FC岐阜、昨日はテゲバジャーロ宮崎と戦いました。
前節は鹿児島ユナイテッドFCに負け、9月のスタートダッシュをしくじった中でのホームになります。ただ、前節は庄司悦大選手がいなかったから負けたとポジティブに捉えられなくはないのですけど、今度は鹿児島戦でカード4枚の累積で宇賀神友弥選手が出場停止に。前節同様に緊急事態の中での戦いを強いられることになりました。しかし、宮崎の方もディフェンダーが累積で出場停止とのことなので、そこを突けば・・・というふうになりました。双方主力を欠く中で、普段通りの戦いができるかどうかで決まってくることになりそうです。
今回は珍しいスタメシの紹介から。まずはBeringei Cafe。JR岐阜駅から北西に歩いて5分のところにあるのを今回知った(爆)。
この試合限定になる「麻婆丼」を買った。ラップを取ればよかったなと今になって後悔(汗)。
見た感じは、とろみが無いので、ホントに麻婆なのか疑いたくなりますけど、味はしっかり麻婆だった。
挽き肉の旨味の利いた辛みの少ない味になっており、誰もが美味しく頂ける味に仕上がっていました。それなら、カレーをぶっ掛けても問題無いんじゃないかとかと思ったけど、ワンコインなのだから、それ以上贅沢を言ってはいけない(ニヤニヤ)。
だからなのか、岐阜車体工業の車(後ろに引っ張ってるカーゴのようなもの)で展開しているかとれあくらぶから「辛口キーマカレーパン」を買った。
カレーそのものだけじゃなく、衣も辛いようなことを書いていたけど・・・。
おお、これはいい辛さ。
挽き肉に辛みがかなり練り込んでいたようで、一口目からピリッとしたものを感じ取れました。衣に関しても、小麦の旨味や甘味はあまり感じられず、やはり衣にも辛い物が練り込まれていたようです。
そして、かさなるステージ。
先述の通り、累積警告で出場停止になった宇賀神選手(右)と夏場の間コンディションが整わなかったことを明かした田中順也選手(左)が登壇しました。
そういえば、いつもの人がいない(苦笑)。宇賀神選手は、いつもの人の後輩にあたる人なので、言いたい放題(爆)。近々いつもの人と対談するそうなので、楽しみですね。2人共まだ昇格をあきらめていないと述べていたので、今後の活躍にも期待です。
共に主力を欠く中での試合、岐阜に関しては、ルーキーの萩野滉大選手を右に据えて、右にいた生地慶充選手を左に据えたようです。
前半は、岐阜に関して言うと、ちょっとちぐはぐしたものになっていて、宮崎が押せるかな・・・と思っていたのですけど、宮崎も煮え切らないプレーが多く、総じて一進一退の攻防戦になっておりました。とはいえ、岐阜もヤバいプレーが横行していたので、宮崎が三歩進んで二歩下がる感じというだったでしょうか。
膠着状態になったかと思われた後半、岐阜はギアを上げてきたのか非常にアクティブになった、まるで別人なチームに(苦笑)。幾度かチャンスを築いたんですけど、終始運に見放された格好にもなり、結果的にスコアレスドローの引き分けに落ち着きました。
しかし、入ってもおかしくないチャンスもあって、後半4(49)分の庄司選手のシュートがふかしてなければなぁ・・・。もう庄司選手のアレ(爆)は毎度のことなので、知ってた(苦笑)。でも、そろそろシュート練習は真面目にやりなさいと言いたい(ニヤニヤ)。
そして、一番惜しかったのが後半終了間際(後半44(89)分)に出た松本歩夢選手のシュートがオフサイドの判定になっていなかったらなぁ・・・。横から見ると、明確なオフサイドだろうなとわかるので、宮崎の守備の運び方のよさ(運レベルだけどね)が光った宮崎側から見たらファインプレーで阻止した格好になりました。その前の遠藤元一→川上竜→松本歩夢の3選手という流れが素晴らしかったので、決まっていたら、本当の意味でスーパープレーとなって、今シーズンのナンバーワンゴール&ナンバーワンプレーになっていただろうし、松本歩夢選手は再びメサイヤの地位を得ていただろうと思うと、誠に残念でなりませんでした。
試合終了後、ホーム側に挨拶する宮崎のイレブン。天皇杯ではよく見られる光景ですけど、リーグ戦ではやるチームとやらないチームがあるので、ある意味新鮮だし、いい行為だと思う。チームのサポーターも相手チームのコールで対応してくれることもあるので、ウチもやってもいいと思う。ただ、TPO(Time Place Occation。時と場所と場合)なんだよね、この対応。
終了後にやって来た石津大介選手。
すっかり宮崎に溶け込んでいるようで何より。しかも今季4得点が全て勝利に絡んでいるという恐ろしい確率なので、打たれなくてよかったとも(苦笑)。
負けなくてよかったけれども、勝たないといけなかった試合を逸し、改めてお客がたくさん入る試合でなかなか勝てないジンクスは何とかしないといけないなと思わされました。しかも今月唯一のホームだったんだよね・・・。5000人以上が入って勝ちを届けられなかったのは、今後の反省材料だと思います。
この引き分けに伴い、上位に就けている中で、奈良クラブがFC今治と引き分け、FC大阪がいわてグルージャ盛岡に勝ち、鹿児島がSC相模原に勝ち、愛媛FCがアスルクラロ沼津に勝った中、カターレ富山がカマタマーレ讃岐に負けました。これに伴い、FC大阪が2位、鹿児島が3位に浮上し、富山が4位、沼津が6位に下落しました。岐阜に関しては7位と同じではあるものの、2位との勝ち点差が4に広がりました。今季のダークホースとも言えるFC大阪の存在感がかなり恐怖に感じますね。花園ラグビー場を本拠地にしているわけじゃないですけど、大柄な選手がタックルして相手チームを蹴散らしているかのような雰囲気を醸し出していますわ・・・。
しかし、このまま7位にいるのはマズい。何とかして浮上を掴まないとジリ貧になりかねないので、アウェイ2連戦を勝ちで乗り切らないといけない。
その初戦は、相模原。実は、先述の鹿児島戦では戸田和幸監督が体調不良で欠場し、高橋健二ヘッドコーチが采配を振るっていました。まさかこのまま休養に入って下手したら退任とかいう流れも無くはないのですが、3連勝中だったことと今までの流れを考えると、単純に休養だと思って見ております。なので、次の試合は何の問題も無く登場するでしょうから、対策は練りやすいと思うんですよ。
むしろ問題なのは、2戦目の松本山雅FC。今季調子が悪いとはいえ、腐っても松本山雅。彼らのホームであるアルウィンでは、ほとんど勝てない(過去2013年に唯一勝っただけ)。圧倒的なサポーターの熱量に浴びせられ、本来の実力を出せていないのではないかと思えるほど。今までとは違う若手主体のチーム、AC長野パルセイロのホームだった長野Uスタジアムを攻略できたのだから、アルウィンも・・・といければいいのですけど、全ては相模原戦に掛かっているのだろうなぁ・・・。
ともあれ、引き分けたことを悔やんでいてもいけない。必ず相模原線を落とさないといけないと思って、選手全員が同じ方向にベクトルを向けて挑んでいかないと、足をすくわれまっせ・・・。
残り試合12。J2昇格への勝ち点差は4。