢という意味を持つものですが、飲酒や喫煙もこの成年とは一致しません(そのまま20歳です)。競馬の勝馬投票券等、公営のギャンブルも同様に20歳のままですね。ちょっと微妙な感じですねえ。

今日の夜のentryは熊本旅の続きです。熊本に行ったんだからラーメンは食べたいよねえ、と思い、黒亭の本店で頂きました。お好きな方、そうでない方、まぁ賛否両論あるお店のようです。創業は1957年だそうな。熊本ラーメンの古い3軒の創業が1953年から55年だそうですが(異論もあるみたいですけど)、比較的初期にこの黒亭さんもお店を出されているんですね。「黒亭」の初代は「こむらさき」の初代から指導されたんだとか。そうなのね。この二つ味は随分と違う気がしますけどね。

お味は、いわゆる豚骨なのですが、そこまで尖がっていない。ややもすると凡庸に感じる人がいるのでしょう。まぁ、尖がればいってもんでもないですから、私はおいしく頂きましたけどね。次回は、豚骨+鶏ガラのスープのお店でおいしいところに行こうかな、と思っていますが。探しておかなきゃね。

Category : 九州沖縄
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徳島#25 事代主神社のえびす祭 2024 @徳島市通町

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おはようございます。この3連休は皆様いかがお過ごしですか。私はこの3日は大阪におります。今朝は歯医者さんの予約も入っていますのでね。

さて、先週末に四国に行っていましたので、今年も十日戎を徳島でお参りすることができました。一年の商売繁盛を祈願するお祭りですね。9日は高松におりましたので、10日本えびすの日にお参りさせて頂きました。

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9日から11日の3日間で約17万人の人出だそうで、徳島市の人口が24.53万人(2024年9月時点)を考えると、地元の人が楽しみにしているお祭りなんだろうなということがわかります。徳島でこれだけの人を見るのは珍しいですよ。

十日戎について少しだけ。少しややこしくなるのが、えびす様と呼ばれる神様は複数いらっしゃることです。

今年お参りした徳島市の事代主神社の場合、その名の通り「事代主」を祀っている神社ですから、これは大国主命の子のことですよね。ところがですよ、他にも十日えびすのお祭りをやっている神社でも神社によって違うんです。大阪の今宮戎さんは、ご祭神に事代主命がいらっしゃるのですが、同じ大阪の堀川戎さんは、蛭児(蛭子)大神がご祭神にいらっしゃいますので、こちらはイザナギ、イザナミの子である蛭子命でらっしゃいます。ちなみに西宮神社はこちらの蛭児大神です。ほかにも少彦名神や彦火火出見尊をえびす様とすることもあるんですよねえ。ほかにも私が子供の頃、連れて行ってもらった豊中・服部天神の十日戎は、えびす様はご祭神にいらっしゃらないですけど、地元のえびす講から始まっている比較的新しいお祭りだったりして、、、。こちらも今年も車で通りかかりましたけど、ものすごい人出でした。

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福笹や熊手を持った人達も多く見かけました。

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えびす様のイメージといえば、やっぱり鯛?ということですが、私は慎ましくたい焼きで。

↓前回の徳島entry↓
徳島#24 すだちうどんを頂きました @兵庫県内
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3099.html

Category : 四国
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熊本#10 熊本市中央公民館図書室

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おはようございます。今日は四国出張2日目です。日本海側だけでなく広く雪が降っているみたいですね。昨日、大阪北部から兵庫県に抜ける時も、雪が降っていて気をつけて運転をしていました。

さて、今朝のentryは熊本旅の続きです。最近旅に出たり、出張に行ったりしますと隙間時間で図書館にお邪魔するようにしています。自宅のある東京の図書館や単身赴任をしている大阪の図書館はかなり充実しているのですが、そういう大きな図書館ではないところには別の魅力があるんですよね。それは郷土資料です。地元にしかないような本や資料を目にすることができて、その地域のことを少しだけですが深堀りして知ることができます。先日のBookで書いた本も福井の図書館で読ませていただきました。地方出版で出ているものには郷土愛に満ちているものが多くて、それが文学史であっても、産業史であっても興味深いものです。
 ↓
Book#48 藤井則行著 『文学もまた「人」である ふくい児童文学会だより 巻頭言88』 
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3169.html

今回の熊本では、熊本県高等学校教育研究会国語部会が纏められた「くまもと文学紀行」(2005)を抜き読みさせていただきました。熊本に縁のある作家や作品の抜粋と簡単な解説が書かれています。地元の高校生に地元にまつわる作品を読んでもらいたい!という気持ちが伝わってきます。メジャーな夏目漱石「二百十日」や草野心平「阿蘇山」や長谷川櫂の句や河野裕子の短歌だけでなく、島一春の「父の手箱」や徳富直の「最初の記憶」などが紹介されていたりします。与謝野寛らの「五足の靴」も紹介されています。

本当は中央図書館に行けばよかったのですが、いた場所から近かったので、今回は中央公民館の図書室というまた小さな箱ではありましたが、充実した図書室で本を読ませていただきました。いいですねえ。ちゃんと郷土資料があります!さすが公民館。

公民館って、地域の方が使えるスペースぐらいに思っているかもしれませんが、本来は「住民のために、実際生活に即する教育・学術・文化に関する各種の事業を行う教育機関」なんですよ。先日どこぞの公民館で行う地域の集まりで酒を飲むのはいかがなものか?ということで、話題になっていましたね。

さて、今日も一日頑張りましょ。雪の降っている地域の皆様、お気をつけて!

Category : 九州沖縄
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熊本#9 朝ごはんに親鳥のおにぎり @宿

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おはようございます。今日から四国出張ですので早朝出発ですね。朝ごはんをしっかり食べましょう。

さて熊本旅の間、翌朝早くから動きたかったこともあり、素泊まりの宿に泊まっていましたけど(大体いつもそういうケースが多い)、前の日の夕方に地元のスーパーに行って、その地域の食材なんかを見て楽しむというのがいつもの姿です。鮮魚コーナーなどでは、日頃見ない魚があったりと、スーパーが面白いんですよ。今回はハローデイ南熊本店でお買い物しました。JR南熊本に近い場所です。

「炭火香る国産親鳥のおにぎり」というのが売っていましたので、これを朝食用に買いました。他にも宿で頂く飲み物(麦酒など)とか漬物とかラーメンのお土産類も買いました。

親鳥の炭火焼が入ったかやくご飯のおにぎりでして、親鳥らしいしっかりとした噛み応えと味がしていて美味しいですね。肉を大きめにしていたのでおにぎぎりにするのはちょっと無理があるような気もしましたが。九州は鶏肉も美味しいですよねえ。親鳥の料理は、炭火焼、唐揚げ、鶏肉団子、たれ焼き、照り焼きといろいろありますねえ。お隣・宮崎県もそうですけど、炭火焼き+親鳥という組み合わせは最高ですね。

さて、今日一日がんばろ!

Category : 九州沖縄
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熊本#8 夏目漱石旧居を訪れました @熊本市内

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おはようございます。昨日は午前中会議資料等のまとめ、午後は来客があって終日オフィスにおりました。さて1月1日のentryで、夏目漱石が寺田寅彦に送った葉書の事を書きましたけれど、今朝のentryは、夏目漱石繋がりで、昨年2024年11月の熊本・宮崎旅の続きです。

この九州旅では南阿蘇に宿をとりましたので、あまり熊本市内で時間はありませんでしたが、熊本市内も少しだけ楽しませて頂きました。今回は内坪井町の夏目漱石旧居を訪れました。ご存じの通り、夏目漱石は愛媛・松山の後、1896年(明治29年)に第五高等学校(現在の熊本大学)の英語教師として来熊しています。この地で4年3ヵ月を過ごすのですが、その間なんと6回も転居しています。そのうち5番目で最も長い1年8カ月を過ごした家がこの内坪井の家です。

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この家に当時五高の学生であった寺田寅彦が俳句を見てもらうために度々訪れていて(4軒目の家に住んでいたころから訪れていたようですね)、漱石はその句の添削をしています。このころから、漱石と寅彦の交流が始まっています。

2016年の熊本地震で土壁が崩落するなどの被害があり、2023年まで休館していました。熊本城などまだまだ熊本には16年地震からの復旧の途上にありますが、今回旧宅を訪れることが出来ました。

↓前回の熊本entry↓
熊本#7 阿蘇山に久しぶりに行った
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3162.html

Category : 九州沖縄
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福井#10 へしこを頂きました @実家

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おはようございます。昨日は一日挨拶まわりで大阪市内を回っておりましたが、夕方まであいにくの雨が降っていたので体が冷えました。人が多い場所も通りましたので、風邪をもらっていなければいいですが。

さて今朝のentryは鯖のへしこです。年末に小浜に行ったことを書きましたけど、そこで買った鯖のへしこをもって鯖街道を歩いてきたのです。

Days 2024年締めくくりwalk!やっちゃえ!
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3165.html

皆様は「へしこ」を食されますか?若狭・越前海岸周辺で作られている糠漬けなんですけど、魚の糠漬けは北陸から山陰地方に広くみられますので、そのエリアにご縁のある方はへしこやこんか漬けなど魚の糠漬けを食されたことがあると思います。塩っ気が強いのでお酒と一緒に頂いたりしますし、ご飯も進みます。お茶漬けもいいんですよねえ。

冷蔵技術が発達する以前は、食料の長期保存は最大の関心事でしょうから、内臓を取り除いて塩漬けして糠漬けすることで、腐らせずに長期保存するこの「へしこ」の技術もすごい技なんですよね。

へしこという呼び方は珍しいなぁって思います。やはり諸説あるみたいですね。魚を樽に押し込むこと=「へしこむ(圧し込む)」から来たというのが私的にはしっくりきますけどね。

また1月後半にも北陸方面に行く予定があるので、へしこ買ってこよっと。おいしいんだもの。

Category : 中部
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福井#9 むかごご飯 @実家

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こんにちは。今日のお昼は何でしょうねえ。今日は挨拶まわりで外回りをしていますから、お昼ごろは淀屋橋周辺にいると思うんですよねえ。一日歩くのでお腹がすいていると思います(予約投稿)。

さて、今日のentryは、むかごご飯です。年末に鯖街道を歩くっていうので熊川宿も歩きましたけど、熊川宿の無人野菜販売のところで地でとれた野菜を売っていて、ご近所の方が普段使いされていらっしゃるんでしょうね。比較的朝早くだったのですが、ほかにも買っていく地元の方がいらっしゃいました。そこで頂きました「むかご」を年始にむかごご飯にして頂きました。むかごはさっと汚れ落としで洗うだけで、ご飯と一緒に炊けばいいだけです。お好みで昆布と塩を入れるとおいしいですよ。

♪いちじく にんじん さんしょ しいたけ ごんぼ むかご ななくさ やまいも こんにゃく とおふ♪
鞠つきの数え歌に出てくる、あの「むかご」です。

むかごご飯は、晩秋の味として親しまれているのでしょうけど、意外と保存もききますし、山里の秋冬の味覚ですね。

↓前回の福井entry↓
福井#8 今年最後の蕎麦entryは、コレ! @熊川宿
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3167.html

Category : 中部
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Book#48 藤井則行著 『文学もまた「人」である ふくい児童文学会だより 巻頭言88』 

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おはようございます。今日は1月6日、2025年の仕事始めです。今日は終日挨拶まわりですね。年々挨拶まわりや賀詞交歓会などは減ったり姿を変えて催されたりしていますが、そんなに遠くない時期に廃れていくような気もしますね。

さて、今朝のentryは、会報・誌の巻頭言を集めた冊子なのですが、読んでいてすっと入ってくる文章たちでした。著者が誰もがわかる平易であることを心がけて書かれた文章だなというのがよくわかるもので、それを集めたものでした。大きな会ではないのかもしれませんが、こういうものがもう少し広く読まれるといいなぁと思う、とてもよい文章が詰まっていました。

第229号、平成21年1月1日の項目では、大伴家持の「いや重げ吉事」が引かれていました。私も大好きな歌です。そして著者は、千年後の明治の時代に石川啄木が詠んだ、

今年はよいことあるごとし
元日の朝
晴れて風なし

を合わせて引き、「今年は」の「は」に注目したいといっています。様々に苦難に満ちた啄木にとって「今年こそは」という強い願いを込めているといいます。そして、悩みや心配事のない人なんて誰もいません。それが現実です。と著者は言います。

その通りでしょう。私たちにとってもそれは同じです。「今年は」と、毎年祈り続け、すべての苦難が除かれることはなくとも、少しでも幸せでありたい、あの人に幸せになってもらいたい、と願う気持ちを持ち続けたいものです。

↓前回のbook entry↓
Book#47 「柿の木のある家 他十五編」壺井 栄 著 旺文社文庫
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3156.html

Category : book 本
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Days お雑煮を頂きました 2025 @実家

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明けましておめでとうございます。今年が皆様にとって良い年でありますように。

2025年が始まりましたね。今日は1月4日です。写真は元日に頂きました大阪の実家のお雑煮です。大阪の実家では元日は白味噌のお雑煮を頂きます。今年は30日から2日まで大阪の実家に帰省をいたしました。

毎年のことですが、皆様のご自宅でもお雑煮食べたお宅は多かったでしょうね。雑煮は地域やそれぞれの家庭で違って面白いですよね。もともとの地域性があることに加え、その家族がどの地域のご出身かで作り方や具材が混ざったりして興味深いものです。

ちなみに皆さんはお雑煮は朝昼晩、どの時間帯に食べますか?我が家は大晦日から一日に夜更かしをしがちなので、遅いお昼ぐらいに頂くことが多いようですが、夕飯に頂いてもおなかに優しそうなのでいいかなと思います。

「君、年始をやめて雑煮を食いにこぬか。なるべく晩食の際が落ちついてよい」と夏目漱石は葉書に書いています。1905年(明治38年)1月2日、寺田寅彦宛てに朝出して夕食に誘っていて、雑煮を晩飯にお誘いをしているところが面白いです。

恩師からこんな誘いがあったらひょいっと行ってしまいそうだなぁ。

Category : Days
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福井#8 今年最後の蕎麦entryは、コレ! @熊川宿

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こんばんは。この予約entryがupされている頃には、我が家でも年越し蕎麦が食べられている時間帯だと思います(想像)。アレルギーのある方は別のものを食べてらっしゃいますかね。

今年最後のentryは、やっぱり蕎麦ということに。写真は鯖街道walkをやった際に、鯖街道最大の宿場町・熊川宿で頂きました、おろし蕎麦です。海苔がたっぷりかかっているので、大根おろしが見えにくいですが、辛味大根のおろしも海苔の下にたっぷり。辛味はあるけど大根そのものが持っている甘味があって、これがたまらなく美味しい。太めの蕎麦もしっかりとして、のどごしより歯ごたえ。東京の蕎麦もいいけど、こういう太い蕎麦もいいねえ。一緒に頂くかやくご飯が、これまた相性がいいですねえ。蕎麦大盛で頂きまして、もう満腹&満足。

健康診断で少し、数字が悪くなってきているので「食べ過ぎない+飲み過ぎない」を心掛けるよう言われているのですが、、、ついついやってしまいます。1月からもう少し摂生するように頑張ります。

今年一年も皆様ありがとうございました。2025年が皆様にとって良い年でありますよう!

Category : 中部
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福井#7 若狭路鯖定食 @小浜

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こんばんは。今年は久しぶりに大阪の実家に帰省を致します(予約投稿なのでこれがupされる頃には実家にいるかな)。私は大阪に単身赴任をしているので大阪に帰省というような印象はないですが、実際に実家に行くのは久しぶりですね。

お昼のentryで鯖街道の一つを歩いたと書きました。この行程を歩き切るためにはどうしても日の出前に小浜を出発しなければならないので小浜に前泊しました。せっかく小浜に来るんだから、いろいろ見たい場所もありましたしね。小浜に泊まったことは多分初めてじゃないかな。いわゆるビジネスホテルに投宿。近くにスーパーがあるし、本屋さんもあったので便利でした。

さて鯖街道の起点、小浜に行って鯖を食べないなんてことはないでしょう。ということで市内の食堂「みつや」さんで早めの晩御飯を頂きました。この日も色々歩いたんでね。鯖の塩焼きと鯖の醤油干しが同時に頂ける、若狭路鯖定食を頂きながらbeerをジョッキで2杯。大満足です。鯖の醤油干しは醤油ベースのタレに漬けて一夜干しした鯖です。香りがいいわぁ。

当地・小浜では鯖だけでなく鯵など他の魚も醤油干しにて頂くそうですよ。そりゃ美味しいでしょうね。醤油ダレに漬ける時間と干す時間がポイントだそうです。ご家庭でも作られるそうですが、私はもう30年以上作ったことはないですねえ。(学生の頃は海が近かったので、干物つくったりしていました。)

干物って美味しいですよねえ。皆さん、紅白見る準備できましたか?

↓前回の福井entry↓
福井#6 元祖鯛鮨を頂いて出張
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3110.html

Category : 中部
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Days 2024年締めくくりwalk!やっちゃえ!

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こんにちは。日本時間ではあと半日で、新年2025年を迎えますね。早いねえ。2024年は沢山出張し旅に出て、いろんな風景を見ることができました。walking/hikingもそこそこ行ったようにも思います。

今年最後のwalkingは、、、「鯖街道やっとく?」です。いわゆる「針畑越え」や朽木を通る若狭街道は、雪が積もっているし、寒い中でビバークなんて絶対嫌なので、このルートは止めときましょう。体にも堪えるし、、、。若狭から京都に至る道筋は他にもある!これら総称して「鯖街道」というのですが、今回私が歩いたのは、小浜から熊川宿(若狭街道の一部)を越えて、九里半越えで今津(近江今津)に抜ける道。そして昔は琵琶湖の水運で今津や木津から大津に便がありましたので、そこは電車移動。その後、大津から小関峠を越える小関越えで、京の町へ、最後のgoalは錦市場。前半戦が32㎞、後半戦13㎞で合計45㎞の行程です。

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件の鯖街道、「京は遠ても十八里」と言われます。「京は遠いっていったって、十八里よ?近いわぁ。」って意味ですよね。針畑越えも若狭街道もおおむね73㎞~75㎞ぐらい。十八里。現代人の私の感覚からすれば「いや!遠いから!歩くには、、、」。私の場合は、一番楽なルートで徒歩部分はたったの45㎞ですよ。それでも足は痛くなるし、水膨れもできるしで、ショートメールを妻に送ったら「いやいやいやいやいや、数字おかしいおかしい」との返信。そうですよね。

海に面した若狭は、御食国(みけつくに)と呼ばれ、朝廷に御食(みけ)、御贄(みにえ)を納めた国でそれらを京に運ぶ道がありました。現在、鯖街道と愛称される複数の街道筋もそのような物流路です。しかしこの鯖街道って呼ばれ方は、随分最近付けられた愛称のようですね。古い文献資料には見当たらず、昭和も随分後の方になってからのようなんですよね。小浜市鯖街道ミュージアムの方曰く、地元の人は「京道(きょうみち)」と呼んでるそうです。この京道という呼び名は、道標などにもにも残っています。

そんな様々な物産が運ばれた道が「鯖」で代表とされたのは、18世紀の郷土の文献にも「鯖飯ことさら今に盛んなり。(中略)たた昔に替わらぬものは鯖のぬかみそいり。蒸鰈、口塩の鱈、鼻折小鯛、京にて殊更に賞せらる。」(稚狭考)。や「生鯖塩して荷い京へ行き任る。」(市場仲買文書)とあり、鯖が名物のようだったからですね。

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ということで、鯖街道の一つ、一番楽バージョン(でもシンドイ)、をやってきました。約45㎞、67775歩。歩きすぎ!



Category : Days
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東京#123 年末ですねえ、、、鰻を頂きました @三越前

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こんにちは。昨日から年末年始のお休みに入っていますが、お休みの皆様はいかがお過ごしですか?そして年末年始もお仕事の皆様、お疲れ様です。

今日のentryは、年末最後の東京出張で頂きました鰻です。鰻も高級ですからね、頂くことが減っています。皆様食べていらっしゃいます?私のきわめて個人的な「食べ物の中で好きな食べ物ランキング」ではそこそこ上位にいますが、高級。食べられないわけではないものの、もっとお安くて美味しいものも一杯あるんで、どうしてもそっちに行きがちです。そうハレの日の食べ物の位置づけでいいと思うんですよ。

今回は、東京日本橋・三越前周辺でお仕事でしたので、お昼に頂きました。今回も出来立てがやってきてふわふわの鰻です。身がとろける。鰻の香りがよかったものですから、この日は粉山椒も全くふらずに全部頂きました。皆様、粉山椒使われますか?

ここの鰻屋さんは夏にね、京急百貨店内の店舗で食中毒があってnewsにもなってしまっていました。お亡くなりになった方もいらっしゃって、大変なことでした。当該の百貨店内の店舗は閉店になってしまいました。私が行くお店は三越前の本店のみで、最近どうなってるかなという思いもあり年末に頂きました。ここの鰻もやっぱり美味しいですよ。衛生管理はどこのお店においても大切ですが、その上で美味しい料理を出し続けて頂ければと思います。ここのお店は東京で頂くことにしている鰻屋さん数店のうちの一つにしていまして、なくならないで欲しいですね。

SNSの時代になって、すぐに炎上したり、ぼこぼこに叩かれたりして社会的に大きなダメージを食らうことがままある世の中で、それはどうなんかなぁって思ったりしますね。「幻滅!」とか「もう行きません!」とかじゃなくて、「大変なことになっただろうけど、改めるところを改めて、ええもん出してよ、応援してるで。」ってのがありたい姿のように思いますけどね。

↓前回の鰻entry↓
岐阜#3 鰻 & 鯉 @岐阜羽島
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3101.html

Category : 関東
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Have your best Christmas

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今年も残すところわずかになりました。紛争や事件などが今年もありました。平和であらんことを。Merry Christmas。

今年も単身赴任宅近くの梅田Sky Bld.のChristmas Marketを覗いてきました。今年も大きなLEDマッピングツリー(高さ25m)が飾られていました。いろんなものが表示できるこのマッピングツリーはLEDを約13万球も使っているそうです。

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お店でいろんなものが売られていました。いろいろ覗くのが好きなんですけど、ともかく人が多くて、、、。毎年Chrismas seasonにいろんなところでornamentを買うのですが、今年は欧州出張が11月末にありましたので、HelsinkiとAmsterdamで1つづつornamentを買いました。

Christmas marketは楽しい場所のはずなのですが、MagdeburgのChristmas marketで起こった事は本当に痛ましい。どんな背景があろうとも安らぎを求める人々の命をこのような形で奪ってしまうのは悲しいことです。今年も世界中での戦争・紛争や事件があり、今日この時間も多くの人々がつらい思いをしていることを忘れずに。

Many people want peace, but we still have been many conflicts and incidents this year. May peace be with you all. Merry Christmas.

Category : Days
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熊本#7 阿蘇山に久しぶりに行った

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おはようございます。今週末で仕事納めですねえ。忙しい最終週を過ごすことになります、、、最終週なのに週の真ん中に出張が入っているという、、、。ははは。今日は夕方に東京移動です。

さて。もう1カ月半ほど前ですが、熊本旅に出かけてきたんですよ。別に半導体工場を見に行ったわけではありませんが、半導体関連企業がいろいろと出ているのを聞いていますし、にわかに求人も増えていると聞きますが、そんなことを横目に阿蘇山に行ってきました。

阿蘇山は過去に約30万年前から約9万年前の間に4回の大規模な噴火をしたらしく、古い方からAso-1、Aso-2、Aso-3、Aso-4と呼ばれています。その4回の大規模な噴火によって現在の阿蘇山の姿、阿蘇カルデラが形成されています。カルデラというのは噴火によってできた地下の空間が陥没して凹んだ状態なのですが、現在の阿蘇山のエリアは、カルデラ形成後の約7万年前以降にカルデラ内に中央火口丘群が形成されていて、現在の阿蘇山の姿となっていましてね、、、。

今回の熊本旅のメインはこのAso1-4の火砕流の跡です。ということで1つ目はやはり中央火口丘ですよね。

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流石に噴火の跡がそのまま残っていて、噴石がどかんとある風景は、もう火星モノの映画が撮影できるような風景です。こんなの飛んで来たらひとたまりもありません。@中岳第四火口。

↓前回の熊本entry↓
熊本#6 きくらげとニラと卵 @ 自宅
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-2153.html

Category : 九州沖縄
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Days 心斎橋の人人人 @心斎橋

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こんばんは。今日も夕方まで「自宅で体を休める週末を!」ということで読書をしたり、映画を見たりして過ごしておりました。今日も、ということは「昨日も」でした。

昨夕は、少し日頃の買い物をしたくて難波まで出かけましたが、Book *ffに入っている間に、雨が降り出してアーケードに観光客が一斉になだれ込んできたためでしょうか、まったく身動きが取れないほどに人人人に、、、。いくらinboundで多くの外国の方が訪れることはwelcomeと言っても、こんだけ混んでしまったら、overtourismで気の毒になります。特に親に連れられてやってくる子供たちの気持ちを考えると、、、。

初詣で京都に出かけるぐらい身動きがとれませんでした、、、これはつらかった、、、。

Category : Days
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Saijiki 今年の紅葉 2024 @京都府立植物園

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おはようございます。ようやく週末ですね。私はこの週末は関西にいる予定です。皆様お元気でらっしゃいますでしょうか。

今年は紅葉のシーズンが少し遅れました。先週京都府立植物園にお邪魔したのですが、写真のようにまだまだきれいでしたね。

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今年の京都府立植物園は夜間ライトアップの代わりに、Light Cycles Kyotoというイベントをやって集客と収益を狙っているみたいですが、どうなんでしょうかね。

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植物園では紅葉散策マップも配られていて、紅葉のメカニズムの簡単な説明であったり、葉が赤くなるのを「紅葉」、黄色になるのを「黄葉」というというところまではよくある説明ですが、褐色になるのを「褐葉」と呼びますなど、植物園ならではの豆知識を入れてくるところが、私は好きです。

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ともかく、紅葉はきれいだった!ということで。

Category : Saijiki
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富山#17 とろろ昆布の入った椀物 @富山市内

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おはようございます。皆様年末年始はどのような過ごされ方をされるのでしょうか。今年は9連休になるという方も結構いらっしゃるのではないでしょうかね。私は、、、体調を整えたいですねえ。

さて、今日のentryは先週、12月11日、12日と富山出張をしており、その際にお寿司屋さんで頂きました椀物です。そう、とろろ昆布が入っていました。これ、美味しいわぁ。富山は昆布の消費量が全国1位ですからね、様々な料理に昆布が使われています。

ところでとろろ昆布ってどうやって作られているかご存じですか。とろろ昆布は、沢山の昆布を重ねてプレスして大きなブロック状にしたものを機械で削り作られています。側面を削っているので細い糸状になっています。よく似たもので、おぼろ昆布がありますが、おぼろ昆布は黒い皮付きのままの昆布を薄く幅広に職人が手すきで削ったものですね。

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お寿司屋さんなので寿司の方がメインですし、ここの富山で獲れたお魚のお寿司はそれはそれは美味しかったのですが、今日のentry的には私は「とろろ昆布の椀物」に注目したのでありました。

ご馳走様でした。

↓前回の富山entry↓
富山#16 みょうが寿司をお昼に @富山市内
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3154.html

Category : 中部
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香川#15 二十四の瞳、岬の分教場

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こんにちは。今回は、小豆島の旅の続きです。9月の小豆島へのフェリー旅では、「二十四の瞳」の舞台となった岬の分教場も訪れました。場所が島の中心からは外れた島の端にあるものですから、電動アシスト自転車ではかなりきつい場所でしたが、海を見ながら走りたいの一心で走ることができました。

壺井栄の作品を原作に、映画「二十四の瞳」は、壺井栄の出身でもある小豆島でロケがなされました。原作には「瀬戸内海べりの一寒村」としか書かれていないので具体的な地名は出てこないのですけどね。原作が1952年で映画が1954年だから映像化したかった作品だということがよくわかります。

映画「二十四の瞳」の舞台となったのが写真の田浦分校。1902年(明治35年)に建てられた木造平屋建校舎です。その後、苗羽小学校田浦分校として使用され、1971年(昭和46年)に廃校となっています。映画が撮られた1954年頃は現役で使われていた校舎だったんですね。

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木造の教室。ある年代というか地域もあるかな、懐かしく感じる方もいらっしゃるかもしれません。私の学んだ学校は大阪の新興住宅地の学校でしたので、こんな風情のある学校ではなかったですが。


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廊下の様子もいいですよねえ。

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学校の目の前は、海がひらけています。

そういえば、映画で主演した高峰秀子(1924-2010)さんは、今年が生誕100年でしたね。

↓前回の小豆島の旅entry↓
香川#14 小豆島尾崎放哉記念館を訪ねる @土庄町
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3152.html

Category : 四国
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大阪#156 ハンバーグにゆず @箕面

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おはようございます。昨日今日と出張で徳島に来ておりますが、今日は大阪からレンタカーで移動してきました。昨日は大阪を正午頃の出発でしたので、箕面萱野の近くでお昼を頂きました。

ここは手作りハンバーグのお店なのですが、名前もそのまま「手造りハンバーグの店」です。住宅街の中にあるお店で私共がお邪魔したタイミングではお客様がほかにはいらっしゃらなかったのですが、オーダーして出てくるのを待っているうちにあれよあれよとお客様でいっぱいになりました。人気のあるお店なんですね。

和風のハンバーグというのはおろしハンバーグなどありますけど、写真の通り、すったゆずがたっぷりのったこのハンバーグは日ごろ味わうことのない新鮮なお味でした。

箕面はゆず押しなんですよね。というのも箕面の止々呂美地区が実生栽培のゆずとしては有名な場所で日本三大実生ゆず栽培地だそうで、箕面のほかは、埼玉県毛呂市と京都府水尾だそうです。

ゆずとハンバーグ、あいますよ!ご馳走様でした。

↓前回の大阪entry↓
大阪#155 南海そばで〆 @南海なんば駅
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3132.html

Category : 近畿
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Book#47 「柿の木のある家 他十五編」壺井 栄 著 旺文社文庫

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こんばんは。今日は午前は、片づけをしたり、本を読んだりしておりました。午後はいつもの植物園に出かけてきました。やっぱり私は出かけるのが好きなんですよね。小石川植物園のシセントキワガキの実も食べられるってことを書きましたけどね、まぁ金柑より小ぶりな実で、種が3つ4つ入っていることを考えると食べやすい普通の柿も食べたいですねえ。

今日の本「柿の木のある家」の柿は村でもよく実のなる木で、その家の子供たちにとっても自慢の柿の木。祖父にとっても、そしておじさんにとっても大切な木としてこの作品の中心をなしています。この木の周りに時間が流れます。

作品の最後の方で、

「柿の木は、こういう風景を、にこにこ笑いながら見おろしているようです。柿の木にとっては、この下でかわされる子供たちの話や、歌声や、ときどきはむずかって泣きやまぬ赤ん坊の泣声や、道ばたまでとどく、長い繩でつながれた山羊が、草をたべている姿など、毎日見ても、見あきない風景でありましょう。そして、あまりの面白さに、人間にはわからぬ柿の木の声で、はっ、はっと笑い出すと、そのはずみに柿の葉が散るのかもしれません。」と書いています。

柿の木から見た人々の生活の営みは何とも不思議で面白いものなんだろうなぁと思わせてくれ、作品を読むとほっこりとします。もともと「柿の木のある家」で執筆されていたのですが、1944年(昭和19年)初出時の表題は戦時中のため「海のたましひ」として改題されて出されたそうです。戦後、改めて筆を入れて改作、1949(昭和24)に山の木書店版として出ました。戦争というのはいろんなところに影を落とすものです。

ちなみに私が持っているのは、写真の旺文社文庫版。旺文社も昔、文庫を作っていたのです(1965-1987)。旺文社ももともと「歐」の字だったですが、敵性語だとかいうのを避けるため、旺文社にしたんだとか、、、いや、ほんと同調圧力と空気に押し切られた戦前の日本のたどったことを思うと、よくよく考える必要があるよ、と思います。

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話が横道にそれてしましました。柿の木から見た、人々の営み。どんなふうに見えているのでしょうかね。

<追記>
表題作は青空文庫にも収められています。

Category : book 本
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Saijiki シセントキワガキの実 @小石川植物園

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こんにちは。昨日は寒い中、今年最後(の予定)のゴルフコンペに出ましたけど、ちょっとスコアは、、、ねえ、という残念な結果でした。来年リベンジだな。

先日12月8日、ちょっと長引いた風邪がようやく落ち着いた妻と一緒に、小石川植物園(東京大学大学院理学系研究科附属植物園)に紅葉を見に行ってきました。温室の周辺のイロハモミジの並木は寒さにあたって色鮮やかに紅葉していました。この植物園は桜の木がたくさんあるのですが、桜の方はほとんど落葉しており、冬支度が整った様子でしたね。

植物園の正門から入ってモミジ並木の向こう側にあるシセントキワガキの木にかわいらしい実がたくさんなっていました。シセンは中国の四川。このあたりを減産とすることから。トキワは常緑だからですね。中国では乌柿(Wu Shi:wū shì)と呼ばれ、四川省西部、湖北省西部、貴州省、湖南省、安徽省南部など分布しています。一般的なカキとは異なって枝に直接できず、柄にぶら下がってできますのでちょっと変わって見えます。ちなみに実は甘くて、食べられます。ロウヤガキとも似ていますが、ロウヤガキは落葉するのですけど、これは常緑なので見分けやすいですね。

みょうが寿司から茗荷谷にある小石川植物園につながった?いや強引すぎですね。茗荷谷も昔、茗荷畑がその地名となったんですよ。

Category : Saijiki
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富山#16 みょうが寿司をお昼に @富山市内

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おはようございます。12月も後半に差し掛かりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。先週12月11日は、東京から富山に朝から北陸新幹線で移動し、その間もweb面談が入ったりしてバタバタしていました。富山にたどり着いて荷物をdropしようかとhotelの近くまで来たのですが、お昼ご飯で考えていたお店が開いておらず、地場のものを売っているお店で「みょうが寿司」とおにぎりを買って軽いお昼ご飯としました。

今回頂いた「みょうが寿司」も、旧大山町(富山市)の小佐波地区で採れるみょうがを使った名物として、郷土自慢の一品となっているようです。みょうがの鮮やかな赤色としゃくしゃくの食感がたまらなくあっという間に2つ食べてしまいました。

笹の葉に包まれたこのスタイル、鱒寿司と同じですよね。この笹の葉に包まれたみょうが寿司が出てきたのは新しいようで、もともとは講や祭などのハレの料理として、炊きたてのご飯で酢飯を作り、みょうがと鱒のほぐし身を混ぜて、それを茶碗によそっていただく「混ぜ飯」のスタイルなのだそうです。こちらは家で作ってみたいですねえ。茗荷の旬の頃、8月から10月頃に頂くものが香りもフレッシュでいいでしょうね。旬の時期以外は酢漬けや味噌漬けのものを用いられることもあるそうです。味噌漬けが食べてみたい、、、。

茗荷といえば、古くから食されてきた食材(まあ多くの食材がそうでしょうけど)、7Cの長屋王邸跡の木簡には醤津名我(みょうがの醤漬けか)が見られますし、延喜式にも記載がありますので、少なくともその頃からは食すようになっていたことが推測されます。

ご馳走様でした。

Category : 中部
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富山#15 コロッケそばをお夜食に @富山市内

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おはようございます。今週は東京出張→富山出張という流れで、昨日今日と富山におります。blogは今月も遅れ気味ですねえ。残念。

今朝の写真は昨晩、飲み2件をはしごした後、一人で総曲輪周辺を夜散歩をして最後に〆で頂きましたコロッケそばです。富山を知る方ならご存じの通り歓楽街のあたりなので、夜散歩といっても声をかけられたりしてもお店に入るわけでもないので、申し訳ないので、ささっとという感じですけどね。12時を過ぎているというのにも関わらず、蕎麦屋の店内には沢山のお客様がいらっしゃいました。つまみで飲めたりするので人気店です。

私はお夜食ですので、もう飲まずにコロッケ蕎麦だけ。今や全国区のコロッケ蕎麦ですが、富山っぽいというか北陸っぽいといえば、添えられたかまぼこでしょうかね。この赤の「の」の字、「赤巻き」と呼ばれるかまぼこが入ってると、あぁ、富山だなぁなんて思うんですよね。普段使いでもかまぼこを多用する食文化があるので、全国での消費ランキングでも、仙台市(頭一つ抜けて多い)、長崎市についで3位です。(総務省統計局:2021年(令和3年)~2023年(令和5年)平均)さすが。

お蕎麦もおいしくて、ほっこり。ご馳走様でした。東京大阪より寒さを感じる富山ですけど、雪はこの週末からのようですね。さて、今日も一日頑張ります。

富山#14 氷見うどんを食べて急いで帰ってきた @富山市内
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3108.html

Category : 中部
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香川#14 小豆島尾崎放哉記念館を訪ねる @土庄町

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おはようございます。ようやく金曜日ですね。今週は月火と東京、水曜の朝に東京→大阪で移動し、昨日、昨日は会食があったりで遅くなってしまいまして、、、。さすがに体力が奪われているような気がしますね。

さて、今日はupできていなかった香川・小豆島entryの続きを書いておきます。9/7に行った小豆島にジャンボフェリーで行った事を書いたのが、10/5、その後触れられていませんでした。いやぁ、月日が経つのが早いですね。

香川#13 ジャンボフェリーで高松経由、小豆島へ
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3106.html

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フェリーで小豆島について、レンタサイクルとバスを駆使して(正しく言うとレンタサイクルが思ったよりしんどくて、途中でバスに変更した)、土庄(とのしょう)の方に向かいました。土庄では潮の満ち干で、道が現れたり消えたりする「エンジェルロード」にまず向かいました。干潮の時間を越えて満ちてくる時間帯でしたので、ね。まぁおっさん一人旅には似合わない場所です。「大切な人と手をつないで渡ると、願いが叶う」という、、、いや、おっさん独りやから、手は繋げないよ、、、。いわゆる陸繋砂州もしくは砂嘴で満潮時にはその陸繋部が水面下になることによるものです。おっさんにはこのような解説の方がロマンチックです。Tomboloというとか。


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続いて土渕海峡へ。この海峡、小豆島本島と前島の間を流れる全長2.5kmの海峡で一番狭いところで幅9.93m。「世界で一番狭い海峡」なんだそうです。正直、これが海峡って言われましても、、、。

そして、トップの写真、今日のentryタイトルにあるように、小豆島尾崎放哉記念館を訪ねました。人としての尾崎放哉はハチャメチャな人ですが、詠まれた句は素晴らしいものが多くて、、、。

香川#11 「海も暮れきる」吉村 昭 著 を読む(講談社文庫)
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-2835.html

上記のentryでも書きましたけど、吉村昭氏が小豆島に取材した1976年においても「なぜあんな人間を、、、」と言われたほどの悪名だったそうですが、今や土庄町に小豆島尾崎放哉記念館があります。放哉好きなら、訪れてらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうかね。放哉は晩年を土庄の西光寺の奥の院・南郷庵で過ごしており、その南郷庵を復元した記念館です。

この記念館が発行している「大空 放哉だより」で昨日発行されたものがuploadされていましたが、に大正14年12月26日に放哉が井泉水に送った手紙のことが書いてありました。その手紙には久しぶりの入浴の事を記しており、困窮しながらも句作を続けている様子が伺えます。

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吉村昭の小説のタイトルにもなった句の句碑です。この句碑の裏には南郷庵の近くにあった銭湯「三日月湯」の鏝絵が残されていて、そのことも上記のたよりに記事がありました。放哉、惹かれます。

Category : 四国
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東京#122 虎屋のゴルフ最中

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おはようございます。昨日は一日東京におりました。東京の街角も随分と紅葉が進んできました。

さて、今朝のentryは会社で頂いたゴルフ最中。その名も「ホールインワン」。決して私がホールインワンしたわけでもなく、周りでした人がいたわけではないのですが、、、。頂き物でした。さすがの虎屋ですから最中自体おいしいです。私、虎屋といえば羊羹一筋。かさばらないので手土産でも出張者への手土産で重宝しています。

ところでこのゴルフ最中、私羊羹ばかり買うので、このような最中があるとは存じ上げませんでした。そしてこれ、結構歴史あるものだそうで、初出は1926年(大正15年)だそうです。日本で初めてできたゴルフ場は1903年(明治34年)にできた神戸・六甲山の神戸ゴルフ倶楽部。それを考えるとまだまだゴルフを嗜む人口も随分と少なかった時代に、このようなゴルフボールの形をした最中を作ったっていうのですから、相当斬新なアイデアです。

来週末は今年最後のgolfの予定ですけど、まぁ結構大きめのコンペなのでホールインワンはやっちゃだめですね。狙ってできるわけではないですけど。そうそう、先週は、神戸ゴルフ倶楽部を開いた、英国人貿易商Arthur Hesketh Groom(1846-1918)が登場する小説を読んでいました。その話はまた。

え?虎屋は京都発祥だろ?entryは京都じゃないの?って思ったりしました?実は取扱店舗の数ですと、東京の方が多いんですよ、この最中。なので東京としておきました。

東京#121 冷やの梅わかめうどん @中野,東京
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3070.html

Category : 関東
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三重#6 ろっぽう焼きを頂きました @尾鷲

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こんにちは。ちょっと間が空きましたが紀伊半島の旅⑥です。わたくし甘いものに目がないのですがこの旅でも甘いものを買いました。尾鷲で頂いたのが、みのや製菓舗さんの「ろっぽう焼き」。六方(ろっぽう)焼きといえば、北陸や近畿に広く分布している焼き菓子で、角きんつばのように、六面が焼かれたものですけど、きんつばは小麦粉の生地ですが六方焼きは小麦粉と卵の生地です。

六方なので六面体のものが一般的なのですが、みのや製菓舗さんのは5角形に上下2面があるので7面体です。これは尾鷲の輪内地区には7つの浦があるので、7面体なのだとか。へええ。面白い。七方焼き、って呼んでもよかったかも。原材料表記を見ると小麦粉、卵など以外にもしょう油、みりんとかも入っているのね。

素朴なお味で私は好物です。おいしく頂きましたよ。

三重#5 尾鷲神社にお参りして、、、 @尾鷲
https://euyudo.blog.fc2.com/blog-entry-3144.html

Category : 近畿
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Saijiki 紅葉を楽しむ2024 @中野駅周辺

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おはようございます。この土日は東京は天気が良かったですよ。皆様はどう過ごされましたか?

海外出張から帰ってきたばかりで体調は万全とは思えなかったので遠出はしませんでした。土曜日は妻と中野駅で合流して、中野四季の森周辺を散歩しました。妻も風邪をひいていましたしね。楓の木もあってきれいに紅葉していましたよ。

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中野四季の森は、もともと旧警察大学校などがあった場所が移転に伴う土地処分で再開発された場所です。企業ビルや大学キャンパスなどがあり公園もあるので、中野駅前の憩いの場所になっています。結構イベントなんかも多かったりして、我が家もちょくちょく散歩しています。

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大学キャンパス側の並木もきれいに黄葉になっていました。

皆様は紅葉を楽しまれましたか?

Category : Saijiki
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