2013年07月24日

早々と・・・

世の中、早々と決まるのがいいこともあれば少々困りものなこともあります。プロ野球の場合、早々と監督の続投が決まるケースもままありまして・・・。


今日、巨人は原監督の続投が事実上決まりました丁度2年契約の最終年ということもあり、去就が注目される中、前半戦の報告受け取りも兼ねて原監督に続投を打診したのだそうな。原監督は全く出ていないとは言ってましたが、来年のドラフト会議の話もしたということから、本人も続投要請を受けていた(もしくは本人はそう思っていなくても、内々で進んでいる)のではないかと推測できそうな話しぶりでしたね。もうナベツネは「他にいねぇじゃねぇか」って宣(のたま)ってますし(笑)。

対して、中日のジョイナス・・・もとい(苦笑)、高木監督もオーナー報告を行っているのですが、こちらはオーナーが続投か否かは五分五分のような雰囲気を醸し出しています。もっとも高木監督は「2年以上はやらん」と言ってますが(ニヤニヤ)。
まぁ、高木監督も今でこそAクラスに踏ん張ってますが、他がダンゴ状態で運よく残っている状況ですから、3位になれなかったら、やりたくても辞めざるを得ないですからね。ゆえに「2年以上はやらん」の一言になっているんでしょう。おじいちゃんですから、夜の7時以降はおねむの時間ですし(苦笑)、極度のツンデレを発症していますしね(ニヤニヤ)。もっとも井端選手には瞬間湯沸かし器になる模様ですが(ギャハ)。
そうなると、後任どうするんだろうね。これは大変なことになると思いますよ。おじいちゃんのとっ散らかったお部屋をお掃除(苦笑)することから始めないといけないし、観客は増やせと怒鳴られる中でやらないといかんし、どうすんの(汗)。
OBからなら、かねてから言われている(私個人もそうしてほしい)立浪さんの擁立が一番妥当だと思います。それ以外だと山田さんとか牛島さんとか落合英二さんとかいなくはないでしょうけど、監督経験者の山田・牛島両名は散々だったということもあり難しいでしょうし、落合英二さんや立浪さんは監督未経験ゆえにどう転ぶかわからないという側面を抱えています


八方塞がりの中日の明日はどっちだ。<時の流れに身を任せ、その後はケセラセラだ(byジョイナス)。


時の流れに身をまかせ♪時の流れに身をまかせ
こちらは徳永英明さんのカバー盤。
テレサ・テン(原曲)盤はこちら



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2013年06月15日

ただ長いだけで収穫のない試合

今日行われた交流戦の一つ、ロッテ×中日の試合。たまたま地元のテレビ局が落合博満さんの解説で放送していたので、雨も降ってて家から出たくなかったということも相まって放送が終わるまで見ておりました
この放送が行われている間は、完璧に中日のリードで進行しておりました。しかし、試合展開は放送終了後に急激に動いたようで・・・。
放送の終わった8回裏にロッテが猛攻を掛け、先発大野雄大選手を引きずり降ろし、変わった鈴木・小林・中田賢一3選手をもフルボッコにして同点に(大野選手が変わったところまでは放送していたと思う)。私が午後6時のNHKのニュースを見ていた時に同点に追い付かれているのを見て、慌ててラジオのスイッチを入れたくらいですからねぇ(苦笑)。ネット上なら、「よし、風呂入ってくるか」→「M6-6Dの途中経過を見て呆然」のアスキーアートが飛び交っていたのではないのでしょうか(笑)。

そのラジオ中継を聞きながら、試合の行く末を見守ることにしたのですが、何とも酷い試合だなぁ・・・というのが感想。
9回表には2アウトまで追い込んでおきながら、3塁今江選手の悪送球(その後角中選手も送球ミス)で逆転され、同点にした意味が全く無意味に・・・。まぁ、9回裏に同じく2アウトまで追い込んでいて、井口選手のソロアーチで追い付かれたんですけど、岩瀬選手もなぁ・・・。全く無駄なことをやってるのを9回に見せられて、延長やむなしとまで感じました。
その後延長になって試合は停滞モード。このまま引き分けになるだろうと思ってた12回表にクラーク選手のホームランで、中日の勝ちロッテはお粗末な結果で負けちゃったとも・・・。12回裏のロッテの攻撃が終わるまで実に5時間44分。恐らく今期の中で一番長い試合になるのではないかと思います。


ロッテに関しては、追い付いたまではいいけど、そこから勝とうとする意欲がどこまであったのかなと。9回の失策といい、12回のホームランといい、不用意なところがなかったかと対象選手は反省して頂きたいですね。
で、中日は勝ったからいいや・・・と思っているのでしょうが、こんな勝利は紙くず同然こんなことで万歳三唱しているのであれば、何ともおめでたいファンだなと。確かに1勝の重みというのは計りしれません。でも、今回の勝利は相手の失策で得たものだし、采配としては結構お粗末な部分もあると思われ、ある種運だけで勝っているもの。当たってた山崎武司選手を外して森野選手に変えるとか、万全ではないとはいえ谷繁選手は控えのままとか、先発の大野選手をそのまま引っ張るとか・・・。
特に投手の采配に関しては、大野選手に完投能力がないと思っていたのなら、8回はセットアッパーで岡田選手とか出せばいいのに、こんな時に限って酷使とか考えて使わないとかあり得ない日曜日の試合が終われば、4日間試合がないのですから、思い切って使うのも一つの手段。酷使と言われたって、4日間試合のないのを上手く使わない手はないはず。そうすれば中日快勝で終わってたのにねぇ・・・。正直前半の中日の戦いっぷりを見て教の成瀬選手はダメだなと思ったくらいなのに(笑)。


繰り返しますけど、こんな勝ちで大喜びの中日ファンはおめでたい人達勝てばいいというなら、何で落合元監督のクビを止めなかったのと言いたい。高木ジョイナス監督と一緒に休養して下さい。今日の試合を見てそう感じました。この人では中日は強くなるどころかおかしくなるばかりだなと。3位に残れれば奇跡と言っておきましょう。


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2012年10月24日

内輪もめとも老々介護とも取れるあの展開のなれの果て

今日の中日スポーツを買った人は相当驚いたに違いない。その見出しは『権藤コーチ退団へ』
実に関連(親)会社らしいスッパ抜き方だなとか思いつつも、もう一つの新聞である中日新聞にはそのことが全く盛り込まれてなかったのは、締め切り時間の違いだけではあるまいな(汗)。
その記事が大当たりですよ~とでも言わんがごとく、その日のうちに記者会見が行われ、中日の権藤投手コーチの退団が正式に決まりましたその日の夕刊には「全く悔いはありません」とか書いてありましたけど、ホントかねぇ(ニヤニヤ)?
いや、それ以前にやたら若手に投手コーチを一任させたいとか強調してましたけど、その前に高木・ジョイナス・守道監督(以下ジョイナス監督(笑))の代わりを招へいできるように総合コーチ職(という名の監督代行)を用意しておいた方がいいですよ(ギャハ)。


というわけで、大方の予想通り、権藤コーチが辞めました。そして大方が想像している通り、辞めたのではなく半ば辞めさせられたのだと推測できるでしょう
その推測をしたくもなる理由、それがジョイナス監督との衝突。もう試合中にやるなよと言いたくなるほどひどいものでした(新聞の記事にもなったほど)。しばしば投手起用で大揉めに揉めた、それが理由だと思います

たぶん決定打になったのは、クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第5戦、あの巨人が劇的サヨナラ勝ちを収めたあの試合ジョイナス監督は三振を取れる投手(誰のことを指しているのかは不明)と思っていたのですが、権藤コーチは巨人が後攻(つまりサヨナラを取れる展開)なので、山井選手と考えていたのだそうな。ところがその起用でジョイナス激怒。その後のインタビューでも「権藤に聞いて」と落合前監督も真っ青の『マスコミカエレオーラ』を噴出していたそうで。

投手起用で揉めたというのは、先述以外の起用法もありまして。
名古屋で中日関係の仕事をしている伊集院光さんが先日「深夜の馬鹿力」で述べていたことを引用要約(一部私の経験も加味)すると、権藤コーチは過去に肩を壊した経験から、投手には長い期間連投させないよう配慮を持って起用したとのことらしい。ところが、ジョイナス監督は野手出身で華麗なファインプレーでも「普通」・「これだけやれるのは当たり前」と言いのけてしまうほどのストイックな人で、どちらかというと型にはめがちで連投やむなしの人。そのために、3点差以上でも浅尾選手(ないしは岩瀬選手)という投げさせ方をしているのだそうな(実際不可解な投手起用はあったし、浅尾・岩瀬両選手の不振やケガは経年劣化だけでなく、ジョイナス監督の起用法にあるんじゃないかと邪推したくなるほど)。まぁ、伊集院さんがレギュラーがなくて苦労した時代にジョイナス監督から「お前が来ると負けるから帰れ」と言われたことを積年の恨みに持っていて嫌っていることから・・・だけのものじゃないとは思いたいけど(苦笑)。


いずれにしても、ストッパー役がいなくなり、ジョイナスの介護はこれから誰がやるのかが気掛かりでなりません介護が上手くいって優勝戦線に残れる(もしくは優勝奪還まで至れる)のか、はたまた介護できずにチームが空中分解してしまうのか、近日発表される後任に期待が集まりますね。


とにかく、ジョイナス介護お疲れ様でした、権藤さん(爆)。


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2012年07月17日

高木監督「嫌な予感がする」→岩瀬選手打たれサヨナラ負け(笑)

今日は中日の高木監督の誕生日。マツダスタジアムでバースデーケーキが振る舞われたそうだよ。高木監督の似顔絵のデカデカ載った極めて悪(以下自主規制(笑))。
その時、報道陣の人達が♪ハッピーバースデートゥーユーを歌ってくれたんですけど、その曲に関して高木監督がこう噛みついたんだよ。


「声が揃ってないなぁ。嫌な予感がするなぁ」


そして、迎えた広島×中日。
試合は、終始中日のペースで進み、0-2に迎えた9回裏、中日は盤石の抑えである岩瀬選手を送りこんできました今日は高木監督へ誕生日プレゼント代わりに勝利を届けないと男がすたる・・・と、岩瀬選手をはじめ中日ナインがそう思ったのか否かは不明ですが、まぁここで勝たないと悪いですわね、普通。

しかし、その岩瀬選手が打ちこまれ、堂林・迎両選手のタイムリーで一気に同点にまで追いつかれてしまったのです。
そして打席には石原選手。ここで打たれるとサヨナラになるという場面で、石原選手は何とスクイズを仕掛けたのです。
そのスクイズが絶妙なところに転がって、ランナー生還。広島は甲子園も真っ青な見事なサヨナラ勝ちを収めたのです。逆に中日は守護神岩瀬でサヨナラ負け。しかも、ただ打たれたのではなく、最後はスクイズを決められてしまうという後味が極めて悪い結果になったわけです。


もっとも、岩瀬選手には『予兆』がなかったわけではないわけで。
先日の巨人戦で、高橋由伸選手に死球を与えたのがきっかけで崩れてしまい、その間隙を阿部選手に抜かれて逆転負け・・・ということがありました。でも、次の試合では見事に抑えていたので、見事に立ち直ったかなと思っていたんですけど、じわじわ効いていたんだな。


さて、この試合を予見していたのではないかとも思える高木監督試合後の記者会見で、御大がどう仰ったのか楽しみだね(ギャハ)!いやね、明日の中日新聞のスポーツ欄が気になって仕方ないよ(ゲラゲラゲラ)。
もうご存じだと思いますが、私は地元では極めて珍しい(?)アンチ中日ドラゴンズですので(ニヤニヤ)。


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2012年04月18日

いつもどおりだぜ!DeNA

今年もDeNA(横浜)はゼッコーチョーです。中畑さんが監督になったからって、こうも上手いことをやってくれんでも(苦笑)。


今日も広島に負け、早くも10敗目。夢の100敗までマジック90(残129)になりました。

今日のDeNA、終盤9回に何とか1点をもぎ取っていましたが、昨日は6度目の零敗
いまだに今シーズン広島に勝っていません。これは春の珍事です(笑)。たいてい、こいのぼりのシーズンまでしか持たないって言われた広島はいいところまで突っ走るかもしれません基町さんの歓喜する姿が早くも目に浮かんで泣けてきました。さーて、広島のクライマックス進出が先か、基町さんの結婚が先か、さぁ張った張った(ギャハ)!

で、中日の高木監督は、若手が積極的に打っているのに、ベテランがダメダメだったことにおかんむり(特に井端選手は名指しで非難)。「何しとんだと言いたい」とまで言い切ったそうですけど、それはDeNAに対して嫌味で言ってたんでしょうか(苦笑)。もっとも、肝心要の中畑監督はお怒りモードを通り越し、「プロ野球選手としては、いい加減にしなさいと言われても仕方が無い」・「(打線が)機能しなかった」と他人事(ひとごと)状態。何かの悟りを開いたようです。14試合目でこのコメントはなかなか言えませんよ(ニヤニヤ)。
そのうち、この日惜敗した日本ハムの栗山監督が「最後に(ファイターズらしさを)見せてくれた」と言っていたように、あまりの潔い負けっぷりに中畑監督が「最初から(ベイスターズらしさを)見せてくれた」と言ってしまうかもしれませんね。


いずれにせよ、見られた試合やダイジェストで見る限りでは、打てない守れないが顕著で、まぁ正直な話、一体キャンプから何やってたのと言いたくなりますけれども、4/15の中村紀洋選手の劇的なサヨナラホームランのような華のある試合をやってのけれるんだから、もうちょっと個々のポテンシャルを発揮できるようにする練習をしてもよかったんじゃないかと。もちろん個性の突っ走り過ぎはよろしくないのですが(爆)。


例年以上に突っ走ってるDeNAを見ていると、某サイトの管理人が息をしていない・・・いや、どうも息をするのもあきらめてしまったようです(爆)。またカムイカムイって言いたげな顔をしてますが、アイヌの神様でしたっけ、センセ(苦笑)。


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2011年10月17日

去る監督あれば、就く監督あり

ポストシーズン前ですが、もう今後の人事で動いている球団もあります。


まず一番早く動いたのが日本ハム。9/15に突如辞任会見を行った梨田昌孝監督に代わり、栗山英樹さんが新監督に就任することが決まりそうです。

栗山さんは教員になろうと思っていたものの、野球への情熱を捨て切れず、ドラフト外でヤクルトに入団。以降ヤクルト一筋で現役生活を送りました
役生活時代にはメニエール病(内耳疾患の一つ。激しい耳鳴り・難聴・めまい・耳閉感が一気に襲いかかる病気)との闘いの中、レギュラーを死守した経緯もありました。ところが、野村監督(当時)就任後、レギュラーから外されたことがきっかけで、29歳にして現役引退し、以降は野球解説者・ラジオ番組のパーソナリティ・大学教授・少年野球の指導員などで外から野球を見つめてきた人物でもあります。
元々古巣のヤクルトからも招へいがあったものの、理想が高すぎたために白紙になったそうです。

日本ハムが彼を招へいした理由は、自身が北海道を中心に活動しているだけではないようです。
日本ハムは、どうも栗山さんを買っていたところがあったようで、『将来のGM(ゼネラルマネージャー)候補』として見ているようです。
ご存知のように、日本ハムはフロント・GMの力が絶大な球団で、監督の采配よりもフロントの育成が功を奏している部分もあったりします高田繁さんがフロント(GM)にいた頃は2軍の育成と1軍との連携が上手く行ったことでリーグ優勝や日本一を勝ち取ったと言われています。
また、栗山さんが築いた人脈にも注目しており、実際日本ハムのオーナーである大社啓二(おおこそひろじ)オーナーとも親交があり、事あるごとに球団運営のアドバイスを頂いていたそうです。
ただ、監督・コーチ経験が全くなく、どこまで今までの解説時代の『貯金』が生きてくるかが気掛かりです。まぁ、中日の落合博満監督のように、全く経験のない人物が大化けした例もあるので、お手並み拝見・・・といきたいところです。


そして、阪神の真弓明信監督。
以前にも書いたように、クライマックスシリーズが進出できなければ退任とされていたのが、巨人がクライマックスシリーズ進出を決めたことで現実になりました。実は10/7の横浜遠征の時点で球団社長と会談をしており、その際に身を固めていたようです。
正直誠に残念というのか、無念な思いで辞めていくのだろうなと思います。残り7試合で4位が確定してしまったのですから、まさに残念至極という思いでしょう。

そこで後任に上って来たのが、あの梨田日本ハム監督関西圏では人気を誇る人物だったそうな。
恐らく日本ハムの成績を見ての判断だと思うのですけど、外様には冷たいとされている阪神星野楽天監督が外様として優勝しているくらいで、ほとんど阪神OBが監督の際に優勝しているというふう。その風穴を敗れるのかが、もし就任した際の焦点になるでしょう。


なお、中日は落合監督が退任し、高木守道さんが着任するというのは以前書いた通り。
先日ナゴヤドームの試合がテレビ中継された際、解説で出ていたので、次期監督として何かしゃべるかなと思い見ていたものの、その気配は全くなし。それどころか、若干アナウンサーとの反応が鈍かった気がするのが気になるところでした。この鈍さが采配に響かないか、ひいては1年間監督として全うできるのか、来年の高木采配は、中日の今後を占う上で重要になってきそうです。


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2011年09月22日

オレ竜監督の見納めだ

中日の落合博満監督が契約満了の理由で今期限りでの退任を発表しました。
落合監督は3年契約の最終年で、本人にとっても野球殿堂入りなど節目の年だったので退任することにしたと球団側は発表しています。あとは球団に新風を吹き込ませるのには丁度いい時期であるということ、無用な混乱を避けるには丁度いい時期だったことなどを挙げています。


落合監督は山田前監督の退任(注:既に代行監督に切り替わっていた)に伴い2004年に就任。彼は現役時代をほうふつとさせる独特の采配、いわゆる『オレ竜采配』で、巧みに選手を操りかつ敵を翻弄していきました

特に名将と言われる要素になったのは、私が思うに2つ
1つ目は「10%の底上げ」で就任1年目で優勝を成し遂げたこと
就任当初、落合監督は現戦力を徹底的に分析した結果、トレードもフリーエージェントも活用せず、現行戦力の底上げだけで優勝させると宣言。当時は周囲の球団からは奇異な目で見られたものの、ふたを開ければ、充実した投手陣をフル活用して見事優勝を果たします
2つ目はノーヒットノーランの投手を替えてまで勝ちにこだわった姿勢
今でも賛否両論言われていますけれども、ノーヒットノーランをしていた山井選手から岩瀬選手へ継投し、無事系統でのノーヒットノーランを達成しました。確かに投げさせてもよかった場面なものの、セオリー通りで行くという点と点数差があまりなかったこと、打順は下位打線でも、1本でも打たれれば上位打線に回ることを考えれば、この流れは納得がいくと思います。

優勝3回・日本一1回、今シーズンも優勝を争う状況下を考えると、これまた見方が分かれます。
まず、いいふうに見れば、まだ辞めさせるべきではない
これは、成績をみるとわかります。
先述の功績に加え一度もBクラスに落ちなかったという実績、年齢面を考えれば、まだまだやれると思える成績です。入れ替えるとすれば、1軍コーチ陣を若手にして将来の監督候補を育てるという改革を行って2・3年任期を全うするという手もあったかと思います。
しかし悪いふうに見れば、今シーズンの成績がよろしくないから引責したという推測が取れるでしょう。
表面上は2位に収まってはいるものの、一時は5位に低迷したこともありました。開幕戦では横浜に負け越されるなど、今シーズンの試合の中には思わず「?」となることが多かったと思います。
特に酷かったのが打線。森野・井端に始まって、ブランコ(彼の場合は怪我の要因も無きにしもあらずだが)・グスマン・和田(注:ここまで敬称略)といったスタメンが全く機能していなかったのがそれを象徴しているでしょう。またセンターを固定しなかったことも痛いのではないかと思います。大島選手という昨年活躍した選手を固定して、試合状況や個人の調子に応じて変えていってもよかったのに、それをしなかったのも落合監督の迷いがあったのではないかと思います(怪我などの要因もあったと思うので一概に言えないものの、捕手と並び要の守備位置がコロコロ変わるのは正直選手も落ち着かないのでは)


ちなみに、後任はCBC解説者の高木守道さんが就任することになりました。ただ、年齢が70歳という点も考えれば、単年契約の可能性と大物OB起用への『繋ぎ』だと思えてなりません。というのも、優勝実績がなく、正直パッとした成績はないんですよねぇ(「10.8決戦」で優勝を逃しているらしいけど、正直印象にない)
そこで注目されるのがコーチ陣。恐らく次期監督になるOBを入れてくるのは間違いないと思います。となると、守備か打撃か総合コーチで、実績も人気も十分な立浪和義さんが浮かんできてもおかしくないのですが・・・


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)TrackBack(0)
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