DeNAの中畑清監督が退任することが決定し、今日の試合がラストゲームになりました。
万年最下位とも「横浜銀行」とも揶揄されるほどチーム力のないDeNA(当時は横浜からチーム名が変わった直後だった)を引き受けたものの、最終的にはAクラス進出という結果は残せず、就任していた4年間は最下位または5位という位置付けで終わり、退任する今年は最下位で終えることが確実になりました。
しかし、それでも上位に上がれるかもしれない底力を感じさせるものがいくつか出てきました。
まずは若手が伸びてきて、来年以降期待が持てるようになってきました。特にルーキーで活躍した山崎康晃(やすあき)選手や若手の井納翔一選手や荒波翔選手などが在任中活躍し、さらにはキャプテンにもなった筒香(つつごう)嘉智選手も中畑監督の下で大きく成長しました。
そして何より、親会社であるDeNAと二人三脚でファンサービスを行ってきたことで、伸び悩んでいた観客動員を回復させるにまでなりました。もちろん中畑監督の明るさと闘争心あふれるプレイスタイルによるところもあるのでしょうけれども、新規顧客の獲得には大きく貢献したのは間違いないでしょう。
来年の監督にはラミレスが就任するのではないのかという噂も流れております。それでも、中畑監督が築き上げた4年間のファンサービスや育成能力、そして親会社との関係を無にしない方に引き受けてもらいたいとも思いますね。
最後に、チームは上位に上がってこれなかったけど、十分に手強くて楽しみなチームにしてくれたね、キヨシ!4年間セリーグを盛り上げてくれてホントありがとう!またどこかのチームで監督やってくれよ!