徳島#13 秋明菊~土佐泊で紀貫之
こんばんは。一つ前にシュウメイギクのentryを書きましたが、この時期は行く先、行く先で見ました。土佐泊の潮明寺でも見かけました。10月末に徳島方面へ出張に出かけましたのでその際、少し時間ができたので鳴門・土佐泊に足を延ばしました。
土佐泊は古く京の都と土佐を結ぶ海上交通の要所で寄港地で土佐日記にも紀貫之が立ち寄ったことが記されています。承平5年(935年)1月29日のことです。紀貫之はここで、
年ごろを すみし所の名にしおへば 来よる浪をもあはれとぞ見る
と詠んでいます。
写真の碑も傷みがあり摩滅しているため読みにくいのですが江戸時代のもの。この碑が潮明寺にありここを訪れた時に、この碑の近くに秋明菊が咲いているのを見かけました。「街道をゆく」を書いた司馬遼太郎さんもここを訪れています。
前回の徳島entry↓
徳島#12 冷かけ鴨すだち蕎麦
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